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小学館からクラシック音楽の入門用CDつきマガジン「クラシック・イン」が発刊された。隔週刊で全50巻。1号のみ490円、続巻は980円。 いわゆる「クラシック名曲集」的なものは2~3年に一回、どこからか出ていると思う。最近はこうしたマガジン+CDやDVDが流行のようだ。 娘が読んででみたいというので1号を購入してみた。第1号はモーツアルトで、P協奏曲第20番と26番「戴冠式」、それにトルコ行進曲。演奏はバレンボイム指揮のイギリス室内管弦楽団。演奏家は主にEMI系で固められている。 隔週刊のマガジンということで、作曲家基礎知識やCDガイド、池辺晋一郎の「名曲のからくり」や紫門ふみの「名曲ごちそうさま」といった連載があり、作曲家の出身地が美しいビジュアルで紹介されている。このあたりには「楽しく読ませる」工夫が見て取れて、入門ガイドとしては合格だと思う。 とはいえ、やはり疑問だったのが選曲。全50巻とはいえ、「作曲家が50人」ではないのだ。モーツアルトが5巻、ベートーヴェンが5巻、チャイコが4巻、ドヴォルザークが2巻。この感覚はいかにも古い気がする。マーラーとブルックナーなど2人で一巻。巨大な交響曲だからハイライトになるのは仕方ないとしても、内容が全く異なるのだから別々にすべきだろう。 モーツアルトとベートーヴェンは多少多くなるのは仕方ないとして、モーツアルトのP協で2巻も費やす必要があるのだろうか。(ちなみにもう片方は21番と27番) 個人的に入れておくべきだと思ったのは日本人作曲家。伊福部、吉松、武満など、そろそろ名曲選にいれてもいい日本人作曲家は随分いる。「クラシックは西洋のもの」という古い固定観念がある限りは無理かな。 エルガーもいつまでも「愛の挨拶」ではないだろう。「エニグマ」か「交響曲第一番」くらいは入れるべきだ。ブラームスも2巻で交響曲第1番と第4番。どちらか削ってP協2番を入れたほうが良かったのでは? 笑ったのはハチャトゥリアンの「剣の舞」が入っていること。やっぱりこれは外せないんだなあ。でもプロコイエフは「古典交響曲」もないし、スクリャービンの「法悦の詩」くらいはそろそろ入れてもいいんじゃないか・・・ イギリス音楽でいえばディーリアスも抜けているようだ。まあエルガーも「愛の挨拶」だけなんだから、ディーリアスの出る幕はないのかもしれないが。 などなど、選曲を言い始めるときりがないが、やはり感覚的に古い感じと、どうしても「癒しのモーツアルト」の名声に頼っているように見受けられる。でもまぁ読み物がきれいで面白そうだし、全巻集めればそれなりに名曲を聴いたことにはなると思う。これからクラシックを聴きたい、という方には無難でお勧めできる内容と言えるだろう。 蛇足だが、(当然ながら)演奏はEMI系中心なのでその曲のベスト演奏が必ず付いているわけ訳ではない。ベートーヴェンの5番をいまさらサヴァリッシュで聞かされても・・・などと思うのは私だけではないだろうなぁ、きっと。初心者の方にもラトルの演奏の方が良かったのではないだろうか。それにしても、これも楽天では売っていないんですなあ。クラシック・イン
2005年01月30日
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昨日も話したが、銀河英雄伝説の音楽の中核をなしたのは間違いなくマーラーの交響曲だった。最初の作品、「わが征くは星の大海」でこそ「主役」はニールセンの交響曲第4番「不滅」だったが、本シリーズではマーラーの交響曲が多用されていた。しかもそれがまたドンぴしゃではまっていたのだ。100話(各30分)を超える作品中、そのほとんど全てのシーンで使われていたと思う。例えば、・漆黒の宇宙の闇の中を宇宙戦艦が飛ぶ→3番冒頭・勝利の象徴→3番終楽章終結部・戦闘が膠着状態に陥る→巨人 終楽章・主人公回想→5番アダージェット・歩兵戦闘シーン、軍隊の行進→悲劇的 冒頭・ある事件が収束し、新たな展開へ→7番終楽章終結部・回想シーン→10番第一楽章・苦悶シーン、悩むシーン→10番プルガトリオざっと思い出してもこれだけ出てくる。やはりマーラーの音楽が情景描写に優れている証だろう。ただ不思議と私の大好きな9番が使われた記憶がない。さすがにあの曲は、軽々には使いにくいメロディーなのかな。それにしても、銀河英雄伝説の帝国軍側は見事にドイツ的だ。なにせ皇帝の名前がラインハルト・フォン・ローエングラムだし、その彼が乗る宇宙戦艦の名前がブリュンヒルデ。帝国元帥がロイエンタールとミッターマイヤー。(作者は「ドイツ人名辞典」と首っ引きだったそうな)そういえば部隊名で「ローゼンリーッター」というのもあったっけ・・・やっぱドイツ語って強そうに響くんだなあ。対する同盟軍側はからきし弱そう。軍服はアメリカ軍ぽいが、本当はどこの国を真似たんだろうか・・・そういえば古くは「宇宙戦艦ヤマト」の時代から、悪者は「帝国」でドイツっぽい、て決まっていた。ガミラス帝国、デスラー総統、ヒス副総統、ドメル将軍・・・そうだ、「さらば宇宙戦艦ヤマト」では敵側の「白色彗星帝国」のテーマ曲がオリジナルでパイプオルガンだった!あの尋常でない迫力もアニメ史上に残る名曲だった。あれはなにか元ネタの曲があったのだろうか・・いまだに分からず終いだ。なあんて今日はちょっとまとまりが無くなってきたなあ。終楽章を聴いて欲しい!マーラー 交響曲 第1番「巨人」 他/テンシュテット&ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団壮大な「白色彗星帝国のテーマ」を聴いて下さい!さらば宇宙戦艦ヤマト-愛の戦士たち- デラックス版 松本零士・西崎義展/作まさに銀河英雄伝説の先駆者!ひおあきらの名作さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち 全3巻 ひおあきら/画
2004年06月18日
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