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2007年06月17日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
ブログで知り合ったLちゃんの日記には
その日の出来事でボーイフレンドのSくんへの思いがいっぱい書かれています。
一方、SくんのブログではLちゃんとのこと、Lちゃんへの思いが
思っているのは同じなんだけど、また違った見方で書かれていて、
これって高校生版「冷静と情熱のあいだ」みたい・・・
と思ってしまったのですが・・・

もちろん、この二人の思いはさわやかで、
17歳の青春真っ只中、って感じで
物語の世界とはまったく違ってますが。


「あおい」の物語を江國香織が、
その相手の「順正(じゅんせい)」の物語を辻仁成が書き、
片方だけでも十分面白い小説ですが
両方読むといっそう楽しめます。

あおいはイタリアに生まれ育ち、日本の大学に入学し
おなじく帰国子女の順正に出会います。
そして別れて、またイタリア、ミラノに舞い戻り、
それから3年程が経った時から物語は始まります。

江國香織さんのあとがきに
「どんな恋も一人の持分は二分の一。
後の半分の、あおいの知らない順正と、

別の物語にとじこめられています。」
と書いています。

人は、自分の立場でしかものを見ることが出来ませんし、
見えない部分のほうがずっと多いですよね。

推理小説などで

とかいう場面がよくありますが
「それは同じ作者が書いてるからだ!」とつっこみたくなります。
まあ、そんなことを言っては身も蓋もなくなるし、
この物語は悲しい恋の物語であって
そんなこと言って茶化す場合ではないのですが・・・

この物語のように
物事は別々の面から見て、成り立っている、というほうが本当なんですね。
もちろん、多くの人物を書き分け、人生を書き分けていくのが
作家の仕事なんですが
この物語の試みはひじょうに面白いと思います。

あおいと順正、重なる時間は小説の中ではわずかですが、
そのときの二人をまったく違う人が描きます。
同じ時間を共有していても、
人の思いはまったく別々に発しているんだ、
と思うと、とてつもなく悲しい気もします・・・・

辻仁成は、本当に切ない恋を書きますね~~
「サヨナライツカ」は「せつない」以上の言葉が出なかったです。
この「冷静と情熱のあいだ」では「あおい側」のほうがよりせつない・・・

これから先、ふたりはどうやって孤独を埋めていくんだろ?
と考えなくてもいい人生を考えてしまいます・・・





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最終更新日  2007年06月18日 18時46分43秒
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