王様の耳はニャンコの耳

王様の耳はニャンコの耳

2026.07.28
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カテゴリ: 日々のこと


とんでもないものが発掘された。

丸30年間、ただの一度も開かれることのなかった

私たちの「結婚式のアルバム」である。

30年も見なかったのだから、このまま処分してもいいわよね?

そう思ってオットさんに確認したら「もういらない」返事。

よし、捨てよう。そう決めて、最後にパラパラとページをめくってみたのだ。

すると、そこに写っていたのは、驚くほど若い二人の姿だった。(そら とーぜんだ!)

特にウェディングドレス姿の私。

おそらく人生の中で一番痩せていたに違いない。

「ああ、この日のためにきっと努力したのね、私……」と、

若き日の自分の健気さがなんだかいじらしく思えてくる。

何より、顎のラインがくっきりはっきりしているのには、我ながら仰天した。


そしてオットさんも、結婚式のスーツにかなりの余裕があるほどスラッとしている。
……お互い、一体どこで何をどう間違えて今に至るのか。

しかし、何より家族で大爆笑したのが、みっちゃん(シュウトメ)の髪型だった。

当時の結婚式に出席しているみっちゃんは、今の私より絶対に若いはずなのに、

なぜか頭がものすごいヘンテコな、まるで「サザエさん」のような髪型になっているのだ。

(のちにこれを見せた娘と息子は大ウケ。

「なんでこんな変な頭なん!?」って、

まあ、私の平成初期のガッツリ白塗りメイクを見た子どもたちは、完全にドン引きしてたけども。)

散々みんなで大笑いした。もう十分に元は取った。

だから今度こそ捨てよう、と思ったのだけれど。

「待てよ、また10年経ったら、これを見返したくなるかもしれない」

そんな風に思い直したのだ。

さすがにさらに30年後は厳しいかもしれないけれど、10年後の自分に向けた
「タイムカプセル」にするのはどうかな?


とはいえ、今あるような、あの分厚くて重い台紙のアルバムは、

10年後の私が持ち上げるのも一苦労に違いない。

そこで私は、お気に入りの写真だけをスマホで撮影し、

いらない背景を切り落として、

薄い紙のノートやスケッチブックにコラージュして「ミニミニアルバム」に作り直すことにした。

これなら、私が旅立った後でも、子どもたちがいつでも燃えるゴミとして
サッと処分できる。後々のことまで考えた、我ながら完璧なライフハック。

この作業が終わったら、次は山のような子どもの写真も待っている。

気が遠くなるような果てしない作業だけれど、

外は一歩も出たくないほどの猛暑。

冷房の効いた部屋で、過去の自分たちと語り合いながら、

この夏は地道にアルバム作りに励もうと思っている。


娘が葬式でつかうのもアリだよ!(私の)といってくれた いいかも!





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最終更新日  2026.07.28 09:00:06


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