わくわく日記

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2006/06/02
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東京の思ひ出 最終回:


「デジ○ルカフェ」


アキバの街を延々と歩いた僕らの前に、突如いかにもそれらしいその店の看板が姿を現した。

見つけるや歩を止める我らが隊長。

それと同時に後ろの我ら隊員もその場に立ち止まる。

隊長の背に集まるみんなの視線。

『見つけちゃったよ~。やっぱり何が何でも入るつもりかなぁ』
『でも聞いてた店と違うしなぁ。もう一回引き返すんじゃ?』
『案外歩き疲れて見つけただけで満足したとか?』


そんなみんなが不安と期待を募らせるには十分な看板に釘付けの5秒の静止時間

そして・・・・

「値段も安いみたいだし、いいんじゃない!?ここにしよっか!!」



かくして、僕らは新たな世界の扉を開くこととなりました。

入り口には「店員の写真撮影は禁止されております」の注意書き。

店内には確かにそれらしき衣装の店員(もといメ○○)が複数名。

全員席に着席し、メ○○が笑顔で水とメニューを持ってきた。


「いらっしゃいませ~。」

?????


はい?

見るとみんな同じ顔をしている。




いち喫茶店員の対応として、全然間違ってはいない。

確かに間違ってはいないのだが、我が輩が多少なりとも日々のマスメディアから入手している情報によれば、


正確には

「おかえりなさいませ~。ご○○○~。」


ではないだろうか?




しかしながら、その後も奇妙な(常識的な)応対とともに、怪しいぐらい普通の飲み物と、奇抜さのかけらもないサンドイッチが卓上に並んだ。

とりあえず口にしたサンドイッチが半分近くなくなる頃、みんなの視線を一手に受けていた我らが隊長がおもむろに口を開いた。


「ぽいけど。違うよね?ここ・・・。」


うなづきと同時にみんなの疑惑が確信に変わる。


こういうことだと思う。

いわゆる萌えブームに乗っかって、アキバはメ○○カフ。目当てでやってくるでごった返したに違いない。そういう中にあって、そういう匂いのする店であればブームに乗っかって大量の来客が見越せるわけで。

つまりは僕らの行った店はメ○○カフ。ではなく、

メ○○(の格好の店員のいるというだけの)カフ。だったのではないだろうか。

いってしまえばブームを逆手に取った引っかけ店舗といったところか。


しかし、特に値段がぼったくりでもなく、味もどっちかっていうと良かったわけで。

僕らにとってはメ○○がいるという時点で引っかけでもなんでもないというのが正直なところ。


ただ最後に、「ありがとうございました~。またどうぞ~」(正確には「いってらっしゃいませ~。ご○○○~。」であろう)という言葉を受けた我らが隊長。その背中が少し寂しげに見えた。




そんなわけでみんなが中四、中四と頑張っている頃。

僕は僕でなんとも濃いい週末を送っておりました。


う~むしかし、結局何が収穫だったのやら(あ、ヘリか(笑))


でわでわ、今日はこのへんで・・・。

意外とレアなヘリコクピット内。





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最終更新日  2006/06/03 02:06:22 AM
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