フットボール・クオリティー

2006.01.30
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カテゴリ: サッカー観戦記
ジーコは基本的に頑固な男だ。彼の監督術における人心掌握術の肝は、自分の勘を頼りに仕事を続けてきて大工の棟梁のそれと同じで究極的には己の感性におけるこだわりとそのこだわりへの共鳴者への無条件な信頼によって組み立てられている。

  想像するとこんな感じである。

    1  久保竜彦(横浜)
    2  柳沢敦(メッシーナ)
    3  高原直泰(ハンブルガーSV)
    4  大黒将志(グルノーブル)
    4  玉田圭司(名古屋)

    7  大久保嘉人(マジョルカ)

1位の久保竜彦については今回の合宿やブラジル帰省中のインタビューの中でもうわ言の様に「久保」「久保」と名前を挙げていることを見てもジーコがもっとも期待していたストライカーだということは疑いの余地はないであろう。腰さえ癒えれば当確といえるだろう。
 柳沢と高原についてジーコは、「所属クラブで試合に出ていなくても、きちんとしたコンディションでチームに合流してくれれば問題ない」と話している。去年6月のW杯予選(バーレーン&タイ)とコンフェデ杯での柳沢のプレーは、指揮官を納得させるものだったらしい。当時もメッシーナでほとんど試合に出ていなかったから、さほど心配はしていないというわけである。
 また、昨年10月の東欧遠征での二人のパフォーマンスについても、ジーコ監督は一定の評価を与えている。スタメンではもっとも近いのはこのふたりだ。
大黒と玉田とFW陣最多出場(34試合)を誇る鈴木は、正念場を迎えている。ジーコは「所属クラブでポジションをつかむこと」をスタメン復帰の条件にあげた。過去の貢献度を尊重してきたこれまでのスタンスを、微妙に変えてきている。が、グルノーブルや、名古屋や、ベオグラードで少しでも良い面が出せれば当確がきまるはずだ。
 さて、評判のいい平山だが、正直、現時点ではまだ難しいと思う。
平山がドイツのピッチに立つためには、ジーコのお馴染みさん4、5人は追い抜かなければならない。平山の高さは、魅力的であるが、動きがジャイアント馬場のように緩慢な時が見受けられるし、シュート以外のプレーはまだまだのような気がするし、ジーコはまるで大工の棟梁のように冒険を好まない。
 残念ながら、日本代表はドイツ大会でもアジアカップのようにオーソドックスでつまらない試合をするはずだ。
 だから、私は、ジーコを変えろといい続けていたのである。













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最終更新日  2006.01.30 18:18:07
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