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1999年12月31日から恒例と化している「年越し山登り」。今年も登ってきました。最低三つ山を登らないと気が済まなくなってきた今日この頃ですが、そんな奇行に付き合う者もなく。今では毎年独り行事となっております。周囲からは異常者か奇人変人視されていますが、そんなもの今となってはお構いなしです。
今年は幸運なことに天候に恵まれ、降雪もなく(登山中に多少顔に降ってきましたが積雪になるほどの量ではありませんでした)、3/4ほど顔を出した月が行く道を照らしてくれておりました。
奥多摩駅で下車し、近くの神社で年越しを迎え、振る舞い酒を一杯とおでんを分けていただき(三杉会の皆様毎年有り難うございます!)、登山への腹ごしらえを整え、これから6時間に及ぶ独り行軍の開始です。
暫く道成に歩き「若松」さんという旅館の向かいの道を一つ目の山「鋸山」に向かって上がっていきます。昨年も綴りましたが、この道というよりこの先、夜は明かりが全く差し込みません。正確には人工的な全く灯りというものに無縁の道です。途中いくつか明かりを見つけますが、製材所(?)の非常口や出入り口の灯り程度で、他に明かりらしいものといえば「月明かり」くらいなものです。もう一つ書き加えるとするなら、「製材所(?)の先には全く灯りが無い」というところです。まぁ、夜は寂しいところですが、この様な寂しいところを好んで夜中に上がる僕も僕です。「奇行」といわれてもやむを得ずと行ったところです。
舗装された道は、鋸山の山頂付近まで延びているので、割と安全に登ることが出来るのですが、昨年出会った正体の分からない生き物が居るのかと思うと気が重いのも事実。出来ることなら「出くわすことのないように」と先程の神社でお参りをしてきたばかりです。が、やはり腹が減っていたのでは出てきてしまうんでしょうね。奥多摩駅にも立て看板がありましたが、「熊」普段なら冬眠するんでしょうが、今年は暖冬です。しかもよりにもよって熊の食料となる「ドングリ」が不作と来たら、眠りは浅いは空腹で気が立ってるは、もし子供がいるならその子に食わせるために親は必死です。そりゃぁ人だって襲いますよ。旨そうな餌がのんびり独り山中をぬぼぉ~っと警戒心の欠片もなく歩いてるんですから。
何か 。そういえば鋸山を登ってるときだっけ?なんて思い出しているそばからなにやら荒い息遣いと(人ではない何か)なにやら物をこすりつけているような「ゴリゴリ」と言うより「ジョリジョリ」という感じの音。ぁあ、熊がマーキングしてるのかぁ・・・。 ってやばいじゃん!! のんきに熊がマーキングしてるとかって感心してる場合じゃないだろうがぁ!
まぁまぁ、今年は昨年御岳山の茶屋「駒鳥」さんで購入した杖(柄の部分をテーピングでグレードアップ)を持参していることだし、腰には刃物もあるし、頭にはランプも点いてるし、昨年の登山でこの辺に出ることは分かっていたし、後は正体を確かめるだけ(食われてね+_+;)。昨年ほど驚き、慌てはしなかった。しかしながら、こちらが歩みを止めて音のする方向を見ると(ランプで照らすと)、あからさまに気に触ったのか、「ぐるるる・・・」と言おうか「ぅぅぅぅぅ・・・」と表そうか、とにかく非常に低い警戒音を発しこちらを牽制している。昨年ほどむやみに人に近づこうとはしていないが、同時にライトに驚き逃げ出す様子もない。光量が足りないのかな?そう思ってもしものためを思って持ってきていたもう一本のライトで照らしてみるが、一向に効果はない。どうやら逃げる気は無い様である。こうして、僕と熊であろう生き物との睨み合いは暫く続いた。
続く・・・・(食べられていなければね^^;)
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