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2012.02.23
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カテゴリ: ドライカット 
最近テレビで見たのだが、最新の医療現場で「4D」の“MRI”が実用されているという。
元来の、単に立体スキャンの画像だけではなく、「時間軸の面」での考えが取り込まれ、
実際の体内の臓器や骨などがスキャンされた映像で、時間の経過と共にリアルに
可動している様子がしっかりと見て取れる。
そんな所から、“4D”と呼んでいるようである。

これを私の思考する“ドライカット理論”に当てはめて検証してみたい。

4DのDとは次元(D = dimensions) 物体構造などの立体を表す。

ドライカットの考え方は、“点描画”に似ているといわれるが、
毛先を点とみなすとカットされる場所が“点”で始まるカットである。

その“ライン”が、立体的に組み合わさり、重なり合い、
それが大まかな“フレーム”になる。
それがヘアスタイルベースになるわけだが、更に毛先の形、すなわち一つひとつの
メッシュ(点からなる毛束)の形状まで考え、形にしてゆく。
そのメッシュの一束一束が動いたときに、どういう表情を生み出すか?までを
考える事になる。あくまで“ムーブメント“を大切に、日常生活で振り向いたときや
下を向いたときなど、どう美しく動くか?、クライアントに似合っているかが最優先となる。

その工程を経て、ようやくヘアスタイルとなる。
この時点で、もう立派に3D、いわゆる3次元の考え方なのだが、更に深く考えると
それだけではなく、プラス1Dで「時間軸」、すなわちカットの“もち”を
考えるようになった。(持続性)

予測しながらカットする。
いわゆる“毛量調整”である。
それはドライのまま作業を進める“ドライカット”の真骨頂であろう。
見た目で完成形に近い状態で、作業を進め、いらない部分を削ぎ落とす
“彫刻的”な捉え方だ。


いかに最短の時間でお客様がヘアスタイルを形に出来るか
それが、“間引き”という考え方だ。
毛量を的確な箇所を根本から調整する事で、その長さに対して必要な量感ができ、
自分でドライにしたときに手ぐしだけでも形になってしまう。
そんなところまで深く追求して考えヘアスタイルにすると、必然的に
普段の手入れも楽になる。
スタイリングが楽に完成できるというのもドライカットならではである。

以上この考え方には多少なりとも、論理的には無理があるかもしれないが、
お叱りを恐れずに言えば、ゆえに“アンディーヌドライカット”は
「5D」であるとも言えよう。

ドライカットは本当は、実に“プリミティブ”なカット技法なのです。
通常のウエットカットスタイリストはコームを持って、髪を梳かし持ち上げて
カットをする考え方であると思う。
しかし、もしも、いざ“コーム”がなかったらどうするだろう?
指先で毛束を持てるだけつまんで、細かく少しづつ切るしか方法がないのではないですか?
例えばカットを知らない人が、「シザーだけで何でもいいからとにかく形にして」
といわれたら、必然的にそういう方法をとるしかないわけなのである。
実はそこがプリミティブ(原始的)といわれるゆえんであり、もっともシンプルに近い考えのカット技法でもあるのです。

技法はシンプルであるが、どれだけ緻密に考え抜かれた、複雑なカットなのかが
お分かりいただけるであろうか?

ただ、この考えはあくまでも仮説として今後も検証していきたい。





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最終更新日  2012.02.23 16:50:02
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