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来季の国内太平洋クロマグロの漁獲枠の方針が決まったようですね。
大型に関しては 巻き網や流し網などの沖合が400トン増、一本釣りや定置網などの沿岸が5トン増
だそうです。
なんと沖合が沿岸の80倍も多いとのこと。
で、国際的には30キロ未満の小型を減らす代わりに30キロ以上の大型を増やす方針で来月の国際会議で提案される見通しとのことです。
参考↓NHK NEWS WEB
太平洋クロマグロの来季漁獲枠 大型は沖合漁業で400トン余増へ
都道府県別では、来月の国際会議の踏まえ正式に決定するそうですが、
大型で、青森508トン、北海道320トン、沖縄147トン、長崎173トン、
小型は長崎728トン、青森286トン、北海道113トン、富山98トン。
ちなみに大型は全国で1745.9トン、小型で2193.6の方針とのこと。
でですねぇ、この数字は各都道府県の沿岸漁業の 近年の漁獲実績に基づいて
割り当ててるそうですが、そもそも枠が決まっているので、大抵上限ギリギリまで獲りますから近年の実績もクソもないと思うんですけどね(笑)
オーバーしたらすっごい騒ぐのに、近年の漁獲実績とまぁ都合の良い時にその数字使われますね(^^;
ちなみにですね青森のNEWS WEBでは↓
沿岸漁業者団体 クロマグロの漁獲配分増やすよう農水省に要望
大間町など全国の沿岸で操業する漁業者の団体が17人が漁獲配分を増やすように農林水産副大臣に要望したそうです。
それもそうで漁獲の割合が、沖合漁業約6割、沿岸が4割程度を占めているんですね。
要望書では、
①沿岸でのクロマグロ漁が資源に与える影響は限定的。
②およそ20の組織が行う沖合漁業と、2万を超える個人や組織が行う沿岸漁業の漁獲配分は根拠に基づいていない。
ことが書かれているそうです。
また青森WEB NEWSによると
要望を行った全国沿岸漁民連絡協議会の高松幸彦共同代表は「魚がなくて混乱しているのではなく、資源が十分回復し魚がありすぎて現場が混乱しているという状況を副大臣に伝えた。沿岸漁業者が持続的に生活できるような環境を整えてほしい」と話していました。
とのこと。
まぁ、こんなお話が出て来ても当然と言えば当然。
しかし、何故でしょう??
腑に落ちない事があることにお気づきでしょうか
。
遊漁の話が一斉ないじゃない!!!(笑)
毎年、おこぼれ分しか貰えないのですよ。。。。
どこかでは400トン増えました、どこかでは5トンしか増えませんでした、どこかではそんな話にすらならないと言う・・・・何ででしょ(笑)
もう、漁業のこと知らない人にだって聞いたらわかるでしょう。
産卵期の魚根こそぎとったら数減ることぐらい。
それでも来年沿岸を退けてどかーーーんとそんな漁法ができる漁獲枠を400tも増やすんですから、資源管理って一体なんでしょうね?
あ、そっか、ちょっと増えすぎて、エサとなる資源減っちゃうから大型魚を減らそう!って流れならわかるんですけどね。
田舎の真面目な漁師なんて、一本釣りして思うようなサイズじゃなかったら逃がして、で、どこかでは網に入ったらみんなお亡くなりになってるもんだから、死んだ状態で大量にそのまま海にドボン。
で、田舎の漁師がちょっと違反したもんなら、吊るし上げるように世の中が騒ぎ立てる。
何だかわかりませんね(^^;
多分国の方針なので、それなりに関係者から言い詰められても返す言葉ぐらい用意はしているだろうし、いじめたくてイジメてるわけではないのはわかりますが、これはちょっとな~。あからさま過ぎるかな。
そんなことより、沿岸の枠増やして、田舎活気づけた方が良いような気がしません?
って私は思います。
名産の美味しい魚がこの町で・村で食べられるって言った方が田舎は活気づくような気もしますけど。
さて、このクロマグロをめぐる動き、来月以降どうなるのか注目です。
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