アインス宗谷の雑記ノート

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sugi-g@ Re:リーズナブルダウト~静かなる検事記録~(01/15) このドラマ観てました。 懐かしいですね~…
jiyma21 @ Re:南海南紀直通急行「きのくに」(05/22) こんにちは。南海「きのくに」、懐かしい…
赤いスイートピー@ Re:リーズナブルダウト~静かなる検事記録~(01/15) 私、見てました。マーリーマトリンの美し…
モリゾー@ Re:「こんなステキなニッポンが」よみがえる鉄路の誇り(01/25) はじめまして、モリゾーと言います。 以…
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2007.05.11
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カテゴリ: カテゴリ未分類
 地図製作のために行う三角測量は、不動の位置決めを要所要所に行い、その距離を測りつつ、次第に地域を広げていくやり方で、その定められた位置に置かれるのが三角点です。

 三角点は、一等~五等三角点などの等級やいくつかの種類がありますが、一等三角点測量は、明治16年から大正14年にかけて行われ、その後、昭和48年まで三角点を使った三角測量が実施されていましたが、現在は、三辺測量という方法に変わり、測量技術の進歩によって三角測量が行われることはなくなりました。

 三角点に関しては、上西勝也という人が、詳しく解説し、三角点を探訪した HP を製作されています。

 この「劒岳<点の記>」は、明治40年、北アルプス劒岳に三角点設置を命令された測量官、柴崎芳太郎が、当時、前人未踏で信仰上、登ってはならないとされたその頂上に立ち、付近の測量を完成させるまでの物語で、実話に基づいていて、登場人物も実在した人々です。

 現在でも、劒岳を紹介したガイドブックなどでは、この柴崎測量官の話がよく載っていますが、前人未踏と思われていたこの頂上で、柴崎氏一行が奈良時代のものと推定される錫丈の頭と剣の先を発見したことは、山好きの間では、わりと知られた話です。

 この劒岳は、登山路が開かれた現在でも、登るのが難しい山で、まして登山路もなく、この急峻な山に測量器具などを背負って登ることは、かなりの困難があったことは想像に難くありません。
 加えて、当時、測量部を所管していた陸軍が、劒岳の初登頂ではなかったと知ると、あれほど柴崎測量官に期待をしていたにも関わらず、その態度が豹変したり、立山信仰では、劒岳は登ってはならない山であるため、信者から反感をかったり、険しい地形のために起こる器材や資材の運搬の困難や悪天候、富山県職員の傲慢など、測量に際して起こる様々な困難が描かれています。

 測量には、測量官以外にも、測夫と呼ばれる臨時雇いの測量官を補佐する役目や、山の案内人、資材や器材、食料などを運搬する人夫など、多くの人の労力が必要とされる他、何ヶ月にも渡って、山奥深く入る仕事は、交通網が整備され、登山などの技術が発達した現在でも大変なことであり、まして明治時代では、想像以上に大変な仕事であったことがこの本を読んでも理解できます。






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Last updated  2007.05.11 22:41:59
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