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穏やかな陽気に包まれた午後の昼下がり某駅前にある商店街を、当てもなくブラブラと歩いていたそこの商店街は、いかにも昭和の時代を感じさせるレトロ感が漂っていたおふくろの味的な料理がたくさん並んでいる惣菜屋、自分の眼にはどうみてもガラクタとしか思えない怪しいものばかり並んでいる骨董屋、まだ昼過ぎだと言うのに常連客で賑わっている大衆酒場…それから、煎餅屋、豆腐屋、宝飾品店、洋品店など、良くも悪くも時代に取り残されたような古い店が軒を連ねているその古臭さが自分は気に入って、懐かしい匂いを手繰るようにしてワクワクしながら見て回ったそんななか、一軒の店が目に留まったかなり年期の入った店構え店の前に置かれたショーケースを見ると、どうやら甘味処のようだあんみつ、パフェ、プリン、おにぎり、焼きそば…まるで埃でもかぶっているかのように薄汚れた食品サンプルたちクリームソーダにいたっては色が焼けてしまい、セピア色をしたそれは、もはやクリームソーダではなくなっているその廃り具合が長い年月を物語っているかのように思えた店に入るにはちょっと躊躇ってしまうような空気感が漂っていたが、歩き疲れていたし、それよりもこの店に何故か心惹かれるものを感じ、恐る恐るガラス戸を開けた甘味処ということではあったが、店のなかは下町の定食屋といった感じだったそれにしても古臭い!いや、年期が入っているといった方が正しいのだろうか木目調のテーブルに、薄い革が張られただけのパイプ椅子…壁は長年の月日の味が滲み出ているのか、茶色に焼けている飾り棚には、鮭を銜えた熊の木彫りの置物があるかと思えば、すぐその脇には苔だらけで中に何が泳いでいるか判らない水槽が置かれていたりと、怪しさいっぱい!店内の隅には、今は使われていないレジが無造作に置いてあって、おおよそ客を招き入れる気があるとは思えないような内装であるそんな甘味処でも、自分以外にすでに親子4人の先客がいて、賑やかな声が店内に響いていた一昔前の喫茶店でよく見かけたメニュー表に視線を向ける軽食もできる甘味処だけあって、意外と種類はあるチョコ、パイン、バナナと、パフェだけでも数種類あるほどしかもその値段が安い店だけでなく、価格設定も昔のままのようだカウンターの奥から店主らしき男性が水を持ってきたので、バナナパフェを注文した一体どれほど待ったことだろうか…少なくとも20分は経ったはずバナナパフェごときで、どうしてこんなに待たされるのだろう?待っている間手持ち無沙汰だったので、色々と観察していたどうやらこの店は店主ひとりで切り盛りしている様子それにしても、自分以外の客は親子4人だけこれほど待たされる理由がわからないひょっとして、バナナパフェみたいなハイカラなメニューのオーダーが入ったの久しぶりすぎて、作るのに困っているとか!?あまりにも待ちすぎて、普通ならイライラしそうなものなのだが、まるで昭和の時代にタイムスリップしたようなこの店のなかにいると、不思議と苛立つこともなく、まったりとしていたようやく出されたバナナパフェ450円と、パフェにしては安いなぁ…と思ったけれど、実物を見て納得!うん、妥当な金額かもしれない自分が子供の頃食べたパフェと言えば、こんなガラスの器に盛られてたような気がするいたってシンプルなバナナパフェ不思議なもので、パフェからも昭和を感じた味は普通可もなく不可もなくこの毒々しいほどに赤い色をしたチェリーなんて、久しぶりに見たかもしれないこれだけのパフェ作るのに、なんでこんな待たされたんだろ?う~ん…謎だ…ま、ゆったりとしたひとときを過ごせたからいいけど
2010年03月27日
東京は雪が降っていた夜明け前はそうでもなかったのだが、時間が経つにつれ、落ちてくる雪がどんどんと重たそうなものに変わっていくこのままだと積もりそうな感じけれども出掛け前に見た天気予報では、午前中には雪は止み、晴れ間が見えるといっていた見上げる空は、見渡す限り一面濃い灰色そこから引っ切り無しに雪が落ちてくるそんな光景を目の当たりにしていると、天気予報は俄かには信じ難い雪が降ると色々と面倒…と思っても、やっぱり目の前にすると、テンションは上がってしまう都内にある大きな公園まだ朝が早いせいか、人影はほとんどないそんななか、傘も差さずに子供のようにはしゃぐ自分足跡ひとつないところをペタペタ踏んでいく気分が良い…手摺にこんもりと積もった雪を手で払い落としていくなんだか面白い…ええ歳した男が、無邪気に遊んでます時折通り過ぎていく人たちの冷ややかな好奇な視線を感じながらも、お構いなしに雪のなかを駆け回っていたかなりはしゃいだ気が済むまではしゃいだ一体どれだけの時間を過ごしたろ?いや、そんな大しては経ってないと思うんだけれど…東京の街は、見渡すかぎり白銀の世界都会に居るとなかなか見ることのない光景であるけれども、そんな景色も朝のうちだけであった9時を回る頃には雪は止み、太陽が顔を覗かせた驚くほど天気予報どおりの展開朝のあの寒々しさは一体なんだったのだろう?と思ってしまうほどこれだけ劇的に天候が変わるのも珍しいかもしれない降り注ぐ陽射しは、うっすらと積もっていた雪を溶かし、午後になるといつも見慣れた風景に戻っていた朝見た束の間の白銀の世界…雪のなかを駆け回っていたのは確かに今日の出来事なのに、なんだか遠い日のことのように思えてしかたない自分であった
2010年02月18日
財布のなかに御守を入れるような柄じゃないんだけれど、実は密かに忍ばせているそれは、ガラス製の小さな蛙なんと金箔入りなのだその名も“金かえる”使ったお金も金かえる落としたお金も金かえるいつも貴方のお財布に謳い文句の駄洒落から察するに、“金かえる”は金運に良いようだこのガラスでできた小さな御守は、蛙の他に、富士山・打出の小槌・招き猫・四葉のクローバーなどいくつもの種類があり、それぞれが健康・縁結びといった具合に効果が違う自分は別に端から金運UPを狙ったわけではないいくつもあるなか、蛙が一番愛嬌がよかったので選んだただそれだけのことまあ、少しは肖りたいなぁ…という卑しい気持ちがあったことに違いはないけどそんなわけで、自分の財布のなかには、可愛らしい小さな小さな蛙が潜んでいるなんてったって、金箔入りだもんねちょっとゴージャスだよ果たしてご利益があるかどうかは分からないけれど、気の持ちようってことで
2010年02月14日
園芸店で、球根を購入した『ギガンジューム』スラッと長く伸びた茎に、薄紫色をした小花がたくさん咲くシルエットは、なんとも特徴的好きな花のひとつである見慣れている植物とはいえ、どのように育つのかは知らないそこで、ギガンジュームを自分で育ててみようと思った一体どのような生長を見せてくれるのだろうそう考えるだけで、まるで子供のようにワクワクしてしまう日々の暮らしのなか、楽しみがまたひとつ増えた
2010年02月06日
朝目覚めると、部屋の窓を開けた一面、白銀の世界昨晩から降り積もった雪が、外の景色を白一色に染めていた「積もったんだ…」東京ではなかなか雪景色を見ることなどないので、心が躍るけれども、素直に喜んでばかりはいられないすぐさま現実が突きつけられる「通勤大丈夫かな?」自分は始発電車よりも早く家を出るため、マイカー通勤をしているなので、雪が降ると、車の運転が心配になるしかし、外に出てみると、幹線道路は車がつねに行き来しているせいか、アスファルトが剥き出しになっていて、雪は皆無の状態だった一先ず安心…けれども、やはり裏道となるとそうもいかないいつになく神経を集中させて車のハンドルを握るのだった午前中は外回りその途中、公園であるものを見つけた雪といえばそう、雪だるま!これが結構大きい土が混じっていて、ちょっと汚い雪だるま表情は葉でつけられ、胴体には腕のつもりなのか小枝が突き刺さっている不恰好だけれども、なかなか愛嬌があるそれにしても、疑問に思うことがひとつ昨日雪が降り出したのは夜になってから雪だるまが作れるぐらいとなると、かなり遅い時間だったはずそんな時間に子供達が作ったとは考えられないだとしたら、大人?大人たちも雪が降ると、やっぱりテンション上がるんだね天気予報だと、今日は晴れとのことこの雪だるまも、今日には溶けてなくなってしまうんだろうねさようなら、雪だるまさん…
2010年02月02日
今年は劇場で新年を迎えます初めてのことだから、ちょっとワクワク公演終了後、「東京月光魔曲」の作者でもあり演出も務めたKERA氏が舞台上に登場ここで、カウントダウンスペシャルバージョンの内容が明らかに2010年へのカウントダウンは勿論のこと、キャストとKERA氏によるトーク&ライブ最後には、劇中でも歌われていた“東京ラプソディ”を観客も含め大合唱午前2時すぎに終了予定とのこと結構長くやるんだねそれまで、起きてられるかな…まずは20分弱の休憩を挟むとのことライブ中は特別に客席内での飲食が可というので、喉も渇いたことだし、劇場の外にでも出ようと思ったところが、不意に隣の席に座っていたご婦人に声を掛けられた「一緒にお食事でもいかがですか?」エッ?一瞬、我が耳を疑った歳の頃は70前半ぐらいだろうか身なりの上品な方であるあまりにも突然のことだったし、見ず知らずの方なので丁重にお断りをしたけれども、「私が奢りますから」「隣同士になったのも何かのご縁ですし」「一人で食べるのは味気ない」と後を引かない別に奢って欲しいわけでもないから、そんな事を言われても困るのだが、折角のご好意を無下にするのも失礼かと思い、結局はお言葉に甘えた時間に余裕もなかったし、劇場内では年越しそばが販売されていたので、それをご馳走になったまさか、こんな所で年越しそばを食べることになるだなんて、夢にも思わなかったよ…けんちん仕立ての温かいお蕎麦小腹が空いていたこともあって、美味しくいただいた「お酒飲む?」なんて、しきりに誘われたけれど、さすがにそれだけは頑なに遠慮したカウントダウンのときに使用するクラッカーと、東京ラプソディの歌詞カードを受け取ると客席へ折角ご馳走になったのだからと、開演するまで会話した相手のご婦人は観劇が趣味とのことで、もっぱら芝居の話意外と、話合うかもしれないそれにしても、そのバイタリティーにはビックリ!結構なご高齢で一人で夜遅い舞台を観に来ることもそうだけれど、自分の息子か、ひょっとしたら孫ぐらいの歳の見ず知らずの男性に声を掛けるんだからね自分にはそんな行動力ないなほんとご馳走様でしたいよいよ、カウントダウンスペシャルバージョンの開演!舞台のステージには出演者一同集結幕には、大きな時計が映し出されているまるで時間潰しのようなグダグダな会話から、グダグダにカウントダウン開始5、4、3、2、1…!!!!!0時を迎えたと同時に、クラッカーの空砲が劇場内に轟いたHAPPY NEW YEAR!!凄い盛り上がりよう!!さてさて、女性司会者とKERA氏によるトークショーのあとは、ライブ「東京月光魔曲」の作品の時代に合わせての選曲や、自身の持ち歌などなど…キャストの方々が1曲ずつ入れ替わり披露していく舞台のセットでは、お酒を飲んだり、盛り上がったりと、出演者の人たちも一緒にこの空間を楽しんでいる役者さんがチラッと素顔を垣間見せるので、それを観察しているのも意外に面白い最後は、観客総立ちで「東京ラプソディ」を合唱独特のまったりとした時間は瞬く間に過ぎ去っていったライブは心底楽しめたか?と訊ねられたら“NO!”と答えるけれどもそれなりに楽しかった最後まで眠ることもなかったし…役者の方々の歌を聴く機会などまず無いので、貴重な時間を過ごせて満足!夜20時の開演だったから、6時間強…年末、そして年をまたいで新年早々から楽しみました客席を立つとき、先ほど年越しそばをご馳走になったご婦人から「劇場でお会いしたときは、お声を掛けてくださいね」なんて言われて、別れをした会うことあるかな?お会いすることがあったら是非…って、顔覚えてないかも!?まぁ人生、一期一会の繰り返しだからね劇場を出る頃には、すでに時計の針は午前2時30分過ぎを指していたさすがは眠らない街・渋谷だ夜も更けているというのに、煌びやかなネオンは街を明るく照らし、多くの若者達がたむろっている今日は元旦だから、尚更なのかもしれない終日運転している山手線も、明治神宮へ初詣に行く多くの人を乗せているせいか、割と混雑しているそんな空間のなかにいると、なんら日常の光景と変わらず、正月の雰囲気を微塵にも感じない帰宅したのは4時すぎ…さすがに家に着くと、安心感からかドッと疲労感が襲ってきたそれも当然である年末はずっと仕事が立て込んでいて、疲労のうえに睡眠不足そんな状態で、カウントダウン公演なんかに行くんだから…これから眠りにつくけど、こんな時間に就寝したら、間違いなく寝正月になるだろうねま、いいかおやすみなさい…
2010年01月01日
今日は冬至という事で、贅沢にも朝から柚子湯に浸かってます自分は朝風呂派なので…ハァ~冷えた身体が、芯からジワジワと温まっていく感じ温まるゥゥゥゥゥ~柚子は半分に切ったものを湯舟に浮かべているので、浴室は柚子の香りに包まれているすっごく良い香りいつまでも、湯舟に浸かっていたいぐらいでも、そろそろ身支度をしなければならないので、泣く泣く出ることに普段は、寒い季節はすぐに湯冷めしてしまうけれども、柚子湯からあがると、なぜか不思議といつまでも身体はポカポカと暖かいこれ、柚子湯の効能なのかな?それならば、寒い季節は毎日柚子湯に浸かりたいぐらい一日の仕事を終えて帰宅すると、再び柚子湯に身体を沈めた疲れと、冷えきった身体が、解されていくハァ~幸せ~朝は時間がなかったが、夜は気にすることがないので、思う存分心ゆくまで柚子湯を楽しんだ毎年、冬至のときには必ず柚子湯にする我が家今の今まで、柚子は買ってきたものを使用していたとばかり思っていたところがなんと、我が家の庭にある樹に生っているものを使っていることを今回初めて知った庭の隅のほうにある、自分の背の高さを遥かに上回る大きな樹そこには、いくつもの黄色い実がたわわに生っているあれ、柚子だったんだ…今の今まで、その事に気づかなかった自分にビックリ!柚子湯には3つ使ったけれど、樹にはまだいくつもの実が生っているあれだけの柚子、一体どうするんだろ?柚子湯にしちゃう?いやいや、勿体無いね
2009年12月22日
自分が子供の頃、冬になると、朝は霜柱をよく見つけたものだけれど、最近滅多に見なくなった考えてみたら、アスファルトばかりで、土が剥き出しになっているところがあまりないだから、見かけないのかもしれない今日は仕事で、朝早くから東京のはずれにきている遠くには山の稜線が見られるようなところで、辺りには大根や白菜といった畑が広がっているその畑を見ると、なにやら土がキラキラと輝いているように見えた霜柱だ!今朝は、吐く息が白く、思わず身体を強張らせるほどの寒さこれだけ冷え込んでいれば、霜柱もできるだろう土の表面を持ち上げるようにして出来ている霜柱幼いときは、霜柱を見つけると、手当たり次第踏んづけていたっけちょっと踏んでみたくなったザクッ!ザクッ!小気味いい音とともに、靴底から伝わる霜柱の感触楽しい!!なんだか童心に返った自分のなかにも、まだまだこんな無邪気な一面があることに気づかされた、新鮮な朝だった
2009年12月20日
うちの犬は、カメラを向けるとすぐに逃げてしまうなので、写真があまりないその可愛い姿を記念に残しておきたいと思う自分としては、なんとかならないかと思案しているのだが、ダメ今までに撮ってきたものは、すべて隠し撮りや不意を突いたものなので、満足のいく写真となると皆無に等しい絶好のシャッターチャンスが巡ってきたどういう訳か、今日はカメラを向けても逃げないモタモタしているとまた逃げられてしまうので、直感的にカメラアングルを考えて、シャッターを押すあ!今までこっちを向いていたのに、撮る瞬間になって視線を逸らした!出来上がったのは、そっぽを向いている愛犬どうしてカメラ目線をしてくれないかなぁ…もう一度撮ろうとしたら、ダメだったひょっとして、写真に撮られるの嫌なのかな?実は、自分も撮られるのは苦手犬は飼い主に似る…って言われることがあるけれど、変なところが似ているようです
2009年12月11日
街を見渡すと、クリスマスを意識したディスプレイがほとんど雑貨屋を覗けば、ツリーに飾る電飾やオーナメントの品揃えが目立つそれらを目の当たりにすると、世の中は不景気だと云われていても、クリスマスムードに染まっている街は華やいでいるように感じるいや、こんな世の中だから、せめてクリスマスぐらいは明るく盛り上がりたいのだろうか自分は、クリスマスに思い入れがあるわけではないので、案外冷めているかもしれないはっきりいって興味がないドキドキもワクワクもしないこれは子供の頃からそうだ我が家には、クリスマスを祝うという習慣が無かったせいだからかもしれないあ、ケーキだけは食べてたけどねそんな自分が、クリスマスツリーを買った硝子細工でできた小さなものツリーのなかには、サンタクロースと雪だるまこの表情が、不細工なんだけれどもなんとも愛嬌があって、一目見て気に入ってしまったそう、クリスマス云々というよりも、ただ可愛くて欲しくなったのだいい歳した男が、硝子細工見て「可愛い」なんて言うのおかしいよねまぁ声に出しては言わないけど…こういうの好きなんだ
2009年12月09日
人生は出会いと別れの繰り返し…いままでには、たくさんの素敵な出会いもあれば、いくつもの別れがあった人との別れは、その人に対する思い入れが強ければ強いほど、辛かったり、悲しい今日はふたつの別れが訪れたけれども、不思議と悲しい思いが胸の内に宿らないむしろ清々しいぐらい決して、その人との別れを望んでいたわけではないのに…なぜ悲しくないのだろう?それは前向きな別れだからかもしれない去りゆく当人たちが夢に向かって邁進するのだから、こちらとしても笑顔で送り出してあげたい涙が零れるどころか、笑いが耐えない一夜となったそんなわけで、今はまったく悲しくないまだ実感が湧かないということも一因にあると思うきっと、時間が経ってふっと思い出されたとき、優しくじんわりと胸に去来するものがあるに違いない
2009年11月10日
今日は、久しぶりに映画館で映画鑑賞と言っても、観るのは古い映画1961年に公開された「女舞」という作品なぜそんな映画を観るのかというと…それは遡ること数日前花の配達をするために車を運転していたときのこと聴いていたラジオ番組に、女優の岡田茉莉子氏がゲスト出演していたそこで、自伝『女優 岡田茉莉子』をこの度出版し、それを記念して昔出演した映画を回顧上映していることを知った特に岡田氏のファンというわけではなかったのだが、なんとなく興味を持った自伝刊行を記念しての回顧上映は、10月31日から11月20日にわたり、東中野の駅前にあるポレポレ東中野で行われているデビュー作である「舞姫」、代表作「秋津温泉」を含む上映作品34本は、岡田氏自らが選んだそう今日は休みなので、その映画を観ようと思ったのだ上映されている作品は日や時間帯によって異なるどの作品を観ようかなぁ…と考えていたら、たまたま15時すぎから上演する映画の後に、岡田氏のトークショーがあることを知り、その作品を観ることにしたその作品が「女舞」だったのである100人も入れば一杯になりそうな、小さな映画館8割方は埋まっているだろうかご年配の方々がかなり目立つが、自分を含め若い方の姿も見られるさて、どこで映画を観ようかと悩んだが、折角だから一番前に座っただって、トークショーのとき岡田氏を間近で見たいモンッ!けれども、それはすぐ後悔することとなる一番前の席で映画を観るもんじゃないねスクリーンを見上げる形になるから、すっごい首が疲れる…「女舞」岡田茉莉子氏主演の作品である共演者は、佐田啓二氏、岩下志麻氏、宮口精二氏ほか舞踊家・浜村千弥は、能楽宗家の若太夫・西川昌三について能の稽古を始める西川は女性関係について噂が絶えないことから、千弥が稽古に行くことを周囲は快く思っていないはじめは気丈に振舞っていた千弥も、いつしか西川との愛に溺れていく愛を貫き通すがために、舞踊家としての立場も危ぶまれる千弥愛に生きるか、芸に生きるか千弥が最後にくだした苦渋の決断とは…1961年4月公開今から約50年前の作品というだけあって、スクリーンに登場する知っている俳優の方々は、とにかく若い!岡田氏と岩下氏の日本的な美しさ、佐田氏のカッコよさにただただ見惚れていた内容的には、愛欲からむ作品で、派手さはないものの、現代にも通ずるものがあり、芸と愛の狭間で揺れ動く岡田氏の好演もあって、最後まで退屈することなく観ることができた上演後には、岡田茉莉子氏によるトークショー黒いスーツに身を包んだ岡田氏拍手で迎えられ、華やかに登場“テレビで見る女優さんだ!!”ミーハー丸出しの自分…70歳を過ぎているそうだが、そこはさすが女優!お綺麗です(お歳のわりには)トークは苦手とのことだったが、生い立ちから、芸能界デビューのきっかけ、さらにはご主人である映画監督吉田喜重氏との出会いなど、約30分ちかくにわたってお話をされた普段、女優さんの素の姿を見ることなどまず無いので、とってもいい機会であったさてさて、今日はトークショーだけかと思いきや、この後にはサイン会も開かれるのだそう一番前の席だったので、最後に客席を出ると、狭小のロビーの隅にテーブルが設けられていて、サイン会が行われていた早速自分も自伝を購入 『女優 岡田茉莉子』父は夭逝した美男俳優・岡田時彦、名付け親は谷崎潤一郎、デビューは成瀬巳喜男作品その後も小津安二郎、木下恵介ら巨匠に愛され、出演100本記念作品「秋津温泉」以後は、夫・吉田喜重作品の女神として輝きつづける女優・岡田茉莉子戦後日本映画史を力強く生きぬいたひとりの女性の終わりなき物語“映画”に捧げたこれまでの人生を自らの筆で回顧した渾身の書き下ろし自伝!(書籍の帯より)とにかく、この本分厚い!なんと586ページもある70余年にわたる一人の女性、女優の人生を1冊の本に凝縮しているのだから、それも納得できる御主人の協力も得て、2年半かけて書き上げたとのことかなり読み応えがありそうです筆ペンで綺麗に書かれたサイン本、大事にしますそして大切に読ませていただきますちなみに、特典なのか、なぜか本と一緒にストラップも頂いた純金箔を使用した、その名も“幸せを運ぶ純金ストラップ”なんだか凄いです
2009年11月08日
毎年10月19・20日の2日間にのみ催されている、日本橋の“べったら市”朝から夜まで賑わいを見せるその行事は、通勤に使っている帰路の途中にあることもあり、近年は毎年足を運んでいる今年も、仕事が終わったあとに足を向けたべったら市は江戸中期の中頃から続く伝統行事名前の通り、いくつものべったら漬の露店が並んでいる特有の麹の甘ったるい匂いに誘われるかのように、多くの人たちが店の前に集まっている売り子さんの威勢のいい売り込みの声が飛び交い、なんとも賑々しい自分もその人混みの中に混じる山積みにされているべったら漬は、麹に塗れてべっとり!艶々としたそれは、見るからに美味しそうけれども、如何せんお値段がちょっと張る(1本2千円前後)縁起ものなのだろうけれど、自分としては申し訳ないが雰囲気だけ味わさせていただいたべったら市は、とにかく露店の数が多いことに驚かされるその数はなんと、約300~400軒宝田恵比寿神社がある、ゑびす通り参道を中心として、メインストリートと呼ばれる通りに、べったら漬は勿論のこと、実に様々な露店が軒を連ねている夜だというのに、その賑わいは衰えるどころか、盛り上がりを見せていると言うのも、日本橋という問屋街やオフィスビルが立ち並ぶ場所柄のせいか、仕事を終えたサラリーマン達が楽しんでいるのである老若男女、大勢の人で埋め尽くされた通りは、前に進むのも一苦労そんななか、あちらこちらからソースや醤油の焦げた香ばしい匂いが鼻先をかすめ、様々な誘惑が自分に誘いをかけてくる煌々とした照明に照らされた屋台には熱気と活気が溢れ、買わずとも覗いているだけで楽しいし、祭りの気分を味わうことができる自分も童心に帰って、 “チョコバナナ”なんて買ってみたバナナにチョコをコーティングしただけのもの無造作に串刺しにされたバナナが並んでいるなか、自分はデコレーションがシンプルなものを選んだというのも、メロン味のチョコバナナがあったのだあぁ…メロン好きの自分は、こんなところでも反応してしまったほんと、メロン馬鹿…大勢の人が行き交うなか、何の恥じらいも無く、チョコバナナを齧る男我ながら、なかなかのモンです味は、可も無く不可も無いって感じメロンチョコというわりには、メロンの味しなかったな楽しい時間はほんとあっという間に過ぎるじっくりゆっくり露店を見て回っていたら、気づけば結構な時間が経っていたまだまだ賑わいを見せているなか帰るのはしのびないが、キリがないので、後ろ髪ひかれる思いで帰るのであった
2009年10月19日
昨日は一日中眠っていたので、今日は自分でも驚くほど気持ちのいい目覚め日頃の睡眠不足も少しは解消されたみたいさてさて、連休二日目とはいえ、部屋の掃除をしたり、日用品を買い出しに行ったり、なんだかバタバタしてますで、少しは休日らしいことをしようと、愛犬を連れてドライブすることに我が家の犬はほんと臆病で、まったく外に出たがらない外は好きなんだけれど、人が怖くて仕方ないのだだから散歩もせずに一日中家の中に籠もっているたまには気分転換をさせようと、外に連れ出すことに…実は、うちの犬はドライブが大好き!ほんとたまにしか乗せてあげられないので、今日も助手席に乗り込んだ瞬間興奮してますだらしなく口を開けているので、ヨダレがダラダラ楽しそうに流れる景色を眺めている愛犬を見て、自分も幸せ気分!久しぶりに、穏やかな一日を過ごしています
2009年10月18日
日本橋三越へお出かけいつもはサラリーマンたちの姿が多い日本橋界隈も、月曜日だというのに、ひっそりと静まり返っているなんでだろ?と思ったのも束の間、今日が祝日(体育の日)だという事に気づく日本橋三越に来た目的は、現在催されている画家・古吉弘氏の洋画展を拝見するため大好きな画家の方の作品を、自分が鑑賞することができる唯一の場である古吉氏の洋画展を拝見するのは今回が三度目しかし、毎回訪れるたびに感じることなのだが、どうもこの画廊というのは独特の雰囲気があって、自分は馴染むことができない普段着でふらっと立ち寄る感覚でいる自分には、なんだか場違いのような気がするのであるそんな居た堪れない空気に包まれながらも、一点一点作品を鑑賞していく古吉画伯の作品は、緻密で繊細な描写が特徴人物画といい、静物画といい、その完成された作品はただただ見惚れるばかり画のなかに息づく肌の透明感、植物の生命力に説得力を感じる数十点ある作品はどれも魅力的で、短い時間では、その美しさを目に焼き付けることは到底叶わないそれでも、時間の許されるかぎり画の前に佇むこの不景気のなかにあって、殆どの作品は売約済みとのこと古吉画伯の人気ぶりが窺えるできることなら自分も欲しいところだが、小さな静物画でも約20万円はする数々の賞を受賞している古吉氏は、近年では今年2009年、アメリカ合衆国のアート・リニューアル・センターのグランプリ「ベスト・イン・ショウ賞」を受賞するなど、その名は広まりつつある著しい活躍をされている画伯の絵画の価値が上がるのは、当然のことなのかもしれないそれだけ評価されているということなのだろう今となっては、自分が古吉氏の作品を保有していることが奇跡にすら感じる洋画展の開催期間中は、画伯は出来る限り会場に居るようにしているとのこと自分が訪れた際も、古吉氏は居らっしゃったその佇まいからは、とても優しい人柄が滲み出ている声を掛けたいという気持ちはかねがね抱いているのだが、どうしてもご本人を前にしてしまうと萎縮してしまう小心者の自分は、今回もお声を掛けることができずに画廊を後にするのであった…作品をこの眼で間近に鑑賞できるだけで、自分は満足なのです
2009年10月12日
今年の夏は冷夏だったらしいけれど、暑さに滅法弱い自分としては、それでもなかなか身に堪えたそんな夏ももう終わったのだろうか“暑さ寒さも彼岸まで”という言葉の通り、まだ日中は暑いこともあるけれど、朝晩は心地よい涼しさを覚えるようになり、徐々に秋の気配を感じるようになっていたお昼ちょっと時間ができたので、近くを散歩緑生い茂る遊歩道辺鄙なところのせいか、人影は殆どないしばし都会の喧騒から離れ、心地よい木洩れ日が降り注ぐなかを歩くどんぐりを見つけたうん、秋だねひょっとしたら、どんぐりが生っているところ、初めて見たかもしれないこうやって生るんだちょっとした発見緑のなかに何やら赤い花が咲いているのが見えた彼岸花だこれも、秋だね不思議なもので、秋の彼岸の時期が近付くと、見かけるようになる独特のシルエット真っ赤な花は、毒々しくもあり、妖艶な魅力を放っていた道端に松ぼっくりが落ちていたん?松ぼっくりって秋っぽい?わかんないやすぐそばに松が沢山植えられているので、よく見ると、地面にいくつも転がっているそのそれぞれが、笠の開き方に個性があって、見比べてみると意外と面白いちょっと散歩しただけだが、小さな秋をいつくか見つけることができた静かに、ゆっくりと、けれども確実に、季節は移ろいでいる
2009年09月17日
今年、入谷の朝顔市で買った朝顔“マジックオーシャン”水色と白色の絞り模様がとても美しいその朝顔は、思いのほか沢山の花をつけてくれて、今夏楽しませてくれたそれにしても、自分のライフスタイルには、朝顔は向いていないと言うのも、朝顔の開花とタイミングが合わないのだ仕事がある時は日の出よりも早くに家を出てしまう当然のことながら、外は真っ暗なので、まだ花は咲いていない帰宅は夜遅いから、必然的に朝顔を拝むことはできない唯一、休みのときだけ花を楽しむことができるなので、折角朝顔を育てていても、実のところ開花しているところに遭遇する確率はかなり低いそれだけに、休みの日に庭に出て、朝顔が咲いているか確認するのが楽しみの一つになっていた9月も半ばになると、さすがに朝顔の季節は終わってしまったようだ葉は朽ちるか変色していて、貧弱な姿を晒していたうら寂しい光景であるよく見てみると、茶色い実のようなもののなかに種ができていたそれらをひとつ残らず丁寧に摘むと、大事に瓶のなかへとしまいこんだ今まで何度か朝顔を生育したことはあったが、種を採ったのは初めてかもしれないこの小さな黒い種が、芽を出し、すくすくと成長して、蔓を伸ばし、また綺麗な花を咲かせる花も命を繋げていく考えれば考えるほど、不思議で神秘的小さな種一粒に、植物の力強い逞しさと生命力を感じるのであった
2009年09月13日
愛用している石鹸は特にないなので、ちょっとでも気になったものがあると、ついつい手が伸びてしまうそんな訳で、ちょっと石鹸をまとめ買いした気になるアイテムもさることながら、1個100円と価格がリーズナブルだったからだ“ばら石けん”植物油を使用した無添加石鹸素地にばらの香りを加え、優雅なバスタイムを演出ほんと、贅沢な香りです“ココナッツバニラ石けん”植物油を使用した無添加石鹸素地に、ココナッツミルクとバニラビーンズを加え、甘い香りが心を和ませてくれる思わず食べたくなるような香り“シルクと桑の葉石けん”無添加石鹸素地に保湿効果の高いシルクとミネラル含有の多い桑の葉粉末をブレンド若々しく潤いのあるきめ細やかな肌へと導くこれを使ったら、若々しくなりますか?“柿渋石けん”カキタンニン(柿渋)とカキ葉からできた自然の色の石鹸で、気になる臭いもスッキリ気になる臭いって、どこですか!?それぞれに効果が違う石鹸全部を並行して使用していったら、優雅で心和むバスタイムを送れて、きめ細やかな肌になって、気になる臭いもなくなるのかな?そんなわけないよね
2009年09月02日
今夜は、知人の結婚の披露パーティーに出席こういう席は苦手なのだが、新郎自らの誘いだったので参加することに挙式と披露宴は先月既に済ませていて、今日はうちうちの仲間だけでのお祝いらしい「気軽なパーティーだから…」と、新郎から聞かされていて、服装も気にすることはないとの事だったので、軽装で出かけたんだけれど、会場に着いてビックリ!この蒸し蒸しとした暑いなか、皆正装やんッ!男性陣はスーツ、女性陣は華やかなパーティードレスに身を包んでいるそんななかで、普段着仕様の自分はかなり場違いただでさえ知らない人たちばかりなのに、身なりも浮いていて、完全なるアウェー状態まるで敵地に乗り込む心境正直、このまま帰ろうと思ったのだが、披露宴の出席も断っておいて、パーティー参加もドタキャンするのは失礼だろうと、小さな勇気を振り絞って会場に足を踏み入れたさてさて、パーティーはというと、ごくごく普通の盛り上がりビンゴ大会や新郎新婦にまつわるクイズの出題、ビデオにお祝いのコメントを寄せたりと、賑々しい宴は続く自分はというと、隅っこの席で、借りてきた猫のように大人しくしながらも楽しんでした立食スタイルのパーティーは、出される料理はどれもコッテリとしたものばかりなので、自分はちょっと遠慮していたところが、後半になって、俄然張り切るというのも、パーティーの始めにケーキ入刀があったのだが、そのウェディングケーキが振る舞われたのだ甘いモノ、しかもケーキには眼がない自分としては、ここが勝負どき!ケーキをパクパク甘くて、うまっ!ん?よく見ると、皆すでに酔って盛り上がっているのか、全然ケーキに手をつけていない食べないと勿体無いよと、一人でパクパク食べ過ぎて気持ち悪くなるぐらいケーキを頬張ってしまったなんだか、新郎新婦のお祝いに駆けつけたというか、ケーキを食べにきた感じがしないでもない新郎新婦は皆に祝福されて幸せ自分はケーキを食べて幸せ甘い夜は更けていく…
2009年08月01日
ちょっとした縁があって、東邦音楽大学管弦楽団の定期研究発表演奏会に赴いた会場は、池袋にある東京芸術劇場の大ホール大学の管弦楽団ということもあってか、客席は、学生が殆どを占めているそんななかに居ることに若干の居心地の悪さを覚えつつも、自分の席に着いた座席は、前から二列目の、しかもど真ん中!すっごい良い席!?だ…演奏会は初めてで、しかも舞台から間近の席で楽しめるということに、ちょっと心は躍っていた舞台に登場したのは、白と黒を基調としたスーツやドレスに身を包んだ若い学生さんたちん?そのなかには、明らかに学生さんじゃないでしょ?…とお見受けする方々が何人もいたパンフレットを見たら、教員の方も参加されるようだなるほど、納得!一曲目は、ベートーヴェン作曲『交響曲 第4番 変ロ長調 作品60』聞き覚えのない曲のせいか、優しい旋律も手伝って、睡魔が襲ってきた寝不足のときにクラシックの演奏会はアカンね寝ないように必死になって抵抗したんだけれど、結局何回か眠りの世界へと誘われてしまった言い訳するわけではないのだが、ほんと旋律が心地よかったんだよね管弦楽団の皆さんの演奏を子守唄代りにしてしまうだなんて、なんとも贅沢なひと時を過ごしてしまいました休憩を挟んでの二曲目は、ムソルグスキー作曲『組曲 展覧会の絵(ラヴェル編)』この曲の出だしである“プロムナード”は有名だし、若い頃は携帯電話の着信メロディーにしていたほど、クラシック音楽のなかでは大好きな曲のひとつだから、馴染み深い旋律が耳元に届いたときは、身体の中に熱いものが走り抜ける感覚を思えた『展覧会の絵』というと“プロムナード”しか知らない自分だが、今回は組曲ということで、前半のときとは違って、最初から最後まで神経を集中させて鑑賞したそれにしても、大勢の人が、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、フルート、トランペット、ホルンといった沢山の楽器をそれぞれに演奏し、1つの曲としてまとめあげるのは、圧巻の一言に尽きる舞台からあまりにも近い席だったせいか、演奏する姿は、前に座っているヴァイオリンの方々しかよく見えなかったのだけれど、静かに優雅に弾く方もいれば、上半身を揺さぶりながら力強く弾く方もいて、それぞれに個性が見られたのは興味深かったそれから、なんといっても素晴らしかったのが、指揮者の方東邦音楽大学特任准教授の末廣誠氏が指揮を務められたのだが、オーバーアクションとも思えるほど、上半身全体を使っての指揮は躍動感があり、もはやパフォーマンスと云えるかもしれないこんなんで、ほんとに指揮とれてるの?と思ってしまうほどなのだが、一糸乱れぬ演奏を指揮しているのは、指揮者のほかならない演奏会は、東邦大学の教員の方が作曲したという作品をアンコールに演奏して終了大学の管弦楽団で、定期研究発表演奏会ということだったが、日頃から鍛錬されているのか、演奏は見事だった音色、旋律を楽しむのは勿論のこと、指揮者や演奏者の方など、演奏会は色々と見所・楽しみ所があることに気づかされた一夜だった
2009年07月17日
急遽休みを貰えることになった身体が本調子ではないので、本来なら、ゆっくりと過ごせばいいのかもしれないけれども、どうしても出かけたいところがあった楽しいひと時を過ごすことができるのなら、いい気晴らしになるかもしれないそう思い、太陽がギラギラと照りつけるなか、お出かけした向かうは東京下町、台東区入谷お目当ては、初夏の風物詩でもある“入谷朝顔まつり”朝顔まつりは、毎年7月の6・7・8日の3日間開催される入谷鬼子母神を中心に言問通りに約100軒ちかくの朝顔業者の露店が立ち並び、朝顔の鉢を買い求める人々で、毎年40万人ほどの人出で賑わう電車を乗り継いで、最寄り駅のひとつであるJRの鶯谷駅に降り立つ改札口を出ると、すでに朝顔市を楽しんできたのか、朝顔の鉢をぶら下げている人たちに出くわした大抵の人は1鉢だが、なかには2鉢も3鉢も手に提げて持っている人がいる暑いなか、ご苦労なことですそれにしても、今日は良い天気というか暑い!青く澄んだ空からは、眩しいほどの太陽の日差しが降り注がれ、ジリジリと自分の肌を焼く丁度今は昼前で、太陽も高いところに位置しているので、余計暑さを感じるのかもしれない暑さに対しての免疫力が殆どない自分としては、ちょっと辛いところ汗を滲ませ、ヒーヒー言いながら歩いていたときだった朝顔まつりのちょっと粋なデザインの団扇を無料で配布していたので、それをいただくと、パタパタと扇ぎ、涼を求めた団扇で扇ぎながら歩くなんて、ちょっと粋だね 鶯谷の駅から歩くこと数分のところで、朝顔まつりの会場が見えた歩道のスペースを半分潰して、朝顔を売っている露店がズラッと軒を連ねている威勢のいい掛け声が飛び交うなか、朝顔を買い求める多くのお客さんで賑わっていた歩道のスペースがかなり狭く、なかなか前に進めない状態平日の昼間だというのに、想像以上の盛況ぶり初夏の風物詩というだけあって、人々の期待が高い行事のようださてさて、朝顔まつりで売られている朝顔は、店によって若干違うのだが、行灯(あんどん)仕立てで4色の朝顔が楽しめるという、1鉢2000円のものが一番人気があって売れているのだそう自分の家で朝顔を育てている自分としては、この価格はかなり高めなので、買わずに眺めながら、楽しんでいた変わった咲き方のもの、小豆色の花が珍しい“団十郎”など、色々な朝顔が顔を並べているやはり日中の暑さのせいだろうか殆どの朝顔は萎んでいたり、くったりとしているお店の人によると、やはり朝早くに買いに来ると、花を楽しむことができるのだとか暑さと人込みに揉まれながら歩いていたときだったちょっと珍しい朝顔を見かけた白と青の絞り模様が、なんとも涼しげ名前は『マジックオーシャン』という売り子の方に尋ねると、花のひとつひとつの模様が違うので、どんな花が咲くかは咲いてからのお楽しみとのこと見るからに清涼感溢れるその朝顔は、ひっきりなしに次から次へと売れていく自分も場の雰囲気に呑みこまれたか、『マジックオーシャン』を1鉢お買い上げやっぱり2000円は高い気がしないわけでもないが、こういうのはご祝儀的なものも含まれているのだろうか沢山ある朝顔のなかから、良いものを選んでくれているようで、あれこれ手にとったあげく選び出してくれた鉢には、沢山の蕾がついていたササッと手際よく鉢をビニール袋に入れると、手渡される際に、「可愛がってくださいねぇ」と言われた何気ない一言だけれど、なんかすっごい気分がよかった大事に育てます…朝顔市独特の活気に包まれるなか、気持ちのいい買い物ができた さてさて、朝顔市の中ほどに位置している“入谷鬼子母神”に寄って、ちょっと参拝「恐れ入谷の鬼子母神」と、意味は知らずとも耳に残っているのだが、訪れるのは今回が初めてお世辞にも広いとはいえない敷地内には、こちらでも朝顔の鉢が売られていて、大勢の参拝客で賑わっていたそこで、自分は朝顔の造花がついた御守を購入造花の朝顔は、ピンク、青、水色の三種類あって、自分は水色のものをチョイスお買い上げすると、御守ひとつひとつ祈祷してくださるので、なんだか効果がありそうです入谷朝顔まつりでは、朝顔の出店に負けないぐらいの多くの露店が並んでいるカキ氷、お好み焼、焼きそばなど、定番のものから、なかには、大きなハンバーガーで有名な佐世保バーガーの露店もあったゆっくり見て回りたいところだけれど、そろそろ暑さが堪えてきていたし、手に提げている朝顔が、暑さのせいかだいぶ元気がなくなってきているので、後ろ髪をひかれる思いで帰りますいやぁ…入谷の朝顔まつり、ほんと楽しかった!
2009年07月07日
今日は久しぶりにマクドナルドへ滅多にないことなんだけれど、なんとなくハンバーガーが食べたい気分だったのだ店には、何やらピンク色のポスターがデカデカと掲げられていた『日本バラ色計画』ん?言葉の響きはすごくいいんだけれど、一体どんな計画なんだ!?日本マクドナルドは、“日本を元気に明るく”というコンセプトのもと、“バラ色でいくぜ”というBIG MOUTH!を掲げた「クォーターパウンダー」のキャンペーン『日本バラ色計画』を展開する6月19日~7月16日までのキャンペーン期間中に、「クォーターパウンダー・チーズ」か、「ダブルクォーターパウンダー・チーズ」のいずれかのバリューセットを購入すると、もれなく“バラ色缶バッジ”が貰えるさらに、缶バッジの台紙についている、スクラッチカードを削って当たりが出たら、バラ色Tシャツが貰えるというもの『日本バラ色計画』かぁネーミングがいいよね不景気な今の世の中において、かなり壮大なテーマだマクドナルドさん、頑張ってまんなぁ~普段マクドナルドに行かない自分でも、そんなキャンペーンを実施していたら、利用しようかな?と思うもん商売上手でんな!そのバラ色の計画に自分も肖ろうと、クォーターパウンダー・チーズのセットを注文した実は、前々からその存在は知っていたのだが、クォーターパウンダーを食べるのは今日が初めて実物を目にすると、肉のボリュームに圧倒されるすっごい厚み!普通のハンバーガーに比べたら、倍以上はあるんじゃないかな?これ、食べ応えあるねェかなり肉肉しいんだけれど、美味しい久しぶりだから、よけい美味しく感じるのかもしれないもう、お腹パンパンですさてさて、缶バッジ貰いましたかなり大きめのバラ色の缶バッジバッジは全部で50種類もあるそうなんだけれど、自分が手にしたのは“BIG MOUTH!”とデザインされたもの“BIG MOUTH”自分は英語ダメ人間なんだけれど、単純に“大きな口”ってこと!?「大きな口を開けてガッツリ食べてくれ」というそのままの意味とともに、「大口を叩いてもそれを実行できるくらい頑張れ!」という含んだ意味もあるのだとかなるほどねぇなかなか奥が深い…そうそう、スクラッチカードを削ったら、ハズレの文字バラ色Tシャツはゲットならず残念!けれども、そもそもそれが目当てで来たわけじゃないからねお腹いっぱいになって、缶バッジも貰えたことだし、ちょっとだけバラ色気分です
2009年06月28日
ぶらり立ち寄った雑貨屋そこで、可愛いガラス細工の小物を見つけた7cm程の高さの小さな葡萄の樹の置物枝がフック状になっていて、そこに葡萄を引っ掛けるようになっている葡萄はぶら下がっているので、ゆらゆらと揺れるガラスというと、冷たい、硬い、というイメージを持つが、このガラス細工はとても温かみがある一目見て、そのフォルムが気に入ってしまった値段を見ると、450円えっ!?想像していたよりも遥かに安かったので、一瞬自分の目を疑ったしかし、商品についている値札は、間違いなく450円どうやらセール中で安いようだこれだけ安いなら買っちゃおッ!と、迷うことなく買ってしまった男が可愛い小物を欲しがるだなんて、かなり変わっているかもしれない自分は、小さい頃からキレイなものが好きで、ビー玉、おはじきなど、ガラスのものを集めていた今でもその嗜好は変わらず、綺麗なものを見ると心が躍り、気に入ったものがあると、ついつい買ってしまうこの趣味、これから歳を重ねていっても、きっと変わらないだろうな
2009年05月28日
自分は舞台を観るのが好きしかしながら、今まで歌舞伎は一度も観たことがないなんとなく敷居が高い気がするし、独特の世界観が果たして自分に理解できるのか疑問だったからだそんな思いから、今の今まで観劇から遠のいてしまっていたしかしきっかけは不意に訪れたそれは歌舞伎座の建物が建て替えになるというニュース現在の建物は1922年(大正13年)に竣工、1951年(昭和26年)に改修されたもので、設備の老朽化が進んでいることなどを理由に、来年2010年4月の公演を最後に取り壊されるというのだ歴史ある歌舞伎座が無くなってしまうそれならば、一度は観にいっておきたい!知らず知らずに苦手意識を抱かせていた歌舞伎の世界から、自らが歩み寄ることとなったという事で、いつ観ようか機会を狙っていたのだが、今日観劇する運びとなった自分が観る夜の部は16時30分からの開演ということで、16時ちょっと過ぎに歌舞伎座に行ったのだが、あまりの凄い人出に驚いた丁度昼の部が終演したようで、観劇を終えた人とこれから観劇する人とで、劇場前がごった返していたのだ人込みに圧倒されてしまった自分は、しばらく避難しようと、売り子さんの声に誘われるかのように、歌舞伎座の隣にある、有名店の弁当を取り扱っているという歌舞伎茶屋に逃げ込んだちょっと下調べしたところでは、夜の部の終演は21時過ぎになるというという事は、4時間以上もある舞台を観るときは食べるものなど持ち込まないのだが、さすがに今回はお腹が空くだろうと、買うことにいかにも幕間に食べるような、色とりどりのお弁当が色々とあるなかで、自分の好みのものをチョイス頃合を見計らって、人込みも一段落すると、歌舞伎座の中へと足を進めた赤い毛氈が引かれた建物のなかは重厚があり、いかにも歴史ある建物といった感じ楽屋には胡蝶蘭の鉢などを何回か届けにあがったことはあるのだが、歌舞伎座に観客として入るのはこれが初めて今回出演している歌舞伎役者・尾上菊五郎氏の夫人で女優でもある富司純子氏が、ご贔屓の方の対応をしている姿をまじまじ見たりと、素人丸出しで辺りをキョロキョロしながら歩き回るゆっくり館内を見て回りたいところだったが、劇場に入ったのが遅く、開演5分前を知らせる案内が聞こえたので、まっすぐと3階席へと向かった歌舞伎というと、観劇料が高いというイメージがあるそれもあって、敷居が高く感じるのかもしれない確かに1等席は1万6千円、2等席は1万2千円と、やはり少々高めしかしながら、今日自分が鑑賞する3階B席は2500円とお手頃な価格席はかなり奥の方なので、舞台からは遠いし、下手側の席ということで、花道と呼ばれる舞台の一部が全く見えないというハンデはあったものの、はじめて歌舞伎の世界を垣間見るには十分だった黒と茶色と緑3色の、歌舞伎独特の幕の色劇場内に吊るされている赤い提灯歴史を感じさせる劇場の内装そんな独特の雰囲気に包まれて、これから始まるであろう歌舞伎という未知なる世界が、どのように自分のことを迎え入れてくれるのか、胸を弾ませていた
2009年05月16日
我が家には、小さな小さな庭がある庭といっても、手入れをしているわけでもない、雑草が自由に伸び伸びと育っている庭そんな庭に、母は家庭菜園なるものをこしらえている植えるのは、毎年決まってトマトとキュウリその家庭菜園に便乗して、自分も一つの苗を植えた植えたのは、プリンスメロンそう、あのメロンであるたまたま訪れた園芸センターで見つけてしまったのだいくらメロンが好きでも、自分で育てるかァ?育てたことなんて一度もないのにさそれに、メロンって家庭菜園レベルで収穫できるの?と、興味はあるものの及び腰になっていたが、説明書に“簡単に出来る”と書いてあったので、その言葉を鵜呑みにして買ってみた端から期待はしていないんだけれど、メロンが実って、収穫できて、しかもそのメロンが甘くて美味しかったらいいなぁ…って、十分期待してるかいやね、でもたとえ実らなくても、育てることを楽しめたらそれでいいですメロンの苗、1つ198円198円で夢を買いました夏の終わりまで、しばらく良い夢が見られそうです
2009年05月15日
青々とした空眩しい太陽心地よい陽気今日は、やけにのんびりとした時間が流れているような気がする街のいたるところでは、桜もちらほらと咲き始めていて、眼と肌で春を感じていたそんな春の陽気に誘われて、仕事が休みの自分は、愛犬“チャチャ”と、車でちょっとお出かけうちの犬は、わずかな物音がするだけでビクつくほどの臆病者見知らぬ人を見ると、すぐ隠れたがるし、他の犬たちとも交流しようとしないそんなわけで外にも出たがらないので、一日中家の中で過ごしているたまには外の空気でも吸わせようと、連れ出したというわけ到着したのは、とある川沿いにある草っ原お弁当を広げて楽しくランチをしている親子連れ、四葉のクローバーを探している母子、バーベキューで盛り上がっている若者たち昼を過ぎた時間ということもあってか、土曜の午後をそれぞれが思い思いに満喫しているそんななか、自分は愛犬と戯れ中はじめは人影があるせいか、微動だにしていなかった“チャチャ”は、広い草っ原を前にして次第にボルテージが上がってきたのか、急にあちこち駆け回りだしたもう、それがスゴイ勢いなんだからリードを手放すわけにはいかないので、自分も一緒になって走るんだけれど、とにかくず~っと駆け回るもんだから、すっごい疲れる額や首筋にうっすらと汗が滲み出るぐらいあぁ…でも、たまにはこんなほのぼのとした休日の過ごし方もいいねェ穏やかな時の流れのなかにいられることに、なんだかすっごく幸せを感じるのであった“チャチャ”は楽しんでるのかな?舌を出して、ハァハァ言いながら、短い足をパタパタさせて、走る!走る!家のなかではこんなに駆けずり回ることなんてまず無いから、今日の彼のハッスル振りにはとにかくビックリ!いくら臆病で、他の犬や人と接するのが苦手だといっても、外で遊びたいんだねまた時間ができたら、連れてきてあげるからさてさて、犬と一緒になって駆け回ったせいか、ゼーゼー言いながら帰宅すると、それからは黄砂まみれの愛車を洗車したり、育てている植物の手入れをしたりと、平凡でありながらも充実した時間を過ごす陽気も気分もとても穏やかな、春の一日だった
2009年03月28日
沢庵を一切れ、口の中に入れた“コリッ、コリッ”沢庵を噛むと、続いて牛乳を一口含んだ口の中で、沢庵と牛乳が混ざり合う「……………」なんでそんなミスマッチな食べ合わせをしているのか?それは、ある雑誌に載っていたひとつの記事がキッカケだったその雑誌とは、一年前に発行された女性週刊誌『女性セブン』3月6日号雑誌の整理をしていて、ページをペラペラと捲っていたら、興味が惹かれる記事があったのである“プリンに醤油をかけて食べると雲丹の味がする”嘘か真かは知らないが、そんな話を幼い頃に聞いたことがある九州大学大学院の都甲潔教授によると、味覚は苦味、甘み、うまみ等の要素で構成されていて、それらを数値化し、どのような味かを測る味覚センサーを開発した結果、プリン+醤油の味は雲丹に近いことが証明されたと言うそこで、雑誌では、色々な食べ合わせを紹介していた◆胡瓜+蜂蜜=メロンこの組み合わせは、よく聞くねでも試してみたことはないけれど…メロン好きとしては、一度チャレンジするべきか?◆アボカド+わさび醤油=大トロこれも定番の組み合わせ試してみたことあるけれど、ほんとソックリただ、脂っこいものが苦手な自分としては、結構ヘビー◆羊羹+バター=スイートポテトこの組み合わせは、なかなか美味しいんだって以前テレビ番組でも紹介していてかなりの評判だった◆麦茶+牛乳+砂糖=コーヒー牛乳牛乳10に対して麦茶3の割合で入れると、似ているそうでも、自分コーヒー苦手だからな…◆りんごジュース+牛乳=いちごミルク???いやいや、それだと“りんごミルク”でしょ◆いかの塩辛+生クリーム=ショートケーキゲッ!想像しただけで気持ち悪い!普通にショートケーキ食べたほうがいいじゃん!◆納豆+チョコレート=水あめ想像できないいや、想像したくもないと、納得できるような組み合わせから、ふざけているとしか言いようがないものまで、発想がバラエティーに富んでいて、面白いしとても興味深いそこで、自分は思った何か試してみたいな…と記事に紹介されているもののなかで、今自分が試せるものは…と見ていたら、一つだけあったその組み合わせが、沢庵と牛乳だったのである◆沢庵+牛乳=コーンスープこのふたつをどう結びつけたらコーンスープになるのか、不思議で仕方ないのだが、味覚センサーによると、甘み・塩み・うまみなどのバランスはほぼ一致するんだとか…半信半疑のなか、早速チャレンジ!沢庵を噛んで、それから牛乳を含む牛乳のなかに沢庵の塩分が溶け込んでいくはじめはミスマッチかと思ったけれど、口の中で嫌悪感はそれほど感じられないむしろ意外と良いハーモニーを奏でているでも、コーンスープの味がするか?と言えばしない…沢庵の種類に問題があるのかなそれとも、口に含む分量のバランスが悪いのか?三度、四度と試してみたけれど、結局、自分の味覚では判らなかった結論【食べたいものがあれば、普通に食べよ】※注意上記の食べ合わせを万が一試される場合は、個人の責任において行ってください
2009年02月12日
都内某所にあるペットショップその店先に陳列されている、苺の形をしたペットハウスが以前から気になっていた自宅とは違う方向にあるそのペットショップは、たまに所用で出かけるときの道すがらにある店の前を車で通るたびに、「アレ、可愛いなぁ…」なんて思いながら見過ごしていた今日も、所用があって、久しぶりにペットショップの前を車で通りかかる機会があった何気なく店の方に視線を向けると、まだ苺のペットハウスはあるいくらなんだろ?と、視線を凝らすと、980円と値段が書かれたPOPが貼ってあるのが、一瞬だが見えたふ~ん、980円か…って、いくらなんでもその値段は安すぎか自分は乱視だから見間違えたのかもしれないきっと2980円とか、3980円ぐらいするんだろなうちの犬は臆病なのか、家のなかに居ても、ペットハウスの中に入っていることが比較的多い1年前に我が家に来たときに購入したものは、犬がだいぶ成長したこともあってかちょっと窮屈になっていた新しいペットハウスを買いたいと思っていたところだったので、いい機会かもしれないならば、あの苺のハウスが欲しいな車を引き返すと、ペットショップの前で止めたずっ~と気になっていた、苺の形を模したペットハウス遠目から見て可愛かったんだけれど、近くで見ても可愛いなで、驚いたことに値段は、やはり980円だった自分の眼に狂いはなかったのだでも、なんでこんなに安いんだろ?作りもしっかりとしているし…在庫が無いので現物になるとの事だったが、全然お構いなし即お買い上げするのだったいやぁ…こりゃ良い掘り出し物見つけた!さてさて、うちのワンちゃん、新しいお家気に入ってくれるかな?って、楽しみにしていたんだけれど、ソッポ向かれた家の匂いをクンクン嗅いでいるだけで、一向に中に入ろうとしない結局、今まで通りの窮屈な家の中に入っちゃったオスだから、苺の家という可愛らしさが嫌なのか?それとも、やっぱり今まで住み慣れているほうがいいのかな折角喜んでもらえると思ったのに、ちと残念…
2009年02月08日
我が家で犬を飼い始めて、そろそろ一年が経とうとしている飼っているのは、マルチーズとダックスフントのミックス犬で、名前は“チャチャ”自分とチャチャは、どうもいまいち相性がよろしくないようで、自分がスキンシップを図ろうとしても、かなりよそよそしいなので、そのうち馴れるだろうと楽観的に思っていたのだが、徐々に距離は縮まりつつあるものの、一年経った今も一向に懐いてはこないそんな自分には、ちょっとした夢があったそれは、犬と一緒に外を散歩すること犬を飼い始めたときから、夢見ていたんだよねところがだ、うちの犬は散歩が大嫌いらしいというか、極度の人見知りと、怖がりゆえに、外に出るのを嫌がるそうだたまに母が散歩に連れ出しても、すぐに家に帰りたがるらしく、今では殆ど外に出ないそうお墓参りを終えて昼過ぎに帰宅すると、折角の機会だったので、犬を連れ出して散歩することにしたただでさえ自分に懐いていないうえに、外を出歩くのを嫌がるチャチャとの散歩は、さぞかしうまくいかないだろうそれでも自分は、チャチャの首輪につけたリードを手に、家を出た自分の横をペタペタと歩くチャチャ胴長の体に、短い足を懸命に動かしている姿がなんとも愛くるしい夢にまで見ていた、犬との散歩が出来て満足!チャチャの姿を見た子供たちから、「ワンちゃん、可愛い」といった黄色い声が耳に飛び込んでくると、「そやろ?うちの犬、可愛いやろぅ」と、親バカぶりを発揮ちょっと鼻高々な気持ちになってしまった犬って、散歩するときはお決まりのコースがあるのかな?チャチャは、殆ど外に出ないせいか自分の行く道に従ってついてくる見知らぬ人や、大きな音などには過敏に反応するので、なるべく人目のつかない静かなところを散歩するふと、どこからの家から、犬が吠えたそれを聞いたチャチャは、突然体を翻し、今来た道を戻るために一目散に駆け出したその力強さにビックリ!手に持っているリードがどんどん引っ張られるので、自分も駆け出すハメに「チャチャ!チャチャ!」と名前を呼んでも、見向きもせずに駆け続けているちょっと待てッ!コラッ!!リードを手繰り寄せると首輪が絞まってしまうと思ったのだが、あまりにも早いスピードで駆けるので、強めにリードを手繰ると、ようやくチャチャは止まったほんと、怖がりなんだから…その後も、向こうから人が近づいてくると、避けるために道を変えようとしたり、かなりの臆病ぶりを発揮この肝っ玉の小ささは、どうしたら克服できるんだろうか?ちょっと心配…さてさて、散歩の途中、チャチャが茶色いモノを道端に落としたできることならしてほしくなかったのだが、まぁ仕方ないか飼い主の責任として、きちんと始末はしないとねところがだ、その茶色いモノは、かなりゆるかった…しかも、尻尾を内に巻いた状態でしたようで、ベージュ色の尻尾に茶色いものがベットリと付着しているあらららら…ほんと世話のかかる犬やな犬の散歩って大変なのねもっと優雅なものかと思った…もう十分散歩したから、疲れたやろっていうか、自分が疲れたそろそろ帰ろうかこうして、夢にまで見ていた犬との初めての散歩は、幕を閉じるのであった
2009年01月03日
相変わらず、新宿駅はスッゴイ人混みやなぁ…人の波をかき分けるようにして歩く東口改札口を出ると、すぐ脇にあるパン屋『サンピエロ』に入ったちょっと腹ごしらえするためである店内には、製法にこだわっているという焼きたてのパンや、焼き菓子など色々とあるのだが、そのなかで、“キューブ”という四角いパンを買ったパンのシルエットは色々とあるけれど、手のひらサイズの正四角形のパンって、珍しいよね?大きなサイコロ!?いやいや、なんだかねルービックキューブみたいこの四角いパン“キューブ”は、米粉を使用しているとのこと米粉のパンは、もちもちとした食感で、ほのかな甘みが特徴なんだとか舌が肥えていない自分が、はたして米粉のパンの味の違いが判るのだろうか?と思いながら、一口齧ってみたのだが、これが、自分でも驚くほど、ハッキリと判ったのだすっごい、モチモチしてるゥ米粉のパン、美味しいねパンの中には、チーズがコロコロと入っていて、溶けたチーズの塩加減が、ちょうど良かったさてさて、なんで新宿にいるのかというと、急遽これから観劇なのだ観劇するのは、新宿コマ劇場の『SAMURAI7』あれっ?その舞台って、つい3日前の火曜日に観劇したばかりなのでは?そう、実は、「SAMURAI7、面白かったよ」と知人に話した際、観劇したいというのでチケットを用意したのだが、仕事で行けなくなった…と突然ドタキャンを喰らったのであるありえないョ、ほんとで、仕方なく自分が観劇するというわけまぁ仕方なくといっても、面白い舞台だったので、いいんだけれどね自分がまた楽しみますワ先日はだいぶ前の方での観劇だったが、今日は後ろの席だったので舞台全体に目が行き渡り、同じ作品でも違った印象で楽しむことができた前回と同じシーンで涙腺ウルウル、涙が頬を伝わる良い作品は、何回観てもいいね今回の舞台を映像に収めたDVDが来年に販売されるというので、その時は買っちゃおうかなこの『SAMURAI7』は、巨匠黒沢明監督の「七人の侍」が原作なのだが、アニメ化もされているせいか、固定のファンも多く、劇場では、Tシャツやタオル、ポストカードといった色々なグッズが販売されていた先日の観劇の際は、パンフレットが2500円と高かったので、グッズはスルーしてしまった今日も購入する気は一切無かったのだが、SAMURAI7とPostPetがコラボレーションした“ポケットTシャツ”を結局買ってしまっただって、胸ポケットから顔を覗かせているモモちゃんが可愛かったんだもんッ!それに、通常価格3990円のところ、3500円と安くなってたしねエヘヘ…ドタキャンされたイライラはどこへやら、すっかりと満喫してしまった自分です
2008年11月21日
久しぶりに目覚まし時計をかけずに寝たので、目覚めはとても良かった布団の中に入って瞼を閉じていれば、まだまだいくらでも眠れそうだったが、いつもの日に比べたら十分な睡眠をとることができた身体を起こすと、それから長風呂に浸かって…というのんびりとした午前の時間を過ごすと、午後から外出した向かったのは、大型家具店で有名な『IKEA』目当ては書棚である自分の部屋には書物が溢れかえっている雑誌は、読み終わった後に処分するのだが、小説や漫画などは、作品や作者に愛着が湧いているので手元から離すことができず、読み終えた作品でもそのままにしているまた、芝居見物に行った際に購入する公演のパンフレットも山ほどあるそれらの書物は、部屋にある3つの書棚に収容しているのだが、現状ではそれでも収まりきっていないそれどころか、書棚の一つが本の重みに耐えかねて棚が壊れてしまい、書棚としての役割を果たさなくなっていたので、新しい書棚が欲しいと思っていたのだ平日の昼下がりの時間だというのに、沢山のお客さんが『IKEA』を訪れていたカップルや友人たちが、色々な家具を見ては、「こんな部屋に住みたい」とか、「ねぇ、これなんかどう?」なぁんて、夢溢れるような会話を耳にしていると、楽しそうやなぁ…なんて思ってしまう確かに、色々なコンセプトで提案されている、まるでショールームを思わせる店内を見て廻っていると、楽しいし、色々と夢も膨らんでくるソファー、ベッド、クローゼット、ダイニング、キッチン、バスルームといった大型の家具から、照明、カーテン、絨毯、鏡、食器や観葉植物といったものまで、インテリアに関するものなら、ありとあらゆるものがなんでも豊富に揃っているので、廻ってみていても飽きないあまりにも店内が広いので、見ていて楽しいとともに、疲れるを覚えるほど自分がお目当ての書棚も、たくさんのものが陳列されていたさすがにしっかりとした作りのものは、いい値が張るし、安いものはそれなりのものである『IKEA』の家具は、なんといっても、価格がリーズナブルその大きな要因でもあり、特徴なのは、自分で家具を組み立てるということそして、それらの部品は、購入した客自身が持ち帰るこの事によって、商品の保管や配達といったコストがかからないので、低価格で提供することができるというのだいくつかの書棚を見て、「BILLY」という名の書棚を選んだ低価格の割には、たっぷりの収容するスペースがあるのが気に入ったまた、ホワイト、シルバー、ブラック、ブラウン、レッドと、カラーが豊富なのも気に入った散々どのカラーにしようか迷ったのだが、ブラックに幾何学模様が入ったデザインのものを選んだ商品の購入方法は、商品の値札に番号が記載されているので、その番号を、店内に備え付けてあるメモ用紙に記入しておくこの番号を見ながら、後々、自分で商品を見つけならなければならないのだじっくりゆっくりと廻っていると、半日ほどは楽しめそうなぐらいの品揃えや規模だが、そろそろ疲れてきたので、買物を切り上げることにショッピングフロアを抜け、レジに向かう途中に、まるで倉庫を思わせるような光景が目に飛び込んでくる高く吹き抜けた建物には、鉄骨がむき出しになっていて、ダンボールに梱包された商品がうず高く詰まれているそこが、組立ての家具の保管場所になっているのだ膨大な箱の山の中から、自分が選んだ商品を探し出すのであるさっきメモした、書棚の値札に書かれていた“列”と“番号”の数字を見ながら探していく商品は番号順にきちんと整理・管理されているので、意外と早く見つけることができたが、ダンボールに梱包されている商品を見て驚いてしまったデ、デカイ!箱の長さは、204cm自分の身長よりはるかに長い…って、冷静に考えてみれば、書棚の高さは自分の身長より高いんだから、それを組み立てるとなると、当然のことながら箱の長さも長いわな箱をシートに乗せようと手に持つと、これまたビックリ!お、重い…箱の重さは34.9kg!箱をカートに移すだけで一苦労で、額にはうっすらと汗が浮かんだほどそれにしても、これは自分の車に積んでは持って帰れないよ箱は長いし、それに二つ買うから、重量が70kgになるもん結局、配達サービスがあるというので、配達してもらうことにした送料は、エリアによって異なるのだが、自分がお願いすると、送料は4900円だった「……………」うっ…結構高いなまぁ仕方ないか予想以上に書棚は安かったし、労賃のことを考えれば、安いものかBILLY【書棚】6900円(税込み)
2008年11月14日
しばらく連絡を取っていなかった友人から、「日曜の夜、空いてる?」と、連絡をもらったのは数日前のこと仕事を終えてから、待ち合わせの場所に行くと、間を置かずして友人はやって来た友人は、すでにお酒が入っているようで、目の周りの皮膚を紅く染め、酒臭い息を吐いている暫くぶりに会うというのに、2人の間には何の隔たりもなく、まるで毎日顔を突き合わせているかのようなテンポで話が弾む他愛も無い会話をしながら歩いて着いた先は、バーともクラブともいえない、こじんまりとした店今日は何やらイベントがあるらしく、薄暗い店内は、ゆるい内装といい、焚かれている香の匂いといい、独特の空気が漂っていたソファーに腰掛けて、まったりしていると、友人が、「オレ、歌うから」と、おもむろにギターを持ち、ステージの中央に…???状況が把握できないまま、まばらな拍手に包まれて、友人の歌が始まったその時、悟ったのである今日、自分を誘ったのは、歌を聞いてほしかったのだと…その友人は、まえまえから音楽をやっていた事は知っていたが、こうして実際に聴くのは初めて音楽で飯を食っていけたらいいな…なんて事を言っているぐらいだから、腕前は意外にもなかなかのモン全然知らない歌ばかり、しかも自分の好きな音楽のジャンルではないのだが、ヤツは一生懸命歌っているので、クランベリージュースの入ったグラスを揺らしながら、じっくりゆっくりと耳を傾けていた30分ぐらいは歌っていただろうか?歌っている時はそれなりにカッコよくみえたけれど、こうして自分の席の横で座っている姿を見ると、今さっきまで歌っていた人間と同一人物?と思えるほど、いつものヤツに戻っていたそのギャップの差が激しいのが、なんともおかしい「どうだった?」って感想求められたんだけれど、「ヨカッタ」としか言いようがなかっただって、音楽のことは、よくわからないからさそれにしたって、自分の歌を聞きにきてほしいんだったら、そう誘えばいいのに、なんだか騙し討ちにでもあったような誘い方だったんだよねその事を本人に言うたら、照れ臭かったんだって…って、いまさら照れる歳でもないだろうが!それに、誘いを断られるかもしれないという考えもあったから、伏せていたんだとかさすがは付き合いが長いだけあって、よくオレの事把握してる!「歌聞きにくる?」っていう誘いだったら、間違いなく断ってたよ興味がない世界だからさまぁでも、歌聴けてヨカッタ違う一面を垣間見ることができて、なかなか新鮮だったそうそう、知らない曲ばかりだったから、「誰の曲?」って聞いたら、自分で作詞作曲したんだってへぇ~凄いやんこのイベントには、2人の共通の友人も来ていて、しかもその友人と自分は、これまた久しぶりの再会だったので、顔を見つけたときは、お互いが「あっ!」と声を出すほど驚いてしまった一人は歌、もう一人はダンスに夢中になっている…と、情熱を注いでいるものを楽しそうに語っている姿を見ていたら、羨ましくもあり、なんだかすごく刺激を受けて、自分も頑張らねば!…なんて思った仕事に情熱を注いでいる…なんて、聞こえはいいかもしれないけれど、ちょっと寂しいもんね楽しい時間はあっと言う間に過ぎてしまい、まだまだ話は尽きないのだが、自分は朝が早いので、別れを告げることに2人は、わざわざ店の外まで見送りにきてくれた「また、いつか会おう」なぁんて、お決まりの社交辞令を交わす次会えるのはいつかな?その時は自分も、「アイツ、羨ましいな」と思われるような人間でいたいいつまでも手を振り続ける二人を背に、冷たい空気を切るようにして、静まり返った夜の街を行くのであった
2008年10月26日
東京・日本橋の秋の風物詩である、べったら市へ行ってきた毎年10月19日・20日の2日間のみ催される行事元々は、恵比寿講に必要なものを売る市だったのだが、いつの頃からか大根の漬物(べったら漬)が売られるようになり、それが評判となって“べったら市”と呼ばれるようになったんだとか仕事終わりの帰宅路の途中にあるので、時間が合うと足を寄せてしまう露店などは21時過ぎまで開いているので、夜が遅い自分でも十分に間に合うのだ今年も、ぼんやりとやさしく灯る提灯の明かりに誘われて、ちょっと寄り道…べったら市といえば、やはり主役は“べったら漬け”扱っている露店の前を通ると、売り子さんの威勢のいい掛け声が飛び交い、米麹の独特の甘ったるい匂いが鼻先をかすめるべったら漬けは甘みが強い独特の漬物で、べったら市を訪れるたびに買っていくのだが、ちょっと割高感は否めないんだよねなので、今年はゴメンナサイお財布見たらそんなにお金が入っていなかったので、今年は見るだけということで…それにしても、凄い人出!ここら辺一帯は、オフィスビルや問屋街があるので、仕事帰りの会社員の人たちでごった返している19時という時間帯が、帰宅時間とちょうどぶつかっているんだろうね通りは満員電車並みの混雑ぶりで、押し競饅頭状態なかなか前に進めない~露店から上る熱気と、人との熱気で、なんだか暑くなってきた…それにしても凄いなべったら市が催されている界隈には、500ちかくの露店が軒を連ねているそうだから、見て廻っているだけでも楽しいべったら漬は勿論のこと、焼きそば、お好み焼き、ベビーカステラ、カルメラ焼き、りんご飴、唐辛子屋、スーパーボールすくい、射的といった、昔からの定番の露店をはじめ、鮎の塩焼き、チキンステーキ、じゃがバター、飴細工、クレープ、大阪焼き、おでん、韓国風焼きそば“チャプチェ”、中国おやき“シャーピン”など、実にバラエティーに富んでいるいつもは露店は見て廻っているだけなのだが、今日はちょっと買い食いしてみようかな?露店といえば、盆踊りの時に食べたかき氷のイメージが強いいかにも身体に悪そうな毒々しい原色のシロップをかけたやつねでも、今は秋だから、さすがにカキ氷の屋台は無いか…あとは、子供の頃に食べた露店の思い出は、綿菓子とか、あんず飴とかかなあ、あんず飴あった!懐かしいぃぃぃ!氷の塊のくぼみのところに、水あめにくるまったあんず飴が沢山並んでるでも、自分はあんずが好きじゃないんだよねだから、子供のころはみかんのヤツを舐めてたあんず飴じゃなくて、みかん飴ねでもさ、同じ200円で、あんず1粒とみかん1粒じゃ、みかんの分が悪いような気がするな…と、この場に及んで、ケチ臭いことをいってみるそうしたら、パイナップルがあったので、それを貰った割り箸に絡まったパイナップル水あめ一口舐めると、素朴で懐かしい甘さの水あめの味がした水あめって、こんなに食べにくかったっけ?歯にネチネチくっつくよォ飴をくわえながら、ぶらぶらと歩くと、その時だった!自分の眼に、あるモノが目に留まったそれは、自分の前を横切っていったサラリーマンが手にしていたものだった二人とも長い串を持っていたのだが、何やら螺旋状にくるくると巻いていたのであるなんじゃありゃ?しかも、「コレ、凄ッい熱いな…」というセリフを小耳に挟んだ露店は一通り見て廻ったけれど、あんなもの売ってたとこあったかな?すごく気になったので、その真相を探るべく、二人が歩いてきた方へと足を向ける手がかりは、自分が目撃した、串刺しにされた螺旋状のシルエットと、すごく熱い…という情報のみぶらぶらと歩いていたら、ようやく見つけた!その名も『ハリケーンポテト』あの正体はジャガイモだったんだ!それにしても、すごいネーミングやねたしかに、縦長の螺旋状のシルエットは、ハリケーンに見えなくもないけれどどうやって作っているんだろう?って、順番待ちをしている間に露店を覗いたら、ジャガイモを特殊な箱の中に入れて、ハンドルをグルグル廻すだけそうすると、ジャガイモは螺旋状にカットされているのだあとは串に刺すだけで、ハリケーンポテトのできあがりそれを高温の油で揚げるだけハリケーンポテトを手にしていたサラリーマンが「熱い」と言っていた理由がわかっただって、高温で揚げていた串を「どうぞ」と言われるわけだから、そりゃ持つ手も熱いわな一応ティッシュが用意されているので、それを串の持ち手に巻けばいいんだけれど、揚げたてだからね、やっぱり熱い…で、味つけはというと、これがセルフで、自分の好みのものを選べる味は、バーベキュー・ガーリック・しょうゆマヨネーズの3種類ハリケーンポテトを、粉末が敷いてあるトレイのなかにコロコロと寝かせれば、外側に味がつくというわけ自分はバーべキュー味をチョイス店の人に「バーベキュー味は濃いですよ」と言われていたんだけれど、味がついているかついていないか判らないから、だいぶコロコロ転がしちゃったさて、どんなもんかな?「しょっぱッ!」お店の人の言ってた通りだバーべキュー味、かなりしょっぱいでも、んま~!!ジャガイモ色が強いポテトチップって感じかなって、ジャガイモを油で揚げただけなんだから、ポテトチップそのままに決まっているか螺旋状だから、ちょっと食べにくいんだけれど、コレ面白いな見た目のインパクト勝負の一品やねちなみに1本のお値段は300円面白うございましたあとはね、ハンバーグを食べた露店でハンバーグ!?ちかくの人形町に店を構える“ビストロ周”というお店が露店を出店していて、それで買ってみたのだなんでも、かなり評判のお店らしい自分が注文したのは、まんまるハンバーグ子供の握りこぶし程の大きさのまん丸としたハンバーグで、見た目はハンバーグというより肉団子っぽいオフィス街を歩きながらハンバーグを食らうって、なんとも奇妙な光景だけれど、他の人たちも地べたに座り込んでいたりするから、おかしくはないよね一口食べてみて、ビックリ!んま~!!さすがは評判の高いお店のハンバーグやねハンバーグ自体にしっかりと味がついていて美味しい!一応キノコのホワイトソースがかかっているんだけれど、ハンバーグの主張が強いから、淡白のソースが負けてしまっている感じがしたう~ん、こんな美味しいハンバーグが食べられるだなんて幸せ~って、思わず頬が緩んで、笑みがこぼれてしまった一人歩きながら、ハンバーグを食べてニヤニヤ笑う男傍から見たら、怖いな…お祭りの賑わいって、ほんと楽しいね見ていると、皆楽しそうあちこちで笑みや笑いがこぼれていて、幸せや活気で満ち溢れているそんな空気のなかに自分も身を置いていると、自然と満たされ、そのパワーを貰ってこっちまで元気になってくるほんと、お祭りっていいなこうして賑々しく夜は更けていくのであった…
2008年10月20日
そろそろ秋植え球根を植える時期園芸センターなどでは、チューリップ、水仙、ヒヤシンス、ムスカリといった、春に花を楽しむことができる球根たちが大々的に販売されている毎年秋になると、自分もなにかしら球根を植えているので、今年は何にしようかなぁ?と、考える植物にかまってあげられる時間がそうそうないので、植えるのはちょっとだけ色とりどりのチューリップに目を奪われ、なかなか決められないでいたが、今年はヒヤシンスを植えることにしたなんとなくそんな気分になったのだヒヤシンスは、シルエットは勿論のこと、その甘ったるい芳香が好き白やピンク、薄紫色といった花色があるなか、自分が好むのは、やはり好きな色である青い品種のものでも、今回植えるヒヤシンスは、青い品種ではないどうせ春先になったら、店で沢山扱うことになるので、あえて選ばなかったのである選んだのは、橙色をした“オデッセウス”という品種のものパッケージの見本を見る限りでは、優しい橙色で、春の麗らかな陽気にピッタリな感じ1袋に球根が3つ入っているものを3袋購入した土のなかから小さな芽を出し、葉を伸ばし、そして花を咲かせる…植物を育てるうえで、生長の過程を見ていると、段々と植物に愛着が湧いてきて、まるでわが子の成長を見守る親のような感覚を覚えるそれに、ちょっと自分のなかで元気がない時などに、植物に目を向けると、この花は健気に生長しているのに、自分は何をクヨクヨしているのだろう…と勇気づけられる自分が花を育てるのは、ただ単に花を楽しみたいがためだけではなく、癒され、ときには励まされてと、色々なパワーを貰うためでもあるのだ球根を植えると、開花するのは来年の3月から4月頃にかけて半年も先の話だけれど、逢える日を今から楽しみにしています春の柔らかな日差しのもと、あなたと出逢い、甘い香りに酔いしれる日を夢見て…それまでは、暫しのお別れですね
2008年10月15日
たまの休日を、まったりと家で過ごしていると、母が「久しぶりに外食をしたい」と言ってきた珍しく弟も早く帰ってくるので、家族揃って食事したいとのこと考えてみれば、家族揃っての食事なんて何年ぶりだろ?高校の頃から自分は深夜近くまでバイトに明け暮れていて、社会人になってからは、当然のことながら夜が遅くなり、生活のリズムは、皆バラバラ一つ屋根の下に一緒に住んでいながら、満足に顔を突き合わすこともない生活を送っているで、何を食べたいのか聞いたら「焼肉!」だって焼肉ぅぅぅ!?息子のオレが肉嫌いなのを承知のうえで言ってんの?とはいえ、弟は大の肉好き母は「ビビンバ食べたい」と言っているので、渋々承諾まぁ、たまの外食ぐらい、好きなモン食べたいかという事で、車をちょっと走らせたところにある、焼肉レストランの“安楽亭”へリーズナブルな焼肉屋さんやから、たぁんとお食べ!ロースにカルビ、石焼ビビンバにクッパ、キムチにチヂミと、母と弟は、アレコレ注文して、テーブルの上はアッという間に料理でいっぱいにふたりは、鉄板でジュージュー、肉を焼いているで、肉嫌いの自分の机の上はというと…シーザーサラダに、ご飯とわかめスープ?????焼肉屋なのに、焼肉一切食べる気無し!!安楽亭のシーザーサラダって美味しいんだよねぇ結構大皿に盛られているんだけれど、チーズが効いていて、パクパクいけちゃう折角焼肉屋に来たんだから、やっぱり肉も食べないとねで、自分が注文したのは、ユッケ!生肉のお刺身のようなもの?肉の何が嫌いって、脂身がダメその点、ユッケは赤身だから食べられるんだよねチビチビと突っついて食べてますそれにしても、なんでユッケには林檎がついてくるんだろ?注文するたびに不思議に思うなんか意味があんのかな?いや、きっと意味があるんだろうな全然鉄板を使わないメニューばかり頼んでるけれど、きちんと焼いて食べたよえ?何を焼いて食べたかって?それは、肉食べないんだから、野菜に決まってるでしょ!肉の盛り合わせにつけられている野菜、誰も食べないから、自分が焼いて食べた玉ねぎに、人参、それから、ししとううん、美味しかったもうね、サラダとユッケ食べて、お腹がキツくなってきたので、そろそろ締めのデザートといきますか注文したのは、メニューを見たときから気になっていた『アイス石焼ブリュレ』表面をカラメル状に焦がしたクリームプリンを石で焼き、冷たいアイスをのせたHot&Coolスイーツ(メニュー表より)見るからに興味をそそられるし、美味しそう!これ、メニューを見たときから、“これを喰わずして帰れるものか”と、絶対に注文しようと思っていたのである注文してから程なくして、店員さんが石鍋を持って近づいてきたすごくジュージュー言ってるんだけど…まさかね?と思ったら、そのまさかだった「アイス石焼ブリュレです」と、机に置かれた石鍋を見たら、プリンが柔肌をプルプルさせながら、石鍋のなかでジュージュー焼けてたなんだかそれを見てたらおかしくなって、思わず笑っちゃっただって、プリンが石鍋の中で焼けてるんだよ?おかしいでしょ別の皿に盛られたバニラアイスをプリンの上に乗せる食べないけど、彩りでミントの葉もねしばらくすると、温かいプリンの熱でアイスが徐々に溶けてくるもう食べごろかな?スプーンでプリンを崩そうとすると…アレレ!?プリン自体はものすごく柔らかいんだけれど、表面の部分がカラメル状に焦がされていて固くなっているから、うまく崩れない食べづらッ!仕方なく縦からの攻撃は諦め、横から攻めたんま~!!卵の味が強い温かいプリンに、冷たいアイス華麗なる競演やぁぁぁ熱いんだか冷たいんだか、舌の上でごちゃ混ぜになってよう分からへんけど、これ、見た目も面白いし、味もなかなかウン、気に入った!でも、一つ難点が…ちょっと油っぽく感じたプリンを焼くために、石焼の器のなかに入ってるのは油なのかな?そのせいか、結構油っぽさがヘビーだったさてさて、久しぶりに家族揃っての食事だったわけだけれど、あんまり会話しなかったなでも、それでも別に気を遣うことはないし、すごくリラックスして食事できた言葉なくしても、何か通じるものがあるというか、なんというかこれが、家族のなせる業っていうのかな?たまには家族揃っての食事もいいもんだね
2008年09月29日
えっ?そうだったの!?忘れてた…何を忘れていたかというと、我が家の愛犬の誕生日自分と同じ9月生まれだということは知っていたんだけれど、てっきり後半の日だと思っていたら、15日だったんだってもう11日も過ぎてる今月は、ちょっと忙しかったから…と、言い訳してみるさて、ちょっと遅れてしまったけれど、誕生日プレゼントは何がいいかな?やっぱり食べるものがいいかちょくちょく買物で利用している、池袋のロフト内にペットショップがあり、そこでいいものが売っているのを記憶していたので、仕事終わりに立ち寄った誕生日といえば、やっぱりケーキでしょということで、お目当ては、犬用のケーキ犬もケーキを食べる時代になりましたか小さなショーケースの中には、普通のケーキと見紛うほどの、美味しそうなケーキが並んでいる値段も、人間が食べるケーキとさほど変わらないハートや犬の顔の形をした、見た目に可愛らしいケーキなどあったが、我が家の犬が食べてくれるかどうかわからないなんせ、うちの犬は食べ物の好き嫌いが激しいのだ大好物なのは、チーズなので、レアチーズケーキ(360円)と、贅沢チーズプリン(210円)を購入した喜んでくれるといいな子犬がたくさん産まれて飼うことができない…と知人から頼まれて、我が家で飼い始めて早8ヶ月が経とうとしている毎日見ていると、あまり変化を感じることはないが、よくよく見てみれば、顔は凛々しくなって、体つきもしっかりしてきた当たり前だけれど、成長してるんだねただし、成長していない部分もあるそれは、自分との関係8ヶ月も経てば、いい加減馴れてくれてもよさそうなのだが、相変わらずの用心ぶり自分はコミュニケーションを取ろうとするのだが、犬の方が嫌がるというか、拒否するんだよね今日も自分が帰宅すると、ササッと犬小屋に隠れてしまい、そのなかから、こちらを伺うようにしてジッとしている“相変わらずなんやから”で、買ってきたケーキを早速あげようと思ったのだが、その前に、自分のなかで沸々と沸いていた危険な好奇心を片付けておきたかった何に興味を持ったのかというと、それは、犬用のケーキはどんな味なのか?ということちょっとどころか、かなり興味がある別に人間が食べてみても毒じゃないよね?まずは、レアチーズケーキスプーンで、ちょっとだけすくってみて、恐る恐る口に運んでみた「!!!!!」レアチーズケーキやんッ!って、当たり前か…甘みがないけれど、コレ、普通に食べられるよで、次はチーズプリン「!!!!!」プリンやん!これも甘みが少ないけど、食べられないことはないへぇ~ペットのケーキとはいえ、凄いねさてさて、では、主役の我が愛犬に、ケーキをあげますか食べてくれるかな?って、犬は小屋に入ったままこのままでは埒が明かないので、犬小屋の前に、誕生日プレゼントのレアチーズケーキと贅沢プリンを置いたそれでも、出てこない犬…で、自分がちょっと目を離したすきに、いつの間にかレアチーズケーキに食いついていた“素直じゃないんだから…”はじめは、おっかなびっくりに、ケーキの表面をペロペロと舐めていただけだったが、どうやら気に入ってくれたようで、あっという間に完食贅沢プリンのほうは見向きもしないので、贅沢なやっちゃ!と思ったら、冷えていたのがお気に召さなかったようで、時間が経ったら、これまた勢いよく完食食べてくれて、ヨカッタ、ヨカッタ美味しいケーキ食べて、ご機嫌いいかな?って、ソーッと近づいて抱っこしようと思ったら、勢いよく猛ダッシュで逃げてしまったなんやねん!折角誕生日をお祝いしてケーキ買ってきてあげたのに!ホンマ、可愛げのないヤツや!2人の闘いは果てしなく続く…
2008年09月26日
昨日に続き、今日も仕事は休みというわけで、またまた芝居見物先日観た下北沢にある小劇場、ザ・スズナリで公演中の『鬼灯町鬼灯通り三丁目』の舞台があまりにも面白かったので、もう一度あの4人組に会って、生きるパワーを貰いたい!と、ふたたび鑑賞するであります当日券を買い求めたのだが、前から2列目というベンチシートをゲット!ただでさえ小さな劇場なのに、そんな前の席だなんて、嬉しいような、恥ずかしいような…だって、手をちょっと伸ばしたら役者さんに届いちゃうぐらいの至近距離なんだもんもう既に一回観劇していて、話の展開は頭の中に入ってちょっと余裕があるので、物語を楽しむこともさることながら、役者さんひとりひとりに注目して観劇した有名な俳優さんの演技を間近で観ることなんて、そうそう経験できないからねノーメークで、しかもモンペ姿という出で立ちでも、女優さんは華があるねぇ…と感心してみたり、セットが凝っているなぁ…とか、隅から隅までずずずずいーっと目を配らせていく間近で観ると、気迫や迫力が観ているこちらにまで伝わってくる舞台と客席がものすごい近いこともあるが、お客さんを弄る場面なども多々あるので、劇場のなかは一体感が生まれているで、そんな目の前で、笑いあり、涙ありの大熱演が展開されるものだから、圧倒されっぱなし客席からは、笑い声や涙を啜る声が終始絶えない秋野暢子氏のメリハリの利いた緩急自在の演技、自分に正直に生きる女性像を好演する川島なお美氏といい、ほんと演者の4人の方々がそれぞれハマリ役で、テンポよく進んでいく物語といい、観ていて終始小気味いいこれで2度目の観劇だけれど、飽きるどころか、ますます作品の世界観にハマッてしまい、まだまだ観たい!と思わせるほど終戦後まもない時代を背景にしていて、それぞれが心のなかに深い闇を抱えながらも、それでも明るく逞しく生き抜く姿を見ていると、“自分も頑張らねば!”と、なんだか喝を入れられているような気がするその生き抜くというパワーを貰いに、また来てしまったというわけ良い舞台は、何度観ても見飽きないこの作品にもう出会えないのかと思うと、なんだか切ない気分がこみ上げてくるが、物語から、そして俳優さんたちから、“なにがあっても明るく逞しく生きる”というメッセージをふたたび頂き、それをしっかりと自分の胸のなかに刻み込んだ作品を観終わったあとの爽快感は、厳しい現実に向かっていく自分の背中をポンッ!と後押ししてくれたようで、軽やかな足取りで劇場を後にした観劇し終わったあとは、折角下北沢まで足を運んだので、あきらかに自分より年下の若者たちに混じって、ちょっと散策下北沢の街って、自分はまず足を向けないのだが、若者たちが集うだけあって活気に満ち溢れているかと思えば、駅前には、昭和から時代の流れが止まっているような商店が軒を連ねていたりと、いろいろなものが混在していて、歩いているだけで楽しい下北沢が人気のある街って、なんとなくわかるような気がする大好きな芝居を観て、久しぶりに雑貨屋などを見て廻ったり、帰宅途中でたまたま見つけたシュークリーム屋さんで、期間限定として販売されていたメロンヨーグルト味のシュークリームを頬張ったりと、自分らしい休日を思う存分に満喫した今日観た舞台、『鬼灯町鬼灯通り三丁目』は、「女性は、堕胎するためにほおずきを食べたのよ」という劇中のエピソードにもあるように、鬼灯(ほおずき)が重要なキーワードになっているのだが、このほおずきの花言葉には、『不思議』、『自然美』といった他に、『心の平安』というものがある平安とは、“やすらかで変わったことのないこと”ゆっくり、のんびり、まったりと過ごした今日は、まるで、ほおずきの花言葉のように、自分にとっては平安な休日なのであった…
2008年08月30日
犬を飼い始めてからもう半年以上が経つ我が家にきた当初は、慣れていないせいか、自分の顔を見ると吠えるし、近づこうものなら、逃げるようにして小屋の中に籠もってしまう犬とスキンシップを図りたい自分としては、ちょっと切なくて、じれったい日々が続いていたそれもこれも、時間が解決してくれるだろうと思っていたのだが、半年以上経った今も、自分と犬との間には見えない壁があったどうも、犬のほうは、自分と距離を置きたいようだそんな冷戦状態が続いている日々だが、たまに機嫌が良いときは、自分の顔をペロペロ舐めてきたりと、徐々に徐々にではあるが、関係は縮まってきているような気がしないでもない今日は、毛が伸び放題だった我が家の犬を美容室へと連れていった犬のカット料金って高いねぇ自分の倍するんだよ?なので、お給料が出たあとに予約しておいたのであるそう頻繁には通えないので、久しぶりにカットしてもらって、我が家の犬はスッキリ!可愛くなって戻ってきたカットしてもらって機嫌がいいのか、いつもはカメラを向けるとそそくさと逃げるのに、今日は逃げないので記念にパチリ!でも、何枚撮ってもカメラ目線送ってくれないんだよねほんと、可愛げがないんだから…午後からは、犬を連れてちょっとお出かけ車に乗せたんだけれど、初めのうちは、緊張なのか?恐怖なのか?気の毒に思うぐらいガタガタ身体を震わせていたが、次第に慣れてきたみたいで、車窓から見える流れる景色をキョロキョロ興奮しながら見ていた向かった先は、ホームセンターペットフードと、それから、首輪につけるアクセサリーを知人の方から戴いたので、それに合う首輪を探すのがお目当てペット専用のカートに犬を乗せると、いざ店内へ今日は土曜ということもあってか、店内は結構な買い物客がいる人馴れしていない我が犬は、ビクビクしていて落ち着きがない子供たちが、「ワンちゃん、可愛い~」って黄色い声を上げる可愛いやろぉぉぉ~と、ちょっと得意げな自分とは対照的に、犬は相変わらずビクビクほんと、自分にも慣れてくれないが、人混みもダメなんだからお目当ての品物も見つけて、早々と買い物を済ませると帰路につくのだった今までで一番犬と過ごした休日だったかもしれないちぐはぐな道中だったけれど、楽しかったぁこれでなついてくれると嬉しいんだけれどね
2008年08月29日
只今の時刻、21時ちょっと過ぎ京都駅構内2階にあるカフェ・デュモンドでアイス抹茶ラテを、隣りにあるミスタードーナツで大好きなエンゼルフレンチを買い求めて、満席状態に賑わっているオープンテラスで休憩中…夜になると、空気は冷え冷えとしていて、Tシャツ1枚じゃちょっと肌寒い感じとはいえ、あと小1時間ほどで、東京行きの夜行バスに乗る時間今日は寺社めぐりに、夜は河原町など賑やかなところをブラブラとして、精力的に一日中ずっ~と歩きっぱなしだったので、もう脹脛がパンパン!これ以上は歩きたくない…ということで、バス乗り場に程近いこの場所で、最後の時間を潰しているのだアイス抹茶ラテ、甘くて、んま~ほろ苦い抹茶と、甘い生クリームの見事なハーモニーやぁ考えてみたらさ、京都に来て食べたものといったら、嵐山のカフェでのわらびもちパフェと、そしてこの抹茶ラテとドーナツ2つ折角の京都なのに、甘いモノばかりって…まぁ、あまりお腹が空かないタチなのと、食事する時間があったら、観光したいという気持ちの方が強かったからねぇそれにしても、今日は楽しかったなぁ気づけば、もう夜だもんねほんと、楽しい時間ってあっという間に過ぎていく…突然思い立った京都の旅だったけれど、行きたい所には行ったし、自分なりに満喫できた雨が降ったり、晴れたりと不安定な天候だったけれど、心配していた京都特有の夏の暑さも無く、心地よい陽気で過ごしやすかったしねただ、京都の夏の日差しはきついのかな?鏡で自分の顔を見たとき、まるで酒を飲んで赤らめているように、鼻筋と両頬が赤く染まるようにして日焼けしていることに気づいたこの日焼けも、京都みやげの1つやねさて、そろそろ時間だし、京都に別れを告げるとしますか…22時20分、東京行きの夜行バスは京都駅烏丸口を出発!わ~い!2階建てバスだぁ!と、自分の席である2階席について喜んだのもつかの間、窓はカーテンで仕切られていて外の景色は拝めないからあんまり意味ないかさて、この夜行バスが東京に着くのは明朝6時すぎおよそ8時間の道のりであるまだまだ旅は終わらない…
2008年08月21日
土産物屋を見てまわるのも、旅の楽しみのひとつである名産品や工芸品、民芸品など、買う買わないは別として、見ているだけでも楽しい今年の元旦に京都を訪れた際は、ゆっくりとお土産を見て廻る時間がなかったが、今回はゆとりがあったので、いろいろなお土産を購入した“舞妓さんの花香水”はんなり、ほのかに甘い香りが漂う練香水優しい女性的なその香りは、京美人を彷彿とさせる香りの強さを塗布する量で自分で調整することができるので、簡単にいつでもどこでも香りを身にまとうことができるアイテム“京都祇園舞妓さんのリップクリーム”自分は四季を問わずしてリップクリームを塗っているので、こういったアイテムを見つけると、つい気になってしまうアロエエキスやローヤルゼリーといった天然保湿剤配合のリップクリームは、京飴をイメージしたラインナップとなっていて、色々な種類があったが、そのなかでラムネ飴を選んだかすかに香るラムネの爽快な香りは、今の夏の時期にピッタリ自分で自分の唇を舐めてしまいそう… いくつもの寺社を廻ったので、当然のことながら御守りが目につく行く先々で色々な御守りが売られていたが、そのなかでも、気になったものを3つだけ購入した嵯峨野の野宮神社といえば、縁結びの神で有名だが、縁結びの御守りを購入するのは、ちょっと気恥ずかしかったので、仕事やスポーツ、ライバルなどあらゆるものに勝つということで、“勝負の御守り”それから、野宮神社ではもう一つの御守りを購入したのだが、なんの御守りだったかすっかり忘れてしまった夢という文字が書かれているから、夢が叶う…ような感じの御守りかな?うん、多分そんな気がする最後のひとつの御守りは、金閣寺で購入した“誕生花まもり”12ヶ月それぞれ、季節の花が御守袋に刺繍されていて、自分の誕生月である9月は桔梗花言葉は、野生美・乙女のまごころ花柄の御守りなど珍しいので、ついつい手が伸びてしまった京都はいろいろと美味しいものがあるが、なかでもお気に入りは生ゆば京都を訪れた際、初めて生ゆばを食べて、そのクリーミーな美味しさに驚いたものであるでも、本場の生ゆばを最初に食べたのが間違いの始まりだったような…というのも、その後、何度か生ゆばを口にする機会があったのだが、どれもこれもイマイチだったのである同じ生ゆばでも、こうも味が違うもんなのかなぁあの味が忘れられず、京都の生ゆばを食べたいと思っていたので、吟味された上質の大豆と清らかな水で作ったという、常温で保管できる“刺身ゆば”を購入したこれは、美味しいかな?帰ってから食べるのが楽しみつい衝動で買ってしまったのが、“抹茶塩”土産物屋のレジで会計をしていると、レジのすぐ傍にあったカゴの中にこの抹茶塩があって、京都限定という文字につられて、買わねば!と、「コレも下さい」と手を伸ばしてしまった宇治抹茶とパキスタン産の岩塩を使用した抹茶塩は、見るも鮮やかな黄緑色をしている一見するとお抹茶の粉のようなのだが、塩だからしょっぱいんだよねで、この商品、勢いで買ってはみたものの、何の料理に使えばいいんだ?と思い余ったう~ん、思い浮かばない…このお土産、もしかして失敗したか!?豊富な種類がある“ローズオニールキューピーのストラップ”ご当地バージョンもしかりで、京都限定のものが沢山あった舞妓、紫式部、暴れん坊将軍に、抹茶ソフトクリーム、京野菜など、京都のゆかりあるものにキューピーが扮していて、どれもこれもカワイイ散々迷った挙句、京都を代表する漬物である千枚漬バージョンのものを選んだ頭には聖護院大根をかぶっていて、足は漬け樽に突っ込んでいる、なんとも愛らしいデザインフェルトで安っぽい作りなんだけれど、その安っぽさが、またいい感じさて、京都みやげとして最後に買ったのは、スニーカー???京都みやげがスニーカー!?いやね、夜の河原町をぶらぶらと歩いていたら、靴屋のABC‐MARTでセールをやっていて、いいなぁ…と思ったPUMAのスニーカーがえらく安くなっていたので、衝動買いしてしまったというわけわざわざ旅先の京都じゃなくても、東京に戻ったらセールをやっているかもしれなかったのだが、その場で欲しい!と思ったら、その衝動を抑えることができなかったんだよねしかも、買ったのは1足だけじゃなくて、2足!!我ながら何してるんだか…でもさ、京都で買ったスニーカーだなんて、ちょっと格好よくない?!?!?!?スニーカーなんて、どこで買っても一緒かまぁ、気に入ったスニーカーが安く手に入ったんだから、自分としては満足!その他には、職場に配るお菓子をいくつか買った旅立つ前には、バッグ1つの身軽な旅立ったのに、気づけば手提げ袋を2つも提げるありさまいやぁ、ほんと買い物って楽しい!でも、持って帰るの大変~!!
2008年08月21日
今、サントリーの烏龍茶の500mlのペットボトルを購入すると、おまけがついているその名も『カラフルペン』12の月のそれぞれのラッキーモチーフとして、季節の花や実をイメージしたペンがついているのだ1月は牡丹、2月は蝋梅、3月は杏、4月はライチ、5月は蜜柑、6月は葡萄、7月は桃、8月は石榴、9月は木槿、10月は梔子、11月は菊、12月は水仙と、全部で12種類、すべて色が異なる烏龍茶といえば、酒がまったく飲めない自分が居酒屋に行ったときに注文するぐらいで、殆ど飲まないしかし、こういったおまけがついていると、ついつい購入したくなってしまう以前、同じサントリーから販売されている「伊右衛門」というお茶に、とんぼ玉のストラップのおまけがついていたときもそうだったが、おまけがあると、“あれも、これも…”と、好きなだけ買い揃えたくなってしまう物欲に駆られるしかし、肝心の商品はというと、あまり好んでは飲まないお茶のペットボトル飲まないものを、おまけに釣られてまで買おうとは思わないこんなときは、自分の誕生月だけのものを購入することに決めている9月のラッキーモチーフは、木槿(ムクゲ)ハイビスカスの仲間である木槿は、韓国の国花として有名それぞれ、花や実のイメージに合わせた色のペンになっているようだが、9月は紺色だったおぉ!ブルーが好きな自分にとって、丁度いいじゃん!と、早速9月のペンのおまけがぶら下がっている烏龍茶を探してみる陳列棚を家捜ししてまで欲しいというものではなかったので、気軽に“あったらいいな…”ぐらいの気持ちでいると、一番前から2つ目にお目当てのおまけがついている烏龍茶を見つけることができたのだったこれにて、一件落着!ストラップ仕立てになっている油性のボールペンは、デザインもそうだが、インキもちゃんと紺色だったよくよく見ると、なんちゃって彫金張りのデザインといい、かなり子供騙しの作りなのだが、あくまでも、これはおまけだからねぇそう考えると、ちょっと得したな
2008年07月03日
以前、ガチャガチャで、ポッキーを模したくじ引きなるものを見つけて、そりゃあ大層気に入ったその時はお遊び半分で1個だけ購入しただけだったので、もう少し欲しくて、自分の視界にガチャガチャが入ったときはチェックしていたのだが、とうとう見つけることはできなかったで、今日ガチャガチャを多く置いてあるところがあったので、何気なく目で追っていくと、これが、あったのであるおぉ!ポッキーのガチャガチャだぁ!!しかし、よぉく見てみると、何かが違う『ポッキー&プリッツ スタンプ』おみくじじゃなくて、スタンプぅ?どうやら、ポッキー&プリッツ・ガチャガチャシリーズ(←勝手にネーミング)の新バージョンのようだまぁ次から次へと色々とユニークなものを考えますなぁ今回も、こりゃあ買いでしょ!と、財布を覗くと、100円玉硬貨は2枚だけ1回100円だから、2つしか買うことはできないスタンプの種類は全部で21種類あるそうだから、もう少し買いたいなぁ…と思っても、財布の中は、あとは1万円札のみいくらなんでも、わざわざ両替してまでやることはないか…と、自分のなかで無駄遣いをしないよう言い聞かせると、硬貨を投入して、レバーを回したガチャガチャ(←レバーを回す音)ガタン!(←カプセルが落ちてきた音)最後の100円硬貨を投入ガチャガチャガタン!こうして、2つのカプセルを手に入れたさてさて、カプセルの中身はなんだろなぁ?パカッ!(←カプセルを開けた音)“ポッキー つぶつぶマロン”やぁもう一つは、“抹茶プリッツ 黒みつ仕立て”だったよかったぁ!変な味のじゃなくてん?変な味って何だ?さてさて、この『ポッキー&プリッツ スタンプ』は、全部で21種類あるとのことで、おみくじバージョン同様、それぞれスタンプの内容は違う早速、白い紙に判を押してみた“ポッキー つぶつぶマロン”は、栗のイラストマークの「ビックリ」栗だけに、ビックリ…ダジャレか“抹茶プリッツ 黒みつ仕立て”は、「ともだち」???深い意味はないのかな!?まぁ実用性のあまりないスタンプだけれど、デスクの上に置いているだけでも可愛いからいいかで、このスタンプ、判を押しているとき、上部の蓋の部分が開いて、中身のポッキーの部分がちょこっと顔を出すという、小粋な演出が隠されているのだたかが1つ100円のガチャガチャとはいえ、シャレてるなぁ…と、おみくじの時同様関心してしまったあぁ、あのとき小銭に100円硬貨がもっと入っていれば、ガチャガチャできたのになぁ…残念!さてさて、おみくじ、そしてスタンプと続いたこのシリーズ次もあるのかな?と、密かに期待する自分であった【ポッキー&プリッツ スタンプ】1つ 100円
2008年06月21日
珍しく夜更かしをしたせいか、目が覚めたのは昼を過ぎていた外はいい天気だったが、日頃の疲れが溜まっているせいか、外出する気力は微塵もない今日は一日、家で過ごそう…そう決めると、浴室へと向かった半身浴で汗を流したり、湯船に身体を沈めたりとしていたら、ずいぶんと長風呂をしてしまったようだいつもはカラスの行水とまではいかないが、ゆっくり入浴することができないので、休みの日は、ここぞと言わんばかりに長風呂になってしまうのである身体のなかから熱が引き、ごく軽い逆上せ状態から解放されると、冷蔵庫を開けた昨日タルト買ってきたんだよなぁ…観劇の終わりにフラリと立ち寄ったお店で、つい購入してしまったのであるフロプレステージュのキャラメルプリンタルトお値段、1ホールで1449円也(消費税込み)他にもフルーツをふんだんに使ったタルトなどあったのだが、迷うことなく、これを選んだだって美味しそうだったんだモン!さすがに1ホール齧りつくほどお腹は空いていないので、4分の1にカットしっとりサクサクしたタルト生地に、卵の味が活きている固めのプリンちょっとほろ苦いカラメルソースは、甘さのなかにおいて良いアクセントになっているんまぁ~タルトを頂きながら、読みかけの小説に耽ったせっかくの休日だというのに、どこにも出かけないなんて勿体ない!と思うかもしれないが、自分にとっては、これがベストな休日の過ごし方確かに、休日は出かけたい気持ちもあるのだが、仕事で疲れて、遊んで疲れたら、一体いつ身体休めるの?って感じ仕事があるときは朝が早くて睡眠時間もろくに確保できず、なかなか身体を休めることができないなので、こうしてのんびり過ごすということは、自分にとってはすごく大切なこと日々の生活は、つねに時間に追われて慌しくしているが、この日ばかりは時間を気にせずに過ごすことができる自分を取り巻く様々なものから解き放たれ、何も余計な事は考えずに頭をクリアにして、まったりと過ごす時間がものすごく贅沢なのである家のなかにいても、自分的には有意義に休日を満喫しているというわけこういう日があるからこそ、気分もリフレッシュして、また明日から頑張ろう!と思えるのださ!また、明日から頑張りまひょか!
2008年06月06日
動物や人の顔のかたちをした、植物の栽培キット 『のびのび~くん』お店で販売するために仕入れたのだが、どんなモノなのかと、試しに先週から職場で育てていた管理方法は、人形を2時間ほど水に浸し、あとは日当たりのいい場所に置けばいいとの事で、日中は太陽の日差しが当たる外に置いていた2日目までは、のびのび~くんには何の動きもなかったのだが、3日目の朝を迎えると変化が見られた人形の頭の上から、茶色いツンツンとしたものが、伸びていたのであるそれは、“ピナクルグラス”という イネ科の植物であったあとの生長は驚くほどに早かった4日目を迎えると、青々しいピナクルグラスは2~3cmほどまでに伸びていた昨日芽を出したと思いきや、わずか一日でこれだけの生長ぶり何種類かある人形のうち、自分は猫には見えない猫を選んだのだが、頭から生えている草を見ると、さながら短髪に刈った猫といったところだろうか愛嬌があるというか、なんというか、愛らしい植物栽培キットであるそして今日、育てはじめてから一週間ピナクルグラスは、すごい勢いで生長していたここ何日間は天候が優れず、太陽は顔を覗かせていないので、生長に影響が出ないか心配していたのだが、そんなことはお構いなしに、のびのびと順調に育っていた初めは真ん丸としていた猫の顔も、水に濡らしているので浅黒い肌となり、生長していくピナクルグラスに引っ張られて、面長の顔に目もつり上り、なんだか精悍な顔つきになったみたいもはやこの容姿、猫には100%見えないだからといって、じゃあ何だ?と言われても判らないけれど…未知の生物やねこのピナクルグラス、一体どこまで生長するんだろう?と、思っていた矢先に悲劇は起きたお客さんの一人が、自分が育てているのびのび~くんを見て、「それ、ください」と言ってきたのだえっ!?これは見本で、元の商品はありますよ…と言ったのだが、どうしても欲しいとのことこの商品、育てて、生長していく過程を観察するのが楽しいのにねさすがに、「これは自分のですから」と突っ撥ねる訳にもいかず、お譲りするのだったあぁ…まさかこんな形で別れが訪れようとは!なんだか、こののびのび~くんには愛着が沸いていたので、お客様に渡すときは、我が子を嫁がせる親に似たような感情を抱くのであった可愛がってもらうんだよ…幸せになるんだよ…
2008年05月31日
縫いぐるみ?ペットの玩具?一見すると、なんで花屋で売っているんだろう?と思ってしまうような商品この商品は、 『のびのびーくん』というネーミングのもので、植物の栽培キットの一種なのである人形は、人間・猫・亀・豚の全部で4種類おが屑のようなものでそれぞれの形に成形された人形には、“ピナクルグラス”というイネ科の植物の種が植え込んであって、それが発芽する仕組みとなっているなぜ人形の形をしているかというと、伸びる草を髪の毛に見立てているのだで、説明書を読むと、「消毒したハサミで伸びた草をカットし、お好みの髪型にしてください」と書いてある気分はカリスマ美容師といったところだろうか育てて楽しみ、見て楽しみ、遊んで楽しむそれが『のびのび~くん』なのである『のびのび~くん』は、今まで何回も仕入れたことがあるのだが、自分で育ててみたことはないなので、お客様に販売するてまえ、自分も育ててみようと思ったさて、どの人形にしようかな?伸びる草を髪の毛に見立てているのだから、人間の顔を選べばそれなりの雰囲気を楽しめると思うのだが、如何せん顔が可愛くないかな~り面長なんだもん残るは、猫・亀・豚の3種類そのなかで、一番表情に愛嬌がある猫を選んだこれ猫ォ?たぬきのように見えるし、ネズミにも見えるまぁでも販売元が猫だって言っているんだから、猫なんだろうね育て方はいたって簡単まずは人形全体を二時間ほど水に浸すあとは、窓際など明るいところに置いておくだけ人形は乾いたら水遣りをするそうすると、4日から一週間ほどで芽が出てくる手間隙かからず、誰にでも簡単に育てることができるどんな風に生長するか、今から楽しみ…【のびのび~くん】1コ 380円(税込み)※当店にての販売価格
2008年05月23日
先日、とある男性が営業に訪れた渡された名刺を見ると、あのお菓子で有名なグリコと書かれているグリコの人が、うちの花屋に一体何の用だろうか?すると、営業に訪れた男性は、おもむろに袋からあるモノを取り出したオフィスグリコの“リフレッシュボックス”であるリフレッシュボックスとは、 『職場で選べるコンパクトなお菓子箱』のこと仕事が一段落したときのリフレッシュに、残業に向けてもうひと頑張りのとき、今日は疲れ気味だけどこれを利用して効率アップ…と、みんなのやる気を引き出すお菓子箱なのであるこのリフレッシュボックス、だいぶ以前に、大企業が取り入れたところOLやサラリーマンに大好評だったというような内容のテレビ番組を見たことがあったので、その存在は知っていたでもまさかねぇ、うちに営業にくるとは思いもしなかっただって、うちはただの花屋だよ?そんなに売り上げが見込める筈がないと思うんだけれど…話を聞くと、ボックスの設置についての費用は一切かからないし、商品の管理や補充、入替え及び代金の回収等の管理も、週に1回程度訪れるサービススタッフの方が責任持っておこなうそういわば、富山の薬売りのお菓子バージョンといったところだろうか今はお試し期間中とのことで試験的に置き、気に入ったら正式に契約するというもの管理費がかかるわけではないし、ボックスの大きさもB5サイズなので邪魔になるようなものでもないそれに、今はお試し期間とのことで、なにか不都合があればその時断ればいいだろう…と思って、リフレッシュボックスを置いてみることにしたリフレッシュボックスは、今は営業用のものしかないとのことで、後日改めて来るとのことそして今日、そのリフレッシュボックスがうちの花屋に来たボックスは三段になっていて、なかにはチョコやビスケット、タブレットやお煎餅、スナック菓子などが入っている商品はすべて1個100円で、ボックスの上部にあるカエルの容器に硬貨を入れてから、引き出しを開けて商品を足りだす仕組みとなっているここでひとつ疑問が…この引き出しは、お金を入れなくても開けられることができるという事は、なかには、お金を支払わないで商品を抜き取る輩もいるのでは?案の定、そういう事態に備えて、サービススタッフの方が来た際、商品の在庫と金額が合わないことが度重なった場合、リフレッシュボックスの回収をしてしまうとのことまさかね、うちのスタッフのなかにそんな泥棒紛いのことをするような者はいないとは思うけれど、なんだか気が気でないね…現に、リフレッシュボックスを見て「何ですか、これ!?」と興味津々のスタッフ達自分と同じことに気づいたようで、「お金入れなくても取れちゃいますね」なんて言ってた冗談だとは思うけれど、泥棒行為がないように、つねに見張ってなくちゃならないかも!?さてさて、このリフレッシュボックス、ちょっと小腹が空いたときとか便利かもしれないいちいちコンビニに行くのは面倒だからねただ、そういうシチュエーションがあった時、今まではグッと堪えていたんだけれど、すぐ傍にお菓子があるとなると、ついつい手が伸びてしまいそうな自分がいて怖い目の前に人参をぶら下げて走らされている馬の気持ち?ちょっと目の毒だよね間食しないように気をつけねば…
2008年05月20日
ガチャガチャを見つけた100円玉を入れてツマミを回すと、カプセル容器に包まれたモノが出てくる、いわばおもちゃの簡易販売機のようなものツマミを回すとき、“ガチャガチャ”音がするからガチャガチャって小さい頃から呼んでいたけれど、正式名称ってあるのかな?それにしても、今のガチャガチャの商品のラインナップは実に色々と富んでいるんだね作りもだいぶ凝っている自分が幼い頃、小銭を握りしめてはおもちゃ屋の前に置かれていたガチャガチャで買い集めていた、キン肉マン消しゴムや、車の消しゴム、スーパーボール(よく跳ねるボール)なんかは単色のゴムで出来ていた質素なものだったからね昔を懐かしみつつ、ちょっとノスタルジックな気分でガチャガチャを見ていると、ひとつだけ気になるものがあったそれは、 『ポッキー・プリッツおみくじ』グリコのお菓子であるポッキーとプリッツのパッケージを模した、ストラップ仕立てのおみくじで、定番の商品からご当地のものまで、全部で21種類あるというちょっと興味があったし、100円ならばと、久しぶりにガチャガチャすることにしたガチャガチャの最大の魅力は、何が出てくるかわからないという、ちょっとしたワクワク・ドキドキ感であるいい歳した大人になった今でも、その感覚は忘れていなかった100円玉を入れて、ツマミを回すと、ゴトンという音ともに、カプセルが1つ出てきた何が出てきたのかなぁ…カプセルを開けると、その中には『ココナッツポッキー』が入っていたう~ん…自分が欲しいものではなかったけれど、まぁいいかきっと100円硬貨があれば、まだやりそうな勢いはあったものの、幸か不幸か、財布の中にはもう100円硬貨は無かったので、それ1回きりで終わったさすがは100円の商品というかなんというか、モノ自体は、プラスチック容器にポッキーのラベルがプリントアウトされたシールが貼られているという、実に子供騙しのようなつくりそんな子供騙しの商品でも喜んでしまう自分がそこにいたおみくじは3種類入っていて、それぞれその内容は違っている例えば、ポッキー京都抹茶あずきバージョンは、“あきまへんえ~・だいじおへん・よろしゅおす”プリッツなにわ名物たこ焼味バージョンは、“ぼちぼちでんな・なんでやねん!・めっちゃすき!”といった具合で、自分が引き当てた、ココナッツポッキーはというと、“LUCKY・HAPPY・BAD”の3種類うん、シンプルでいい感じ早速、容器をシャカシャカ振って、逆さにした出たおみくじは…HAPPY!!これ、楽しいかもしれない毎朝、今日の運勢を見る意味でも、ポッキーおみくじやるのを日課にしようっと!
2008年04月02日
お茶のペットボトルは買わない水と一緒で、お金を出して飲む…という習慣が自分のなかで無いのであるそんな自分が、お昼にお茶を買ったお茶が飲みたくて買ったわけではないお茶についていたオマケが欲しくて買ったのであるサントリーから発売されている、京都福寿園の『伊右衛門』本木雅弘氏と宮沢りえ氏が共演しているコマーシャルでお馴染みのお茶福寿園の茶匠が厳選した茶葉を使用し、純水で淹れたさっぱりとしたお茶に、山崎の天然水で淹れたコクのあるお茶をあわせ、豊かな旨みが愉しめる(ペットボトル容器に記載された説明文より、一部簡略抜粋)コンビニに立ち寄り、何を飲もうか…と冷ケースを覗いていたら、オマケのついた『伊右衛門』が、ふと目に留まったこういうちょっとしたオマケって、正直言ってあまり期待できるものではない何が付いているんだろう?ぐらいの気持ちで手にとると、それは、綺麗な色をしたとんぼ玉を用いた携帯ストラップだったムムッ!ちょっと洒落ているんやない?見ると、色違いのものがあるので、いくつか種類があるようであるペットボトルのお茶は買わない主義ではあったが、オマケのとんぼ玉についつい惹かれて買うことにした青好きの自分としては、青いとんぼ玉のストラップがいいな…と、すぐ手前にあったお茶を手にとるペットボトルに付属された袋を見ると、とんぼ玉の柄は全部で12種類で、二月は白梅、六月は紫陽花といったように、その季節ごとを表した図柄になっている自分が手にした水色と青の色のコントラストが綺麗なとんぼ玉は、八月をイメージした夏の海というものだったそこでふと思ったどうせなら、自分の誕生月のものが欲しいなぁ12個のとんぼ玉のラインナップをみると、九月は名月となっている大体が寒色系のデザインが多いなか、月をイメージしているのか、金色に煌くそのデザインは一際目立っていたこれなら、簡単に見つけだせそう…と、冷ケースを覗く2列に並んでいる商品を4、5本引っ張り出しても、なかなか自分のお目当てのとんぼ玉は出てこないひょっとして、この地域の人は9月生まれの人が多いのやろか?それとも、たまたまか?こんな家捜しする姿を店員さんに見られたら、“イヤな客やな”と思われるだろうと、どこか後ろめたい気持ちを抱きながらも探すさすがに冷ケースのなかに腕を突っ込んでまで意地でも探してやるッ!といった凄まじき執念は、自分のなかには持ち合わせていなかったので、これで出てこなかったらまた別の機会にしようと…と思った矢先、探していた金色のとんぼ玉の伊右衛門を手にしたのだったその瞬間、自分は心の中でガッツポーズをしていたハイ、こんな些細なことでも喜んでしまう自分です澄みわたる夜空に秋の風情を感じ、名月が輝く季節九月の静かな秋の景色をイメージした、九月のとんぼ玉(とんぼ玉説明の小冊子より)商品のオマケのわりには、これが意外としっかりとした作り(あくまでもオマケという見地からの意見ね)なかなか侮れませんな、サントリーさんなんだか、ちょっぴり得した気分になったのだった
2008年03月22日
ひとり残って仕事場で伝票整理をしていると、その男性は不意に現れたパッと見強面の男性は、白い甚平を身にまとい、まるで弁当売りを思わせるプラスチックのケースを両手にかかえている何やろ?ここら辺一帯は住所が混在していて、道を聞かれることが多々あるので、ひょっとして配達の途中に迷ったのだろうか?応対に出ると、男性は自分が寿司屋であることを名乗り、1枚のチラシを出してきたその手渡された白と緑の二色刷りのチラシを見て、自分は驚くこととなるそう、そのチラシは“逆回転寿司”のものだったのであるいやぁ、ほんとビックリした昨日チラシを見て気になっていた“逆回転寿司”の店員の方にまさか昨日の今日でお目にかかれるとは…こんなことってあるのだろうか?願いは通じる…ってやつ?いや、気になってはいたものの、願ってはいなかったか思いは伝わる…ってやつ?うん、それかもしれないところで、逆回転寿司屋さんが、一体何の用やろか?怪訝そうな顔をすると、相手は、寿司の出前を始めたので、ご利用していただきたく試食品を配って回っているのだというまぁそうでしたか店の住所を見る限りではご近所さんでもないというのに、わざわざご苦労様です寿司が入った袋を受け取ると、男性は早々と去っていった手渡された袋の中には、寿司が2個ずつ入ったパックが3つ入っていた太巻き、白身のかんぱち、それに、ほっき貝ととり貝であるどうせなら、一番好きな寿司ネタのマグロの赤身が良かったんですけれど…って、タダで戴いておきながら文句垂れてすみませんだって、自分貝類が苦手なんですということで、太巻きとかんぱちを頂いたうん、味は…いたって普通そういえば、逆回転寿司とは、カウンターに置いてある1パック2個入りの寿司を、客が自由に見て廻って選んでいくシステムだと書いてあったが、こういう風にパックに入っているんだぁちょっと食べたい人ならいいかもしれないけれど、沢山買うつもりの人はパックが嵩張ってしかたないんじゃないかな?なんだか容器代がもったいないような気がする試食として戴いたお寿司はいったいいくらなのかなぁ?チラシの裏に書かれていたメニュー表に目を配らせる1貫105円かと、寿司ネタを目で追っていくと、我が目を疑う寿司ネタが載っていた由紀さより!?石川さより!?吉永さより!?あぁ…夜明けのスキャットの由紀さおりさんね演歌歌手の石川さゆりさんね大女優の吉永小百合さんね細魚(さより)の名前にひっかけたダジャレというわけか…って、くだらないワ!!自分は、見てすぐにピン!と来たけれど、若いモンは理解できないじゃないかなぁ?「なんで、さよりに苗字がついてんねんッ!」って、メニュー表に突っ込みいれてそうでも、こういう遊び心溢れる!?ナンセンスさ自分は好きだけれどねこのしょうもないダジャレといい、店の存在といい、ますます気になってきた逆回転寿司いつしか密かに店に潜入して、由紀さよりと、大好きなまぐろ赤身を買いたいそんな小っぽけな野望を抱く今日この頃である
2008年03月12日
約2週間ぶりの休み疲れは溜まっているし、寝不足なので、今日も一日身体を労わるべく家の中でまったり過ごしてお仕舞いか!?なんて思っていたのだが、わりかし早い時間に気持ちよく目覚めることができた外は青空が広がって気持ちが良かったので出かけることにしたさて、どこへ出かけようか?う~ん…何もプランは考えていなかったが、とにかくのんびり過ごしたかったそこで、ここ数年、今の時期になると毎年訪れている、秩父・宝登山へ蝋梅を見物に行くことに決めたいつもは2月の初め頃に行くのだが、今年はタイミングを逃してしまい、既に見頃は過ぎただろうと行くことは諦めていたしかし、調べてみると、山頂の蝋梅はまだ十分花を楽しむことができるとのこと自宅からは片道で3時間はかかる長い道中なので、バッグに小説を1冊忍ばせて出かけた少しでも早く着きたかったので、奮発して特急列車で行くことにしたちょっとしたお出かけでも、広々とした車内の電車に乗ると、なんだか旅した気分を味わえるから不思議だ疾風のごとくスピードをあげて疾走する特急電車は、途中いくつかの駅に停まり、終着駅の西武秩父駅には1時間10分ちょっとで到着する大きな車窓から流れていく景色をしばし眺めながら、胸を躍らせる幼い頃は、電車が好きだったのでどこかに出かけるとき、電車に乗れるというだけで嬉しかったものである大人になった今でも、胸が躍るのは、そんな幼心がまだ心の片隅の方に残っているからかもしれないバッグに忍ばせていた小説を取り出して読もうと思ったのだが、窓から差し込む太陽のポカポカとした陽気につい誘われてしまい、気づいたら寝てしまっていた目が覚めると、車窓からは緑深い景色が広がっていたいつ降った雪だろうか?山の斜面や畑のいたるところでは残雪が見られ、遠くに望む山並みとともに、改めて遠くに来たんだなぁ…と実感するのであった結局は車中で読もうと思っていた小説も、日頃の疲れと心地よい陽気のために眠り込んでしまい、半ページも進むことはなく、特急電車は終着駅へと到着した続いては、秩父鉄道に乗り換える土産物屋や飲食店が並ぶ駅構内の仲見世通りを抜けると、歩いて数分のところに、乗換駅である秩父鉄道の駅に到着した駅の名は“御花畑(おはなばたけ)”なんてメルヘンチックで可愛らしい駅名なんだろうしかし、御花畑という駅名とは裏腹に、駅前にはお花畑は広がっていないし、駅舎は昭和時代を思わせるレトロな風情強いて言えば、駅から徒歩15分ほどの距離に、春の時期になると芝桜が咲くことで有名な羊山公園があるそうなのだが、それが駅名の由来なのだろうか?謎だ…駅名の由来が気になりつつも、自分が目指す宝登山への最寄り駅である長瀞までの切符を購入列車を待っている間、何気なく切符に目を向けた“御花畑から460円”その文字を見て、ひとりニンマリしてしまったなんだか、まるでお花畑から旅立つみたいやねたったの460円分だけど…列車は1時間に2本しか運行されないダイヤなのだが、丁度乗り継ぎがよかったのか、10分程待たされただけで済んだ空を見上げれば、青い空に白い雲長閑に広がるローカルな風景レールを刻んでいく小気味いい鈍行電車の音と揺れ都会の生活では味わえない、のんびりとした空気がそこには漂っていた“たまには、こういう時間を過ごすのもいいよなぁ…”すっかり旅情気分に酔いしれている自分であったが、まさかこれから、蝋梅咲く宝登山で思いもよらぬ出来事が待ち受けていようとは、その時はまだ夢にも思っていなかった…つづく
2008年02月23日
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