Over The Moon.

Over The Moon.

2010年10月30日
XML
カテゴリ: *能関係の日記*
舞台が終わって10日余りのこと。

熊さん(仮名)「うちで上映会やるから良ければ是非」

5周年記念大会は、プロのカメラマンに撮影を依頼しており
各自のDVDまで制作されていた。
それを熊さん宅で見るという催しである。

自分の舞を見直す良い機会。
他の人のももっかい見られるし。二つ返事でOKする。


ぴんぽーん

観世OG「わーこんばんはー」


師匠や今回の出演者を含め、十数名が集まるようだ。

熊さん「では五月さんはゴボウを」

例によって、皆で夕飯の支度。
本日のメニューは鍋2種。鶏野菜味噌と、鴨鍋。

熊さん「ここの壁使うから、タンス動かさないと」
犬さん(仮名)「じゃあ持ちましょう」

向こうでは上映準備。
映すのは、テレビなど生温いものではなく

観世OG「わーすごーい影絵できるねー」

プロジェクターである(←大学から借りた模様)。
迫力の大画面。



   飲み物ありますか」

鍋の準備もできて
ビールをついで

「「「お疲れさまー」」」


師匠「何から見ようか。やっぱり『鶴亀』ですか」


いきなり私の舞囃子『鶴亀』から。
いやまぁ、舞囃子だし、初番目だし、そうだよな。
まぁさらっと見て終われば良い。うん。

現役(操作係)「じゃあ始めまーす」


・・・


 『 鶴 亀 』


「おおー」

題字テロップとか大層だし!
そしてプロジェクター、やはりでかい!

『千代のためしの数々に~』

アップやだ! でかい!

それに私の声、しぶくない!
(未だかつて渋く謡えたことないけど!分かってるけど!)


そして、舞はというと・・・

思ったより、相当、 下手 だ。


うわーもー恥ずかしい。
何か色々褒められて嬉しかったけど
全然だわ。全然。

猫さん(仮名)「やっぱり上手いですねぇ」
私「え゛っ!? いやそんなことないですよ」
マジで。
猫さん「でもDVDじゃ、本番の良さにはどうしても敵わないですね
   緊張感がとか、雰囲気とか・・・」

・・・

舞台はライブだから
あのときの空気や、緊張感、一体感は、その場限りのもの。

私の舞は下手だけど
今回、色んな方にお褒めいただく経験ができたのは、
多分よい緊張感で舞うことが出来たからかもしれない。

程よい緊張感のときは
見所の視線を程よく吸収することが出来る、気がする。
自分の緊張感の糸に、見る人を巻き込みながら舞うような。


いやーしかしそれがDVDになると完全排除されるから
もーアラが目立って目立って目立って目立って
いやー


師匠「良かったと思うけどね」

私「ええーそうですかー・・・?」

師匠が仰るならば、そうなのかも・・・。

楽は色々気になったけれど
キリは思ったより、ちゃんと舞えてる感じがあったし。
傍目に見ても落ち着いてた。


でもまぁ、まだまだだ。
まだまだ稽古するべし、だわ。


師匠「じゃあ次は『藤』ですか。『小袖曽我』?」

そして鍋をつまみつつ、順に見ていく。


鴨くん(仮名)と鹿くん(仮名)の相舞、『小袖曽我』は

「すごーい」 「若武者って感じ」
「普通ここまでピッタリ合うことないよ」

絶賛。

相舞は、2人の息が合わないと形にならないし
稽古も非常に難しいけれど
さすがの2人、格好よく舞えていた。
見終わった後に清々しさを感じる舞だった。

あと、型にメリハリがあると見応えあるなぁ。
『鶴亀』は、最後までメリハリをつけきることが出来なかったし。
うーむすごいな。やっぱり2人とも、よく稽古してるなぁ。

次の仕舞に生かそう。生かせるならば・・・。


師匠「五月さんは次、めでたくない仕舞ね」

私「めでたくないやつですか」

『鶴亀』はめでたさの極みだしな。
しかし、めでたくない仕舞・・・何が良いかなぁ。


師匠「次は松本で舞台ができればと思ってるから」

次の舞台まで1年空くかと思ったら
実はそうでもないらしいし。


まだちょっとゆとりはあるし。
じっくり考えとこう。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2010年10月31日 00時10分22秒
コメントを書く
[*能関係の日記*] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: