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つばさ塾の教務の全ては、ある一方向を向いています。
その方向は、 家庭学習の充実 。
家庭学習って一言で言っても、
塾側が直接見ることのできないことだし、
そもそも家での勉強に不安がある子が塾に通うんじゃないの?
やらない子はやらないのだから、塾での学習が全てなんじゃないの?
こうお思いになる方もおられると思うのですが、
10年以上前、僕は「塾の学習が全て」という方針で
塾内での学習だけで徹底的に成績を上げていました。
生徒の成績が上がれば上がるほど、
あることが気になってくるんです。
生徒自身の 自己の能力の評価 。
入塾時は、この評価が 低過ぎる んです。
で、徹底的に学習指導(手取り足取り)すると
今度は 高く評価し過ぎる んですよね。
で、入試が近づいてくると、
否が応でも現実と向き合わなければなりません。
向き合った現実は、 評価に劣る自己の能力 。
こうなると、毎日塾に来ていても、
先生、これどうしよう?
あれはどうしよう?
不安で今にも泣き出しそうな状態になるんですよね。
以前記事にさせてもらった、 得点と実力のギャップ ですね。
こういう状態になった生徒は、
正解していても どのように考えて解答に至ったのか、
それを自分で把握して いないことが多かったですね。
あっ、ことわっておきますが、
あくまでも、「塾の学習が全て」という方針で、
僕が指導すると、 こうなったということで すよ。
それで、僕の考えは
数字(得点)だけでは、自己の能力は評価できない 。
となりました。
自己の能力を評価する、
言い換えれば、
あらゆる情報によって 自己を客観的に分析する 、ですかね。
ある問題に正解したとしても
そこに至る道筋(思考)には個性がある。
じゃぁ、ある生徒の道筋(思考)は、他と比べて
どのような傾向があるのか?
こういうことを考えるようになりました。
それで、いろいろなことを勉強する(調べる)ようになったのですが、
ありました、ピッタリとくる言葉が。
心理学の メタ認知 という言葉。
つづく・・・
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