Over The Moon.

Over The Moon.

2005年12月19日
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カテゴリ: *能関係の日記*
(→前編は コチラ


全体連吟・『草紙洗』。
これの見どころはどこかというと
その役の多さ。


我が宝生会は、部員全部で11名。
そのうち役は6人=過半数。
・・・今までだったら考えられないことです。

でもその分、役の掛け合いが面白い。


犬さん
             かほどの恥辱よもあらじ。
             自害をせんとまかり立つ!」

猿さん (@小野小町)「のうのう、しばらく~」


自害しようとする黒主を小町が止める場面なんか、
あまりの緊迫感によって笑みが(何)。
うーん、上手いなぁ。



師匠「うん。良かった。ばっちりの出来だった」

見所で聞いておられた師匠が感想を述べられる。

師匠「これで無本だったら言うことないんだけどね。
   まあでも、良かったっす」

ご満悦のご様子。



1・2回生連吟『紅葉狩』。


・・・そうなんだ、
全体連吟なんて問題じゃない。
だって先輩たちがいるんだもん!!
『紅葉狩』にはいないんだもんうわーん!!




今までの書き込みを見直す。
「アタリを速く」「マワシたっぷり」「ちゃんと間を取る」
えーと。うんそう。

師匠「とにかく落ち着いてやれば出来るから。
   特に1回生ね。
   役謡もそうだけど、地頭の音ちゃんと聞いて合わせてね」

師匠からのねぎらいのお言葉。

・・・このためだけに昼休みも集まって稽古してきたんだもんな。
私も頑張らないと。
地頭として。

「準備はいいですか」

切戸係の人に言われ
はい、と答える。

私「・・・じゃあ。えーと」

「「「よろしくお願いします」」」



全部で5人だから
私の前に3人、1回生が座った。

謡い始める前に扇を一斉に前に回す合図、
小声で言う「扇前へ」の言葉。
連吟の地頭として言うのは、これが2回目か。

嗚呼、どうなることやら・・・


寅くん (@平維茂)「いかあに、たれかあーる」

鹿くん (@従者)「御前に候」

・・・ああちょっと役謡速いよ(ハラハラ)。

寅くん「あぁら不思議や~」

・・・語尾伸ばさなくていいって(ハラハラ)。

寅くん「かたがた乗りうちっ」

・・・んなこと思ってるうちに地だし。
扇おうぎ。

寅くん「かのうまじ~と・おぉ」

地「馬よりおり~て・・・」


・・・

寅くんハモってるから!!

(注・ハモってはいけません)


ぎゃーありえない、合わせて合わせて頼むから、
・・・の念を送りながら地を謡う。
・・・でも最初ちょこっとある、その1ページほどの地は
ハモったままで終了。
ぎゃー


次の地の出。

地「一河~の~流れを・・・」

ハモってるハモってる。

お願いします合わせて下さい。
合え、合え、合えあえあえあえ・・・

地「袂にすがりとどむれば・・・」

合った。

ああよかった、良かったよ~・・・




師匠「・・・いやー
最初はどうなることかと思った

ははぁ。

師匠「けどあとは良かったと思います。
   たへず紅葉、のところはあんなにかからなくても良かったかな。
   その次の緩みもあんなになくても良かったかもしれない。
   まあでも、みんなよく頑張ったね」


・・・やっぱりもうちょっと
稽古すべきだったかなぁ。
いや、でもよくやったから。うん。
次頑張ることにしよう・・・。



そうして私の出番はほぼ終わったも同然。
仕舞地はあったけど、単なる平地で隅っこだったし。
あとは会の最後に集中している、卒業仕舞を見た。


見所には
これまでになく人が集まっていた。

うちの大学は、
犬さんの仕舞に始まり、猿さんの仕舞で終わった。
仕舞地は全部上回生。
地頭は全部卒業生。
間違いなく、上手かった。




後席は全大学合同。
飲んで騒いで大賑わい。


私「プレゼントどうします」

亀さん(仮名) 「二次会で渡そう」



二次会は、近くのカラオケ店へ。
11人全員が入れる部屋を借りた。

犬さん「これだけ集まるのめったにないよね」
猫さん(仮名) 「ええ」

誰かが曲を入れる前に
亀さんが手を上げて立ち上がる。

亀さん「はいはいええーと、ではまず
    卒業生の皆さん、ステージへどうぞ」

なになに、という感じで
部屋についた小さなステージの上に、4人の先輩が並ぶ。
私はテーブルの下から、昨日買ったプレゼントを取り出し
1回生に1つずつ渡す。

・・・あれ、
でも1回生3人だからあと1人いるのか。当然だけど。

鴨くん(仮名) 「五月さん渡してきたら」

そうして私は
そこに残ったプレゼントを手に
1回生とともに、卒業生の前に立つ。


私「私たちからのプレゼントです。
  どうもありがとうございました」

   「ありがとうございましたー」  「ありがとうございました」


私「・・・ありがとうございました」

プレゼントを渡す。

熊さん(仮名) 「ああ。ありがとう」

手を差し出され
握手をする。



豚のぬいぐるみは、みんな大層喜んでくれ
カラオケ時間中手放しませんでした。
謡じゃない歌を聞くのはやっぱり新鮮で
凄く面白かったです。



・・・そうして帰ってきたのは午前4時。

バイトを休まさせていただきました。


でもほんとに楽しかった。
いい会だったなぁ。
卒業する先輩方、どうもありがとうございました。
これからも頑張りますv





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Last updated  2005年12月22日 20時41分26秒 コメント(2) | コメントを書く
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