Over The Moon.

Over The Moon.

2007年01月29日
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カテゴリ: *能関係の日記*
課題制作を多少進めてから


私が昼間、MLで
『今日は『小鍛冶』がやりたい』と言ったら

「とにもかくにも宗近が」「それ漢王三尺のげいの剣~」

あちこち『小鍛冶』。(あ、音が面白い)


私「鸚鵡返しお願いします」

猿さん(仮名) 「はい」

私も『小鍛冶』を習う。


「いつうっ、かぁわ・あれぇらぁも、お」

分からん分からん。

猿さん「・・・クセは難しいですね」

ツヨギンのクセってこんな難しかったっけー。
うわー、よく『箙』の地謡入ってたな私。
ていうか何でこれ初級謡本に入ってるんだ。絶対難しいって。


猿さん「・・・これ」

私「はい」

猿さん「教えるの大変そうですね」


そう。
『小鍛冶』も一応、能の候補曲に入っているのだ。


さすがに教えるのに苦労しそうだし、遠慮したいところだ。



そのあとみんなで『小鍛冶』を素謡。
案の定、クセは難しくてバラバラ。
ふぬー。

素謡終わって



そう、誰かが口にした瞬間


鹿くん(仮名) 「観ました、観ました最初だけ観ましたけど
  あれは凄すぎでしょう、あのシテの最初の出とか」

私「だよねあれはないよねだって杖が」

鴨くん(仮名) 「あれは非っ常ーに難しい型でこうハコビながら」

リスちゃん(仮名) 「私も観ましたけどなんかもう」


観た人同士でぐわっと話が。


犀ちゃん(仮名) 「・・・俺観てねぇ orz」

私「あれそうなの?」

犀ちゃん「親がビデオに撮ったとは言ってましたが」

雉ちゃん(仮名) 「私もビデオには撮ったけど、まだ・・・」

鴨くん「そうですか、あれはですね、絶っ対観た方がいいですよ」

鹿くん「でもあれ相当難しくないですか
    あれを学生でやるなんて・・・」

鴨くん「そうですよ、だから前から言ってるじゃないですか。
    『葛城』は難しいって」


そう、前々から鴨くんは
脅しにも似た感じでずっと言い続けていた。


出来ることなら『葛城』をやりたい。
でも『葛城』は難しく、今のままでは絶対に出来ない。
だからやりたければ、稽古しないといけない。


それでも実感としてわかなければ
どんなに難しいと言っても、言葉が滑るだけで
心の芯から感じるわけではない。

・・・それではどんなに言い続けても
逆効果になるんじゃないかと、私は懸念を感じていたけど
少なくとも『葛城』を観た人は

「「あれは難しいと思います」」

分かったようだ(笑)。


鴨くん「だから、ちゃんと能の曲はよく考えないといけないんです。
    というか考えましょう。みんなで」



来週の金曜の稽古で
ちゃんと能の候補曲、3曲をあげることになった。

何にせよ鴨くんは能のシテで
私は地頭。
シテは4回生だし、自分で稽古すればいいからいいけど
全体をプロデュースしなければいけないのは、私だ。


入ってくる新1回生も地謡に入れる換算ならば
決して上回生だけの能ではなくって
誰もがやりがいを感じるような能でありたい。


それにふさわしいのは何か。
本当に『葛城』でよいのか。
もっと別の、今の私たち向きの曲もあるのではないか。



御世話になっている師匠全員にお話するのは
その次の月曜
追いコンのとき。

いよいよ決めなければ。
私ももう、4回生になる。
自分で謡って、感じて、そして決めないとな。





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Last updated  2007年02月01日 20時43分14秒
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