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団塊の世代といえば、昭和22年から24年生まれの方々。そろそろ定年を迎え、年金生活への準備をされている方も多いでしょう。
私の親の世代と私の世代のちょうど間にこの団塊の世代と呼ばれる方たちがいるのですが、ぜひ、この年代の方に読んでいただきたい本です。
もちろん、現在の日本経済と政治、世界情勢、そしてこれから、真の21世紀をどう迎えるかということに関心のあるすべての人にお勧めします。
著者の藤原直哉氏は、経済アナリストとして活躍されていますが、自身がソロモンブラザーズや経済企画庁経済研究所などでの勤務経験を持っておられ、人脈も広く、私が拝察するに、日本でも有数の情報通であると思います。
また、多くの経済アナリスト、評論家と呼ばれる人の予測や分析が当たっていないことが多く、予測するだけでその後の検証もされないなか、藤原氏は、予測はおおむね当たっていることが多いほか、後の検証も十分にされています。
「年金は破綻しない」「景気は回復基調にある」「不良債権処理は終わった」など、政府の言うことはすべてウソ。
財政は枯渇し、年金を約束どおりに払うために政府に残された手段は、お札を刷りまくって渡すこと。しかし、そこには、インフレが待っている。
世界経済でも、ドルは基軸通貨の地位を下りつつあり、各国通貨に対して下がる傾向にあります。それに、ゴールドの値が急騰していて、これは、ドルだけでなく、円も、ユーロも、紙幣の価値が下がっている証拠。証券市場はバブルが頂点に達して崩壊寸前で、証券も、紙幣も、紙のものは、価値が下がる一方。
数年前から藤原氏が言われていたこれらのことは、現在、進行しつつあります。
早く、競争主義、市場原理主義、証券市場など20世紀の古い価値観と手を切り、共生、共創の21世紀へ、社会も個人も移行しましょうと、筆者は呼びかけています。