工房雲汀(うんてい)
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新年の挨拶もせずに申しわけありませんでした。もう2月ですね。暦では、もう春ですが寒い日が続いてますね。皆さんの家庭にも暖房の灯油や、車のガソリン高騰が影響しておられることと思います。我々の染色業界においても影響は多大です、特に蒸水洗工場はボイラーの蒸気で反物に染料を定着させる「蒸し」の工程で大量の重油を使うため、小さな町工場ではコストを圧迫、閉鎖に追い込まれたところもあります。京友禅には無くてはならない工程ですし工場によって、それぞれの技があり京友禅独自の発色があるのです。京都友禅蒸水洗工業協同組合も最盛期には60社あった組合員も現在12社になってしまったようです。全蒸工場共一致団結して、各工場共々価格による競争は止めて、技術向上に努められます。価格改正も仕方のないことです。「伝統工芸は十分な保護があって初めて継承されるもの。蒸しに限らず、(行政の)保護が足りなければ友禅を支える伝統の技術がますます失われ、質の低下も避けられない。友禅全体の問題としても非常に心配だ。」浦川宏・京都工芸繊維大学教授(染色工学)がコメントされています。染めの工程でも浸染などはボイラーなど重油を使います。低迷している呉服業界に生産量の減少等で深刻な問題です。我々職人達が技術向上し消費者様に喜んで頂けるよう。良い環境で仕事が出来る事を望みます。
2008.02.05
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