いつまでも…二人で

いつまでも…二人で

2026.06.29
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カテゴリ: 今日のできごと



蒸し暑さが戻りましたが、洗濯物がすっきりと乾くのは気持ちが良いですね







今日の新聞の特集記事は

死別した人を励ます
遺族が傷つく言葉 知って

というものでした

某医療センターは日本で初めてがん患者を亡くした遺族の心の治療とケアを行う『遺族外来』を開設されて、遺族にとってどんな言葉が辛いかを研究されたそうです


どんな言葉かけが辛いのか、そのつらさをどれだけの人が経験しているのか…

全国のホスピス施設と緩和ケア病棟計103か所で
1年以上2年未満に大切な人を亡くした630人の遺族に調査された結果です

対象の6割以上の遺族の方が、死別直後でつらい時期に
癌への対処や死別に対する助言は
何の役にも立たないし、さらなる苦しみを感じていました

役に立たない言葉としては13種類のあって
特に遺族の93パーセントが嫌だと感じていたのは


『これからは気兼ねなくお出かけできるわね』
といった良い面を探して声掛けをされるものです

次に多かったのが
「時間が解決してくれるよ」
「なぜもっと、病気に早く気付かなかったの?」
「がんの家系なの?」
「元気出してね」
「あなただけが苦しんでいるわけじゃないよ」
という言葉でした

役に立たない、傷つける言葉は二つに分けることができて

一つは、癌の原因や経過に関する質問で

これは遺族にとっては、ただの好奇心の詮索でしかありません

もう一つは
「趣味を持ったほうがいいよ」
「外に出たほうがいいよ」
などの回復へのアドバイスを纏ったものです


周囲が元気づけようとする行為には有効なものもありますが、良くないものもたくさんあって
「あなたよりもっと大変な人はいるよ」
「私は、あなたの気持ちがよくわかる」
といった言葉は、良くない言葉の最たるものです

遺族外来を立ち上げられた医師たちは
世の中から何の役にも立たない、さらに傷つける言葉がけがこの世からなくなればいいのに…
と願われていました

でも、外に出たほうがいいよ、、、といった声掛けをしている人は善意によるものなので
なかなか『言うのはやめて』と伝えたりキャンペーンをしたりすることはとても難しいと悟られたそうです

だとすると遺族たちは、心無い言葉を浴びせられ続けないといけないのでしょうか…

病院の外来では
「周囲からこんな風な言葉を言われるかもしれませんが気に留めないようにしてください」
「悪気はないので流してくださいね」
ということを伝えるしか今のところ方法はないそうです

遺族に対する調査が始まって15年
今も、周囲からの声掛けで傷つかれる人が後を絶たないのが現実です

結局、言われるほうが何らかの対処をしないといけないんですよね
この社会の人たちがもっと力を付けて
「言われたら辛いよね、、、」
ということがわかる優しさが広がっていくことを願うしかありません

だから、私は

夫が亡くなったことを、本当の友人にしか話さなかったんだと思います
これだけのことを理論的に悟ったわけではありませんけれど

本能的な自己防衛本能のようなものが作動してそうしたんだと思います

おかげさまで、心無い言葉のシャワーを浴びることはありませんでした
とっさの判断が良かったのでしょうか、、、


でも私が反対の立場だったら
言ってしまいそうな言葉ばかりです


経験しないと相手の気持ちがわからないなんて
想像力が足らないのでしょうか

本当に

もっともっと優しさに満ちた世界になるといいな、、、と思います




今日もお読みくださってありがとうございます(^^)


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最終更新日  2026.06.29 22:45:14
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