2006/10/07
XML
カテゴリ: マダガスカル産
晴れました。
久しぶりの陽射しがやってきました。
……というわけで、先日のIMAGE2006戦利品をさっそく撮影。
買ってから何度も……にとって眺め回しておりますが、
光に透かし、カメラのレンズを通して、
ペストポジションを探してじっと石をにらみつける、
もとい、石を見つめるのは、わたしにとって、最も石を深く見る方法でもあります。

今日の石は、こんな石。



マダガスカルのアメシストです。

たとえばナミビアのブランドバーグ産のようなきらめく美しさではありませんが、
光に透かせば、豊かに深い紫色。

しかも、このアメシストは ソロバン型の結晶なのです!

一般にベータ水晶とも言われている、水晶の先端のとんがり部分だけを
上下にくっつけたような形です。

しかし、ベータ水晶というのは、
普通の水晶(アルファ水晶)が573℃以下で結晶したのに比べ、
もっと高い温度(573℃~870℃)で結晶した高温型の水晶のことをいいます。
高温で結晶した水晶の中には、写真のようなソロバン型水晶が見られるので、
この形の水晶のことを、形だけでベータ水晶や高温型水晶と言ってしまうことが多いのです。

ところが、ソロバン型=高温型(ベータ)水晶ではありません。
ロシアのソロバン型水晶 も、
実は、普通の水晶と同じ低温(573℃以下)で結晶したと考えられています。
(なぜ、低温でこんな形に結晶したのかは謎だそうです)

これでは、ベータ水晶と言ってしまうと間違いになるので、
「ソロバン型水晶」と呼ぶことにします。


水晶としては決して大きくはありませんが、ソロバン型水晶としては
けっこう大きめ。いくつか余分な結晶がくっついていますが、
なかなか形も端正です。
それより何より、アメシストでソロバン型というのは、なかなか見かけません。

実は……この水晶、セプター水晶なのです。
写真ではミネラルタックがくっつけてあるあたりに、
セプターの土台がはずれた痕がちょっぴり残っています。

ソロバン型であっても、セプターであっても
ユニークな結晶であることにはかわりがありません。
なのに、お値段
すてきすぎます。

ミネラルショーでは必ずお邪魔するショップさんが、
このたびいつになく安売りをしていて、300円、500円、1000円、3000円の
均一コーナーを連発。
もちろん、嬉々として掘りましたとも!

最後に、反対側はこんなかんじ。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2008/09/06 05:31:51 PM
コメント(0) | コメントを書く
[マダガスカル産] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

Keyword Search

▼キーワード検索

Comments

フォレスト@ Re:”メタ”からアゼツを考える。(09/28) アゼツライトは水晶にもならないただの石…
スターブラリー@ Re:名前を使う、意味を使う(10/08) この写真に掲載されている水晶は、販売予…
spiranthes@ Re:Vサイン!(11/15) 55度24分のベローダ(Belowda)式双晶かもし…
販売者@ Re:分りやすいです。(09/30) スーパーセブンが、過去くず石だったとい…
通さん@ Re[4]:深紅であるはずの石(12/10) わ!わ!こちらにお返事をありがとうござ…

Profile

KURO−M

KURO−M


© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: