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火星の氷が解明されるか。2008年5月26日。【パサデナ(米カリフォルニア州)=増満浩志】米国の探査機フェニックスが25日、火星への軟着陸に成功した。 無事着陸を知らせる信号が、米太平洋時間午後4時53分(日本時間26日午前8時53分)ごろ、2億7600万キロ離れた火星から15分かけて米航空宇宙局(NASA)ジェット推進研究所(パサデナ)に届いた。 今後1~2週間かけて機器の動作などを確かめた後、地面の掘削を開始し、地表のすぐ下にあるとみられる氷の直接確認に挑む。 フェニックスは着陸の7分前、火星の高度約125キロで大気圏へ突入。大気との摩擦による1420度の高温をしのいだ後、パラシュートを広げて減速した。最後はパラシュートを切り離し、レーダーで地面との距離を精密に測りながらガスを小刻みに逆噴射してさらに減速、3本の脚で無事に着地したとみられる。
2008年05月26日
日本の衛星もいよいよ月へ行く。次のような予定だそうだ三菱重工業株式会社および宇宙航空研究開発機構は、H-IIAロケット13号機による月周回衛星「かぐや」(SELENE)の打上げについて、下記のとおり宇宙開発委員会に報告しましたので、お知らせいたします。記打上げ予定日 :平成19年 8月16日(木)打上げ予定時刻:9時30分48秒(日本標準時)打上げ予備期間:平成19年 8月17日(金)~平成19年 8月23日(木) 平成19年 9月13日(木)~平成19年 9月21日(金) ※打上げ時刻は打上げ日毎に設定されます。打上げ場所 :種子島宇宙センター 大型ロケット発射場
2007年06月14日
今年度のH-2Aロケットの計画は次のように発表されています。JAXAも予算があまり無いのか、対空ミサイルに予算を取られたのか活気が今ひとつありません。中国が急激に宇宙開発に力を入れ始めている事を牽制する意味でも日本の宇宙開発を考えていかないと・・。◇平成19年度夏期ロケット打上げ及び追跡管制計画書 月周回衛星(SELENE)/H-IIAロケット13号機(H-IIA・F13) (案)http://www.jaxa.jp/press/2007/05/20070523_sac_h2a-f13_j.html◇H-IIAロケット打上げサービスにおける打上げ実施体制についてhttp://www.jaxa.jp/press/2007/05/20070523_sac_h2a-service_j.html◇月周回衛星(SELENE)概要についてhttp://www.jaxa.jp/press/2007/05/20070523_sac_selene_j.html発表日:平成19年5月23日 発表:宇宙航空研究開発機構
2007年05月23日
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、平成19年夏に種子島宇宙センターからH-IIAロケットで月周回衛星「SELENE(セレーネ)」の打上げを予定しています。 セレーネは、「月がどのように形成され、どのような変遷を経て現在に至っているか」の核心に迫る科学データを取得することを目標にしている衛星で、アポロ計画以来最大の月探査計画です。2月末まで受け付けるそうです、宇宙への一歩に今からでも参加してみては。ここからすぐ参加できます。http://www.jaxa.jp/pr/event/selene/index_j.html
2007年01月31日
来年2007年夏日本から月探査衛星が打ち上げられます。H-IIAロケットで月周回衛星「SELENE」(セレーネ)の打上げられ応募者の名前とメッセージをつきへ届けるというもの詳しくはJAXAの次のページで。http://www.jaxa.jp/pr/event/selene/index_j.html
2006年11月30日
H-2A10号機打ち上げ成功。情報探査衛星3号機を積み込んだH-2A10号機は、本日10時35分種子島で打ち上げられました。情報探査衛星は4号機まで打ち上げてプランの終了となりますがこれであと4号機1機を打ち上げて目標達成となります。この間1度の失敗はありましたが今回の成功からもH-2Aの信頼性はさらに向上したことになります。因みに今までのH-2Aの経過は次の通りです。 試験機1号機 [平成13年8月29日打上げ]試験機2号機 [平成14年2月4日打上げ]3号機 [平成14年9月10日打上げ]4号機 [平成14年12月14日打上げ]5号機 [平成15年3月28日打上げ]6号機 [平成15年11月29日打上げ]7号機 [平成17年2月26日打上げ]8号機 [平成18年1月24日打上げ]9号機 [平成18年2月18日打ち上げ]10号機 [平成18年9月11日打ち上げ]
2006年09月11日
H-2A 10号機この機に限り9号機との連携から軍事目的の嫌いはあるが最近のアジア情勢特に北朝鮮の不安な動きを見るときこれも安全保障上止むを得ないのか、ともあれ偵察衛星である事は明白。 H-IIA10号機の打上げ日決定宇宙航空研究開発機構は、H-IIAロケット10号機による情報収集衛星(IGS)光学2号機の打上げについて、下記のとおり宇宙開発委員会に報告されている。打上げ予定日 : 平成18年 9月10日(日) 打上げ予備期間 : 平成18年 9月11日(月)~9月30日(土) 打上げ時間帯 : 12:00~15:00(日本標準時) 打上げ場所 : 種子島宇宙センター 大型ロケット発射場
2006年07月26日
http://www.jaxa.jp/missions/projects/sat/exploration/selene/index_j.html漸くと言うかいよいよと言うか日本も月へ向けて動き出します。詳しくは上のJAXAのページに出ています。宇宙航空研究開発機構は、平成19年度に、月周回衛星SELENE(セレーネ,SELenological and ENgineering Explorer)の打上げを計画しています。 SELENEでは、「月がどのように形成され、どのような変遷をして現在に至っているか(月の起源と進化と称されます)」の解明に迫る科学データを取得することを目指しています。
2006年06月07日
H-2A 9号機の打ち上げ間近!日程等が次のように発表されています。 H-IIAロケット9号機による運輸多目的衛星新2号(MTSAT-2)の打上げについて、下記のとおり再設定致しました。打上げ予定日:平成18年2月18日(土)打上げ予備期間 : 平成18年2月19日(日)~2月28日(火)打上げ時間帯 : 15:26 ~ 16:44 (日本時間標準時)※上記は平成18年2月18日(土)の打上げ時間帯です。打上げ時刻は打上げ日により変化し、打上げ時間帯は別途決定されます。打上げ場所:種子島宇宙センター 大型ロケット発射場
2006年02月17日
先月の8号機に続き9号機も打ち上げられます。8号機はスムーズに打ち上げに成功しましたが、宇宙開発とりわけ衛星の打ち上げの最大条件は成功率の高さが問われます、続けて完璧な打ち上げの成功を期待します。打上げ予定日:平成18年2月18日(土)打上げ予備期間 : 平成18年2月19日(日)~2月28日(火)打上げ時間帯 : 15:26 ~ 16:44 (日本時間標準時)※上記は平成18年2月18日(土)の打上げ時間帯です。打上げ時刻は打上げ日により変化し、打上げ時間帯は別途決定されます。打上げ場所:種子島宇宙センター 大型ロケット発射場
2006年02月02日
どうもピリッとしないH-2Aの打ち上げだ。再度の延期、この辺が今の日本の宇宙開発の実情なのだろう、だが成功はしてほしい。24日に延期になってしまったがJAXAの信頼性を考えるならば今後発表された内容に関する正確度や実効性も確立してほしいものだ。この辺が今のJAXAに対するなにかモヤッとした不信さが漂う原因なのだろう。以下の発表がありました。H-IIAロケット8号機による陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS)の打上げ延期についてhttp://www.jaxa.jp/press/2006/01/20060123_h2a-f8_j.html 宇宙航空研究開発機構は、種子島宇宙センターからの陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS)/H-IIAロケット8号機(H-IIA・F8)の打上げを平成18年1月23日(月)に予定しておりましたが、本日のカウントダウン作業において、衛星フェアリングへの空調の温度を監視する地上設備に不適合が発生し、同不適合の調査に時間を要したため、打上げを平成18年1月24日(火)に延期いたします。 なお、打上げ時間帯については、10時33分~10時43分(日本時間標準時)となります。
2006年01月23日
H-2A 8号機がトラブル解消後1月23日午前に再打ち上げの秒読みに入ったそうです。以下、JAXA発表です。H-2Aロケット8号機による陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS)の打上げ日についてhttp://www.jaxa.jp/press/2006/01/20060121_h2a-f8_j.html 宇宙航空研究開発機構は、種子島宇宙センターからの陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS)H-IIAロケット8号機H-IIA・F8)の打上げを、平成18年1月17日に発生したテレメータ送信機の不適合発生のため、延期しておりました。 本日、同不適合に関する調査結果を踏まえ、交換したテレメータ送信機の動作に問題がないことを確認しましたので、H-IIAロケット8号機の打上げを平成18年1月23日に実施することを決定しましたのでお知らせいたします。 なお、打上げ時間帯は、10時33分~10時43分(日本時間標準時)です。発表日:平成18年1月21日 発表:宇宙航空研究開発機構
2006年01月21日
1月の8号機に続き9号機も2月に打ち上げられることに!世上の景気もここどうやら上向き加減、そんな中JAXAも負けじとガンバッています。以下次のような発表がありました。記打上げ予定日:平成18年2月15日(水)打上げ時間帯:15:30 ~ 16:40 ※上記は平成18年2月15日(水)の打上げ時間帯です。 打上げ時刻は打上げ日により変化し、打上げ時間帯は別途決定されます。打上げ予備期間:平成18年2月16日(木)~2月28日(火)打上げ場所:種子島宇宙センター 大型ロケット発射場
2005年12月07日
久しぶりの書き込みです、地球上では絶え間なく次から次へと事件、事故、これでもか言うくらい話題に事欠きません,これが正に人類が住む証なのかもしれません。そしてこんな記事も今ではごく当たり前のことなのでしょうか? H-2A8号機の打ち上げ間近!打上げ予定日 :平成18年1月19日(木)打上げ予備期間 :平成18年1月20日(金)~2月28日(火)打上げ時間帯 :10:33~10:43打上げ場所 :種子島宇宙センター 大型ロケット発射場発表日:平成17年11月30日 発表:宇宙航空研究開発機構───────────────────────────────────関連リンク:H-IIAロケットhttp://h2a.jaxa.jp/index_j.html
2005年11月30日
背水の陣で打ち上げられたH-2A 7号機打ち上げが成功した、関係者の方々の胸はさぞホッとして1年3ヶ月の苦節が今解き放たれたことでしょう、ご苦労様でした、しかしここからが日本の宇宙産業の巻き返しです、この間の失敗と成功の苦しさを糧として今までに倍するいや3倍も5倍もする躍進を期待いたします。以下今日のJAXAのコメントです。宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、26日午後6時25分、気象観測などを行う運輸多目的衛星(MTSAT)新1号を搭載したH2Aロケット7号機を鹿児島県南種子町の種子島宇宙センターから打ち上げた。 ロケットは40分後に衛星を分離、予定軌道への投入に成功した。 H2Aの打ち上げは、2003年11月の6号機失敗以来1年3か月ぶり。基幹ロケットの信頼性回復への一歩を踏み出すとともに、国際貢献からビジネス参入までにらんだ日本の宇宙開発計画も新たなスタートを切った。 予定より1時間16分遅れの打ち上げで、7号機は秒読みの後、太平洋上空へ飛び立った。第1段、第2段の各エンジン燃焼と切り離しに続き、午後7時5分、南太平洋上空約2000キロで衛星を分離した。 MTSAT新1号は、27日未明に、まずアンテナ部分を展開する予定だが、予期せぬトラブルも起こりうるとして気象庁は推移を慎重に見守っている。 MTSAT新1号は、老朽化した気象衛星「ひまわり5号」の後継機。気象観測のほか、太平洋上の航空管制などにも使う。今後10日ほどかけて高度3万6000キロ・メートルの静止軌道へ移行し、順調にいけば、5月末ごろに運用が始まる。 JAXAは、6号機失敗の原因となった固体ロケットブースターのノズル(噴射口)の改良をはじめ、点火システムの設計変更や飛行データ受信設備の増強など77件の課題について対策を施し、万全の態勢で臨んだ。 再開機の成功で、打ち上げが先延ばしにされていた陸域観測技術衛星(ALOS)やMTSAT2号などの衛星も、今夏以降、順次上がる見通しとなった。
2005年02月26日
天候の影響で打ち上げが延期されていましたが、次の日程で打ち上げられることになりました。打上げ日 : 平成17年2月26日(土) 打上げ時間帯 : 17時09分~18時33分(日本時間標準時) 打上げ予備日 : 平成17年2月27日(日)~平成17年3月9日(水)(なお、打上げ時刻は打上げ日により変化する。)
2005年02月24日
いよいよ、2月24日に打ち上げが予定されているH-IIAロケット7号機がカウントダウンに入ります、6号機の失敗後1年余り日本のロケット打ち上げの命運を賭け背水の陣で打ち上げられようとしています。種子島宇宙センターでは、明日19日(土)に最終確認審査会を控え、打ち上げに向けての準備は順調に進んでいます。大型ロケット組立棟にて最終の整備が進められているH-IIAロケット7号機、そして外からは見えませんが上部の衛星フェアリング内部に納められた国土交通省航空局・気象庁の衛星MTSAT-1Rも、打ち上げの時を静かに待っているところです。ぜひぜひ成功をしてほしいですね。と思っていたら天候のため26日以降に延期だそうです。以下その記事です。宇宙航空研究開発機構は22日、24日に予定されていた鹿児島県の種子島宇宙センターからのH2Aロケット7号機の打ち上げについて、天候悪化の可能性が高いため、26日以降に延期することを決めた。正式の日程は、今後の天候を見て決めるという。24~25日にかけて九州南部に低気圧が接近し、風雨が強まる見通し。
2005年02月21日
きょうのJAXA(日本宇宙開発機構)発表によるといよいよH-2A 7号機の打ち上げ予定が発表されました、関係者も大変な苦労からの出直しだと思います、是が非でも成功を祈ります。打上げ予定日 : 平成17年2月24日(木) 打上げ予備期間 : 平成17年2月25日(金)~3月9日(水) 打上げ時間帯 : 17:06~18:34 打上げ場所 : 種子島宇宙センター 大型ロケット発射場詳しくは此方でhttp://www.jaxa.jp/missions/projects/rockets/h2a/index_j.html
2005年02月02日
佳境に入る土星の衛星タイタンのなぞ、太陽系の中唯一大気が存在するといわれる土星の衛星タイタンのなぞが今年中(2005年)に解明されるかも。 カッシーニ・ミッションのチームは、タイタンの地表に何が存在するかという謎を、今後4年以内に解明できると自信を見せている。4年間というのは、カッシーニが今後土星系探査を続ける年数だ。この間に、惑星本体と衛星の周回が行われる。カッシーニ・ミッションの計画担当者がとくにタイタンを長期間の探査対象として選んだのは、太陽系の衛星で唯一、大気を持つことが判明しているからだ。またタイタンは、木星のガニメデに次いで、太陽系で2番目に大きな衛星でもある。今後、探査チームにとって絶好の新発見のチャンスが訪れるのは、12月の後半と1月はじめになる。この時期、カッシーニはふたたびタイタンに接近し、 欧州宇宙機関(ESA)の小型探査機『ホイヘンス』(Huygens)をタイタンの大気圏に突入させるのだ。ホイヘンスはタイタンの軌道を1月14日まで回った後、パラシュートを使ってタイタンの地表に降下する。この間、軌道を回るカッシーニにデータが送られる。ホイヘンスは大気圏突入からおよそ2時間半後、タイタンの表面に激突するか、エタンまたはメタンの海に――もし存在すればだが――着水することになっている。その時点でまだ観測機能に問題がない場合、探査機はバッテリーが切れるまで、さらに30分間にわたってデータをカッシーニに送信し続ける。
2005年01月06日
久しぶりに楽天のHPを覗いて見ました、半年ほどの間に随分変わりましたね、実は昨日のニュースで国産ロケットH-2Aが年が替わって早々にも打ち上げると有りました、日本がODAをしている中国に有人衛星で先を越され、経済も追い越されそうと、イジモジしていた所です。今後は以前のように頻繁にはこのHPにもこれないだろうと思いますがま月に2~3度の書き込みぐらいをしていこうとは思いますのでまたお目にとまった方よろしく。
2004年12月22日
スピリットも水の証拠を発見しました。火星の100日、そしてさらに遠くへ (3月8日10:50)「スピリット」が火星に着陸したのは、まだおとそ気分も抜けない、1月4日のことでした。それから既に2ヶ月以上。2台のローバが火星で過ごした日数は、2台の合計で、火星日で100日を超えました。「オポチュニティ」は、大発見のあとも引き続き、岩が露出している地域の調査を行っています。「ラスト・チャンス」と名付けられた岩の調査では、114枚の顕微鏡カメラの写真を撮りました。このためには、ローバに対して400以上の命令を送り、200回にわたってロボットアームの位置決めをしなければなりません。このような複雑な操作を、しかも、相手は1億キロ以上も離れた火星の表面にいるローバに命令しているのですから、技術者チームの苦労は並大抵ではありません。クレーター内の岩の調査が終わると、「オポチュニティ」はクレーターの外に向けて走り出すことになる予定です。ローバのパノラマカメラが写した写真には、今いるクレーターの外にある、より大きなクレーター「エンデュランス」(Endurance: 英語で「忍耐」「持久力」の意味)の縁の部分がみえています。こちらのクレーターは、直径が700メートルと、今いるクレーターの10倍以上の大きさです。調べがいもありそうですね。また、同じくパノラマカメラの写真からは、着陸直前に「オポチュニティ」が切り離した耐熱シールドや、エアバッグがバウンドした跡なども写っています。
2004年03月08日
想像の域を越えない発表ではあったが、事実と発表されると、これまたいろいろと想像が膨らみます。この今の火星の姿は今の地球の過去なのか?未来なのか?この発表の中で火星に水は有ったが、地球で言う温泉のような、とか死海のような塩分の非常に濃い水だったというのだが!それよりももっと知りたいのがそのあったであろう水はどこへ行ったのか、遥か宇宙の彼方かそれともいまだ地中に存在するのか?など等火星にかつて液体の水があった証拠を発見 (3月3日16:40)NASAは3月3日(日本時間)に記者会見を行い、「オポチュニティ」の探査により、火星にかつて液体の水が存在していた証拠を発見したことを発表しました。この証拠は主に3点あり、 硫酸塩が存在すること 岩石の様子 鉱物の中での結晶の成長の様子 などから判断したそうです。「オポチュニティ」は、1月25日に着陸し、2月初めから本格的な探査をはじめました。この探査の結果、まず、硫黄が高い濃度で存在している岩が見つかりました。これは、岩石の組成を調べることができる、アルファ粒子・X線スペクトロメータでの探査でみつかったものです。ロッキード・マーチン・スペース・システムのベントン・クラーク博士によると、「このような硫黄は、大抵の場合マグネシウムや鉄などと結びついた、硫酸塩という形で存在する」ということです。ここはちょっと解説が必要でしょう。先ほどのアルファ粒子・X線スペクトロメータは、鉱物などの中にどのような元素があるかを調べるものです。従ってこの結果からは「硫黄がある」ということはわかりますが、それがどのような鉱物として存在するかは分かりません。そこで、次に出てくるのが、特に鉄の存在を調べることができる、メスバウワースペクトロメータです。この探査によって、鉄ミョウバン石 (jarosite) という鉱物が岩石の中に含まれていることが分かりました。これは、鉄を含む水和硫酸塩です。さらに、小型熱放射スペクトロメータの観測結果も使って、硫酸塩の存在が確かめられました。なぜ硫酸塩が「水の証拠になる」のでしょう? 硫酸塩を含む鉱物は、地球などでも、水がある環境で作られます。しかも、こういった塩分を含む岩石があるということは、水の中、あるいはかなり長い時間水にさらされるような環境であったことを示しています。鉄ミョウバン石があったということは、さらに、この岩石ができたときの環境が、酸性の湖、あるいは強い酸性の温泉のような環境であったことを示しています。 一方、岩石の形状からの証拠としては、岩石中の小さな空洞、小粒、そして斜層理(クロスベッド crossbed)という地質構造の3つが挙げられています。 左の写真は、「エル・キャピタン」(El Capitan)という岩です。以前のトピックスでもお伝えした通り、「オポチュニティ」によって精力的な探査が行われてきた岩です。左の写真は、パノラマカメラで撮影した「エル・キャピタン」です。一目みて、岩が全体に層をなしていることにまず気づかれるかと思います。岩の上の方には小さな粒状の物体がたくさんみえます。この粒の大きさは1~2ミリメートルくらいです。さらに、岩全体には、長さ1センチくらいの小さな穴が多数開いています。幅は2~3ミリといったところです。 この穴を、顕微鏡カメラを使って撮影した写真が、左の写真になります。この穴は向きがばらばらになっていました。このような小さな穴のでき方は、地質学では次のように考えられています。もともと、塩水のような環境で、岩石に塩分を含む鉱物の結晶がゆっくりと成長していきます。その後、侵食されたり、再び水の中に戻ったときに溶けてしまったりして、結晶がなくなったあとに、こういった小さな穴ができます。いくつかの穴は、中央が太く、両端が細くなっている構造をしていますが、これは、岩石の中で結晶が成長していくときにできる形でもあります。これも地質学の用語ですが、「蒸発岩」(evaporite)があったことを意味しています。また、以前から話題になっていたブルーベリーのような小さな粒ですが、そのでき方として、火山の噴火や隕石の衝突の際に溶けた岩が丸く固まったもの、あるいは水の中で鉱物が結晶化してできたもの、といったでき方が考えられていました。ところが、「オポチュニティ」の調査の結果、この小粒は特定の地層にはあまり存在していないことが分かりました。火山噴火や隕石の衝突でできたとすると、あまりこのようなことは考えられないので、間接的に水が関与したという「状況証拠」にはなります。ただ、この小粒がどのようにしてできたのかについては、まだ結論は出ていません。 さて、3つ目の証拠は斜層理と呼ばれる地層の構造です。これは、水平に重なっている普通の地層とは異なり、地層が斜めに交わっているものです。こういう地層ができる原因としては、水の流れなどがある場所で地層が堆積して、層が削られながら堆積するようなことが考えられます。今回の「オポチュニティ」の調査では、露出していた岩の中に、このような斜層理の構造がみられました。左の写真の岩は、「オポチュニティ」が調査を行った「ラスト・チャンス」という岩です。この岩の右側をよくご覧ください(拡大写真がよいと思います)。この岩は厚さ1~2センチメートルくらいの左右が積み重なった構造をしていますが、岩の右側のところをよく見ると、層が互いに交差しているような構造がみられます。これが斜層理です。また、水の流れの作用によってできたと思われる小さな窪みのパターンなどもみつかっています。これは、岩の左上に向かって走っている、窪みが連続して流れたような構造になります。こういった構造は、風などでもできる可能性はありますが、このような場合、波状の線を作ったり、鋭いでこぼこを作ったりすることはありません。これらの証拠を総合すると、火星にかつて液体の水があり、しかもそのような環境がかなり長い間続いていたことが、かなりはっきりと裏付けられたといえます。これは火星探査の歴史上極めて重要な発見であると同時に、火星に生命が存在した(する)かどうか、昔の火星はどのような環境だったのか、といったような問題にも、解決の糸口を与える発見であるでしょう。しかし、まだ「オポチュニティ」の発見した証拠だけでは完全とはいえません。今後のローバ探査では、より詳しい探査を行っていくことになります。マサチューセッツ工科大学ケンブリッジ校の科学者で、堆積学が専門のジョン・グロジンガー (John Grotzinger)博士は、「期待が持てる糸口(tantalizing clue)はみつかった。今後、この証拠の可能性について、評価を行っていく」と述べています。
2004年03月04日
重大発見とは?先ほど猫面人さんよりまさか水の存在証拠程度ではないでしょうねと書き込みがありましたが、はてさて意外とそんなことではないでしょうか。(水の存在はもうほとんど承知はしているのですが?)NASAは、マーズ・エクスプロレーション・ローバ「オポチュニティ」が重大な発見(significant findings)を行ったとして、日本時間で明日3日の午前4時より、ワシントンのNASA本部において記者会見を行うと発表しました。この会見には、今回のローバ探査の主任研究者であるコーネル大学のスティーブ・スクワイヤーズ博士、その他の科学者や技術者が出席して開催されるということです。なお、発見の中味については、明らかにされておりません。なお、会見は、NASA TV及びウェブを通じて中継されます。
2004年03月02日
ここのところ特別なニュースもなく、話題も薄くなっていますが2台のマーズローバーは元気に活躍中です。2台のローバは順調にミッションを遂行中です。「スピリット」はクレーターへの走行を続けており、「オポチュニティ」は、クレーター内に露出した岩の調査を行っています。そのうちあっと驚くニュースが届くかも!
2004年02月25日
今火星上に2台のマーズローバーがいますが、不調であったスピリットが完全復活いたしました、これでもう1台のオポチュニティと共に本格的な探査が開始される条件がそろいました。 「スピリット」完全回復 (2月2日10:40)技術者たちの復旧作業が実り、ローバ「スピリット」はついに完全回復を果たしました。JPLのミッション・マネージャーのマーク・アドラー博士は、「スピリットが正常に起動したことを確認した。明日(2日)、我々はいくつかの予防的なメンテナンスを行うよていだ。」と述べています。「スピリット」不調の原因は、探査機のコンピュータに接続されていたフラッシュメモリ(デジカメやUSBメモリなどにも使われる半導体の記憶装置)を制御するソフトウェアでした。修復作業では、このフラッシュメモリに記録されていた数千のデータの消去を行いました。これらのデータの多くは、探査機が地球から火星に飛行する間に記録されていたデータです。故障発生から2日後、JPLの技術者たちは応急措置として、「スピリット」に対して、フラッシュメモリを使わないような命令を送っていました。今は、そのような命令を送らなくても、通常通りフラッシュメモリを使うモードで起動します。さらに安全のため、フラッシュメモリを完全にフォーマットして、「まっさら」の状態にすることを予定しています(この作業は月曜日にも実施する予定です)。「スピリット」は昨日、フラッシュメモリに残っていた科学データを送信してきました。これは、ヨーロッパの火星探査機マーズ・エクスプレスと共同で行っている火星大気観測のデータです。今日はやはりマーズ・エクスプレスとの共同観測を行うことになっています。 JPLのプレスリリース
2004年02月02日
旅行中も気になっていましたが、オポチュニティは今のところ快調です。「オポチュニティ」の状態は順調 (1月27日18:30)「オポチュニティ」の状態は順調で、地上との交信も同様に順調に行われています。この写真は、「オポチュニティ」から送られてきた、着陸点周辺のカラーパノラマ写真です。 この写真で見えている「地平線」は、「オポチュニティ」が着陸したクレーターの縁の部分です。写真は24枚のパノラマカメラの画像をつなぎ合わせたもので、着陸点の周囲の様子が非常によく分かります。暗い色の土の表面に、時折明るい色の丸い部分がありますが、これは着陸のときに、エアバッグがバウンドしてできたものと考えられています。間もなく、360度のパノラマ写真も送られてくる予定です。もう1つ「オポチュニティ」が行わなければいけないのは、地球と高速で通信するための、ハイゲインアンテナ(高利得アンテナ)の準備作業です。そのためには、まずパノラマカメラで太陽の位置を確認し、そこから地球の位置を計算することが必要です。また、ローバに搭載されている科学機器についても、正常に動作することが確認されました。実は、火星に向けて飛行している途中では、観測機器の1つであるメスバウワースペクトロメータがうまく動作していませんでした。しかし着陸してからのチェックでは正常に動作しています。これで、着陸点の周囲にあるヘマタイト(赤鉄鉱)を調べる道具立ては揃ったことになります。やはり、「オポチュニティ」は運も呼び込んでいるのでしょうか? JPLのプレスリリース続いて28日に火星に水が有ったことがますます濃厚になってきたことを伝えてきました。火星の岩に地層がみえた (1月28日18:00)「オポチュニティ」から送られてくる映像は、火星にかつて水があった、かなり強力な証拠を提示しているかも知れません。「オポチュニティ」が撮影した火星の映像には、地層が写っていました。層は薄いもので「指くらいの」(プレスリリース原文より)厚さですが、このような層ができているということは、水、あるいは砂の作用により堆積したか、あるいは火山灰が降り積もった、といったことが考えられます。ローバ科学チームのアンドリュー・クノール (Andrew Knoll)博士は、おそらくこの層が、水の作用により堆積したと考えています。地球上でも、堆積岩と呼ばれる岩(砂岩や泥岩など)は、層をなして露出しています。これは地球でも、崖などでよくみられる(まさに)層状の岩です。こういった岩は、たとえば湖や海のような環境で、砂や泥などがゆっくりと降り積もってできてきたものです。火星に同じような層がみえるということは、まさにそのような、湖や海のような環境---豊富な水があったことを裏付けることになる、大発見ということになります。この層状の岩は着陸点の近くに露出している岩の中にあり、ローバからは8メートルほどしか離れていません。まずこの岩の分析、そして、暗い色の土と岩との関係の調査が最初のローバの目標になりそうです。特に、暗い色の土はヘマタイト(赤鉄鉱)と呼ばれる、水に関係した鉱物を含んでいると考えられます。この鉱物の存在が「オポチュニティ」の着陸点をここにする決め手になったわけですから
2004年01月27日
やきもきしていましたが回復の前兆か?このままうまくいってほしいですが、以下発表されました。「スピリット」からのデータ送信が低速ながら回復 (1月24日1:40)23日の午後10時26分(日本時間)からの交信時間帯に、ローバ「スピリット」との交信に成功したと、JPLから発表がありました。交信は20分間続き、データ転送速度は毎秒120ビットと非常に低速ではありますが、通信はできたことにはなります。JPLではさらに交信を試みることにしています。
2004年01月24日
交信が途絶えてもうまる2日だんだん深刻になってきたスピリットとの交信状況です。この25日のオプチュニティの着陸を控え心配です。以下現在の状況です。スピリット」、深刻な状況 (1月23日7:10)ローバ「スピリット」からの科学データ通信の途絶がかなり深刻な状況であることが明らかになりました。昨日の探査機経由の通信がうまくいかなかっただけではなく、火星の今朝(日本時間で23日早朝)の、地球への直接通信も行えませんでした。「スピリット」からは、地球からの信号を受信しているという信号は送られてきているものの、科学データが送られていない状態です。現在、JPLの技術者が原因を調査していますが、考えられる原因として、搭載ソフトウェアの不良、あるいは搭載コンピュータのメモリの不良が考えられています。技術者は地上で状況の再現を試み、日本時間で今日の昼ごろに予定されている、2機の探査機(マーズ・グローバル・サーベイヤ及び2001マーズ・オデッセイ)との交信を試みる予定です。一方、火星の朝になる今日の夜には、地球との直接通信を再度試みることにしています。 さらに続伝「スピリット」からのデータ受信、現時点でも回復せず (1月23日14:10)ローバ「スピリット」からのデータ受信は、日本時間で午前10時現在も回復していません。技術者たちは、「スピリット」からの信号受信を待つと共に、通常の通信に回復させるためのコマンド(命令)を送信する準備を進めています。それは、火星の1日がはじまる、日本時間で今日の午後8時以降になります。JPLのマーズ・エクスプロレーション・ローバのページにて、最新情報が随時アナウンスされています。
2004年01月23日
火星探査機マーズローバー(スピリット)が地上に無事下り立ち探査を始めた。 火星表面の調査を開始 (1月17日13:40)火星の大地の上に無事降り立ったローバ「スピリット」は、いよいよ、本格的な火星表面の調査を始めました。まずは、「スピリット」が誇るロボットアームを使い、火星の表面の土を調べることがスタートです。探査には、このロボットアームの先端に取り付けられた顕微鏡カメラが活躍しています。この顕微鏡カメラが撮影した画像は、これまで火星で、いや他の惑星で得られた画像のうち、もっとも詳細なものといえるでしょう。アームの先端には、この他にもいくつかの科学機器が取りつけられており、火星の表層の地質などをこれから順次、明らかにしていくことでしょう。いわば「ロボット地質学者」として、「スピリット」はこれから、動き回りながら探査を続けていきます。 以上NASDAより
2004年01月17日
スピリット、いよいよ発車へ (1月12日22:00)ローバ「スピリット」は、既に6輪とも車輪が自由になり、あとケーブル1本さえ切断すれば、いよいよ「自由の身」となって走り出すことができる状態になっています。まだエアバッグがローバの前方に残っているため、ローバ自身が120度方向を変えて、北西の方向に出なければなりません。ローバが一旦地上に降りたら、技術者たちは「地上」でのテストを行い、最終的なリハーサル(dress rehearsals)を行って、その後問題がないことが確認されたら、いよいよ「スピリット」が火星の大地を走ることになります。おそらく13~14日頃には、この「スピリット」に結びついていた最後のケーブルを切り離すことになります(従って、早ければ14日には動き出せることになるでしょう)。そして、火星の大地の上を走り出せるのは、最終チェックがすべて完了した、15~16日頃になりそうです。ローバの状態は「むちゃくちゃいい」(pretty darn perfect)とのことです。1月25日のオプチュニァが無事着陸して2台の探査機がわれわれ地球人にびっくりするニュースを送信してくれるかも!
2004年01月13日
明けましておめでとうございます。新年早々の嬉しいニュース、アメリカの火星探査機2号機(マーズローバー)が火星着陸に成功!火星探査機スピリットはゴルフカートほどの大きさで6輪車です、今後毎秒5センチ、1日で90メートルほどを動く予定で周囲1キロメートルをカバーし探査する。今後の探査結果によっては水の発見、生命の痕跡の証がなどと期待が膨らみます。また、今月25日には続いてもう1台の火星探査機(オポチュニティ)が反対側に着陸する予定でさぞいろんな情報が送られてくるでしょう。2004年1月4日午後1時35分米国火星探査ローバ「スピリット」火星着陸成功、交信開始●現在の状況と予定2004年1月25日午後2時05分米国火星探査ローバ「オポチュニティ」火星着陸予定 http://www.spaceref.co.jp/news/1Mon/2004_01_05mars.htm↑で詳しくどうぞ。目的 マーズ・ローバー・ミッション(Mars Exploration Mission)は、火星の異なる場所にローバーを着地させて、過去の時期に存在したと考えられている液体の水と生命活動の痕跡を探査する。このほか、探査する周囲のパノラマ景色や地形の画像の撮影、岩石の化学組成や土壌に含まれる鉱物を分析する。 1997年のマーズ・パスファインダー・ミッションによるミニローバーの探査を補完するミッションでもある。 ミッションマーズ・ローバー1号機は南半球の赤道に近いグセフ・クレーターに、2号機も同じ南半球の赤道直下に広がる広大なメリディアニ・プレヌムに着地する。着地方法は、マーズ・パスファインダーと同じエアバッグ方式が採用されるが、ランダーに搭載されるのではなく、ローバーのみの単独着地となる。ローバーは、1火星日(24.37地球時間)あたり100m2 の地域を探査する能力がある。これは、1997年7月から3ヵ月間地表を探査したミニローバー(ソジャーナー)の全面積に相当する。マーズ・ローバーの探査は少なくとも、3ヵ月間続けられる。 探査場所1号機が探査するグセフ・クレーターは、火星の南緯14.7度、西経184.5度にある地形が複雑に入組んだグセフ・カズマに位置する直径150kmの巨大な衝突クレーターである。 この地域には液体の水が流れ込んだ跡と思われる地形があり、過去の火星が湿潤な時期には湖があった場所で、火星生命の証拠を探す面から、非常に興味深い場所と考えれれている。 2号機が探査するメリディアニ・プレヌムは、南半球の赤道直下の南緯2.2度、西経1.3度に広がる広大な台地である。ここには、過去の時期に液体の水が存在したことを示唆する赤鉄鉱が豊富に分布しているほか、かつて湖底であったことを思わせる物質の堆積層が見られる。 搭載科学機器 双子のマーズ・ローバーは高さ1.5m、幅2.48m、重量130kgで、1997年7月に火星の地表に到着して約3ヵ月間調査を行ったミニローバーのソジャーナー(Sojourner)に比べると、高さと幅は約5倍、重量は12倍以上もある。 マストの上に取付けられたナビゲーション用パノラマカメラと岩石の化学組成や土壌に含まれる鉱物を分析する赤外線放射分光計のほか、マーズ・ローバーにはラット(ネズミ)と呼ばれる岩石の表面を削り取る擦過器、内部の岩石シュツをクローズアップする拡大鏡およびその化学組成を分析するX線カメラの科学機器が搭載されている。 愛称 双子のマーズ・ローバーには、それぞれ愛称がつけられた。1号機はSpirit、2号機はOpportunityと名付けられた。愛称は、米惑星協会と教育玩具の大手であるレゴ社が国内の小・中学生を対象に行なったネーミング・コンテストに寄せられた1万以上の中から選ばれた。 二つの名前を提案したのは、アリゾナ州在住の小学3年生のソフィ・コリンズさん(9歳)である。 JAXAから引用
2004年01月05日
さて、本当はどうかといつも期待をもつ地球と同じ惑星の存在、今日のヤフーのトピックスに「地球型惑星はありふれている!」というタイトルそれによるとこの宇宙には岩石型地球のような惑星は限りなくあり生命の必須である水をたたえた惑星も意外と多いという。最近こんな宇宙記事が多く出るようになった。2003/12/09 - 太陽系に似た惑星系存在の新たな証拠 2003/05/28 - 地球の兄弟いっぱい? 惑星の半分以上「岩石型」 と試算 2001/05/17 - 地球型惑星を呑み込んだ星 なんとなくまた、楽しくなりそうな記事ではないだろうか。
2003年12月23日
今日はHPのテーマから少し離れてしまうのですが、気になって仕方がない最近の地球の流れに一言。弱者救済、民主主義の無視だと騒ぎすぎて秩序は崩壊の寸前!まさに今の日本がそうで、マスメディアに煽られ乗せられ人権の無視だ、民主主義の無視だと声を荒げて煽動する今の流れは間違いなく無秩序社会になる前兆ではないだろうか。確かに弱者は守らなければ為らないが弱者側からばかり物事を考えていたのではただ単に我侭の受け入れに過ぎず、ワーワーと騒ぐだけの世界になって収拾がつかなくなる、今が正にその入り口の感じがする、この先の人類にきっと悪い結果もたらすだろうと危惧するのは私だけだろうか? 日本の宇宙開発は失敗の連続だが来年早々に火星が注目を浴びる多くの計画がはじまる。米航空宇宙局(NASA)は2日、今年6~7月に打ち上げられた、火星探査用の2台の「マーズ・エクスプロレーション・ローバー」が来月3日と同24日(いずれも米東部時間)に相次いで火星に軟着陸すると発表した。着陸に成功すれば、火星表面の水や生命体の痕跡を調べる貴重なデータが得られるはず、期待しましょう。
2003年12月09日
H2-A6号機が打ち上げ後数分で爆破処理、衛星の相次ぐコントロールの失敗に加え頼みのH2-Aまでもが失敗数千億円がほんの数分で跡形もなく、前回の日記にも書いたのですがここまで失敗が重なると、もう言い訳だけでは済まされない、JAXAそのものの体質の問題は明らかである、直ちに現在の中枢は辞職して再構築を速やかにしなければ成らない、残念だが将来に期待するほかない!う~ん、情けない!
2003年11月29日
今、日本の宇宙開発は政界の自民党のごとく新陳代謝のない川の澱みの様を呈している。中国の後塵を浴び、ここに来てさらに環境観測技術衛星「みどり2号」が先月末、電力低下のため運用断念、、「のぞみ」の制御不能、をはじめ、来年打ち上げ予定だった赤外線天文衛星に異常が見つかるなど、立て続けの失敗・・・・この原因は何かというとロケットH2Aの大型化による衛星の大型化に伴う無理な機能付加(特に電気系統の未熟さ)にある、そしてこれを統一されたシステムの計画化も出来なかったトップ人材の不足と気持ちはあれど中身が同じJAXAの機能にあることに気づかない体質にあると思う。いま、新しい宇宙航空研究開発機構(JAXA)は真剣に体質改善を含んだ改革の岐路に立たされていることに気づくべきだと思う。久しぶりの日記もぼやきになってしまった。
2003年11月24日
先日国産(H2A-6)情報衛星の打ち上げが延期された、そして今日の新聞には中国まもなく国産有人人工衛星の打ち上げ迫る!あれあれ、いつのまにか宇宙開発も中国に追い抜かれてしまった、そんな経済も、科学も日本を凌駕し始めた中国に何百億円ものODAこれってどう考えてもおかしいと思います、日本は貿易立国だからといって対外国政策はどこか卑屈だ、こんな姿勢が今の日本人の性格にも反映している、気がついたときはもう取り返しがつかないかも!・・・・と、ぼやくこの頃。
2003年09月28日
宇宙開発事業団としては最後の仕事になった偵察衛星打ち上げが秒読みの段階になって急遽中止された、これにより今月内でJAXAに統一される宇宙事業団のプロジェクトは終了し10月10日以降地元漁協との協議に入り打ち上げ日程が再度調整される。 打ち上げを待つH-2A6号機
2003年09月27日
10月に予定されている中国初の有人衛星打ち上げが迫ってきた、米国のコロンビアの事故の記憶もいまだ覚めやらぬ中の打ち上げ恐らく一人になるであろう初の飛行士はもう決まっているのだろうか、いずれにしてもかなり勇気と犠牲心が要求されることだ。初の中国有人ミッション、単独飛行士?中国初の有人宇宙ミッションが10月初めに予定されていると言われているが、宇宙飛行を行う宇宙飛行士が何人なのかはいまだに明らかにさえていない。しかしながら、3人乗りのカプセルが満員の状態で打上げられるとは考えにくい。中国メディアが示唆しているのは、神船5のコマンダーは、10月10日頃に打上げられると言われている。打上げられる宇宙飛行士は打上げの直前に選ばれる模様である。技術的視点から見ると、1人飛行が現実的である。空席があると非常事態の時は動きがし易くなる。また一人だと電力や生命維持装置も稼働時間が長くなる。今回の打上げでは、通常の神船の打上げの時よりもさらに安全装置が追加される。
2003年09月18日
9月は12日の宇宙の日を初めとした宇宙月間です。特に今年は宇宙に向かっていろいろなプロジェクトの中、日本の宇宙開発事業団(NASDA)もほかの機関とも統合し新生(JAXA)となります。宇宙3機関統合情報宇宙開発事業団(NASDA)は2003年10月1日に宇宙科学研究所(ISAS)、航空宇宙技術研究所(NAL)と統合し、宇宙航空研究開発機構(JAXA)になります。http://www.nasda.go.jp/jaxa/index_j.html
2003年09月02日
火星大接近も28日に迫っていますが数字的に最接近すると言う事で見た目にはここ1~2ヶ月はあまり変わりません。火星大接近は前後1~2か月にわたって楽しめる天文現象です。また大接近の頃には、火星が南の空に上ってくるのが深夜になりますから、通常の観察から言えば、適当ではありません。むしろ、接近後1~2か月後の方が、火星が宵のうちにのぼってきますので、特にこどもたちにとっては適切な観察時期になると思います。地球に一番近くてしかも似ている惑星として、水は?生命体は?地下の構造は?などなどいろいろ問い掛けてみましょう。 火星のコアに温められて極のドライアイスや氷の下には水が存在するかも! こんな頃良かったな~
2003年08月21日
今の時期、夜中の12時ごろ南東の方角にそれはきれいな赤く輝く大きな星が!8月27日の最大接近に向けてますます大きくなっていくことでしょう。http://www.astroarts.co.jp/special/2003mars/introduction-j.html 最接近まであと30日 今の火星距離: 6456.6万km 明るさ: -2.2等級 視直径: 21.7"
2003年07月28日
マイナス2等星の火星が東から東南の方向に! 8月の天体ショウ8月13日13時40分頃、ペルセウス座流星群の極大が予想されています。満月近い月が夜通し空を照らしているため、観測条件が悪くなっています。8月15日6時頃 水星が東方最大離角となり、太陽から約27度離れます。 8月27日18時51分 火星が世紀の大接近となります。火星の中心と地球の中心の間は55758006kmまで接近します。 (これは6万年ぶりで今世紀中最大)8月29日02時52分 火星が衝(しょう)の位置にきます http://www.astroarts.co.jp/special/2003mars/introduction-j.html
2003年07月24日
火星大接近パートⅡです、今年の夏から秋にかけての記録的な火星大接近は6万年ぶりの超大接近となります、特に8月半ば過ぎにはその明るさもマイナス3等級となり夜空を見上げれば誰にもその独特の赤い輝きの火星を確認できるでしょう。また、口径数センチの天体望遠鏡で、表面の模様を観察できるようになるので、見のがせません。春から夏にかけて、火星と地球が接近するにつれ、どんどん明るく、大きくなっていきます。このようすを追いかけてみましょう。
2003年06月30日
2003年6月、ヨーロッパとアメリカがあいついで火星探査機を打ち上げます。年末から1月にかけては、日本の探査機も含め、5つの探査機が火星上空からと火星表面で探査を開始します。すでに火星周回軌道上で活動中の2つの探査機とともに、合計7つの火星探査機が火星で活躍することになります。 今日の火星 大シルチスもくっきり(中央の黒い部分)2003年8月27日の大接近を見逃さないよう!21世紀最大の大接近は2003年8月27日に起こります。この時には、視直径は25.1”、明るさ-3等となります。これは火星の近日点付近で地球と接近するためであり、これ以上の接近は21世紀中にはおこりません。明るさは、2000年初めの木星より明るくなります。雄大に輝く赤い星、今から楽しみです。
2003年06月24日
科学衛星の打ち上げが財政難で打ち上げ延期、確かに今の日本経済は内外共に閉塞感の中、停滞し気持ちも沈みがちである。ここにこの見出し、これでは青菜に塩ますます気持ちが萎えてしまう、こんな折こそ心に夢を乗せて気持ちを大きくゆったりと目を心を宇宙の壮大なところへ向けさせる、そんな政策や、挑戦の心意気が要求される時にである。(次のようなニュースを見て思わず怒った次第です)<科学衛星>財政難などを理由に打ち上げ延期へ 宇宙科学研 文部科学省宇宙科学研究所は17日、今後の科学衛星打ち上げについて、財政難などを理由に一部を延期するなど大幅に見直す方針を固めた。同日午後の宇宙開発委員会計画・評価部会で表明する。 同研究所によると、来年2月に打ち上げを予定していた日本初の本格的な赤外線天文衛星「ASTRO―F」は不具合が見つかったため、打ち上げ時期を再検討する。一方、衛星を定期的に打ち上げるため、宇宙開発事業団と共同で準備を進めている月探査衛星「SELENE」と、打ち上げ時期が近い太陽観測衛星「SOLAR―B」は05年夏から06年夏に延期する。また、07年度末に予定していた金星探査機「PLANET―C」は08年度中に打ち上げる。 同研究所では現在、7機の科学衛星の打ち上げ準備を進めている。【田中泰義】(毎日新聞)
2003年06月17日
今年は米国、西欧、日本と世界が火星に向いている。http://www.thunderbirdsonline.com/site/サンダーバードの世界もそのうちに!現在のところ、火星の無人探査については、3つの計画が進められている。今年12月には、欧州宇宙機関(ESA)の探査機『マーズ・エクスプレス』が着陸機『ビーグル2』を火星の表面に送り込み、生命の痕跡について調査する。その直後の来年初めには、NASAの無人探査機2台が調査に加わる予定だ。これとほぼ同じ時期に、日本の惑星探査機『のぞみ』が火星の周回軌道に到達するとされている。 こんな火星探査車がもう実験段階に!(火星の北極探検用) 上は、アメリカが送り出す火星探査車ローバー。「ヨーロッパとNASAのミッションの)双方が火星に到達すれば、日本の火星探査衛星とあわせさぞ、賑やかになることでしょう」
2003年06月04日
年度末の仕事の忙しさに感け、随分勝手にお休みしている内5月のGW、なんのかんのと怠けている内今日に至りました、かってな長期のお休み失礼いたしました。しかし、離れて見ると何かこのHPに拘束されている部分があったことに気がつきました、そしてこのままの方が気が楽なような気もしたのも事実で、少しこのHPに対する姿勢を変えようと思います、そう、我が儘に、気の向くままに勝手気ままにやっていきます、そんな形でやって行きますのできっとレスもまともにできませんが、それでもたまにはと思う方今後もよろしくお願いいたします。ホント勝手な奴ですみません。
2003年05月22日
すみませ~ん、もう暫くお休みします。年度末、初めは仕事に集中しております。
2003年04月06日
もちろん、戦争を是とするのは一握りの人です、しかし今この米国やり方に憤然としている人も、いざわが身、我が家庭に戻れば、身を守る為に立ち上がる事も有るでしょう、所詮、国益だ、降りかかった火の粉だと正当化して争うのが人類の性(サガ)か、(そしてこのDNAの為いつかは人類が滅亡するだろう)なぜかそんなことを思ってしまう今回の出来事です。
2003年03月21日
どうも、歳の所為か、ぼやきが多くなりました。(いや、今日18日はぼやきを超えた。)ここのところ少し楽天のHPサボってました、世界の情勢も何か暗い悪魔に魅入られた様で・・・・。如何も人類は平和が続かないようにDNA化されているみたいです、何れは自分の首を自分が締めるが如く滅んでいくのかもしれませんが、宇宙の中の地球の歴史としては寂しい限りです。それとも人類意外と利口でいつかは、恒久平和が来るのかも・・・。暫くその辺を見極めましょうと、一人ブツブツ。ついでに!こんな時でもごまアザラシのタマちゃんが、どうのこうのとノー天気な日本人も・・ウ~ン、こりゃダメだ!
2003年03月17日
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