Over The Moon.

Over The Moon.

2006年02月26日
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カテゴリ: *日々のこと*
行ってきました新潟県。
飛んできました小千谷の空☆


小千谷である気球の大会は
一面の雪景色の上を飛ぶ大会。
セットも雪の上、着陸も雪の上です。


早朝の雪原。
各チームが開始と同時に
セッティングを開始する。

部長(パイロット)「ゴンドラ運んでー」


ゴンドラを運びボンベを運び、準備を進める。

「・・・あれ、この次何だっけ」
「カラビナつけないと」

部長「・・・ちゃんとやりやー」

最近フライト行ってないと忘れるなー。
でもきちんとセットしないと。

そうして8割つないだら、巨大な扇風機が回り始める。
プロペラの機械音が響き
空気が送り込まれ、気球が波打つ。
パイロットが各所を点検。

全てセッティングできたら、パイロットが横倒しのゴンドラの中へ。


手を挙げてクルーを一瞥。
皆が目でうなずく。


・・・普段へろへろっとした口調の部長(失礼)が
一番声を張り上げるのはこのとき。


部長「――いきます!!」



局所的な熱風が辺りを包む。
浮力が生まれ、寝転んでいた気球が起き上がり
ゴンドラを立てる。

部長「・・・はぁしんど」


午前中の競技はヘア・ハウンド。
大会側のオフィシャルバルーンを追いかけて、
その気球が降りた地点にマーカー(砂が入った目印)を投げる。
早くて近い方が勝ち。
ですが。

部長「・・・無理」

うまく風に乗れず、いい方向へは行けず。
なのでまあ、しばらく飛んで適当なところに降りることに。


「ききゅうー」 「ききゅうー!」

すると、降りたところに子供がやってくる。
固く冷えた雪の田んぼの上を、全く沈まずに走ってくる。

「まぁくーん、ききゅうだよー」 「ききゅうー!」

増える子供。

部長「あーそこ危ないからどいてなー。
   はーい倒すでー」

ふぁさあっ、と気球がしぼんで倒れる。
子供がまとわりつく。

「よーし、じゃあ手伝ってもらおうかな」

そこで子供達と一緒に気球を回収。
力をあわせて気球をしぼっていく。


「すみません子供達が・・・」

そのうち大人の方も見物に。

「どこからこられたんです? 大きいですねぇ気球って・・・」
「私たちは京都です。この気球は4人乗りで・・・」
「お天気でよかったですなぁ」

会話をしつつ回収作業。
球皮をしまい、ワイヤーをはずす。

「はい、これ食べて」

一段落ついたところで、なんと近所の方からおにぎりとお茶の差し入れ!
うわわ。

「「「ありがとうございます!」」」
「いやいや」

仲間の車の到着を待ち
今度は車への積み込み。

・・・でもその頃には日が出て
雪の表面が溶けて、足が埋まり始める。
重い球皮を子供含め10人ぐらいで運んでいくけれど
埋まる埋まる。一歩ごとに膝まで埋まる。
ひいぃ。

「なんでうまるのー?」

子供達は全く埋まらず。


作業は難航しつつもなんとか終了。

「ありがとうねー」
「うん!」 「どういたしましてっ」

そこへおばあちゃん登場。

「あんたら、ちょっとお茶飲んで行かんかい」

えええ。

ということでお茶をごちそうになる。
お菓子やら煮物やら手作りケーキまで。

・・・なんて小千谷の人はあったかいんだろう。



午後のフライトもありましたが
今度は私は地上待機。
セットが終わったら車に乗って、気球の様子をうかがう。

「そろそろ行くか」

気球が着陸しそうなのを見計らって出発。

すると前方に、走りよる子供達が・・・

「さっきの子たちだ」

なんと、さっき手伝ってくれた子供たちと親御さんでした。
離陸の会場まで足を運んでくれたようです。

「これー」

渡してくれたのは、子供たちが描いてくれた気球の絵でした。
ひゃぁーvv

「これ渡したくて探したんです。
 気球のゴンドラにゼッケンあったでしょう、その数字見て。
 確か車にも書いてあったなと」
「ありがとー」 「がんばってー」

満面の笑み。



飛ぶだけじゃなくて
人のあたたかさにも触れられた、今回の大会。
気球は夢を運ぶんだ。
そう実感しました。





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Last updated  2006年02月26日 23時26分09秒
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