TBSで「ココロ元気ウィーク」と称して、国内外のいわゆる「イイ話」を紹介しています。朝の忙しい時間についつい見てしまいました。いやなニュースばかりが席巻するする昨今、こんな番組をもっとしてくれればいいのにと思います。
日川高校バスケ部3年、田中正幸君の話。田中君は小、中学校とバスケで名をはせ、県代表に選出されたほどの実力の持ち主。前途洋洋、鳴り物入りで日川高校に。そして、悲劇が起こります。脳出血になり右半身麻痺、動かない、しゃべれない・・・絶望します。しかし、彼はあきらめなかった。学校を1年休学しリハビリに明け暮れ、軽く走れるようにまでになりバスケ部に復帰します。そして、これまでの実績と経験を生かし、コートの外でチームのサポートに徹します。また、来るべき「いつか」のため、左手でのシュートの練習を続けます。仲間も監督も、そんな彼のひたむきな努力を知っています。
インターハイ予選で試合に出場、仲間が彼にパス、彼がシュートしやすいように全員で相手をガードします。田中君がコートの外で仲間をサポートしたように・・・。そして、来るべき「いつか」が訪れます。左手の強く美しいシュートが決まります。その瞬間、ベンチの全員が飛び上がって喜び、田中君は仲間の前で見せたことのない、初めての涙を流します。「初めての涙」それが絶望の涙ではなく、歓喜の涙であることが素晴らしい。田中君にとっても仲間にとっても、そのシュートは1本でも2点でもないのです。一生忘れられないシュート・・・。私も久しぶりに涙が出ました。
田中君は「バスケが好きだから」できたことだといいます。
それだけではありません、もうひとつ、バスケが好きな田中君のことを愛している、バスケが好きな仲間がいたからです。
田中君が色紙に書いた言葉 「努力の上に花が咲く。今度は困っている人の役に立ちたい。」 彼は東京福祉大に進学し、ソーシャルワーカーを目指すとのこと。彼が社会で活躍する日が楽しみです。
彼は右手足の自由を失いましたが、
希望をもつことの大切さ、努力する才能、仲間の愛、感謝の心・・・。
素晴らしいものを手に入れています。
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