火星探査

10月24日に火星周回軌道に入ったNASA,(ジェット推進研究所)の2001マーズ・オデッセイ以後火星探査に世界の関心の目が注がれています。今現在は、エアロブレ-キングという大気の摩擦を利用して軌道を修整する手法で最終的な軌道修正を行っています。11月13日オデッセイは火星の南極22,000Km上空から赤外線波長と可視光線波長の画像を送ってきました。現在マーズオデッセイは火星の周りを約15時間で1周しており、エアーロブレ-キングを続け来年(2002年)1月末には火星の上空110Kmを円形に周回する軌道の入る予定です。その後2月上旬から火星のマッピングという任務にあたります。火星の画像.jpg

火星の画像マーク・オデッセイ
マーズ・オデッセイが撮影した火星の画像。カラー画像は赤外線の波長で撮影したもの、モノクロ画像は可視光の波長で撮影したもの(写真提供:NASA / JPL / アリゾナ州立大学)


現在マーズ・オデッセイは火星の周りを約 15 時間で 1 周している。火星の大気を利用して軌道を調整するエアロブレーキングを続けており、2002年 1 月末には火星の上空約 110km を円形に周回するような最終軌道に入る予定だ。その後 2 月上旬から火星のマッピングという任務にあたる
分類:太陽系
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名称:火星
Mars
小分類:惑星
属する銀河:銀河系
衛星:フォボス、ダイモス
到達・観測した探査機:マリナー4号(1965年)、6、7号(1969年)、9号(1971年)/火星2、3号(1971年)、4、5、6、7号(1973年)、バイキング1、2号(1976年)
大きさ:赤道直径6794キロメートル(地球の0.53倍)/体積0.1506(地球=1)
太陽からの平均距離:2.279×10の8乗キロメートル
公転周期:686.98日
自転周期:1.0260日(24時間37分)
質量:0.10745(地球=1)
平均密度:3.93グラム/立方センチメートル(水=1)
赤道重力:0.38(地球=1)
解説:火星は、地球のすぐ外、木星の内側に軌道を持つ赤い星です。太陽のまわりを約687日かけてひと回りします。自転は地球とほぼ同じの24時間37分です。衝(惑星、小惑星、すい星、月などの星が、地球から見て太陽と正反対の方向に見えるときのこと)の平均距離は7800万キロメートルで、15年から17年ごとの大接近には5000万キロメートルまで地球に近づきます。おもに二酸化炭素からなる大気があります。表面の気圧は地球の約1000分の1しかありません。1996年8月アメリカ航空宇宙局が、1984年に南極大陸で発見された火星からの隕石に、約36億年前に火星に微生物が存在したという証拠を見つけたと発表し、大きな話題となりました。


宇宙船ー小
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火星探査機のぞみ

火星探査機「のぞみ」

2001マーズ・オデッセイについで、NASAが火星に送る探査機は、2003年5月30日と同年6月25日打ち上げ予定の2つの「マーズ2003火星探検車」です。火星到着予定は、それぞれ2004年1月4日、1月25日です
宇宙人その2


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