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朝から小雨が降っていた“時間がない…”焦る気持ちを抑えながら、車のハンドルを握る出発する時間が予定よりも遅くなってしまい、若干自分のなかで焦りが生じていた今日は日曜日ということもあって、首都高速は比較的空いている“このままなら間に合うかもしれない”そう思いながら、アクセルを踏み続けていたしばらく順調に走行していると、目の前に大型タンクローリーが立ちはだかった法定速度で走っているのだろうが、焦っている今の自分の眼には、そのスピードがもの凄く遅いように感じられた追い抜かしたいところだが、片側二車線の道路の左車線は、比較的ゆっくりなスピードの車が狭い間隔で走行しているので、車線を跨いで抜かすことができないまるで焦らされているかのように、行く手を阻まれた焦りが次第に苛立ちのような感情へと変わっていくのが、自分でもわかったいつタンクローリー車を追い抜かそうか、そのタイミングばかりを窺う状態が続くある高速出口を過ぎた頃だった左車線を走行している車がないことを確認すると、自分は車線を変更したタンクローリー車を抜かすために、アクセルを踏み込む直線だった道路が程なくして右の急カーブにさしかかるタンクローリー車の方が頭ひとつぶん前を走っている状態なので、前方の状態がよくわからないまま、カーブの流れに沿う!!!!!ようやく開けた自分の視界に飛び込んできたのは、カーブの途中で停車している大型タンクローリー車とタクシーの車輌なんと、衝突事故が起きていたのだ!!しかし、その事実を知るにはあまりにも遅すぎた“このままだと自分も衝突する!!”頭では解っていても、車はスピードが出ているので、今ブレーキを踏んだところで、間に合わないことは明白だったそれでも、自分はブレーキを踏み続けた不思議なもので、時間にすればほんの数秒のことなのかもしれないが、自分には考える時間があるほどの余裕を感じていたまた、危機的状況にありながら意外と冷静でいることに、自分のなかで一種の覚悟ができていることを覚えた僅かの間で、ハンドルを握りながら、頭のなかでは自分はどうすべきかを考えていた与えられた選択肢は3つだけ右にハンドルを切るか…左にハンドルを切るか…そのまま衝突現場に突っ込むか…右にハンドルを切りたいところだが、追い抜かそうと思っているタンクローリー車が右側をまさしく併走しているので、右に逃げることはできないかといって、左にハンドルをきって防護壁にぶつけたとしても、その衝撃で車がどういう動きを見せるかわからない下手すれば後続車を巻き込む大惨事になりかねないならば、自分に残された選択肢は1つこのまま衝突現場に突っ込むしかない!!できるだけスピードが落ちることをただただ祈り、ブレーキを強く踏み込んだ…ドンッ!!衝撃が伝わった衝突するまでの間にかなり減速できたのか、思ったより衝撃は強くなかった車から降りると、衝突してしまったタクシーのなかを覗いたすると、運転手が運転席に座り込んでいたお客は乗せていないようだすぐに声を掛けたが、いまいち反応がよくないそのすぐ傍らでは、タクシーに衝突された大型タンクローリーの運転手の方が居たその方から、事故の概要を聞くことができた今回の事故は複雑を呈していたまず、一台の乗用車が急カーブでスピンをして防護壁に衝突して停車したその乗用車の後ろを走行していた大型タンクローリー車が停まるために減速したところ、その後ろを走行していたタクシーの運転手が減速していることに気づかず、追突を免れるために急ハンドルを切ったためにスピン防護壁やタンクローリー車に衝突を繰り返してようやく停止したそれから間もなくして、自分が追突したつまりは、3つの事故が不幸にも重なったということになる見ると、自分たちの事故現場の50メートル程の先のところで、一台の車が横向きに停車していたここは言わずとしれた急カーブ地帯折りしもスピードの出し過ぎが事故を招く結果となったすでに警察は呼んであるとのことだったので、小雨降るなか、相手の運転手の方の連絡先を伺ったり、事故車輌のナンバーや、破損状態などを調べるこんな話自慢にもならないが、今まで何度も交通事故は経験しているので、こういうときは冷静に的確に行動することができる自分が運転していた車は、左前方のライトのカバーが破損それから前面のボディに凹みは見られたものの、自走も可能だし、見た目からすると意外とダメージは浅いようだ自分が追突したタクシーは、後ろの部分のボディは凹み、トランクはくの字に拉げていた玉突き事故の可能性があるので、前に回ってみると、タクシーの車体は原型を留めていない酷い状態だったグシャグシャに潰れた車体…外れたバンパーは道に転がり、タイヤは破裂しているタクシーに追突されたタンクローリーの運転手の話では、タクシーはずい分と派手にスピンしたと言っていたが、その言葉をまさに物語るような有様である初老のタクシーの運転手の人と話をしていても、どこか上の空の状態にあるのは、きっと事故によるショックがあるのだろう程なくして警察が来て、一通りの事情聴取が終わると、解放された事故発生からすでに1時間ちかくが経とうとしていた時間の遅れを取り戻すがために焦った結果が、このザマである今さら思っても仕方ないことだが、悔やんでしまうもし出るのが1分でも早かったら…もしタンクローリー車を追い越そうと思っていなかったら…もし急カーブで乗用車がスピン事故を起こしていなければ…もし…もし…もし…頭のなかで後悔の念だけが輪廻している大袈裟かもしれないが、正直今回の件では、一瞬頭のなかに“死”という文字が浮かび上がったけれども、こうして無傷でいられるそれだけでも良しとしたほうがいいのかもしれない事故を起こしたのも、事故の被害を結果的にはどうにか最小限に食い止められたのも、すべては自分の判断によるものクヨクヨしていても仕方ないので、気持ちを入れ替えるしかない仕事の関係上、車の運転は欠かせないくれぐれも安全運転を心がけなければ!!
2010年03月07日
追い詰められたいや、自分で自分自身を追い詰めたそう言った方が正しいかもしれない元々のんびりした性格だからか、自分で自分を追い詰めないと、尻に火がつかないみたいそんなわけで、土壇場になってジタバタするのは多々あることけれども、さすがに今回だけは参ったハッキリ言って、無理!やり始める前から白旗を掲げている状態とは言え、やらなきゃならない無理無理!絶対無理!!時間と睨めっこしながらの孤独な闘いさすがに極限まで追い詰められると、自分でも驚くほど能力が発揮されるこの力が普段から出ればいいのに…なんて横道に反れるような思考回路は今は遮断されているとにかく与えられた使命をひとつひとつ片付けていく頑張ったほんと頑張ったでも一日という時間は限られているやはり全てをやり遂げることは到底できないそんな事は端から解りきっていたことどうする?放棄する?いやいや、ここまできたのだから諦めないと言うか、こんな事もあろうかと、実はある秘策を用意していたのだ秘策と言っても、最後の手段だから決して良い選択肢とはいえない平たく言えば、“逃げ道”逃げ道ってなんだか言葉の響きはよくないけれど、今目の前に突きつけられている現実から逃げるのではなく、あくまでも一旦待避するということ真っすぐな道のりをただひたすら突き進んでいくと、息が詰まる思いをすることがあるそこに逃げ道という一本の道を作ることによって、新たな道筋が出来上がる逃げ道ばかり作って、楽な方へ楽な方へ行ってしまうのは問題だが、たまには逃げ道を歩んでいくことも必要まさに、今がそのときちょっと小癪な手段ではあったが、おかげでどうにかこうにか事なきを得ることができた逃げ道を歩んだことによって、ちょっと遠回りすることになってしまったけれど、またすぐに元の道に戻って、遅れを取り戻せるよう頑張ります
2010年02月28日
ほんの小一時間ほど、知人の子供の面倒を見ることになった慣れてないから、ちょっと心配けれども年長さんだというから、何とかなるかな?と思ったら、これが大間違い!もう大変!どうしたらいいんだろ?ましてや、今日が初対面だもんでも、人見知りしない子でヨカッタはじめのうちは、おとなしくお絵描きしていたんだけれど、飽きたんだろうねボールで遊んだり、駆けっこしたり、モノを投げたり、壊したり…行動がまったく読めない仕舞いには、オレのこと殴る蹴るのやりたい放題!手加減を知らないから、これが結構痛いけれども、叱るわけにはいかないだって自分の子供じゃないんだからさ柄にもなく、「ヤラレタ~」なんて言いながら逃げ回ったりしてみたオレ、何してるんだろ?なんて思いながら決して子供に嫌われているわけじゃないと思うんだ何故って?だって、「ワー!キャー!」はしゃぎながら向かってくるもんッ子供に人気の戦隊ごっこのつもりなのかな?だとしたら、オレは悪者!?ハァ……子供の相手をするのって、疲れる…ほんの1時間相手にしただけでグッタリだよこんなことじゃ、お父さん失格かも!?まぁ、当分なる予定はないけどさ
2010年01月31日
ピンチだよピンチ!!一体どうしたらいいんだろ?名案が思い浮かばない考えてもダメなんだから、行動するしかないそれが最善の策かどうか、今の自分には判断のつきようがないけれど、とにかくやるしかないよねかなり追い詰められている状態不安、焦り、苛立ち…様々な感情が自分のなかでグルグルと渦巻いているけれども、不思議と気持ちは前向きいや、こんな状況だからこそなのか、逆に力が漲っている“ピンチはチャンス”って言うよねえ!?言わない?けれども、自分はそう思いたいこれは試練なんだと…なんだか自分が試されているような気がして、なら、やってやろうじゃないか!と孤軍奮闘中思い返せば、小学生のころ、夏休みの宿題といえば、最後の最後、8月31日になって慌てて片づけていたっけ追い詰められて、ようやく力を発揮するあぁ…この性分、子供の頃からなんだね
2010年01月25日
昨日のこと一日の仕事を終え、まさしく帰ろうとした時だった突発的なトラブルが発生した思いもよらぬ展開その事態に対処するため、急遽不眠不休で一夜を明かすこととなった正直辛い…今はアドレナリンが放出されていて興奮状態にあるのか、勢いで乗り切ろうとしている問題は翌日明日も仕事だから、少なくとも丸一日以上は眠らないこととなる果たして大丈夫だろうか?朝から外回りの仕事が入っていて車のハンドルを握らなければならない過去に居眠り運転をして事故を起こしているだけに、その事が気がかりでいた深夜の底冷えするような寒さに震えながら頑張った甲斐もあり、なんとか事態は収拾がついたさてさて、ここからが正念場である只今の時刻朝の5時…昨日は4時に起床したから、すでに丸一日は経過したいまのところまだ眠くはないけれども、いつ睡魔が襲ってくるかわからない冷水に顔を晒して気を引き締めるのであった不思議なもので、気が張っているとまったく眠くならないむしろハイテンションのせいか、普段よりも身体のキレがいいぐらい外で仕事をこなしている間は、眠気に襲われることも無かったしかし、午後になると様相は一変する事務仕事をし出した途端、猛烈な睡魔に襲われるようになったやはり身体を動かしていないとダメなようだ不眠の状態が既に30時間以上は経過しているので、それも無理ないのかもしれない瞬きをするにも、ものすごく瞼が重く感じられる今すぐにでも眠りたいところだが、当然ながらそんな事が許されるはずもない洗顔したり、身体を動かしたりと、なんとか必死に抵抗するそうこうしているうちに、二日にわたった任務も終了なんとか猛烈な睡魔に屈することなく、無事に終えることができたさすがに今日は早めに帰宅午後19時まだ起きていようと思えば起きていられるけれど、一人で我慢大会をしても仕方がない寝床につくにはあまりにも早いかもしれないが、もう眠らせてください自分でも驚くほど、まるで吸い込まれるようにして眠りについた昨日の4時から始まった不眠不休39時間、我ながらよく頑張りましたこうして、長い長い二日が終わったのであった…
2009年11月03日
一日24時間という限られた時間有効に使えているかどうかは甚だ疑問に思うところやらなければならないこと、やりたいことが山ほどあるまず今自分が何をすべきか、優先順位をつけるその大半がやらなければならないこと自分がやりたいこと、つまりは自由な時間は十分に確保できていないのが現状である時間に余裕がない今の状況のなかでは、当然のことながらブログをしている時間がとれないパソコンを開かない日も増え、気がつけば1ヶ月近く更新が滞っていたさすがにこれだけ溜まってしまうと、自分で播いた種とはいえ、正直言って億劫とは言え、忙しいと言いつつもブログを辞める決断力は持ち合わせていないそんななかでも“毎日欠かさず書く”というポリシーは相変わらず持っていて、遅ればせながらも時間をみつけてはコツコツと書いているいつものようにブログを書こうとしたときだったん!?なぜか日記を書くことができない調べてみたら、驚愕の事実が判明したなんと楽天のブログのシステムでは、1ヶ月以上前は遡って書くことが出来ないとの事今日は11月2日自分が書きたいのは、9月27日つまりは1ヶ月以上前の9月のことは書けないのだ知らなかった…そうと知っていれば、なんとか無理してでも書き上げたのに…考えてみれば、わざわざ1ヶ月以上も前のことを書こうとは、普通の人は思わないわな今まで一日も空白を作ってこなかった自分にとって、これはかなりショックな出来事9月27日から30日までの4日間のことを書くことができないさて、どうしようか?ブログを始めてから3年半強、今まで“日々のことを書き漏らさない”というポリシーを持ち続けてきたが、それもついに駄目になってしまったかと言って、何の変哲もない4日間とはいえ、それを無視して続けるのは自分のなかでどうも納得がいかないしばらく考えたふと妙案が思いついた1日分は5回更新することができるつまりは、今もっとも古く遡ることができる10月1日に、書けていない4日分を書いてしまえば、1日分として収まるかなり強引な展開ではあるが、もはやこの方法しかなかったこうして、日記のカレンダー上では空白の4日間が生じたものの、日記としては毎日書き続けていることとなったそれにしても、この現状なんとか打破しないといけないまるまる1ヶ月更新が遅れているブログ…果たして改善することができるのだろうか?我ながら先行き不透明
2009年11月02日
お客様から、「急用がある」との電話をいただき、急いで車に飛び乗った高速道路を疾走するいつも見慣れている風景が、どんどんと流れていくしっかりと車のハンドルを握りながら、ふと思った“そういえば、場所どこだったっけ?”急いでいると聞いて、慌てて出たものの、向かう目的地が定かではないのだ一度だけ伺ったことがあるのだが、それは、かれこれ一年以上も前の話いくまでの道程はなんとなくは覚えているものの、うろ覚えでしかないちょっと不安が過ぎる車にカーナビはついていないし…そうだ!地図を見れば分かるかも!?と思ったが、車に地図は積んでいないどうしようか…“まぁ、何とかなるか”普段は慎重派の自分なのだが、どうしようもないときは、意外と楽観的であることに我ながら驚かされる首都圏の高速道路は色々なルートがあり、入り組んでいる目的地に一番近いインターの名前は分かるものの、そこまで、どこをどう走ったらいいのかわからないしかし、かなりのスピードで走行中の高速道路上では、血迷っている余裕はないたとえ間違っていても、道は繋がっているから…と、あくまでも冷静かつ楽観的な思考は変わらず、車を走らせ続けた自分の記憶力が優れているのか、それとも感がいいのか、はてまた運がいいのか…無事に滞りなく高速道路を降りたなんとなく見慣れている風景一年近くまえに、しかも一度しか訪れたことがないのに、意外と街並みを覚えている自分に驚く急な坂、バスの車庫、古びた石橋と小川…断片的に見覚えのある景色を眼にして、記憶の奥の奥のほうにある、かすかな記憶をなんとか引っ張り出すと、どんどんと自分のなかで地図が繋がっていったこうして、目的地が曖昧なまま慌てて飛び出してしまったものの、なんとか自分の記憶力だけを手がかりにして到着することができたヨカッタ、ヨカッタ自画自賛じゃないが、我ながらスゴイ!人間の記憶力ってすごいねそのわりには、最近、久しぶりに会う人の名前が出てこなかったり、いまさっきやっていた事を忘れたりするんだよなぁ…自分の脳のチカラ、自分の脳でありながら、未知です
2009年08月12日
仕事がおおかた片付いた頃、スタッフの一人が、「今日誕生日なんです」と、言ってきただから?と、最初は思ったのだが、そのスタッフは何かを期待している目をしていた何かを強請っているお祝いして欲しいと望んでいるそう自分の眼に映ったいまさら誕生日を喜ぶような年頃でもないやろ…しかしながら、折角なので、他のスタッフにバースデーケーキを買ってきてもらい、仕事終わりにささやかながらもお祝いをすることにした“お誕生日おめでとう”と書かれたチョコのプレートがのっている、バースデーケーキ歳の数だけのローソクを立てて灯をつけると、部屋を暗くし、ハッピーバースデーの歌歌い終わると、本日の主役が赤々と揺らめくローソクの炎を息で吹き消す自然と沸く拍手なんだか馬鹿馬鹿しいんだけれど、不思議と楽しい時間を、皆と共有するさてさて、自分がケーキを人数分切り分けることになったのだが…ええ~っと、何人だっけ?9人ね9等分と…包丁を手に、とりあえずケーキを半分にしたそこで、ふと考えた9等分って、どうすればいいんだ?十字に切って、4分の1さらにその半分で、8分の1これじゃ、1つ足りないあれ?わからない・・・ナイフを手にしたまま考えていると、理屈っぽいスタッフの一人がこう言った「40度の角度に切り分ければいいんですよ」なるほどね360度の円を9等分にするのだから、単純に考えて360÷9=40で、40度という数字が出てくるわなさすが頭が賢いだけあるわって、分度器も無いのに、どうやって正確に40度に切り分けるねんッ!!暑いなかケーキを持ち帰ってきたせいか、生クリームはゆるめになっていたこのままケーキの切り分けでグズグズしているわけにはいかない結局、切り分けやすい8等分にしたん!?それじゃあ、一人食べられないはず…はい、自分が辞退しましたその代り、ナイフと、ケーキの周りについていたフィルムに付着している生クリームをペロペロと舐めましたとさちょっと、はしたなくて貧乏くさいけれど、生クリームが好きなので…
2009年07月11日
夜遅くに、知人から相談事を受けた明日までに解決しなければならない、切羽詰まった話実はこの話を受けるのは、これが二度目一度目のときは、忠告をしたにもかかわらず、聞く耳持たずで、自分の意見は突っぱねられてしまったはじめから人の意見を聞いていれば、ここまで事態は悪化しなかっただろうだからこそ、今になって泣きつかれてきても、「何を今さら…」という思いの方が強かったしかしながら、こうして自分を頼ってきてきたのは、よほど困っているのだろうと、自分のなかで親分肌の気質が疼き、ふたたび相談に乗ることに困って助けを求めてきているのに、みすみす無視することは、自分の性分からして出来ないただし、如何せん時間がないので、やれることはやるが、結果をあまり期待しないように釘をさしておいたそれからは方々に手回しをして、問題解決に奔走した夜も遅いというのに人のためなのに頭を下げたり時には強気に出たり一体なんで、ここまで躍起になっているんだろう?と、我に返って可笑しくなるほど、眠る時間を惜しんだ結局、自分も周囲の人々に支えられ、助けられて、なんとか問題解決の糸口を見つけることができたどうやら最悪の事態は免れそうだこの報告をしたら、知人もきっと喜ぶに違いない今はもう真夜中なので、詳しくは明日ということに安心したので、自分も、これから短い眠りにつきます【親分肌】人の面倒をよくみて、頼りになるような気性であること(辞書調べ)
2009年06月29日
黄色い薔薇を80本使う花束の注文を、数日前に頂いたその花束をつくろうと、薔薇が入った箱を抱えて歩いていたときだった突然、足元を掬われた床が水で濡れていて、滑ってしまったのである転ぶ!!瞬時にそう思ったが、もはや自分に成す術はなかった箱を持ったままツルンッ!ドテッ!と、見事に転んだこんなに派手に転倒したのは久しぶりかもしれない手に抱えていた薔薇の箱を手放さなかったので、そのまま身体を床に叩きつけてしまったジンジンと響く痛みを堪えながら立ち上がろうとした時、自分の顔色は蒼白になった床に黄色い薔薇の花首が転がっていたのであるまさか!!その自分の不安は的中した薔薇の箱を開けると、いくつかの薔薇の花首が取れていた転倒した際、衝撃の弾みで折れてしまったのだ黄色い薔薇は全部で5本折れていたお客様の注文は80本ピッタリの本数しかないから、5本足りない…凹んだなんてタイミングが悪いのだろう意地悪な展開、悪戯な偶然としか言いようがないいや、そもそも、自分が不注意で転ばなかったら、こんなことにはならなかった自分が悪いのか薔薇5本ごときの話ではあるが、どんどんネガティブになっていく自分でも、折れてしまったものは、もう元通りには戻らないくよくよしてもしょうがないか明日の朝一で仕入れれば間に合うだろうすぐに凹みもするが、気持ちを入れ替えるのも早い自分であった
2009年06月18日
大きな劇場今日は舞台初日その公演に、自分は出演者のひとりとして舞台に立っていた作品は、お笑いの要素をふんだんに散りばめた喜劇の時代劇自分の役どころは、長い髪を颯爽となびかせる若侍いわゆる二枚目ってヤツだ舞台に立つと、眩しいスポットライトが自分の身体を包み込むその眩しさの向こうには、大勢のお客さんで埋まっている客席が見えたまだまだぎこちない自分の演技けれども、周りの役者さんの助けもあり、なんとかうまく立ち回ることができた客席からは終始笑い声が絶えず、大盛況のまま幕は下りたのであった…そして、夜公演まもなく本番というところ自分は舞台袖でスタンバイしていたところがだ、突然セリフが全く浮かんでこなくなってしまった昼間はなんとか滞りなくできたのに、今はまったく思い出せないどうしたことか、頭の中は真っ白…慌てて台本を借りて読むが、間もなく開演というところで、たくさんあるセリフを全部叩き込めるわけがない“どうしよう…”まるで記憶がすっぽり抜けてしまったかのように、何一つ言葉が出てこない焦りと緊張で押し潰されそうになる動悸は激しくなり、額には嫌な汗が浮かんでいた“うわぁぁぁ~!!”声にもならない声が、自分の身体のなかで木霊している開演を告げる音楽…それは、今の自分にとっては死刑宣告を言い渡されたほどの、酷な旋律に聞こえた“ダメだ…”絶体絶命のピンチ!!と、そこで目が覚めた!!!!!そう、夢を見ていたのであるなんだ、夢か…それにしても、まるでその世界に生きていたかのような、リアルな夢だったなァお芝居が好きで、よく舞台を観にいくから、そんな夢を見たのかな?それとも、自分の憧れが夢となったか?自分は若かりし頃、舞台好きが講じて、役者になりたい!と、一時期夢を見ていたことがあるのだ結局は夢は夢のままに終わったけれど、こうして夢のなかでも夢が叶えられることができたのなら、ちょっとは救われたかなセリフを忘れて、かなり追いつめられてたけれどね次役者になった夢を見るときがあれば、その時は完璧にセリフが言えますように…
2009年06月06日
約1ヶ月前のこと知人の御主人が、傷害の罪で警察に訴えられてしまった話によると、御主人曰く、仕事の取引業者(中年女性)があまりにも無理難題を吹っかけてくるので、つい感情が高ぶってしまい、相手の腕を掴んで詰め寄ったのだとか怒りは治まらなかったが、その場は堪えたというところが、後日警察署から呼び出しを受けることとなる取引業者の中年女性が、傷害で訴えたのだその女性は、「腕を掴まれ、引き摺り回された」と警察で証言し、怪我をしたということで、全治3週間の診断書も提出しているという身に覚えのない話に、知人の御主人は戸惑いを隠せないながらも、警察に事情をありのまま話したそう今回の件に関していえば、そのやりとりの現場を直接見ていた人は誰もいないつまりは当事者同士の証言しかないのだところが、両者の話は全く食い違っている警察は、関係者に事情を聞きまわり、訴え出た中年女性が、頻繁に取引業者とトラブルを起こしていることが判明するけれども、だからといって、その情報がこちら側に有利に働くとは限らないこの傷害事件、一体どのような顛末を迎えるのだろうか…そして今日、知人から示談が成立したという話を伺った15万円を相手側に支払うことで解決したというその話を聞いて、他人事ながらも無情な結果に驚きは隠せなかった自分は話を聞いているだけなので、到底真実を知る由はない知人の御主人という贔屓目もあり、御主人が言っている方が正しいのでは?という偏った見方をしているからこそ、この結果に納得がいっていないのかもしれないけれども、公正な立場に立って見た場合どうだろうか?食い違う両者の言い分ということは、どちらかが嘘を述べているということになる一体どうやってその嘘を見抜き、そのなかから真実を見つけることができるのだろうかそれはかなり難しいといえよう自分は今年、走行中に当て逃げ事故に巻き込まれた車のナンバーや運送会社を覚えていたことから、該当車輌とドライバーはすぐに見つかったしかし、相手は事故が起きたことを一切認めようとしない真っ向から対立したわけだが、結局は、相手車輌の車体にこちらの車輌のごく微量の塗料片が付着していたことから、相手の過失は決定的なものとなった修理費は全額相手の負担になったものの、最後の最後まで相手は自分の否を認めようとはしなかったもし、これが塗料片が付着していなかったら、相手の過失を認めさせることは難しかっただろう自分がいくら真実を語っていても、それを納得させる判断材料が無いと、真実も真実でなくなるということを思い知らされた出来事だった今回も、第三者などの証言があれば話は変わったかもしれないが、如何せん当事者同士のみだけなので、真相を語ろうにも、それを裏付けることができないその結果、無駄な争いをしこじれ、万が一にも傷害罪の罪で前科がつくよりも、示談に持ち込んだ方がいいということで、今回の顛末を迎えたもし無罪潔白であるのなら、当人にしてみれば、この結末は到底納得いかないであろう運が悪かったとしかいいようがないけれども、相手の腕を掴んだ事は紛れも無い事実であり、そのような行為に至らなければ争いに巻き込まれることもなかったわけで、その点では本人も反省しているとのこと真実って、一体なんなんだろう今回の件で言えば、結局有耶無耶になってしまったが、本当の真実は自分だけが知っているはずたとえ無情な審判が下ったとしても、自分に疚しいことがないのであれば、自分に誇りを持ち、胸を張って生きていくしかないきっと、すべてはお天道様が見ていてくれているはずである【私は不幸にも知っている。時には嘘による外は語られぬ真実もあることを】(作家・芥川龍之介の言葉)
2009年05月31日
自分に過失が無い(自分の過失を認めない)場合、事故の示談交渉は、弁護士法第72条により、保険会社は介入することができないということで、自分が、相手と示談交渉を進めることとなったまずは、相手と連絡を取るために、運転していたドライバーが勤務している会社へ連絡をしなければならない相手は業務用の2トントラックに乗っていたので、個人というよりは、会社が相手となるのだしかし、電話を掛けようにも、これが仕事をしている身だと、なかなかタイミングが計れない仕事が終わってからだと、夜なので相手の会社の業務は終わっているし、手が空く昼休憩の時間は、相手も休憩をしているだろうから、電話を掛けるのは避けたいそうこうしているうちに、電話をするタイミングを失っていたが、ようやく手の空いた午後にダイヤルを廻した電話に出たのは、相手の出方から察するに、どうやら社長のようだった感情を出さずに冷静な対応を心がけて、接触事故の件で電話したこと、自分自身が示談交渉に臨むことを告げ、御社の対応がどうなっているのか尋ねたすると、先方は、ドライバーが事故を起こした覚えはないと言っているので、加盟している某組合に相談はしたものの、特に何も手は打っていないというそれを聞いて唖然としてしまった非を認めないドライバーもドライバーだが、社長さんも社長さんだねまったく、ありえへん!自分が行動を起こさなかったら、そのまま放置されたって事やないかこのままだと、相手の出方を待っていても、一向に埒が明かないだろう自分が話を進めていくしかないそう思った自分は、先方が相談を持ちかけたという某組合の連絡先を聞いたそして、その某組合と連絡を取り、事故について自分が説明しますがいいですか?と訊くと、先方は「どうぞ」と答えたので、厚かましいとは思ったが、連絡をとることにした某組合に電話を掛けて、事故について説明しようとしたのだが、まったく話があがってきていないようで、少々困惑気味の対応をされた事故の報告がなされていないと、こちらではどうしようもないので、事故を起こした会社と連絡を取ってみますと、一旦電話は切れたそれから数分後、さきほどの某組合から電話が入った相手側の会社の社長の話によると、とりあえず事故車輌の修理費の見積もり、それから車の損傷した部分を写真に撮って、提出してほしいとのことその修理にかかる金額によって、保険を使用するか、しないか決めるのだとかそこで自分は、対応して下さっている某組合の方に訊いた「それは、全額修理費を相手側が出していただけるということですか?」とすると、相手は言葉を濁したものの、当のドライバー(当て逃げした相手)が事故を起こした事を認識していない以上は、相手(自分)の非を追及することが困難な状態にある、と全面的に相手側に非がある10対0の過失割合になるような思わせぶりな発言をしたアレレ?あれだけ、自分の非を認めなかったドライバーだったから、修理云々の前に、過失割合とかでもっと揉めるかと思っていたんだけれど…なんだかスムーズに話が進むもんだから、ちょっと肩透かしを喰らったとはいえ、この先どう転ぶかは判らないから、迂闊にぬか喜びはできないとりあえずは、修理にかかる見積もりを出してもらう為に、仕事が終わると、車を修理工場へと持ち込んださてさて、こうして始まった素人による事故の示談交渉果たして、どうなることやら…
2009年03月04日
先週水曜日に起きた接触事故の件で、今回の事故を扱っている所轄署へ、朝早くから向かった数日前、「事故車輌を見たいから来てほしい」と連絡を貰っていたのだこんな事をいってはなんだが、正直言って、自分はあまり期待していなかったというのも、先日貰った電話のなかで、“相手のドライバーが事故を起こしたことを認めていない”という事を警察の方から聞かされていたからだなので、形式だけ話を聞いて、それで終わりなんだろうと思いながら、所轄署へと車を走らせた約束の時間よりちょっと遅れて所轄署に到着した車を停めるスペースがないので、署の前に路上駐車することに既に停まっていたトラックの後ろに車をつけると、その時、トラックを見て、ある事に気づいたそう、路上駐車しているそのトラックは、当て逃げしたトラックだったのだナンバーを見て、すぐ思い出したトラックの中には、顔に見覚えのあるドライバーが乗っていたが、そのまま素通りして、所轄署への中へと入っていった今回の事故の担当者の方に会うと、事故当時の状況を説明しながら、車体についている傷を確認してもらった傷の幅、地面からの高さ等を確認すると、既に来ていた相手のトラックの車体に、事故による損傷が無いか照らし合わせていく自分も相手のトラックを見るが、アルミの荷台には、それらしき損傷は見られない警察の方も同じことを思っているのか、「どこら辺と接触したの?」と聞いてくる併走していた当時の状況を思い出しながら、このまま相手のトラックに傷が無ければ、証拠不十分で終わってしまう…と思ったときだった相手のトラックのボディに、わずかではあるが、塗料らしきものが付着しているのを自分は見つけたその塗料は、自分の車と同じブルーメタリックの塗料の破片だった!!それを警察の方に告げると、二台の車の傷の位置関係を照らし合わせ、接触事故を起こしていることは、ほぼ間違えないということが立証された事故を起こしてから数日経っていたので、てっきり証拠隠滅でもされていると思っていたのだが、わずかな塗料の破片が、真相を暴いてくれたのであるこの事実が判明すると、警察の方は、はじめてトラックのドライバーを呼び出し、事情を説明しだしたしかし、年配のドライバーは、「自分は事故を起こした覚えはない」の一点張り「事故を起こしたら気づく筈」「被害者が言いがかりをつけている」と、一向に自分の非を認めようとしないしまいには、警察の人に向かって、「オレが犯人だと決めつけているんだろう!」と、声を荒げる始末相手の年配の男性は、とにかく事故を起こした覚えがないと、頑なに真実を認めようとしない自分のことを指して、「接触してもいないのに勝手にトラックのナンバーを控えて、言いがかりをつけている」と言うのだんなアホな事があるかって!言うんだよ事実、接触事故によって自分の車の剥げた塗料が、トラックの荷台に、まるで執念のようにこびり付いているやないかその位置関係はピッタリと一致するんだから、接触事故が起きていることは明白それなのに、シラを切って、こっちを悪者に仕立てようとするだなんて、タチが悪いよ悪足掻きは止せって警察の人は平等な立場でありながらも、こちら側の主張が正しいと思われるニュアンスで話すものだから、トラックのドライバーは面白くないのだろう相手は否認するばかりで、まったく埒が明かない結局は、警察は民事不介入なので、「この先はお互いが話し合いで解決してほしい」というので、あとは保険会社に任せることにして、互いの連絡先を交わして警察署を後にした訪れる前までは、正直言って警察の人を当てにしていなかったのだが、今回に関していえば、親身になって下さり、安心したしかし、接触事故が起きたという事実がこれで認められたとしても、向こうが幅寄せしてきたという証拠は何一つないこちらに全く非が無くても、相手のドライバーが嘘の証言をしたら、それを立証する材料は何ひとつないのであるこれだけタチの悪いドライバーだから、ただでは済まされないなとはいえ、接触事故が起きていること相手が当て逃げしていることこの二つの事実からして、非はトラックドライバーにあることを、事故担当の方が、警察官という枠を越えて一人の人間として仰ってくださった事は嬉しかったたとえ事の結末が腑に落ちないものとなっても、誰かが真実をわかってくれていれば、それだけでも自分は救われる警察署から戻り、仕事が一段落つくと、早速、自分が加入している保険会社へと連絡を取ったしかし、事故の概要を説明すると、保険会社の方から、思いもよらぬ言葉を突きつけられてしまうこととなるその言葉に、自分は打ちひしがれる思いになるのであった…
2009年03月01日
今朝方の通勤途中に当て逃げされたことを申告するために、傷の入った車のハンドルを握って、事故現場の最寄にある交番へと向かったかなり年季の入った、古びた建物の交番を前にして、ちょっと緊張警察って好きじゃないんだよね何度かお世話になったことがあるんだけれど、どうもあの上から目線の物言いが不快な気持ちになる息を整えると、交番の扉を開けた中には、二十代らしき若い巡査が椅子に腰掛けていた当て逃げされた旨を伝えると、事故が起きた時間を聞いて、「こんな遅くに?」と言われた時計の針は、19時を過ぎていた事故が起きてからもう12時間以上は経過している確かにそう言われても仕方ないが、仕事がらみだった事と、110番通報したときに、「都合のいい時に事故現場近くの交番へ出向けばいい」と言われたことを説明したその話をしても、若い巡査は腑に落ちないような表情を浮かべているすると、奥の方からだいぶ年配の巡査が出てきた若い巡査が、朝の事故の件で今来たという話の概要をすると、その年配の巡査は、「なんでもっと早くこない?」と、同じようなセリフを吐いたなんか、すっごい嫌な感じと思いつつ、同じ説明を繰り返した事故の状況を説明し、車体に残された傷を調べ、一通り聴取が終わると、年配の巡査はこう言った「まず相手は認めないだろうね」………………そのセリフを聞いて、自分はなんて返せばいいのだろうか?警察官がそんな事を言っちゃ元も子も無いじゃん相手は当て逃げをしているそんな人物が、自分の非を素直に認めるわけがないことは、自分も重々承知しているそれが厳しい現実だとしても、今言うべき言葉ではないのではないだろうか別に慰めてほしかったり、同情されたいわけじゃないけれど、そんなん言われたら救いようがないじゃん何の為に、自分はここに来てるんだ?って話だよで、一通りの聴取が終わったところで、年配の巡査に言われたセリフが、「で、あなたはどうしたいの?」どうしたいって、車をぶつけられたんだから、修理費だって当然かかるどうにもこうにも、相手を突き止めて、罪を認めさせたいよでもさ、そういうと、あのセリフをまた出してくるんだよね「まず認めないだろうね」って車体には傷が残っていて、当て逃げした車のナンバーを控えているそれでも、相手のドライバーが「覚えがない」といえば、罪には問われない例え痕跡から接触した事が判っても、トラックが幅寄せしてきたという証拠は何一つないなぜならば、それを証明できるのは、自分自身だけだからである悔しいが、相手の過失を認めさせる決定的な証拠は何ひとつ無い相手のトラックのナンバーから、車を所有している会社が判明夜遅いこともあってか、車を運転していたドライバーとは連絡が取れないので、話は翌日に持ち越される事に「こちらでも調べることは調べます」との言葉を背にして、交番を後にした自分が事実を述べていても、相手がシラを切れば、たったその一言で覆されてしまう結局は泣き寝入りということかこんな不条理なことが許されるのだろうか?でもこれが現実虚虚実実の世界のなかで、自分の意見だけを信じてもらうというのが無理な話か到底納得できる話じゃないけれど、受け止めるしかない真実は自分の胸のうちにだけに秘めておくよ自分のことは自分自身が信じるさ正義は自分のなかに生きている
2009年02月25日
2006年の3月、祖父は他界した具合が悪いからと、病院に向かうためにタクシーに乗ったところ、車内で意識が無くなり、そのまま意識が戻ることなく、搬送された病院で翌日息を引き取った享年91歳「百歳まで生きる」というのが口癖だった祖父の死は、あまりにもあっけなく、そして唐突なものだった…大病らしき病気を患ったことのなかった祖父は、自分に訪れるであろう死を、まったく予知していなかったのだろうその証拠に、遺言状は残されていなかったこのことが原因で、遺産相続争いが起こった祖父は、決してお金持ちではなかったが、いくつかの土地を所有していたその土地をめぐり、相続人たちによる醜い骨肉の争いが展開されたのである祖父は3度結婚しており、一番目の妻との間に出来た子供、二番目の妻との間に出来た子供(我が母)、三番目の妻(現妻)、そして三番目の妻の連れ子(養子)と、相続人は4人問題なのは、三番目の妻と、その連れ子であるこの2人が金の亡者で、すこしでも自分たちの遺産の分配が多くなるよう、あれやこれやと文句をつけてくるのだ相続人たちによる話し合いの場が何回ももたれたが、その都度話は平行線を辿るばかり無駄に月日だけが流れていった相続人の一人である我が母は、お金に執着しているわけではないそれは一種の意地のようなものだった母の実母は、若くして亡くなってしまったそして祖父は、子持ちの女性を後妻として迎えたわけだが、後妻と連れ子にしてみれば、自分とはまったく血が繋がっていない娘(母)など可愛いはずもなく、多感な時期を迎えていた母は、継母と義弟に疎ましく蔑まされ、だいぶ虐げられて育ってきたそんな長年耐えてきた仕打ちと、血の繋がりを賭けて、真っ向から対立しているのであるそして、祖父が亡くなってから3年ちかくが経ち…いくら話し合っても一向に埒が明かないので、結局は母が譲るかたちで遺産相続問題は解決したでも、それでいいと思う母が今まで味わってきた苦労を考えたら、決して納得のいく結果ではないのかもしれないが、そもそも祖父の遺産を当てにしていたわけではないし、最低限、自分たちの住まいの場所さえ確保できれば十分じゃないかなそれよりも、そんな親でも子でもない、義理の母や弟たちとは、問題を解決して早く縁を切ったほうがいいでしょこうして、3年という長きに渡り繰り広げられた遺産相続争いに、ようやく終止符が打たれた弁護士に費用を支払ったりして、最終的に手元に残ったのは、わずかなお金だけであった祖父は良く言えば自由気まま、悪く言えば自分勝手な人で、生前は周囲の人に迷惑ばかりかけていたけれど、死して尚も迷惑をかけるとはね遺言状さえ残しておいてくれたら、ここまで揉めることはなかっただろうに…それにしても、人間って、ここまでも愚かに、そして醜くなれるものなのだろうか?金に目が眩んで、親族同士でいがみ合い、憎しみ合うそれほどまでに、お金は人々の心を狂わすのだろうか?遺産相続で結果的に得るものよりも、たくさん嫌な思いをし、傷ついて、失うもののほうが遥かに多かったような気がする
2009年02月23日
晩秋に植えた球根たちが、土の中からひょっこりと顔を出していたその愛らしい姿に、小さいながらも強い生命力を感じずにはいられないヒヤシンス、アリウムと、それぞれの球根は順調に生長しているようだったが、チューリップの球根を植えたプランターに視線を向けると、信じられない光景が目の前に広がった土の表面は常に平らにしている筈なのに、なぜか何者かによって掘り返されたあとが残っていたのだもしや?と思い、プランターの中の土に手を入れてみると、何も感触がないな、無い!そう、植えた筈の球根がひとつ残らず無いのであるこれはどういう事だ?と、深く考えることはない何者かが球根を盗んだのである一体誰がこんな事を?何の為に?犯行現場を目撃したわけではないから確証は持てないが、チューリップの球根が無くなったのは、どうやらカラスの仕業のようであるカラスは雑食のイメージが強いが、花の球根まで食べるのだろうか?調べてみると、自分と同様のケースはいくつもあるようだった今までもチューリップは育ててきたが、こんな被害に遭うのは初めてのことカラスの被害に遭うことがあるかもしれないことを知っていれば用心していたのに…後の祭りではあるが、今更ながらに悔やまれるそれにしたって、裏庭には、秋植え球根のヒヤシンスやアリウムも一緒に置いていたのに、それらの鉢は何の被害も無く、チューリップだけが荒らされたチューリップの球根は美味しいのだろうか?って、そんなこと疑問に思っている場合じゃないかゴミ漁りだけでは飽きたらず、花の球根まで食べるだなんて、ずいぶんと嫌な世の中になっちまったもんだねぇこの怒りをぶつけようにも、ぶつける相手がいないじゃないか!ちょっと珍しい品種のチューリップだったから、春の開花を楽しみにしていたのに…これ以上球根を食い荒らされては堪らないので、とりあえず球根を植えた鉢は、ガレージの中に仕舞うことにした西日が差し込む程度で、日差しはあまり当たらないけれど、カラスの被害に遭うよりかはましか腹を空かしているカラスさんには悪いけど、もううちの球根は喰わせないよ
2009年01月23日
今日11月29日は、三の酉ということで、酉の市を訪れるために、“酉の市”起源発祥の地である、浅草・鷲神社へ車を走らせ、国際通りまで来ると、歩道には提灯や屋台のたくさんの灯りが煌々と輝き、闇夜を明るく照らしていた道を行きかう人々は、大なり小なりの縁起熊手を手にしている今はかなりの不景気だけれど、あんな大きな熊手を買っていく人いるんだぁ儲かってんだなぁ…いや、こんなご時勢だからこそ、福を沢山かき集めるために、大きいのを買うのか?でもあの大きさだとウン万円、いやウン十万はするでしょ…と、大きな大きな縁起熊手を担いで歩く人の姿を、圧倒されながら見過ごすさてさて、只今の時刻、22時30分過ぎ寒いです…で、鷲神社の近くまで来たら、なんとまぁビックリ!なんなんだ?この混雑ぶりは!鷲神社に向かう人たちが長い行列を成しているではないかしかも、並んだものの、この列がビクとも動かない一昨年、去年と、鷲神社の酉の市を訪れているが、浅草酉の市の人出は覚悟してはいたものの、まさかここまで長蛇の列ができているとは思いもしなかった夜遅めなら大丈夫かと思ったんだけれど、考えが甘かった…それだけ、皆縁起を担ぎたいんだね今まさに、不況の時代の世相がここに反映されているというわけかいつ神社の中に入ることができるのか分からない状態で、寒空の下待つのは辛いとはいえ、このまま酉の市を諦めるわけにもいかないということで、ちょっと混雑が落ち着くまで、周辺で時間を潰すことにした鷲神社の周りにたくさん軒を連ねている出店を見て廻っていたら、気づけば時刻は24時を過ぎていたちょっと楽しみすぎた…急いで鷲神社に行くと、蜘蛛の子を散らしたかのように、人影は疎らになっていたさきほどまでの賑わい、混雑ぶりが嘘のようであるそれもその筈酉の市の開催時間は、0時から24時までだからだ縁起熊手を売っている店では、一仕事を終えて安堵の表情を浮かべる売り子の人たちや、片付けているところもあり、祭の終焉を迎えつつあるようだったそんななかでも、熊手の売買が成約した証しの一本締め・二本締めの掛け声が遠くから聞こえたりして、酉の市の風情を味わうことは十分にできた極彩色に彩られた縁起熊手の数々を見て回っているだけでも、実に楽しいさてさて、去年、一昨年と、職場に縁起熊手を購入しているが、今年はどうする?時間は過ぎているとはいえ、まだどの店も熊手は残っていて、買うことはできるでも、今年は買うのヤメた!というのも、縁起熊手は自分のポケットマネーで購入しているのだが、うちの社長ときたら、事務所に飾ってある縁起熊手を「邪魔ッ!」って、蔑ろに扱ったんだよね人の厚意を無下にしてッ!そんなんされたら、もう買う気しないでしょだから買わない!金銀財宝を詰め込んだ熊手守りは、『運をかっ込む』『福を掃きこむ』といって開運招福・商売繁盛を願った江戸っ子らしい洒落の効いた縁起物今年はなにかと災いが多くて、業績がすこぶる悪かったのは、縁起熊手を蔑ろにしたせいやねこれは、縁起熊手の祟りじゃ!!
2008年11月29日
15時…携帯電話が鳴ったディスプレイ画面に表示されているのは、見覚えのない番号誰やろ?若干声を強張らせて応対に出ると、相手は、車の免許を取ってからずっとお世話になっている自動車販売業者の方だった来月車の車検を控えているので、そのことで電話をかけてきたのだ自宅に電話をかけても留守だったので、携帯電話にかけてきたという16時…ちょっと用事があったので、自宅に電話をかけるプルルルル…・コール音が繰り返されるのみ母は、買い物にでも行っているのだろうか?17時…再び自宅に電話をかけるプルルルル…やはり、応対は無い連絡を取りたいから電話をかけているのに、連絡がつかないことに、ちょっとイラつきながら受話器を置いた21時…まだ仕事終わらず、今日の帰宅は遅くなりそうちょっと伝えておきたい用件があったので、自宅に電話する昼間は連絡がつかなかったが、さすがにこの時間はいるだろうプルルルル…しかし、聞こえてくるのは、虚しく繰り返されるコール音のみ22時…再び自宅に電話を入れるが、相変わらず応対は無いもう寝ているのかな?とも思ったが、ちょっとの物音でも目を覚ましてしまう母が、電話のコール音に気づかないわけがないこれだけ電話かけても出ないだなんて、さすがにおかしいやろ母はもともと外を出歩く人ではないのだが、犬を飼い始めてからは、「犬が寂しがるから…」と、家を空けることなど殆ど無くなったそれに、前もって家を留守にする場合は、「○○の用事で出かける」と、必ず自分に伝えるもし急遽出かけることになったとしても、母は自分の携帯電話の番号を知っているので、電話をかけてくる筈であるそれもしてこないということは、何か緊急事態でも起きたのだろうか?不吉な予感が脳裏をよぎった去年の初めの頃の話だが、母が急激に体調を崩して、救急車で病院に運ばれるということがあった母は、助けを求めるために自分に連絡を取りたかったらしいのだが、その時自分は観劇の最中で、携帯電話の電源を切っていた為に連絡がつかず、必死の思いで床を這って自分で救急車を呼んだのだそんな事があったせいか、“家の中で倒れているのでは?”とか、遺産相続問題で義弟と揉めているので、“何か事件に巻き込まれたのでは?”と、根っからの心配性で、推理小説の読みすぎのせいか、よからぬ妄想ばかりしか頭に浮かんでこないたかだか半日ちかく、母と連絡がとれないだけの話なのだが、自分にとっては、心配で心配でしかたがないだからといって、家の様子を見に行ってくれる人がいるわけではないし、警察に話したところで相手にすらされないだろう自分で確かめるしかないのであるとはいえ、まだ仕事は終わっていないよからぬ妄想が膨らみすぎて、頭が割れそうな思いをしながら仕事を終えたのは、日付が変わろうとしていた頃だった車のハンドルを握りながら帰路を急いでいる最中も、飛躍した妄想は自分の思考回路を侵している“何事もありませんように…”と願いつつも、こんな状況で何も起こっていない筈がないと、相反する気持ちが自分の胸を押し潰し、呼吸は荒くなっていた日付は変わって、25時…自宅に到着すると、家の中の灯りは一切ついておらず、ひっそりとしていた玄関に鍵はかかっている鍵を開ける“ガチャガチャ”という音を聞いてか、部屋の中から愛犬の吠える声が聞こえた自分が帰宅する際、母にその事を知らせるために、必ず愛犬が吠えるのである暗闇のなかから明かりを探すと、母は布団のなかで横になっていた犬が吠えたので目覚めたようだが、別に体調も悪くはなさそう何やねん、心配かけさせやがって!どれだけ、ヤキモキしたことか!って、自分が勝手に妄想してただけか…その後の調べで分かったことなのだが、母は一日中家に居たそうそれならば、なぜ、自分が何度も自宅に電話を入れていたにもかかわらず出なかったのか?その理由は、電話のコール音が、何かの弾みで消音モードの設定に切り替わっていたことが原因と判明音が鳴らなきゃ、電話に気づかないわなまぁ、自分の心配は取り越し苦労に終わったけれど、何事も無くてよかったワ
2008年11月23日
「アレッ?無い…」車から降りるときになって、初めて、自分の携帯電話が無いことに気づいた職場を出る前まで充電をしていて、出かけるときには持ったと思ったんだけどな…会社から持たされている仕事用の携帯電話から電話をしてみるすると、聞こえてくるのは、『留守番電話に接続します』というメッセージどうやら電源は切れているらしい携帯電話が無いことに一抹の不安を感じつつも、きっと職場に置いてきてしまったのだろう…と楽観的に物事を捉え、午前中いっぱいギッシリ予定が詰まっている仕事を片付けた昼過ぎに戻ってくると、まず一番はじめに携帯電話の所在を確認するために自分のデスクへと向かったな、無い…ウソ?マジで!?あったのは、延長コードに刺さりっ放しの充電器だけてっきり、デスクの上に置きっ放しで外出してしまったとばかり思っていたので、この結果にはさすがに焦るオレの携帯電話どこ行った?ここはひとつ冷静になって、記憶の糸を手繰り寄せてみる確実に覚えていることは、出かける前に携帯電話を充電し、充電が終了したので、充電器から外したそこまでそこから、携帯電話をどうしたかについての記憶はスッポリと抜けてしまっていた車の中はくまなく探してみたが携帯電話は見つからないという事は、自分は携帯電話を持って車に乗り込まなかったという事になるつまりは、携帯電話は、職場のどこかにあるのだどこにあるんだ?電源が入っていれば、電話を鳴らして着信音を頼りに探すことができるが、電源が入っていない現状では、自力で探し出すしかない仕事が溜まっていて、携帯電話を探しているどころの余裕はないので、仕事を片付けつつも、頭のどこかでは、携帯電話のことを気にかける今日一日の仕事は終わったが、相変わらず携帯電話は見つかっていないこれだけ探してもないということは、一体どういう事なんだろまるで神隠しにでもあったような気分だよそれにしても不思議なにが不思議かって、時間にして僅かの筈なんだけれど、なんで記憶にないんだろ?充電器から携帯電話をはずしたことは覚えているそれから外出するために車に乗り込むまでの間、何をしていたかも覚えているなのに、携帯電話をどうしたかは覚えていない何故?ほんと、不思議…そろそろお手上げか?いや、もう一度、今日乗っていった車の中を探してみようあれだけ探したのだから見つかるわけがない筈なのに、最後の悪足掻きとばかりに、車内を調べてみる!!!!!「あった!」なんと、運転席の座席の後ろに、自分の携帯電話が落ちていたのであるヨカッタァァァ!!半日ぶりの再会に喜びつつも、自分の頭の中では様々な思惑が渦巻いていたなぜ運転席の座席の後ろに携帯電話が落ちていたかという疑問は、この際置いておいて、とりあえず、車内の中に携帯電話があったという事実は間違いないということは、自分は、充電を終えた携帯電話を手にして、車に乗り込んだという事になるでもね、全然記憶にない!無意識のことだったのかなぁ?だとしたら、ちょっと怖いよね普段生活しているとき、何をするにしても強く意識をしているわけではないが、頭のなかの一部分では今自分が何をしているのか意識が働いているのではないだろうかだからこそ断片的にではあるが記憶が残っているんだと思うが、今回の携帯電話に関していえば、まったく記憶が飛んでいるこれって、自分が無意識にやった行動なんだよね?別に何か考え事をしたり、気を削がれることなんて何もなかったのに、意識は働いていなかったう~ん…考えれば考えるほど謎だ…でも、この一連の騒動は自分が引き起こしたことに違いはない大丈夫かな?自分なんだか心配になってきたよ全部が全部、ひとつひとつのことを意識して生きようもんなら、処理する情報量が膨大すぎるので、ある程度は流れるようにして生きていくことも必要なのかもしれないが、いつ無意識というスイッチが入るか分からないだけに、やっぱり意識していないとダメなんだろうな意識することを意識する無意識のうちに無意識になっている生きるって、難しい
2008年10月29日
「やばッ!!」目が覚めたのは、自宅を出ていなくてはならない時間だった!!自分は、外出する時は、最低でも1時間前には起床する湯船に浸かって目を覚まさせ、それから身支度をすると、1時間はかかるのだ今はそんな時間がないことは百も承知しかしながら、そのまま仕事に行くのは気持ち悪いので、時間が無いことは判りつつも浴室に向かいシャワーで身体を洗い流すまだ濡れている身体のまま浴室から出てくると、歯ブラシを口に銜え、髪を梳かし、着替えを済ませるいつもなら、朝の支度に1時間は欲しいところなのに、今日はたったの19分!そんな早く用意できるなら、今度からそうしようかな?そうすれば、それだけ睡眠時間が確保できるし…って、アカン!!朝っぱらから、こんなにバタバタ慌てたくないよ車のハンドルを握ると、首都高速道路を利用して法定速度内でビュ~ン!!と飛ばし、その結果5分前には職場に到着することができた遅刻せずに済んだぁぁぁ!ただでさえ朝は早いのに、今は仕事が忙しいので、ここ最近は、いつもよりさらに早くに家を出ている目覚まし時計がきちんと作動するよう、就寝前に何度も確認したから、無意識にアラームを止めて二度寝したか、音に気づかずに寝ていたかのどちらかなのだろう今日はまだ奇跡的に目が覚めてくれたからいいものの、うっかり寝過ごしてしまったら…と考えると身震いがする起きられるか?というプレッシャーによって、疲れを取るための睡眠が恐怖や苦痛にすら思えてきた目覚まし時計と、携帯電話のアラーム機能を10分間隔の時間差攻撃で仕掛けたのに起きられなかったか…ここのところ睡眠時間は3時間とれればいいところを、昨日は珍しく4時間と長めにとれたから、身体が油断してしまったのだろうか?それとも、夢を見てしまったからか?どんな夢だったかというと、最近ちょっと気になっている人がいるのだが、その人と楽しい時間を過ごしているというものそんなに想い焦がれているわけでなく、なんとなく“いいなぁ…”と思っていた人が夢に現れたので、なんだかタイムリーすぎて、自分でも驚いたほどきっと、その人と過ごす楽しい夢を見ていたくて、それで目が覚めなかったのかも!?いやいや、ただ単に疲れていて、寝不足だからだよそんな今日も、睡眠時間は3時間ちょっと明日はきちんと起きられますように…夢のなかで、あの人と逢えますように…
2008年09月16日
スタッフが外から帰ってくるなり、「なんで電話に出てくれないんですか?」と言ってきたなんでも、出先で聞きたいことがあって携帯電話にコールしたらしいのだが、自分は全く気づかなかったのだというのも、ちょっと用事があって車を運転していたので、着信音が鳴らないドライブモードに設定したままだったためそれでどうしたのか訊くと、自分と連絡が取れないため、職場に電話して、社長に指示を仰いだという社長!?社長は今日は東京には居ない筈なんだけれど…でも、電話口に出たのは、間違いなく社長だという何時頃の話かと訊くと、14時頃とのことその話を聞いて、ますます話の信憑性は低くなったというのも、自分が出先から帰ってきたのが2時ちょっと前それからズーッと職場にいるが、社長の姿は見ていないいる筈のない人物が、電話に出られるわけないでしょ自分以外にも数人のスタッフがいたが、その誰もが社長は見ていないもしかしたら、他のスタッフの声を社長と勘違いしているのかと思ったが、声や口調は間違いなく社長だと言い張るそれじゃあ、職場に掛けているつもりで、どこか他の番号を押したんじゃない?たとえば社長の携帯番号とかするとそのスタッフは、番号は知らないし、間違いなく職場に電話を掛けたというそんなに言い張っても、現に自分を含め、他のスタッフ達も社長の姿を見かけた者はいないんだから、社長が電話に出ることができるわけがないスタッフは、職場に電話を掛けたら、社長が出たというしかし、その時間帯に自分達はいたが、社長の姿は見かけていないどうでもいいような話だが、スタッフは自分は嘘をついていないと意固地になっているし、なんや分からないけれど、訳がわからなくて薄気味悪い話やなぁ謎を解く鍵として、考えられるのは3つ一つ目は、スタッフが勘違いしているか、嘘を言っている二つ目は、社長が職場のどこかに隠れていて、こっそり電話に出たそして三つ目は、スタッフの誰かが社長の声色を真似て電話に出た思いつくのはこれだけだが、はたして、それぞれそんな事をしたところで、何のメリットがあるというのだろうか?だとしたら、一体…ん!?ちょっと待てよ自分は肝心なことを聞き逃していたことに気づいたそれは、「14時過ぎに職場に電話した」というスタッフの証言自分は昼前に、仕事でちょっと外出をして、14時前に戻ってきたそれからというものの、職場にある電話のコール音は1回も鳴っていないこれはどういうことだろうか?職場の電話は鳴っていないのに、スタッフは電話を掛けたといい、職場に社長は居ないのに、電話には社長が出たというその事実を知ったとき、自分の中で閃くものがあったトリックが、わかった!!自分の推理を確認するために受話器をあげると、ある電話番号を押したそれは、職場の電話番号本来なら、掛けている電話番号に電話を掛けているのだから話し中の筈なのだが、数回のコール音のあと、相手は出たその声の主は社長だった『やっぱり、転送電話やったんや!』実は以前にも同じようなシチュエーションがあったので、もしや?とは思ったのだが、またしてもトリックの真相は転送電話だったかというのも、自分も外に出てしまって職場を留守にしてしまったので、留守中の応対ができないのはマズイ…と、職場に掛かってきた電話が社長所有の携帯電話に転送されるよう、社長自身が電話設定を仕掛けていたというわけそれならそうと、一言言ってくれればいいのに…
2008年08月12日
花の配達でちょっと遠出をするため、首都高速5号線(池袋線)を走っていたいつもは渋滞している首都高も、さすがに朝が早い時間だと、流れもスムーズ快調に走らせていると、電光掲示板に浮かび上がる文字が目に飛び込んできた“北池袋から板橋ジャンクション 通行止め”それは、首都高速5号線下り車線で3日の早朝に起きたタンクローリー横転炎上事故の影響だったちょうど事故が起きた3日の日曜も、自分は花の配達のために首都高速5号線を走っていたすると、カーラジオから5号線が事故の影響で通行止めになっているという情報が流れてきた事故が起きたのは、今から40分前のことらしい事故現場となったのは、5号線下り線と中央環状線外回りが合流する板橋ジャンクション手前の急な右カーブタンクローリーが横転し、積んでいた約20キロリットルのガソリンと軽油に引火し、炎上し続けているとのこと自分はよく5号線を利用するので知っているのだが、たしかに現場は鋭角に近いかなり急なカーブそんなところで横転するぐらいなのだから、スピードの出しすぎで曲がりきれなかったのだろうか?事故が起きた日曜は、通行止めになっている区間の手前で初めから降りるつもりでいたので影響はなかったのだが、今日は違う首都高を利用して、だいぶ先まで行きたかったのだが、あいにく、北池袋から板橋ジャンクションの間は封鎖されていて、寸断されてしまっている否応なしに一般道に下りるのだが、当然首都高を利用していた他の車もすべて下ろされるわけだから、近辺の一般道は大渋滞!急ぎたいけれど、渋滞していて車はなかなか動かないイライラしてもしかたないんだけれど、時間ばかりどんどん過ぎていくから、イライラは募るばかり一件の事故の影響で、いたるところに歪みが生じていた事故現場ちかくにある板橋ジャンクションは、色々なルートを結ぶ、いわば大動脈的なところそこが通行止めという影響は、かなり大きいこの通行止めという状況が続くかぎり、一般道も渋滞し続けるのだろうか?仕事で5号線はよく利用するだけに、困った…今回の事故の件を、ちょっと調べてみると、大事故であることが判った道路の破損状況の調査の結果、炎上した現場の上を通る上り車線の鉄製の橋桁は、幅約40メートルにわたり熱で変形し、道路が最大で約60センチ沈みこんでいる場所もあり、橋脚のコンクリートも表面が剥がれ落ちるという有様これは、首都高では過去最大規模の損傷だという完全復旧には最低でも数週間、損傷状況によっては数ヶ月かかる可能性もあるそうただ通行止めは、補修工事の進行にあわせて、一部解除していく方針とのことただ、それも現段階では未定開通するには、だいぶかかりそう横転したタンクローリーは、約3時間半燃え続けたそうで、道路が過去最大規模の損傷を負うという大惨事になったわりには、タンクローリーの単独事故だけで済み、ドライバーも炎上前に自力で脱出し、重症を負ったものの命には別状が無いというのはなによりただ、スピードの出しすぎでカーブを曲がりきれずに横転したという情報も漏れてきており、事故を起こした責任は免れないんだろうなそこで疑問に思ったのだが、今回の事故による被害は膨大なのだが、どういった責任が問われるのだろう補修工事費や、長期間通行止めしたことによる損失額など、事故を起こした加害者側に請求されるのだろうか?そこらへん、ちょっと興味深い高速道路を走る車は、皆スピードを出しているしかし、勘違いしてはいけないのは、高速道路にも制限速度があるということを忘れてはならない首都高速は都心部を縫うようにして建設されているため、カーブの角度がきつい場所がいくつもある一人ひとりのドライバーが運転マナーを守ってしっかりハンドルを握れば、事故を未然に防ぐことができるのではないだろうか今回の事故を受け、事故の恐ろしさ、運転するときの心構えを改めるのであった
2008年08月05日
街は紅く燃えていた沈みつつある夕陽が、空を、そして街を紅く染め上げているしかし、その光景は、いつもとちょっと違ったやけに赤々しいのである空を見上げると、言葉では言い表しきれないような色をした空が一面に広がっていたそれは、夕暮れの空と、暮れて藍色になり始めた空との色合いがない交ぜになり、ピンクというか紫色をした空その妖しい色合いは、美しいというより、むしろ心のなかを掻き乱すような不安定な心情を自分に抱かせていたなにか不穏なものを感じずにはいられないそんなことを思わせるような空を、自分はただただじっと見上げていた陽も暮れて夜が訪れると、漆黒の空にはいくつもの稲光が走っていた妖艶な夕暮れの空といい、雷光といい、今日の空はなんだか不安定だその空模様を反映するかのように、自分の心理状態も不安定だったというのも、ある事が自分の頭の中で擡げていたからであるそれは、外にいる一人の男性がこちらのことを窺うような素振りを見せながら、何をするでなく、さっきからズーッと辺りをウロチョロしていることちょっと、いや、かなり怪しい何しているんだろ?仕事を片付けながらも、その男性のことが気になって仕方なかったのだが、いつしかその男性の姿は無くなっていた仕事を追え、戸締りをして職場を出ようと、ガラス戸に手をかけたときだった!!!!!ガラス戸の向こうに、こちらのことを見据えている男性の姿が視界に入ったさっきの怪しい男ダ!身体のなかに熱いものが流れるのがわかった恐怖のあまり、身構える自分辺りは静まり返っているため、心臓がバクバクと早い鼓動を繰り返しているのがわかる意を決して、ガラス戸を開けると、男の姿は無くなっている???ふたたびガラス戸を閉めたそこに映る男の姿…よぉく見ると、ガラス戸に映っているのは自分の姿つまりは、自分の姿に怯えたということ不安定な心理状態が働いていたことと、変な先入観が見間違えを招いたのだろうその事に気づいたとき、自分の情けなさと恐怖からの解放に、一気に疲れが出たなにしているんだか…きっと疲れているんだね
2008年07月27日
…6月半ば過ぎの頃の話インターネットで、ワッフルを注文したなんでもそこのワッフルは、とても人気があるのだとかで、色々な味の種類が楽しめるワッフルの詰め合わせのセットが、今なら送料無料だというので、早速6月27日発送分で注文した…6月28日、土曜日帰宅すると、家には以前注文していたワッフルが到着していたしかし、なぜか2箱届いている自分が注文したのは1セットだけなのに、これはどういうことだろうか?それぞれの箱を開封すると、まったく同じワッフルの詰め合わせセットが入っていたもしかして注文数を勘違いしているのだろうか?商品と一緒に同封されていた納品書兼領収書を見ると、1つの箱は自分の名前が書かれていたが、もう一箱の方には、別人の名前が記されていたそう、先方の手違いで、よそ様が注文された商品が誤って我が家に届いてしまっていたのだ母には、今日自分が留守している間に荷物が到着する事は告げていたので、着払いで代金を支払ってもらったのだが、まさか2箱届くとは思いもしなかったので、頼んでもいない荷物の代金まで支払ってしまっていたこの事実を告げようと、先方の業者に連絡しようにも、今は夜の21時過ぎ…連絡先を見ると、土日祝日は休業しているとのこととりあえず、メールでの問い合わせは年中無休24時間受け付けているとのことなので、誤った商品が届いている旨をメールにて連絡を入れた…6月29日、日曜日昨晩、発送ミスの問い合わせの件でメールを送ったにもかかわらず、夕方を過ぎても、先方の業者からは一向に連絡がない“メールでの問い合わせは年中無休24時間受け付けている”なんて、書いてあったけれど、確かにメールを送れば受け付けされたことにはなるが、その返答はしないんだね連絡先に、土日は休業日と書いてあるから、休業日には一切対応はしないということかこちらは、発送ミスがあった事を連絡しているというのに、先方と連絡が取れないということはどういうことだろうか?先方にも色々な事情があるのかもしれないが、いくら休業日とはいえ、いついかなるトラブルが生じるかもしれないのだから、緊急連絡先というか、お客様が安心できるようサポートしてもらいたいんだけれど商品が送られてきた箱の中に同封されていた納品書兼領収書の裏には、“必ずお読みください!”との大きな文字で、こんな事が記されていた「検品・梱包ともに手作業であるがゆえ、商品の入れ忘れや入れ間違い等が発生する場合があります。もし不備などがございましたら、下記をお読み頂き、当店までご連絡ください」それが、“まずは必ず当店までご連絡ください”そして、“問い合わせなく商品を当店に返送いただいても対応できかねます”とのこと確かに、ミスはあるかもしれないしかし、その後のフォローがいただけない連絡を入れているのに、連絡が取れない故に、勝手に商品を返送することもできないこちらが預かっているのは、よそ様が注文した食べ物だよ?しかも、賞味期限は、明日30日まで一体、どうしたらいいのさ八方塞がり状態で、イライラは募るばかり折角自分が注文したワッフルも、先方がどう出てくるかわからないので、手付かず状態で冷蔵庫にしまったまま自分の分は気にせずに食べればいいのかもしれないが、自分はそんなに神経は図太くない変に神経を張り巡らせてしまい、意固地になっている自分がそこにはいた結局、今日一日連絡は来なかった…2セット分の代金は既に支払ったんだから、このまま自分が食べちゃえばいいのかな?先方の業者への不信感を募らせながら、そんなことを思っていた…6月30日、月曜日今日は平日だから、先方から何かしらのアクションが起こる筈それとも、注文が殺到している人気のある処のようなので、自分のクレームなど、取るに足らない小さな出来事の1つにしか過ぎないのだろうか?朝一で電話で連絡しようと思ったが、電話での問い合わせは15時から17時の間しか受け付けないそうなので、先方から連絡を待つしかない午前中、なんのアクションも起こらず、いよいよ見切りをつけていた頃、ようやく昼過ぎになって先方から1通のメールが届いたお詫びの言葉と、誤って発送した商品を着払いで返送してほしいとのこと商品が返送され次第、おって代金を返金するそうその返事、もっと早く訊きたかったねぇ返品するのは構わないけれど、このワッフルの賞味期限は今日までだよ?返品するとなると、到着するのは明日になるわけだから、着いた日には賞味期限が切れているわけワッフル、どうするつもりなんだろ?って、そんな事まで自分が考えることないか仕事から帰宅すると、ワッフルを頂くことに注文する際、商品紹介のページの画面ではワッフルはだいぶ大きいような印象を受けたのだが、実物は意外と小ぶりだったでも、軽く食べるには、丁度いいサイズ生クリームやストロベリー、チョコや抹茶など、10種類ほどのワッフルが入っていて、どれもこれも美味しそう味はというと、さすがはワッフル専門で有名なお店のモノだけあって、んま~しっとりとしたワッフルといい、それぞれ素材が生きているクリームといい、ホント美味しいただ、後味がね…いや、ワッフルの味じゃなくて、今回の発送ミスの件ね連絡をいただけるようになってからは、きちんと対応してもらったんだけれど、自分の心の中にはモヤモヤしたものが残されていたそれさえ無ければ、もっと美味しくいただけたんだろうなぁ純粋にワッフルを楽しみたかった自分としては、ちょっと残念
2008年06月30日
異変に気づいたのは、自分が最初だった事務所が悪臭に満ちていたのであるそれも、部屋全体ではなく、ある一角から猛烈な臭いが立ち込めていたその悪臭を言葉で表すとするなら、バナナの腐ったような臭いといえばいいだろうかとにかくイヤな臭いなのであるとりあえず、事務所すべての窓を開け放ったいったい、この臭いの原因は何なのだろうか?見渡すかぎり、臭いの元となるようなものは見当たらない昨日まではなんでもなかったのに…それからというものの、事務所に入ってくるスタッフは皆顔を顰めて、口を揃えたかのように、「バナナが腐っているような臭いがする」と言うそして、あろうことか、疑惑の眼を自分に向けてきたのだ悪臭の原因が自分にあるとでも?何を血迷ったことを!と、思ったのだが、疑われるにはそれなりの理由があったそれは、自分のデスクの上に、数日前に頂いたバナナが置いてあったからである確かに、事務所はバナナが腐ったような臭いが立ち込めているけれど、このバナナは腐ってなんかないよちょっと日にちがたっているせいか、バナナの表皮には黒いシミのようなものが浮かび上がっているが、鼻を近づけても甘い香りがするだけだとしたら、バナナがどこかの隙間に落ちて腐ってるとか?そんなバナナ!いや、そんな馬鹿な!バナナをそこら辺に落とす訳がないし、食べ終わったあとの皮は、きちんと屑箱に入れてその日のうちに処理してるモンッオレ、そこまでだらしなくないよそれに第一、臭いがする辺りにあるデスクやコピー機をどかしてみたけれど、そんなモノ何ひとつとして出てこなかったじゃんたとえ万が一、隙間から腐ったバナナが出てきたとしても、それは自分の過失じゃなくて、自分を罠に陥れるために仕組んだ誰かの仕業やねとにかく、自分が食べているバナナと、この悪臭騒ぎは関係ないよ疑っても無駄!結局、この悪臭騒ぎの素はなんだったんだろうな一体その謎が分からないだけに、かなり不気味絶対、何かが腐ってる筈なんだよなぁ言っておくけど、バナナでないことは確かだって、身に覚えがないもんでも、悪臭はバナナの腐った臭いなんだよねぇ原因も気になるけれど、臭いも気になって仕事に集中できないよ……
2008年06月11日
「今さっき、デッカイ蜘蛛がいたんですよ!」スタッフが興奮した様子で話してきたなんでも、バケツを片付けようと思って持ち上げた際、その物陰に潜んでいたというどのくらいの大きさだったのか訊くと、「このくらいはありました」と言って、握り拳を作ってみせたエッ!?いくらなんでもデカ過ぎじゃない?虫が大の苦手な自分としては、身の毛もよだつ話である一般的な大きさの蜘蛛でさえ見たくもないのに、握り拳の大きさの蜘蛛だなんて、自分が見つけていたら卒倒してしまうだろう 見つけたという大きい蜘蛛はどうしたのか訊くと、そのスタッフもあまりの大きさに驚いてしまい、目を離した隙に見失ってしまったという話している様子からして、冗談を言っているようにはみえないので、本当に大きな蜘蛛はいたのだろうということは、その蜘蛛は今も職場の中のどこかに潜んでいるということになる無茶苦茶怖いんですけどォォォ!もうね、気になって仕事どころじゃないだって、握り拳の大きさの蜘蛛だよ?気持ち悪いから想像もしたくないが、そんなデカイ蜘蛛がどこかに隠れているのかと思うと、気が気でない足元を伝って自分の身体を這い上がってくるんじゃないかとか、蜘蛛の糸を垂らして天井から降りてくるかもしれない…と、あらぬ妄想を抱いては、周囲ばかり気にするほんと怖くて、その怯えっぷりときたらハンパない蜘蛛に怯えるだなんてなんだか非日常的なことのような気がして、パニック映画の登場人物のうちのひとりのような感じタイトルをつけるなら、そうだなぁ…単純明快に『巨大蜘蛛が棲む花屋』一日中ビクビクしながら仕事をしたが、結局蜘蛛に遭遇することはなかったヨカッタ~って、まだどこかに潜んでいるかもしれないと思うと、安心することはできないかどうやら暫くの間、落ち着いて仕事はできそうにない
2008年05月19日
ある噂を耳にしたそれは、自分と職場の女性スタッフが親密な交際をしているというもの“火のないところに煙は立たぬ”というが、こればっかりは、まったくもって根も葉もないデタラメな話いったいなにを根拠にそんな噂話が実しやかに囁かれているのだろうか噂されるうちは華なんて思ったりもして、軽く一蹴してはいたが、やはり噂の出所が気になるで、探りを入れたところ、自分の数少ない公休日と、その女性スタッフの休みが重なることが多いのが理由のようだった…2人は休みが重なるように示し合わしているのでは?…2人で出かけているのでは?…2人は付き合っているのでは?…2人は親密に付き合っていると、面白半分の妄想話に尾ひれがついて、噂話が勝手に一人歩きしていったというわけもうさぁ、子供じゃないんだから、そんな噂話なんかで盛り上がって何が楽しいの!?って感じ皆の想像力の豊かさには拍手を送ってあげたいただ、その想像力を役立つ方向に働かせてくれると嬉しいんだけれどね今回の件は笑うに笑えない内容だが、真実味の欠片がこれっぽっちも無い噂話だからいいようなものの、口は災いの元じゃないが、言葉って我々が思っている以上に凄い力を持っていて、ときには凶器と化すこともある心ない噂話で、時には人の心を傷つけたり、混乱を招くような事態を引き起こすこともあるということを判ったうえで言葉は発しないといけないまた、それらの噂話に踊らされたり、惑わされぬよう、自分というものをしっかりもっていないとね
2008年04月21日
8日付けの讀賣新聞社会面より、あるひとつの記事が気になった見出しは、 『地下鉄券売機 お釣りに1万円札』記事によると、名古屋市交通局・地下鉄久屋大通駅で、駅員が自動券売機の釣り銭用の紙幣として千円札を入れる際、誤って1万円札・5千円札・千円札を入れてしまい、合計25万2000円を余分に支払ってしまったというもので、このミスが発覚した経緯が面白いとある男性から、“妻の財布の中のお金が増えており、余分に釣り銭を受け取っているのでは?”と問い合わせの電話が入り、釣り銭入れ間違いのミスが発覚したという妻の財布の中のお金が増えている…だなんて、いくら夫婦とはいえ、ひとの財布の中って覗くもんなのかなぁしかも、お金が多いからって、地下鉄での釣り銭が多かったのでは?と結びつくところもすごい推理力であるまぁ新聞記事を読んだだけのことなので、通報された男性と奥さんとの間でどういったやり取りがあったかは知る由も無いのだけれど…男性の通報があったのが、午後1時15分頃駅員が券売機に誤った釣り銭を入れてしまったのが、遡ること3時間前の午前10時15分頃つまりは、その間約3時間ほどもの間、問題の券売機では誤った釣り銭が出続けていたということになるよくもまぁ3時間も発覚しなかったものである釣り銭が少なければ騒ぐだろうが、多い分にはそのまま黙って戴いてしまおう…ということなのだろうかなんだか偉そうな口振りだが、ここで、もし自分がその場に居合わせたとしたらどうしただろうか?と考えてみたこれはあくまでも仮定だが、利用者が1万円札で200円の切符を買った場合、最高で9万800円の釣り銭が支払われた可能性があるというそんな釣り銭が出てきたら、嬉しいというかビックリするでしょ!自分はかなりの小心者なので、誤った金額の釣り銭が出てきたら、“これって、一般庶民の反応を見るドッキリ番組?”なんて、周囲に悟られまいと涼しい顔をしながらも、内心では心臓バクバクいわせるだろうで、どうするかというと、やっぱり正直に申し出ると思う「釣り銭が多く出ました」ってキレイ事とかなんとかじゃなくて、後ろめたさとドキドキ感で胸が押し潰されそうになって、身がもたないのだただ、ちょっとした小銭の間違いだったら黙ってくすねてしまうかもしれない(ゴメンナサイ)まぁ想像するのは簡単だが、実際その場に立たされたら、ひょっとしたら、自分の理念とは裏腹な何か目に見えない働きが作用してしまうのかもしれない記事の最後は“今のところ名乗り出たのは1人だけ”(新聞記事掲載時時点)という一文で締めくくられていた消えた25万2000円…余分に釣り銭を戴いた人たちは、“棚からぼた餅”ぐらいの気持ちなのだろうかいくら景気がよくないとはいえ、なんだか世知辛いねぇまぁそもそも事の発端は、駅員の方のあってはならないミスから始まったんだけれどね記事を読み終えると、ふと、ある疑問が浮かんだ今回のような一件の場合、間違った釣り銭を懐にしまう行為は、拾得物なのだろうか?窃盗なのだろうか?どっちなんだろう!?ちょっと気になった(※讀賣新聞 4月8日付の朝刊・37面の記事より、引用・抜粋)
2008年04月08日
それは、昨日の夜のこと…自分はある企みを胸の内に秘めていた土曜日仕事を休めることになり、どのように過ごすかを考えていたのである今の時期からして、桜を見にいくのもいいし、ブラブラと買い物もしたいさて、何をしようか?と、いろいろと考えていると、久しぶりに舞台を観たいと思った実は、以前から観たい舞台が、今公演しているのであるその舞台は人気があるのか、既に前売り券は全公演分すべて完売チケットを手に入れようものなら、オークションかチケットショップしかないしかし、完売の公演のチケットということもあってか、定価価格よりもだいぶ高い値段で売買が取引されているクソッ!ひとの足許見やがッて!いくら観たいと思っている舞台とはいえ、高額な代金を払ってまでは観る気はない1月から公演していた舞台も今月の30日で千秋楽を迎えるあぁあぁ、とうとう観ることできなかったか…と、自分の中で半ば無理矢理に諦めの踏ん切りがついたところに、ある方のご厚意によって、急遽観にいくことが叶うこととなったのであるおまけに、急なお誘いだから…ということで、チケット代金をおまけしてくださった嬉しいぃぃぃ!!本当にありがとうございますッ!!こうして、休日は久しぶりの観劇を楽しむこととなった…そして、今日ちょっと片付けておきたい仕事があったので、早朝職場に顔を出した舞台は昼から開演なので、一仕事終えてから劇場に向かうつもりでいたするとだ!問題が勃発したあるスタッフに頼んでおいた仕事が出来ていなかったうえに、仕事のスケジュールを勘違いしていたとかなんかで、今日出勤するスタッフだけでは人手が足りないことが判明したのであるって、なにもそんな大騒ぎしなくても…もともと今日が休みの予定だった自分は頭数に入っていなかったんだから、自分が休みを取り消して仕事すればいいだけのことでしょ?ハイ、これにて一件落着って、全然よくなぁぁぁい!!だって、今日はこれから舞台を観に行く予定だったんだよ?それなのにィィィ…と、喚いて悔やんだところで、何も始まらないみすみす大変な状態になることが分かっていて観劇したところで気は乗らないし、物語に集中することもできないだろうしゃあない、仕事しまっせぇ!ところでさ、仕事するのは構わないんだけれど、せめてチケット代金ぐらいは保証してくれない?と言ってみたところで、それは空しく響くだけ責任ある立場に立たされている自分としては、そんな醜態を晒すことはできないので、ここはグッと堪えたもともと、観に行けるとは思っていなかった舞台だったわけだし、チケット代金の1万円はまぁ泣き寝入りするしかないか辛いけれどやむを得ないよはぁ…誰が悪いわけでもないわなこれが自分の運命なんだから受け入れるしかない気分を入れ替えて仕事を始めること数分自分の元に一人のスタッフが「何をすればいいんですか?」と言ってきた何を悠長なことを言っているんだか自分の今日すべきことをするように指示すると、それは他の人がやっていますとのことへっ!?見ると、そこには今日休みの予定だったスタッフの姿が…「何してるの?」の自分の問いに対して、「仕事しています」の答えいやいや、そりゃ見ればわかるけれどさ、今日は休みの筈じゃ?そう聞かされて初めて、休みを1日勘違いしていたことに気づいたようであるハァ?そんな勘違いするだなんて、もう珍プレーだよいや、待てよ?人手が足りないんだから、そのまま仕事してくれれば、あとは任せて、自分は帰ることができるか?と、なんとも自分勝手な浅ましい考えが頭のなかで擡げた意見をゴリ押しするのでなく、自分の事情はひた隠しにしてスタッフに判断を委ねると、仕事していくとのことおおっ!ということは…これで舞台を観に行くことができるさっきの発言は撤回!珍プレイじゃなくて、ファインプレーだったねいやはや、どうやら運は見放さなかったようだというか、なんでこんなバタバタするんだろうまぁこれはこれで、ハラハラドキドキして楽しいかもしれないが、自分としてはできれば平穏に過ごしたいんですけれどほんの僅かな時間の間に、激しい感情の起伏が訪れ、喜怒哀楽が押し寄せてきたもんだから、なんだかパワーを使いすぎて朝から疲れてしまったとはいえ、結局は舞台を観に行くことができるんだから、良しとするか仕事の段取りもついたので、早退させてもらったこれから観劇するために劇場に向かいます観劇を諦めたら、急遽観劇できることに休めると思ったら、仕事する羽目にと思ったら、やっぱり休めることにこれだけ、どんでん返しが次々と起きているから、劇場に着くまでは油断はできないかも!?もしかして、“公演が中止になりました”なんてオチが用意されていたりして…そんな結末が待っていたら、もう笑うしかないか【どんでん返し】物事が一気に正反対に変わること一気に逆転すること(辞書調べ)
2008年03月29日
先週の日曜日の話…産地から届いた花の箱を開けると、中に入っていた小菊と一緒に、重機の運転免許証のようなものが出てきたなんでこんなモノが箱の中から?と不思議に思ったが、そんなことより、さて困ったこの免許証どうしたらよいものか見て見ぬフリはできないし、警察に届けるのもなんだか違うような気がするきっと紛失した持ち主は困っていることだろう免許証を見ると、そこには会社名が書かれていたので、社名からインターネットで検索して電話を掛けてみた今日は日曜だから誰もいないかと思ったが、何回かのコール音のあと、相手は出た声から察するに、上司らしき中年男性と思しき相手は、ちょっと無愛想気味だったそちらの社員の方の免許証のようなものを拾ったという旨を伝えると、「普通郵便の着払いで送ってください」と言われたへっ!?普通郵便の着払いだなんて聞いたことがなかったが、相手は「できる筈」と言い切るので、翌日郵送する旨を告げ、そのまま電話を切った翌日の月曜日…仕事の昼休み休憩になると、拾得した免許証を入れた封筒を手に、郵便局へと向かった窓口に立つと、自分はこう言った「普通郵便を着払いで送りたいんですが」すると、窓口の女性は、「それはできません…」と、キッパリ返答した何ッ!?やっぱり、普通郵便の着払いなんてできないんじゃんッ!!そこで自分は、封筒を着払いで送るには、どのような手段があるのかを尋ねたすると、ゆうパック(一般小包)でなら、着払いで送ることが可能だという配達する地域を教えてから出た料金は600円也薄っぺらいたった一通の封筒を送るのに600円!?いくらなんでも高すぎやしないかぁ?その値段を聞いて、80円切手ぐらい自己負担しようかな?と躊躇したのだが、先方はクドイぐらいに「着払い」を念押ししていたので、小包扱いで郵送することにしたサクサクと宛名を書き、封筒に伝票を貼った…って、封筒より伝票のサイズの方が大きいじゃんッ!!こんなんでいいのかぁ?どこか腑に落ちないながらも封筒を預けた郵便局をあとにして歩きながら、切手を貼らずにそのままポストに投函すれば着払いになったか?とか、やっぱり80円切手ぐらいケチらなければよかった…と思ったのだが、中身は大事なものだし、小包なら万が一郵送中に事故があっても、追跡調査や保証があるからいいだろうと、自分に言い聞かせた無くなったと思っていたものが600円で手元に戻ってくるなら安いモンでしょこの一連の出来事は、これで終幕を迎えるかと思っていたが、新たな展開が待ち受けていようとは、その時の自分は知る由もなかった今日のこと…職場のポストを覗くと、会社宛に一通の封書が届いていた差出人を見ると、それは、自分が拾得した免許証の持ち主からだった何やろ?まさか、送料に600円もかけやがって!といった苦情か?封を開けると、中はお礼の文面が白い便箋に簡潔に綴られていて、さらには、ちょっとした寸志が同封されていたのであるそんな気ィ遣っていただくようなことなんてしていないどころか、むしろ嫌がらせ?と思われても仕方ないような送付の仕方をしてしまったのに、なんだか恐縮しきりですお礼の手紙でも書く?なんて、文通している場合じゃないかこうして、当事者同士は一切言葉は交わさないままだったが、お互いのやさしい気持ちはちょっとは通い合ったような気がしたのであった
2008年03月25日
我が居を構える区では、今年の4月1日から、ゴミの出し方が変わるその旨を報せる小冊子が、区から届いていた“資源とごみの正しい分け方・出し方”と題されたその小冊子には、事細かにゴミの分別方法が書かれている今回の改正にあたり、大きな変更といえば、新たに『プラスチック製容器包装』というゴミの回収が増えたことだろうかこれは、プラスチック製容器包装を回収し、プラスチックのリサイクルを進めていくのが目的で、平成19年4月から区内の一部地域でモデル収集を実施していたものを、この度、今年の4月1日から区内全域で実施していくこととなったのである小冊子を読んでみたプラスチック製容器包装は、“プラマークを目安に分別してください”とのことなるほどねぇ言われてみると、たしかにプラスチック製品には、プラマーク入っているこのプラマークが入っているものを分別して出せばいいのかプラスチック製容器包装を回収に出す際にはルールがあり、“中身は必ず使いきり、汚れがあるものは洗うなどしてきれいなものを出してください”と書いてあるリサイクルが目当ての回収なのだから、少しでも手間が省けるよう当然のことかしかしながら、ここには盲点があって、プラマークがあるモノでも、汚れが落ちないものや落ちづらいものは“燃えるゴミ”として出すということ汚れが落ちる落ちない…って、ここら辺は個人差があるからすごい微妙な気がするんだけれど…それに、汚れた容器を洗うのが面倒だからと、そのまま燃えるゴミとして出してしまう人もいるかもしれない…って、ちょっと待てよ?プラスチック容器なのに、なんで可燃ゴミとして出すんだぁぁぁ!?!?その謎は、小冊子の次のページに書かれていた生ごみ、紙くず、衣類、木屑などに加え、新たにプラマーク以外のプラスチック類・ゴム製品・革製品なども可燃ゴミとして収集されることになるんだとかそういえば、以前、ニュース番組で、ゴミ問題を取り上げた特集を見たもうだいぶ前のことなので放送内容はうろ覚えだが、現在、東京都の不燃ごみ・粗大ごみは東京湾に面した埋立地に埋められているが、それも容量の限界が迫りつつあり、数十年後には埋める場所が無くなってしまうというそこで、少しでも埋め立てる量を減らそうと、今までは不燃ゴミとして扱われていたビニールやプラスチックといった一部のものを可燃ゴミとする…といったもの4月からのゴミ収集の変更は、この一環だったんだねビニールやプラスチックなどを燃やすことによって、ダイオキシンなど環境に影響はないのか?という声も挙がっていたが、炉ではかなりの高温でゴミを焼却しているので、特に問題はないとのことそれにしても、今までは不燃ゴミ扱いだったビニール類を燃やしてまでゴミの量を減らす策に出る東京は、よほど切羽詰っているんだねぇでも、その危機感迫る現状を、世間一般の人はあまり把握はしていないと思うそこら辺のPRをもっと強調すれば、ゴミ出しに関する意識も高まると思うんだけれど…さて、4月から可燃ゴミも変わるわけだが、従来の可燃ゴミと、プラマーク以外のプラスチック製品は、可燃ゴミの中でも分けなくてはいけないのだろうか?そんな自分の疑問を先回りするかのように、その解答も小冊子に載っていたそれらの可燃ゴミは、種類ごとに分けなくていいそうつまり、極端な事をいえば、野菜クズや紙くずとビデオテープや長靴などを一つの袋にまとめて可燃ゴミとして出せるということなんだか、ものすごく違和感あるよねぇ慣れていないせいか、可燃・不燃ゴミを分別なく詰めているようで、罪悪感にも似た感じでも、これが決められたルールなんだよね最初のうちは、ゴミの分別にも手間がかかるだろうし、色々と大変かもしれないけれど、このちょっとした行為が未来へと続いているのならば、やらなきゃ!!
2008年03月16日
自分が昨日仕事を休んでいた間に、職場ではちょっとした事件が起きていたスタッフの一人が無断欠勤をし、人手が足りなくて、てんやわんやだったというそのスタッフは、以前から勤務態度が成っていなくて、次なにかしら問題を起こしたら「クビにする!」と社長から宣告されていただけに、休み明けのしかも出勤早々にそんな報告を受けて、何やら不吉なものを感じずにはいられなかった程なくして、昨日無断欠勤したスタッフが、何食わぬ顔をして出勤してきた「おはようございます」と言いながら入ってきて、昨日は朝寝坊しました…なんて、ケロッとした表情をしたままで言ってのける自分の仕出かした事に対して何ら悪びれた様子が見られない「電話したけど繋がらなかった」とか、色々と言い訳を聞かされたのだが、なにぶん自分は昨日休みで、概要を他のスタッフから聞いただけで、事の次第を把握していないので、対応は社長に任せることに社長は出社してくるなり、問題のスタッフを見かけると、すぐさま呼びつけた時折社長の荒げた声が響くので、激しく叱責している様子だけは伺えるすると程なくして、そのスタッフが、「お世話になりました」と言って、荷物をまとめて職場を去っていったそれは、あまりにも呆気ない幕切れだった薄々わかっていた結末だったとはいえ、それが現実的となった今、後味の悪いものだけが心の中に残っていたよほど絞られたのか、さすがに肩を落とした姿を見ると、忍びない気もしたが、その思いとは相反して、心の片隅では、手を焼かせるスタッフがいなくなったことで、どこか安堵している部分もあったことは確かであった心の中では、善と悪のふたつの感情が複雑に入り混じっていたのである去っていったスタッフに対しては、今回の失敗を糧にして、よそで同じ過ちを繰り返さぬよう気持ちを入れ替えてくれることを願うのみであるいたし方ない事だったとはいえ、我が職場は人手が足りているわけではないので、穴埋めに人員を補充しなければならない幸いなことに、以前からウチで働きたいと言っていた子がいたので、早速連絡を取ることに…と、会社から持たされている携帯電話を使おうと思ったら、反応がないそうそう、昨日から充電が切れていたんだ携帯電話を充電器に差し込んだそういえば昨日の朝方、誰かこの携帯電話に電話掛けてきたみたいだったけれど誰だったんだろ?着信履歴を見ると、そこには、今さっき去っていったスタッフの名前が記されていた「電話したけど繋がらなかった」…って言っていたけれど、まさか、自分のところに電話掛けてきていたの?職場に連絡を入れればいいものを、なぜ自分に電話を!?たまたま充電が切れてしまって、電話に出ることができなかったが、もし、万が一、あの時電話に出てあげることができていたら、事態は変わって、今日下されたクビという裁定は免れていたのだろうか?そう思うと、自分の心の中に暗い影が落とされたとはいえ、今さらその事が判ったところで、何も変わりはしない今は、この事態を切り抜くべく先の事を考えるときであって、色々な感情や思いで揺さぶられている場合ではないのだ自分の感情を胸の奥に引っ込め、気持ちを押し殺すなにかを断ち切る思いも込めてスタッフの名が刻まれた着信履歴を消去すると、後任を探す為に携帯電話のダイヤルのボタンを押すのであった…
2008年02月12日
一昨日の夜、母が相談したいことがあると言ってきたなんでも、犬を飼いたいとの事母の知人の方が飼っている犬がたくさん子犬を出産して、すべての面倒を見る事まではできないらしく、飼い主を探していて、母に話が持ちかけられたというわけ以前我が家では猫を飼っていて、自宅で最期を看取ったときあまりにも辛かったので、それ以来ペットを飼うことを避けていただが、今は母は仕事を辞めてから一日中家の中で過ごしているので、犬がいればいい遊び相手になるかも…と自分は承諾した犬の種類を聞くと、ダックスフントとマルチーズのミックス犬だというえっ!?そんな掛け合せの犬なんているんだ初めて聞いた自分は猫派で、犬には興味がないので、そこら辺の知識はまったく持っていないのであるダックスフントとマルチーズのミックスというと、顔がマルチーズで、身体がダックスフントのような胴長なのかな?そもそもマルチーズがどんな犬なのかイマイチはっきりしないので、まったく想像がつかないとりあえず、母が知人の方の家まで出向き、犬を見て可愛かったら飼うということで話は決まった昨日、飲み会から帰ってくると、玄関を入ってすぐのところに、水の入ったカップと、ペットフードが並べて置かれていたあれっ!?もう貰ってきたの?昨日話したばかりだというのに、今日連れて帰ってくるだなんて早すぎない?よっぽど気に入った犬だったのだろうか?リビングに行くと、まるで自分のことを警戒するかのように、隅の方で身体を丸めている小さな犬がいた黒々とした真ん丸の目は、「お前誰だ?」と言わんばかりに、こちらを見つめている聞くところによると、生後5ヶ月目だとか薄いベージュの毛並みに覆われた身体は、ダックスフントのように胴長だが、顔はマルチーズの面影が残っている初めて見るそのミックス犬に、少々興味津々だったが、今日が初対面ということもあってか相手はかなりこちらを警戒しているらしく、物陰に身を潜めてしまったまぁ初日だし、こんなものか今日はあるものを手土産に帰宅したそれは、犬用の家犬を我が家に迎え入れる為には、あまりにも準備不足だったので、仕事終わりに買ってきたのであるどれどれ喜ぶかなぁ?なんて、思ったんだけれど、相変わらず犬は、自分を警戒しているのか、遠くからこちらを眺めているだけこちらが近寄ろうものなら素早く移動し、ある程度の距離感を保とうとするで、折角家を買ったというのに、お気に召さないのか入るどころか、見向きもしない可愛くねェェェ!!犬を飼うのは初めてだから、よく分からないのだが、初めのうちはこんな感じなのかな?まぁ、犬とベタベタ仲良くする気はないからいいんだけれど、なんかね、もうちょっとフレンドリーでもいいんじゃない?って思うわけこちとら、スキンシップとろうとしているんだからさぁまぁ追々日が経てば馴れてくるのかな?あ、それから犬の名前も決まっていたらしい母が『チャチャ』って呼んでいた毛の色が茶色だから?かなり単純すぎ自分てきには、もうちょっと小洒落た名前がよかったのだが、いつも顔を突き合わせているのは母だからねまぁ好きにしてくださいなちなみに、仕事のために夜中起きたとき、買ってきた犬の家の中を覗いてみたら、中でスヤスヤと眠っていたそうな…お気に召されたようでなによりですカモナマイハウス(Come on a my house)“家へおいでよ”という意味
2008年01月30日
今日は日中、東京にも雪が降るらしい仕事に出かける準備をしながら見ていたニュース番組の天気予報が、そう報じていた子供の頃は、雪が降るとはしゃいだものだが、大人となった今では、どちらかというと嬉しくないハラハラと舞う程度なら趣もあっていいが、積もるほどとなると、生活や仕事といったいろいろな面で支障をきたすからだ今日の雪はどれぐらい降るのだろうかまだ夜が明けぬうちに家を出たときは、雪というよりは霙のようなものが車のフロントガラスをかすめる程度だったが、職場に着いた頃になると、天から降り落ちてくるものは、紛れもなく雪となっていた夜が明け白む頃には、雪の粒は大きくなってきていて、降り方も本格的となってきた空はねずみ色をした厚い雲に覆われ、街は降り続ける雪で薄化粧が施され、いつも見ている筈の景色の筈なのに、目の前に広がる景色からは色彩が奪われ、まるで別世界を見ているような錯覚を覚えた雪は、街に溢れる色彩を奪ったどころか、都会の喧騒をも掻き消したようで、辺りはひっそりとしている静まり返っている白墨の世界を前にしていると、いつも以上に寒さが身に堪える吐き出される自分の白い吐息を悴む手のひらにかけ、僅かばかりの暖をとる切り花を仕入れる為に、市場へと向かったこんな雪が降る天候では、今日の売上げは見込めないのだが、明日以降の予定を考えると、どうしても今日仕入れる必要があった車を花卉市場の場外に路上駐車すると、手押し台車を押して、雪降るなかを歩いた本来なら、車は市場へ入場する為の登録をしているので、そのまま市場内へ乗り入れることができるのだが、如何せん市場の駐車場は混雑していて、毎回車を駐車するスペースを探すのに一苦労するので、さほど長時間居ないこともあってか、いつも場外に路上駐車するのである歩いて二、三分ほどの距離とはいえ、大粒の雪は、傘を差さずにフードを被る自分の身体に容赦なく降ってきて、建物の軒下に入った頃には、すっかり雪塗れになっていた身体の雪を払い落とすと、いざ仕入れに雪が降っていようが、市場はいつもと変わらず活気に満ちていた最近は専ら日本水仙ばかり仕入れている今日も安かったので沢山仕入れたその他にも、香りが良いストックなど、安い花材を中心に選んでいくある一軒の仲卸で切花を仕入れ終えたときのこと花を乗せた手押し台車を押し始めると、不意に後ろから声を掛けられた『お客様、ちょっと…』その声に、自分は肩を若干ビクつかせて振り返った声を掛けてきたのは、先ほど花を仕入れたばかりの仲卸のスタッフの方だ???このシチュエーション、なんかで見たことあるそうそう、ニュース番組で特集として取り上げられた際に見た、万引き事件の密着取材だ万引き犯が会計を済まさないで店を出ると同時に、店員や保安員に呼び止められるってヤツ自分はきちんと代金は支払ったし、何も疚しいことはしていないけれど?…って、何を自分が万引き犯と疑われているという前提で物事を考えているのだろうかすべては自分の妄想にすぎない んだけれどそれにしても何だろ?キョトンとした顔を自分が向けると、スタッフの方は、申し訳なさそうな顔をして、こう言葉を続けた『お会計を間違えていまして、頂戴する代金が不足していますので…』へっ!?なんでも、花の本数を間違えて少なく入力したのが原因で、支払い金額が不足しているとのことどおりでねぇ沢山仕入れたわりには、驚くほど安いな?とは思っていたんだけれど、一々手渡された領収書、その場では確認しないからなぁ…自分が計算した数字より想像以上に請求が高いと、その場で照らし合わせるんだけれど…きちんと正当な金額を支払って、店を後にした念のため言っておきますが、実際の購入金額より請求額が安いことに気づいて、あわよくば…なんて考えは一切持っていませんでしたから声掛けられるまで、ほんと気づかなかったんですよなんてったって、自分は幼い頃から算数が大の苦手なんだから朝から降り始めた雪は、10時を過ぎると雨混じりになり、昼前には完全に上がってしまった積もったら積もったで迷惑がるくせして、いざ止んでしまうと、やはり寂しいもう少し冬の風情を楽しませてくれてもよかったのに…土の上にわずかに残る、いまにも解けてなくなりそうな雪を手に、そんなことを思った
2008年01月23日
迎春用の花を乗せて車を走らせていたいつもは混雑している都内の道路も、大半の企業が昨日が仕事納めだったせいか、交通量は少なめで、渋滞に巻き込まれてイライラすることなく軽快に車を飛ばしていた小雨が降り始めてきた雨が降ると視界が悪くなるので、運転には細心の注意をはらう街道から、大きな幹線道路へと出る片側3車線のうち、自分は真ん中の車線を走行していた自分の前には、若干の車間距離を開けて車とバイクが並走していると、その時である前方を走っていたバイクが突然バランスを崩し、自分が走行している車線上に転倒してしまったのである!!!!!慌ててブレーキを踏む自分軋むタイヤの音“ダメかも…”と、最悪のシナリオが脳裏を過ぎったもうなるようにしかならない自分は、ただただ祈るような思いで、ブレーキを強く踏み続けることしかできなかった車は止まったボンネットの前方には、倒れこんでいるバイクの運転手が見えるどうやら間に合ったようだその事実がわかったとき、口からは、小刻みに震える吐息が漏れた恐怖から開放され、安堵を得た、なんともいえない吐息である左右両端の車線を走行していた車もブレーキは間に合い、突然の急ブレーキにも関わらず後続車から追突されることもなかった多重事故にならず何よりである自分の眼は、バイクの運転手へと向けられた横倒しのように転倒したバイクの運転手スピードはさほど出ていなかったようなので、起き上がると思っていたのだが、アスファルトに横たわる肢体はピクリとも動かないこんなとき、どうしたらいいのだろう?3車線のど真ん中に車を放置して、介助に入った方がいいのだろうか?でも自分に何ができる?と、色々なことを頭の中で考えていると、1人のドライバーの方が車から降りて救助にあたった声を掛けても反応をしないバイクの運転手それをただ黙って車の中から見ることしかできない自分車線を塞がれ、渋滞し始める道路今置かれている自分のこの状況は、なにか人としての判断力を試されているような気がしたそして自分が下した決断は、唯一空いている右車線に車のハンドルを切ると、アクセルを踏むことであったそう、手を差し伸べることすらせず、その場から去ったのである車を走らせていても、先ほど自分の眼の前で起きたバイクの転倒事故が気になって仕方なかった果たして自分がとった判断は正しかったのだろうか?困っている人を目の前にして、見て見ぬフリをしたのだから、冷酷非道だと言われても致しかたないしかしながら、いまさら言い訳がましい弁解をたれたところで、それは無意味な事だとは百も承知だが、“なにかしなければ!”という気持ちがあったことだけは事実であるその思いを実行する力と、勇気が自分には無かったそう、大事なものが自分には欠けていた自分の無力さ、愚かさを突きつけられた朝だった
2007年12月29日
午後ひとりで仕事をしていると、二人の警察官が職場を訪ねてきたまさか勤務中に花を買いにくる訳はないし、なんやろ?ちょっと身構えるすると、一人の警察官が、「13時頃、外に出られましたか?」と訊ねてきた何を言い出すのかと思いきや、自分のアリバイ調べですか?なんだか2時間サスペンスのドラマの1シーンみたい…なんてアホな事を思いながら、おもむろに壁掛け時計を見た午後1時?今から30分前のことであるその頃は、ひとりで仕事をしていたとは言っても、今日は他のスタッフは皆出払ってしまっているので、自分が職場から一歩も外には出ていないということを証明してくれる人は誰もいないが…どうしてそんなことを聞かれるのだろう?と思いながらも、訊かれた問いに対して正直に答えると、警察官は事情を説明しだしたそれによると、我が職場のすぐ傍で事件が発生し、その事について近隣に聞き込みに廻っているとのことだった建物の中から外の音は割かし聞こえるのだが、なんらかの事件が起きたと思われる13時頃は、悲鳴だの、争う声だの、不審な音は何も聞こえなかっただからこそ、自分が気づかないうちに、すぐ傍で事件が起きていただなんて聞いて、驚くとともに物騒に感じた警察官の方からは、現場から逃走したと思われる犯人像を聞かされたのだが、如何せん抽象的過ぎて、全くお役には立てなかった警察官の方が帰られたあと、気になって現場を覗いてみると、パトカーが2台だけ止まっていた見ると、現場は我が職場からほんと目と鼻の先のところ真昼間の、しかも人通りがあるところで、一体何が起きたというのだろうか?事件の概要は聞かされていないので判らないが、今しがた事件が起きたというわりには閑散としているので、あまり大事ではなかったのだろうか?とはいえ、被害が大なり小なり、事件は事件に変わりはないのだが…小一時間ほど経った頃、ちょっと外出する用事ができたので、外に出てみると驚いてしまったいつのまにかパトカーの台数は増え、救急車も停まっていた何やら現場検証のようなものが行われている最中のようで、野次馬たちも集まっているこれが2時間サスペンスなら、野次馬の人たちに、「何が起きたんですか?」なんてセリフをかまして、「事件らしいわよ」なんて展開になるのだろうが、自分はそこまで野次馬根性はないので、そのまま外出した警察官の方に、「何か変わったことは?」と訊かれてから、13時頃の時の事を幾度となく思い返してはみたのだが、ほんといつもの日々と変わらないような時が流れていて、特にこれといって変わったことや気づいたことは何一つなかったんだよなぁ…壁一枚の隔たりがあるとはいえ、直線距離にして10数メートルもないところで事件が起きたというのに、何も気づかなかっただなんて、事件に自分は直接関係していないのに、なんだか申し訳ないような気がしてならない一日の仕事を終えて職場を出る時、現場に目を向けた心許ない街灯に照らされた夜道を家路に向かう人々そこには、昼間事件が起きたという事実はないかのように、毎日繰り返される当たり前のような風景が繰り広げられていた被害者の哀しみのうえを行き交う人々そこに、都会の殺伐とした縮図を見たような気がした今回の事件の被害者の方はもとより、すぐ傍にいながら何も気づかなかった自分に暗い影を落とした今日の出来事事件の早期解決を願ってやまない
2007年12月27日
寒いと、動きが緩慢になり、一つ一つの動作が小さくなる少しでも体力を温存しておこうとしてのことだろうか?外階段を登っていたときのこと自分では足を上げていたつもりだったのだが、段の高さまで足が上がっていなかったようで蹴躓いてしまったあっ!と思った瞬間、自然と両手が出て、前のめりに倒れこむ身体を守ろうと、鉄板に手をついていたパァ~ン!!勢いよく両手をついたものだから、冬の寒空の下、鉄板を叩いた音が響いたバランスを崩して階段に倒れこむ自分急いで立ち上がると、よせばいいのに、誰かに見られなかったか辺りをキョロキョロ見回す人影はなかったヨカッタ…何事もなかったようにして、階段を登りはじめた自分でも転んだことを知っている証人がいたそれは、自分の手のひら悴んだ手に、ジンジンと激しい痛みが走る両手を広げてみると、そこには鉄板の網目模様の跡がくっきりと残っていた…幼い頃、“ポケットに手を突っ込んで歩くな”と教わったその理由は、転んだときに咄嗟に手をつけないから…と、自分は解釈していたような気がするほんと、そうだねもし手が塞がっていたら、そのまま階段に倒れこんで、顔面を強打していたに違いない考えただけで恐ろしいそれにしても、人間って不思議というか、神秘的な部分が多い何がって?いや、階段に蹴躓いて倒れこむ一連のシーンなんて、傍から見るとほんの1~2秒の出来事にしかすぎないでも当人からしてみると、その時、自分のなかではあきらかに時間の流れがほんの一瞬だがスローになる蹴躓いた瞬間、“あっ!倒れる!”と思うわけそんな余裕なんて無い筈なのに…で、気づくと、自分の身体を守るために両手がサッと出る反射神経だろうか?それとも防衛本能なのだろうか?決して、自分は反射神経がいいほうではないのだが、その時ばかりは、自分が両手をつくという指令を脳に伝達する前に、無意識に行動している我ながら、自分ってこんなに俊敏だったっけ?なんて思ってしまったここ数年は、疲れやすくなったし、椅子に腰掛けたり立ち上がるとき「よっこいしょ!」なんて声が自然と出てしまうなど、年々若々しさに翳りが見えてきているのだが、まだ身体は機敏には反応することができるみたいどうやら人間には、秘められた能力が潜んでいるようだその能力を普段から使えればいいのだけれど…
2007年12月20日
17時に仕事を終えると、急いで新宿コマ劇場へと向かった開演は18時与えられた猶予は1時間しかない結構ハードなタイムスケジュール携帯電話で、電車の乗り継ぎを調べると、順調に行けば、開演の10分前には劇場に到着することができるが、1本でも指定の電車に乗り遅れたりしたら、まず開演時間に間に合わないというのも、今日は友人と舞台を観るのだが、チケットは自分が持っているのである遅刻しては申し訳ないと、入念に乗り換える電車と時間を叩き込んで、劇場へと向かった幸いにも電車は定刻どおりに到着週末の夜ということもあってか、新宿駅の改札口は混雑していて、なかなか駅から脱出することができなかったが、夜の新宿の人込みを掻き分け、なんとか当初の予測どおり、開演10分前には新宿コマ劇場に到着することができた辺りを見回すが、友人らしき人影は見えないその友人は今日は早く仕事が終わったとの事で、先に劇場で待っている筈なんだけれど…日本でも有数の歓楽街だけあって、すごい人込みのなか、キョロキョロと眼を配るが、やはり友人の姿はない実は、今日待ち合わせしている友人は遅刻の常習犯もしや?と、携帯電話を鳴らすも繋がらない最悪なんですけどッ!開演5分前…劇場の係りの人が、外で待ち合わせている人々に向かい、「間もなく開演です」と声を挙げる気ばかり焦るが、友人は一向に現れない不安から、感情は徐々に苛立ちへと変わっていく胸に一抹の不安を覚えながら、ダイヤルを押す「ただいま電話に出ることができません…」感情の無い淡々とした女性のアナウンスの声が、自分の耳に空しく響いた17時57分…17時58分…時間は無情に過ぎていく…今日の観劇は、そもそも友人が希望してのものだった座頭市の舞台が面白かった!という話をすると、友人が“ぜひ自分も観てみたい”と言い出したのであるとはいえ、舞台といえばチケットは高額今回の座頭市の公演でいうと、S席は12000円である舞台をよく観にいく自分としては、それが当たり前の金額であるが、舞台を観たことがない、しかも年がら年中金欠を叫ぶ友人にしてみれば、それはそれは高額である「いくらまでなら出せる?」と、その友人に訊くと、「5000円までなら」と答えた5000円なら、一番安いB席のチケットなら購入することができるが、一番安い席なだけにかなり後ろの席なので、舞台全体の雰囲気を味わうにはいいかもしれないが、役者さんは小さくしか見えない哀川翔氏や阿部サダヲ氏といった、出演者の顔触れで観に行きたいと言い出した友人の為にも、少しでも良い席で見させてあげたいとはいえ、自分がチケット代を肩代わりするような余裕もないさて、どうする?そこで自分がとった手段はオークションであるチケットが取りづらい千秋楽の舞台や最前列の席など、高値を見越して出品する人もいれば、なかにはチケットを購入したものの急用などで行けなくなってしまい、出品する人もいるそれが、観劇の日程が迫っていれば迫っているほど、出品者の方もチケットが紙屑になるよりは…ということで安価で出品されることが多いそんな公演チケットを狙ったオークションがダメだった時は安い席で観劇しようと、気軽な感覚でいたので、気張ることなく挑んだその結果、幸運にも定価の半額の代金でS席のペアのチケットを落札することができたのであるオークションは、互いの顔を窺い知ることができない、信用だけで成り立っている取引なので、時には痛い目に遭うかもしれないのだが、幸いにも自分はまだそういう目に遭ったことがないので、たまに利用させてもらっている今回も、出品者の方は非常に丁寧な方で、日にちが迫っていたにもかかわらず迅速に対応していただいて、今日の観劇となったのである舞台を観たい!と言い出した友人の為にチケットを用意したのに、遅刻とはどういう訳?これが最後…と、ダイヤルを押すと、思いが通じたのかようやく繋がったその時はまだ、まさか友人の口から恐ろしい言葉が出ようとは思いもしなかった自分「今、どこ?」友人「え?自分の家」はぁ???何言うてンの?ありえないんやけど良くも悪くも期待を裏切らないというか、なんというか、ビックリだよ、ホント自分「舞台、18時開演なんだけど」今度は、友人が驚く番のようだった友人「えっ?19時開演じゃないの?」自分「もう始まるよ…」友人「ゴメン!急いで行く」そこで電話は切れた劇場の受付に、連れが遅れる旨を伝えてチケットを預けると、客席へと向かった舞台中央の席役者さんも見え、舞台全体も見回すことができる良い席である幕が開いた…この舞台を観たがっていた友人の姿は、横にはなかったほんと、何をしているんだか…ガッカリだよ舞台は始まっているというのに、いつ友人が来るか気になって、舞台を楽しむどころではない少なくとも19時前には劇場に来るつもりではいたのだから、1時間以上遅れることはないだろうと、舞台を観ながらも友人のことを考えていたのだが、やはり面白い舞台なだけに、そのうち舞台に集中していた舞台の進行からして、40分程経った頃だったろうか係員の人に連れられて、友人が客席にやってきて、席につくなり、申し訳なさそうに頭を下げると、観劇し始めた幸いにも、まだ物語の筋となる部分が動き始めたところだったので、途中からでも話は把握することはできる友人も舞台の面白さに惹かれたのか、ただただ黙って観劇していた一幕終了後、友人に遅刻したことを咎めたのは言うまでもないでも、軽いジャブ程度にしておいた折角観劇しにきたのに、お互い嫌な気分になることはないからね座頭市は、今日は2回目の観劇であったが、ほんと面白い!もう1回観たいぐらい前回の観劇時は、だいぶ前の列だったので、役者さんの表情ばかり眼で追ってしまったが、今日は舞台全体の雰囲気を楽しんだ照明が効果的に使用されていて、実に美しい視覚の世界が映し出されていた観る位置や角度によって、こうも作品の印象が変わってくるんだねぇやはり舞台は1回だけではその作品が持つ魅力を計り知ることはできない面白い作品は何回でも観たいが、とはいえチケット代がね…そうそう、今日観た回は、雑誌か何かに載せるのか、終始カメラマンの方がわりと自分の客席の傍で舞台を撮影していたで、気になったのがシャッター音静かなシーンになると、カシャ、カシャという音がすごく気になったんだよねぇ気にしないようにすればするほど、耳の神経がそちらに向いてしまう自分って、注意散漫なのかな!?自分が面白いと推した舞台を友人はどう思っているのか?ちょっと気になるところではあったのだが、観劇後の開口一番「面白かった」という言葉を聞いたときは安心したそれは、初めて観る舞台を楽しんでもらえたという安心と、自分のセンスは他人とブレていないのだという二つの安心からなるものだったまた一緒に舞台観に行く?いやいや、もう懲り懲りだよ舞台は一人で観にいった方がいい
2007年12月15日
仕事を終えて、家路を急ぐ時刻はもうすぐ日付が変わろうとしていた某駅近くの主要道路を走行していると、おもむろに警察官に車を路肩に寄せるよう誘導させられた検問?後ろめたい事はしていないつもりなのだが、警察官に呼び止められると、なんとなく緊張してしまう心拍数は上がり、脈が乱れるなんやろ?なんか悪いことした?頭のなかは、思考回路パンク寸前なほど、色々なことを思い巡らしていたアカン!お巡りさんに捕まるようなこと何も思い浮かばへん車を停車させると、平常心を装って、窓を開けたすると、警察官は顔を突き出してきて、「アルコールのチェックです」と言ったそういえば数日前、何かのメディアで、今年は飲酒運転による死亡事故は減少したが、毎年12月は多い傾向にあるので、飲酒運転の取締りを強化するとのような類の情報を耳にしていた年末といえば忘年会シーズンでお酒を飲む機会が増えるからねぇそれに今日は金曜日だから、取締りをしているわけだでも、自分はアルコールは飲まないし、今の今まで仕事していたんですよォ…って、そんなこと警察官の人は知る由もないか警察官の人が何やら測定器のような棒を突き出し、そこに向かって息を吐いてくださいと言ってきた時、自分の中では、ある不安が渦巻いていた実は…ここ最近ハマッている飴があるそれは、UHA味覚糖の『特濃8.2 ラムレーズン』厳選生クリームとラムレーズンの芳醇な香り漂う、乳脂肪8.2%のミルクキャンディーこの飴、ミルクとラムレーズンがとても濃厚な味で、異常なほど美味しくて、暇さえあれば口の中に含んでいる今しがたちょっと前までも、運転しながら、口の中にその飴はあったそれがどうしたというのか?いや、ラムレーズンのラムって、ラム酒でしょ?大丈夫?何がって?ラムレーズンのラムが、アルコールの検査に反応しない?なんて、なんだか急にドギマギしてきてしまったいや、ラムレーズンの香料を使用しているだけであって、飴にアルコールが含まれているわけではないのだから、普通に考えたら検査に引っ掛かる訳がないのだが、警察官を前にしている自分は、冷静に物事を判断する力がちょっと鈍っていたようだ息を吐いて…という問いに対して、ハァ~と、小さく息を吐いた臭覚も頼みの綱なのか、警察官は顔を近づけてくるので、とても恥ずかしい大丈夫?自分の息クサくありませんか?いや、クサイというよりは、ラムレーズンとミルクが混ざったような甘い香りがしている筈しかし、人の顔に向かって息を吐く趣味なんて自分にはないので、息を吐いてと言われて、なんだか恥ずかしいやないですかそんな近くで嗅がなくてもねぇどうやら、1回目の蚊の鳴くような小さな息では測定不能だったのか、もう一度と言われるハァ~またしても測定不能のようで、さらに念を押されるこうなってくると、なんだかアルコールを飲んだのを隠蔽しているようで、疑われかねなかったので、大きな息を思いっきり吐いたハァ~!!ん?気合入れすぎて、ちょっと声が出ちゃったじゃん!恥ずかしい…で、3度目の正直はどうよ?ラムレーズン風味の飴でまさか反応しちゃったとか!?すると、警察官は、「異常なしですね、気をつけてお帰りください」だってよかったァァァラムレーズン反応しなくって無罪放免!ようやく検問から開放されて、家路を急ぐのであった
2007年12月07日
12月に入ってまだ間もないというのに、今日は職場の忘年会毎年のことだが、暮れになると多忙のあまり、開いている暇がないからである年の瀬を微塵にも感じないなかでの宴は、忘年会というよりは、ただの飲み会って感じそれにしても、話を切り出すのが遅すぎるだって、話を聞いたのが前日、つまりは昨日のこと唐突な話だったので断ると、「もう店には、人数で予約してあるので困ります」って、急にそんなこと言われても、こっちも困るっていうのッ!残っている仕事を片付けてからだったので、1時間程遅れてから合流すると、かなり早めの忘年会には殆どのスタッフが参加していたすでに酔いが回っている者も多く、座は大いに盛り上がっていた自分はアルコールが一切ダメなので、おとなしくウーロン茶を口にするそれにしても、スタッフ達の顔を見ていると、まず職場では見せることのない表情ばかりいつもは口数が少ない子が饒舌に喋っていたり、あまり表情を表に出さないおとなしい子がケタケタ笑っていたりと、普段職場で見せる顔と、今目の当たりにしている顔と、どちらが本性なのだろうか?なんて観察しながら、次から次へと矢継ぎ早に話しかけてくるスタッフの話に耳を傾けていたいつもは遠慮しているのか、滅多に話しかけてこない子達も今日は話しかけてくる時にはストレートすぎる発言に、“無礼講じゃなぁぁぁい!”なんて思うシーンもあったが、まぁ折角皆が楽しんでいるのに、場を白けさせるような波風を立てなくてもいいか…なんて、軽く受け流したでね、ちょっと思ったんだけれど、アルコールが入っているときの言葉って、その人の本音なのかなぁ?どうなの?いつもはスタッフ同士、面と向かっては言いづらいのか、仕事に関して意見を交わすことなんてなくて、陰口ばかり叩いているのだが、それが今は、「あのやりかたはおかしい」とか、「こうしたほうがいい」なんて意見を戦わせていたり、自分に向かって、「これからは仕事頑張ります!」なんて宣言したりと、普段はおちゃらけて見えるのに、仕事に関して結構熱く語ったりしているんだよねぇ平常心の時だと言えないから、アルコールの力に任せて言っているとか?それとも、酔いのせいで、自分の意識とはまったく別とか?どちらにせよ、意見や考えを交わすことは非常にいいことだと思うただ、今日この場で意見を戦わせたこと、酔って忘れてしまうのではなく、きちんと覚えていてくれればいいのだけれど…それからもう一つ思ったのは、皆分け隔てなく仲良く盛り上がっているということ別に極々当たり前のことのように聞こえるが、我が職場にとっては珍しい光景うちの職場はとにかく不平不満を漏らす輩が多くて、暇さえあれば、誰かしらの陰口を叩いているような連中ばかりそれは誰か一人に的を絞っているのではなく、自分が輪から外れるのが怖いのか、付き合わせる顔触れが変われば、陰口の対象となるターゲットも変わってくるので、もはや皆それぞれが何かしらの陰口を叩かれている状態職場には陰口が絶えず渦巻いているそんなに不満があるならば、面と向かっていえば?なんて思うのだが、その人物の前では普通に装って、陰ではネチネチと悪口言っているんだよねぇまぁそんなん見ていると、幼稚やなぁ…なんて思うしかしながら、そう思う反面で、自分の場合、嫌な人間とは無理してまで付き合おうとは思わないので、その辺は、皆大人なんだなぁ…なんて妙に感心してしまうところがあるのも確かそう、普段は腹にいち物を抱えながらも、こうして顔では笑ってお酒を酌み交わしているんだよ人間って奴は、何を考えているかわからない恐ろしい生き物やねそれとも、これもアルコールが為せる業なのだろうか?だとしたら、アルコールは恐ろしいやつやねいや、ひょっとしたら魔法の薬なのかも!?それでも、自分はお酒を飲もうとは思わないけれどねだって美味しいと思わないし、アルコールに弱い体質なのかすぐに酔って記憶が無くなるから、怖くて飲めないよ1次会だけで帰るつもりが、なかば強引に2次会へと突入楽しい宴は遅くまで続く一向に帰る素振りを見せない連中らに痺れを切らして、「明日の仕事に響かないだろうな」って言ったら、2次会に来たのは、明日仕事が休みの連中ばかりだった「……………」明日仕事の自分を誘っておいて、自分たちは休みだとォ!?こんなスタッフ、愛すべきというか、憎むべきというか…【酒は人を魅する悪魔である。うまい毒薬である。心地良い罪悪である】(初期キリスト教の教父・アウグスティヌスの言葉より)
2007年12月04日
仕事を終えて帰宅すると、今夜も元気にウォーキング今日は日曜ということもあってか、平日に比べると堤防で出くわす人影が少ない何の気なしに歩いていると、後ろの遠くの方で“カタン”という音がしたそれは、堤防沿いにある下水道の蓋を踏んだ時にする音だったコンクリートの上蓋が緩んでいるので、踏むと音がするのである夜道の土手沿いの道の周囲はわりと静まり返っているので、神経が昂っている今は、ちょっとした音でも耳に入る “誰か自分の後ろを歩いているんだ”それぐらいにしか気にとめていなかったのだが、まさかこれから身も凍るような恐怖の体験をすることになろうとは、その時は思いもしなかった…先ほどの“カタン”という音のことは忘れて、しばらくは冷たい夜風を受けながら歩いていたのだが、自分の後ろに明らかに人がいるのを感じたそれは、かすかではあるが、“シャカシャカ”というナイロンのパンツが擦れあう音を自分の耳が拾ったのであるいや外を歩いていれば、誰かと出会うのは必然的なことなのだが、得体の知れない人物というのが自分のなかで勝手な妄想を抱かせ、夜道を歩いているという相乗効果も手伝ってか、なんとなく恐怖心をあおるのである遠くの方で聞こえていたはずのナイロンパンツが擦れあう音は、距離が進むにつれ、その音は次第に大きくハッキリ聞こえるようになっていたシャカシャカシャカシャカシャカシャカ… 今ではその音は、自分の耳元のそばにあり、心なしか相手の荒い息遣いまでもが聞こえる相手は手を伸ばせば自分の身体に触れることができるのではないだろうか?それほど近くに、目に見ぬ相手を感じていたしかし、おかしなことに、自分の背後にいる人物は、それからというもののなぜか自分を追い越そうとしないまるで自分のペースに合わせているかのようだ自分にまとわりつくかのようにして、ナイロンパンツの擦れあう音と、息遣いが耳元に届くもう、自分の心拍数は乱れに乱れていた一体自分の背後にいる人物は何者なのだろうか?何を企んでいるのだろうか?そればかりが気になってしかたないただ単にウォーキングしている人なのかもしれないが、もしかして?という場合もあるそうは言っても、後ろを振り向いて確認することなんて、小心者の自分にはそのようなマネは決して出来ないさて、今の状況から脱却する為にはどうしたらよいだろうか?全力疾走で駆け出すか?…逃げ切る自信がない歩くペースを緩める?…相手もペースを緩めるかもやっぱり振り返って、相手を確認する?…だから怖いって!相手、不自然に思うやんっ!って、相手の方が不審人物じゃん! いやいや、それは自分が勝手に想像しているだけで、普通の人かもしれないし…あぁ…恐怖のあまり何がなんだか判らなくなってきたなんだか色々な事を考えていたせいか、自然とウォーキングのペースも落ちていたようだ するとだ、今までピタッと自分の後ろを尾けていた謎の人物のペースが速くなり、自分のすぐ真横まで近寄ってくるのが判った左手は暗闇の中に漂う川右手に見えるのは大きな工場人の影は自分と後ろの人物以外には無く、街灯が心許ない明るさで夜道を照らしていたここで大声を挙げても誰にも届かないだろう顔は正面を向いたまま、視線だけを横に動かすと、相手の左手が見えた!!!!! 自分のなかで緊張と恐怖はMAXに達していたここで、サスペンスドラマなら、恐怖にひきつる自分の表情のアップでコマーシャルだろうね…思わず身体を強張らせる自分するとだ、今まで自分の後ろを尾けているかのようにしていたその人物は、自分の横を通り過ぎていったそう、ただ単にウォーキングをしていた人だったのであると、わかったと同時に、極度の緊張と恐怖と昂っていた神経から開放されたせいか、ドッと疲れが自分を襲った怖い思いさせやがって!! って、自分が勝手に思い込んでいただけなんだけれどねこんな心配性じゃ、夜道でのウォーキング辞めたほうがいいんじゃないの?いや、夜道が怖いんじゃなくて、姿がわからなくて自分に忍び寄ってくるのが怖いのそこで妙案を思いついた後ろを歩いている人は、 「私は怪しい者ではありません」 と、前の人に声を掛けるっていうのはどうかな?そうすれば、前を歩いている人は姿を確認できなくても安心できるんじゃない?えっ?自分は怪しくないっていう人が怪しいって?じゃあ…車を運転する際、後方を確認する為にあるサイドミラーを、ヘルメットに装着させてそれを被るとか?ウン、それなら前を歩いていても後方を確認出来る我ながら良い考え…って、それを被ってウォーキングするかどうかって言われたら疑問だけれど…見ると、自分を追い抜いていった人物は、ナイロンパンツをシャカシャカいわせながら、颯爽と歩いているするとだ突然、その男性は踵を返し、こちらに向かってくるではないか!ま、まさか!?再び、自分のなかで緊張と恐怖が身体を駆け抜けたここで、サスペンスドラマなら、またしても恐怖にひきつる自分の表情のアップで、コマーシャルやね(クドイけど)どんどん一直線にこちらに向かって歩み寄ってくる男性なんで突然折り返してきたの?さっき追い越していったのはフェイントで、今度こそ何かしでかす気?って、またしても妄想かよ!だってしゃあないやんッ!相手の男性の動き、挙動不審なんやもんッ!もうどうにでもなれといわんばかりに、意を決して自分も歩くすれ違う二人……………何も起こらなかった何も起こらなくて当然であるいや物騒な世の中、いつ自分の身にどんな災いが降りかかるかなんてわからないにしても、自分の妄想は異常だけどね要は怖がりなんですワ
2007年10月14日
夜明け前のこと職場に向かうため、車を走らせていたふとバックミラーに目をやると、1台のパトカーが自分の車の後ろを走行しているのが見えた別にやましい事をしているわけではないが、パトカーを見るとなんとなく緊張して心地が悪い後ろを尾けられるの嫌やなぁ…変な胸騒ぎを覚えつつ、ハンドルを握っていたその不安が、後に起きる出来事の前触れだったとは、この時はまだ知る由もなかった…交差点で信号待ちをしていた信号が青に変わったので、左折してほんの数十メートル走らせたときだったバックミラーに映るパトカーが、急に赤色灯を点らせたのであるかすかではあるが、「前の車、停車しなさい!」という声も聞こえる???前の車って、自分の車しか走っていないけれど、自分のこと指しているの?呼び止められるような覚えは、自分にはまったくなかったが、とりあえず、車を路肩に停車させたいったい何事だろうか?自分のもとに警察官が来るまで、時間にしてほんの十数秒のことだったが、頭をフル回転させて、呼び止められた原因を考えていた別にスピードは出し過ぎていなかったけどなぁ…もしかして、サザンオールスターズの「愛の言霊」という歌を、夜明け前だというのに、ちょっと大きなヴォリュームで聞いていたから?それとも、いささか睡眠不足で、欠伸しっぱなしの状態で車の運転をしていたから?いや、そんなしょうもない事で呼び止められるわけないか…あ!ひょっとしたら、交差点を左折した時、ウィンカーを出していなかった?正直言って、まだ頭の中が起きているわけではないので、つい今しがたの出来事ではあるが、ウィンカーを出して左折したかどうかを覚えていないきっと、その事が原因で呼び止められたのだろうはぁ…交通違反かぁ…警察官が自分の車に歩み寄ってきたので、車の窓を開けた何事です、夜明け前から騒々しい!内心ではビクビクしながらも、それを悟られないように極めて冷静な態度を取り対峙すると、警察官はこう言った警察官「車のライト点きますか?」何を言うのか身構えていただけに、その問いかけに少々拍子抜けしてしまった自分「はぁ…点きますけれど」そう、実はまだ外は暗いというのにヘッドライトを点けて走っていなかったので、それを注意されたのであるいや、弁解するわけではないのだが、ヘッドライトは点けて走っていたただ、交差点で信号待ちする際は、ライトを消すことを習慣にしているので、青になって走り出した時、ヘッドライトを点けずに、スモールライトだけで走ってしまったのであるなんや、その事かいな免許証の提示を求められたので、提出をし、これで解放されるのかと思いきや、もう一人の警察官も現れて、車内の中を検めたいとの事だったので、別にやましいものは何も積んでいないので、素直に聞き入れたまずはトランクからトランクには、大きな花瓶を積んでいた警察官「この大きなガラスは?」自分「花瓶です、仕事で使うので…」警察官「仕事は何を?」自分「花屋です」警察官「それで、こんなに朝早いんですか」続いては、助手席の扉を開け、ダッシュボード、吸殻入れ、座席の下など、これでもかといった具合に念入りに調べていく一体、この警察官の人たちは、自分が何かを隠し持っているとでも思っているのだろうか?という事は、少なからずも疑われているわけ?助手席には、仕事時につける前掛け等を入れた袋や、書類を入れたクリアファイルなどを置いていたが、それらも一つ一つ調べていく何も出てくる筈はないのだが、あまりにも色々と調べられていくので、心臓はバクバクもう朝から、心拍数上がりっぱなしや!そして最後に、カバンを調べられた特に変わったものは入れていないのだが、警察官の手には小さなバッグが手の中にあった警察官「これは?」自分「デジカメが入っています」そう聞いてから、警察官は中を調べていく次は、黒い布に包まれたものを手にした警察官「これは?」自分「コンパクト(鏡)です」これは何、あれは何ってひとつひとつ説明する自分が、なんだかお宅拝見の番組で我が家を紹介している家人のようだな…なんてアホなことを思っていた結局というか、当たり前なんだけれど、なにひとつとして怪しいものが出てくるわけがなく、やっと解放されたそうそう、最後にちらっと耳にしたんだけれど、警察官の人が無線で、「異常なし!」と報告をしているようだったもしかして、自分が乗っている同じ車種の車が、何か関係していたのだろうか?あれだけ隈なく車内を調べたわりには、警察官は、なぜか後部座席を調べることはしなかった実は後部座席には紙袋を積んでいて、その袋の中には人にはちょっと見せたくないモノが入っていた警察官の人に聞かれたら、素直に答えようと思っていたのだが、幸いにも目に触れることなく、その心配事は回避することができたちなみに紙袋には何が入っていたかというと…それはナイショ(怪しいものではないのでご安心を)
2007年09月28日
ハックション!くしゃみが出た暑さ寒さも彼岸までというが、今日は半袖で過ごすにはちと寒いここ一週間だけみても、気温の寒暖の差が激しいので、気温の変化に身体がついていけていないのだろうかハックション!また、くしゃみがでた誰か悪い噂してやがるな!くしゃみが1回なら、誰かが良い噂をしているくしゃみが2回なら、誰かが悪い噂をしているいったい誰が言い出したのだろうか?気づけば、くしゃみにまつわるそんな言い伝えのようなものが、自分のなかで深く根付いていた自分がくしゃみをする場合、大抵2回続けてくしゃみをするまぁ言い伝えを信じたり、気にしたりしているわけではないが、誰かが悪い噂を?なんて、思ってみたりもするハックション!それにしても、今日はくしゃみが止まらないよっぽど、悪い噂でも囁かれているのだろうか?いやいや、風邪ひいたのかも!?と思うも、どちらもくしゃみの原因ではないくしゃみの原因は、小菊であるどういう訳か、自分は小菊の花をまえにすると、くしゃみが止まらなくなってしまうのだ小菊の花粉が原因だと思うのだが、他の花ではそんな症状は見られないだけに、実に不思議である今日は、沢山の小菊の切花を扱っているので、くしゃみが止まらないハックション!小菊アレルギーと自分で思い込んでいるだけなので、実際のところ、小菊とくしゃみの因果関係は定かではないほんとうはやっぱり、誰かが悪い噂をしているのかも…
2007年09月24日
職場の裏手には、裏庭と呼べるほどでもないが、ちょっとしたスペースがある物置代わりに普段使用していない器材を置いている程度で、有効利用しているわけでもなく、手入れはしていないので雑草は伸び放題今は名もわからぬ草花が、誰に気兼ねすることなく自由奔放に白い花を咲かせている昨冬売れ残った十数鉢のゴールドクレストの植木鉢を裏庭で育てていたのだが、今夏の強い日差しのせいか、ほぼ枯死してしまったその枯死した鉢の廃棄を任せていたスタッフが、自分の元へ駆け込んできた何事かと訊ねると、『ハチの巣があるんです』とのこと早速裏庭に行くと、ゴールドクレストの陰に隠れたフェンスに蜂の巣はできていた蜂の巣をこの目で見るのは初めて巣の大きさは握り拳大ほどだが、その小さな巣に数匹の鉢が群がっていたひぃぃぃぃ~!!虫全般が大の苦手な自分としては、おぞましい光景がそこには広がっていたしかしながら、バロック調を思わせる鉢の巣の形状は美しく、神秘的でもあるが不気味さを漂わせていたその蜂を見て、ひとりのスタッフが、「アシナガバチですね」と言ったアシナガバチはスズメバチに比べればおとなしく、巣を強く刺激しなければまず刺してはこないのだが、蜂にとって7月~8月は活動の最盛期で、しばしば刺傷被害が発生しているこのまま巣を放っておくわけにもいかず、駆除業者に頼もうか?と思っていたときのこと一人のスタッフが、『蜂の巣駆除しました』と言ったえっ?素人の君が?聞いたところ、柄の長いモップで巣を突き落としたんだとかそのやり方、アカンやろッ!突いた蜂の巣はそのまま落下、群がっていた蜂はクモの巣を散らしたように飛んでいったとかこちらが何もしなければ、攻撃することはないというアシナガバチそんなやり方したら、絶対復讐されるワ、それ!何してんの?ホンマにッ!!職場は、一挙に恐怖のどん底に突き落とされた蜂の復讐に怯える今日この頃…
2007年08月25日
スタッフのひとりから、「配達途中に事故を起こした」との一報が携帯電話に入ったなんでも、塀に車を衝突させてしまったとのこと理由を問い質したところ、信じられない答えが返ってきた駐車場に車を停めようとして、ブレーキを踏んだつもりがアクセルを踏んでしまい、急発進して塀に激突したそうブレーキとアクセルを踏み間違えただとォ!?ありえないんですけれどォ!!ニュース番組で稀に、ブレーキとアクセルを踏み間違えて事故を起こしたという報道を見るが、大概はご年配のドライバーが多い運転の操作ミスと年齢の因果関係は判らないが、やはり歳を重ねると、判断能力が鈍ってしまうのだろうか?しかし、今日事故を起こしたのは、日頃から車の運転には慣れている20代の男性スタッフなのに、なぜそんな事故を起こすんじゃぁ!!!自分はマイカー通勤だし、仕事でも車を運転するので、ほぼ毎日車のハンドルを握っている今まで大なり小なり事故は起こしたことはあるが、アクセルとブレーキを踏み間違えたことは一度もないなので、どうしても、アクセルとブレーキを踏み間違えて事故を起こしてしまうという事例が信じられないふと、自分は車の運転をする時、足はどこに置いているか?と考えてみた右足は、ブレーキペダルに対して正面を向いている運転中は踵(かかと)はつねに床につけたままアクセルを踏む時は、床につけている踵を軸にして、右足をずらすその繰り返し今回思ったいかに自分は、運転中の右足の一連の動作を無意識のうちでしているのかとこれがアクセル、これがブレーキと、あまり足元を意識しないで、ごくごく右足のなりゆきに任せて踏み込んでいる他人のフリ見て我がフリ直せではないが、車の運転に怠慢にならず、慎重に運転しようと気を引き締めたさてさて、事故の程度だが、幸いにも怪我人はでなかった当方の配送車の方も、ヘッドライトが破損したのみしかし、問題は相手側いくらスピードはでていなかったとはいえ、ノーブレーキで塀に突っ込んだのだから結構な衝撃早速、先方のご自宅にお詫びの電話を差し上げたところ、かなり興奮されているようで、『家の窓枠が歪んで、窓の開閉が出来なくなった』とのこと非は全面こちら側にあるので、補修費用の全額負担をお約束したさてさて、いったいどのくらいかかるのだろうか?予想もつかない…
2007年08月23日
スタッフの一人が無断欠勤した朝から連絡をとるも、携帯電話の受話器から聞こえるのは、空しく響く呼び出し音だけ無断で休んで、しかも連絡が取れないというのは、どういうことなのだろうか?たまに、ニュース番組で、無断欠勤した社員を心配して職場の人間が家を訪ねてみたら…という事件の報道が流れることがあるが、まさか!?それからも一向に連絡は取れずじまいだった仕事も一段落ついた、17時30分過ぎだっただろうか?携帯電話が鳴った着信を見ると、今日無断欠勤したスタッフ電話に出ると、スタッフは開口一番に『すみませんでした』と謝った理由を訊ねると、『今、起きました』と、言ったはぁ?今起きたって、何時だと思ってンの?17時30分だよ?どんだけ、寝てんねンっ!!具合が悪かったんですとか、定番の言い訳と思いきや、意外な答えに、自分は鳩が豆鉄砲を喰らったような、軽い驚きを覚えたなので、『今、起きたんだ…』と、怒ることすら忘れて、自分でも意外なほど冷静に、なんだか的外れな返答しかできなかった今回が初めてということと、本人も反省しているようなので、厳重注意のみとしたそれにしても、17時30分に起きるだなんて、一体どれだけ寝ていたのだろうか万年寝不足の自分にしてみれば、物凄く羨ましい話はぁ…時間を気にせずに、好きなだけ寝てみたいなぁ【寝床につくときに、翌朝起きることを楽しみにしている人は幸福である】(スイスの法学者・思想家 ヒルティの言葉より)【寝床につくときに、朝きちんと起きられるだろうか、と心配するほど睡眠時間が少ない自分は寝不足である】(平凡な日々を送る芍藥の歌より)
2007年08月05日
先日、社長から見せられた、我が職場を中傷する内容の怪文書その字を見て社長は、元スタッフのひとりの字に酷似しているといっていたいくらなんでも、そんな事するかなぁ?確かに気分が悪い出来事ではあったが、自分はあまり気にはしていなかったので、まさかこの怪文書事件が、思いも寄らぬ展開を見せようとは、その時は思いもしなかった…今日、とある所から、社長宛に1枚の封筒が届いたその封筒を手渡すと、社長は待ち望んでいたかのように中の書類に目を通し、最後に、『やはり、アイツか』と、一言漏らした?????なんと社長は、よほど怪文書の犯人を突き止めたかったのか、怪文書と、疑いの目を向けた元スタッフの直筆のレポートを送って、専門家に筆跡鑑定を依頼していたのであるそこまでする社長の執念さに驚いたが、さらに驚いたのが、その鑑定結果である社長から手渡された鑑定結果には、【同一人の筆跡であると認められる】とだけ、簡潔に書かれていたつまりは、社長が睨んだ通り、怪文書は元スタッフが書いたものと立証されたわけであるその結果を受け、なんだか背筋が凍るような感覚を覚える自分であった文字の形態、書体、バランス、書き癖、文字を書く際にかかる力の筆圧など、様々な角度から行なわれる筆跡鑑定別に鑑定の結果を疑っているわけではないのだが、今回の結果を鵜呑みにして、怪文書の犯人は元スタッフの犯行と断定して果たしていいものなのだろうか?指紋は人それぞれ違うが、筆跡もまた、万人に一人として同じ人はいないのだろうか?確かに辞め方は、後ろ足で砂をかけるようにして去っていったし、今回の騒動を引き起こしそうな性格の持ち主ではあるので、社長が真っ先に疑惑の目を向けるのも無理はないかと思うが、それにしても、なんだか腑に落ちないなんか釈然としないんだよなぁところで、鑑定の結果を受けて、社長は今後どう対処するのかが気になるところ訊いてみたところ、この鑑定自体には効力はあまりないらしく、表沙汰にする場合は正式な鑑定が必要となり、それには数十万円の費用がかかるとのことで、そこまではしないとの事(今回の鑑定費用は、約3万円)元スタッフのもとへ、この鑑定を送りつけてやろうかな?なんて、シャレにもならないブラックジョークを飛ばすほどだから、今すぐにどうこうする考えはなさそうでもなぁ、唐突に筆跡鑑定に依頼するような人だから、いつどんな行動にでるか読めないやこの怪文書事件、この先も続くのだろうか……
2007年07月31日
1本のオレンジジュースを前にして、被疑者はこう言った『ほんの出来心だったんです…』喉を潤す為に、自動販売機でジュースを購入することにあまりにも喉が渇いていたので、炭酸飲料が飲みたい小銭を入れて、コーラのボタンを押す取り出し口から、冷えたコーラを取り出そうとした時だった中にオレンジジュースがあるではないか自分が購入したときは、1本のペットボトルが落ちた音しかしなかったから、はじめから取り出し口にあったのだろうその証拠に、オレンジジュースを手にとってみると、ペットボトルは汗をかき、すでに温くなっていた放置推定時刻は、10分前程度といったところだろうか?すると、何を思ったのか、自分はそのオレンジジュースを手に持ったまま現場を離れてしまったのであるいや、今思えば、ほんと無意識のうちでの出来事であったが、心のどこかで、“ラッキー!得した!”とでも思っていなければこんな行動には出なかっただろう暑さのせいで、正常な判断ができなかったのだと、苦し紛れの言い訳をしてみる置き去り?にされていたオレンジジュースいったい、どのような状況で放置されることになったのだろうか?ジュースを買おうという意思のもと、まさかその商品を取り忘れるということは、まず有り得ないとすると、誰かが意図的に置いた?そういえば、置かれていたコーラを飲んだところ、毒が入っていて死亡してしまったという“青酸コーラ事件”なんていう出来事が、昭和の時代にあった確認したところ、オレンジジュースのキャップは未開封のようだが、なんだかそんな過去の事件の事を考えていたら、薄気味悪くて、オレンジジュースを飲む事を躊躇ってしまった今となっては、いくら出来心とはいえ、持ち帰ってくるんじゃなかった…という後悔の気持ちの方が大きいコッソリと、あった場所に戻してこようか?(いやいや怪しまれるでしょ)誰かにあげようか?(そんな無責任な)果汁20%、疑惑20%、あとの60%は後悔で出来たオレンジジュースとりあえず、そのままデスクの上に置いておきます万が一、オレンジジュースを買っておきながら、取り忘れてしまい、戻ってみたところ『ない!』と思われた方がいらっしゃったら、ゴメンナサイ犯人は自分です【出来心】その場で急に起こった悪心もののはずみで生じたよくない考え(辞書調べ)
2007年07月26日
社長から1枚の紙を手渡された出所は明かされなかったが、とあるところに届けられたというそこには、詳しい内容は書けないが、うちで買った花の状態が悪かった等々のクレームが綴られていた一通り文面に目を通すと、社長から、『何か変だと思わないか?』と聞かれたそう言われてみると、確かにおかしいクレームには違いないのだが、ちょっとその視点がズレていて、普通の人はこういう事は思わないんじゃないかなぁ?という、花屋目線での物事の捉え方をしているそれに、買った花の状態が良くなかった場合、大抵は商品の交換や直接申し出てくるのに、今回の件に限っては思い当たる節がなく、ただ匿名の文書のみなので、文面からは、どうしてほしいかが伝わってこない社長も、文面の内容に引っ掛かっているようで、同業者の嫌がらせでは?と感じているとともに、クレームの文書を書いた主に心当たりがあるような口振りをしたそう感じるには理由があったもう1年ちかくも前の話になるが、前々からこちらを敵対視している同業者がいて、うちから数人の人間が後ろ足で砂をかけるようにして、鞍替えしてそちらへと移っていったそんな経緯があってか、社長は裏切った人間を1年経った今でも快く思っていない数日前、現在働いているスタッフ数人のもとに、その裏切っていったスタッフから突然電話が入ったというのである話の内容は他愛も無いものだったそうだが、その話を耳にした社長が“何か探りをいれているのでは?”と感じ、その唐突な電話と、今回の匿名のクレームとを結びつけて、同業者の嫌がらせに違いないという結論を出したようだったしばらくして社長が、『匿名の文書を書いた犯人がわかった!』と、声をあげた過去の色々な書類を引っ張り出してきて、字の特徴を見比べていたところ、ひとりの人物の字に酷似しているという社長、お暇なんですか?筆跡鑑定するだなんて、その執念さにちょっとビックリです見てくれ…と云われた文字を書いた人物は、同業者へ鞍替えしていった元スタッフの一人パソコンの画面いっぱいにアップされた、元スタッフが書いた文字と、匿名の人物が書いた文字それぞれの文面から、同じ文字を拾い、一文字一文字の書き癖を見比べるたしかに似ているといえば似ているが、それが同一人物かどうかまでは確証が持てない横では、社長が『名誉毀損だ!』と息巻いていた躍起になっている社長には悪いが、書いた人物は違うと自分は思う一文字一文字を見比べると似ている点はあるが、匿名の人物が書いた文書全体から受ける印象とは一致しないんだよなぁ謎の文書を書いた人物の方が字が乱れているというか別人だという確証もないけれどそれに、もし自分がそういった怪文書を書く立場になった時(どんな時!?)、果たしてそのまま書くかなぁ?筆跡を誤魔化す為にも、自分では書かずに、パソコンに打ち込んだものを印刷したり、新聞記事の切り抜きを使用(それは脅迫状か)すると思うんだけど…思うに、社長は端から同業者の嫌がらせと決め込んでしまっている為に、誤った見方をしているんじゃないかなでは、クレームが綴られた匿名の文書いったい誰が何の目的で書いたのか?謎だらけであるただ一つ言えることは、これをキッカケにして、気を引き締め直して仕事に取り組むことです
2007年07月21日
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