「凄い煙だよ！」．．．連れの声で飛び起きた。

（救急車やらパトカーやら、サイレン鳴らす車がよく来るので）

ベランダに出てみたら、前方約２００ｍくらいのところから黒煙が上がっているのが見えた。煙は大きくなっていくのに、サイレンはまだ聞こえない。大丈夫だろうか？

サイレンが聞こえ出した頃には更に大きな黒煙が上がっていたが、程なく白い煙．．．多分放水が始まって水蒸気を含んだものになったみたい。

約１時間後。やっと火災鎮火のお知らせ。詳細はまだ分からない。怪我とかしている人がいなければいいのだけれど。

．．．もっとも間近で火事を見たのは２歳くらいのとき。
燃えたのは、お隣の空き家。小さかったので記憶はあまりない。父がスキー旅行でいなかったときで、延焼を恐れた母が急いで身の回りのものを集めて避難しようとしていたところに、父から「何も変わりないか～」という暢気なＴＥＬがかかってきたらしい。頭に来た母は「お隣が火事！」と言ってＴＥＬを切ったらしい　(--;。慌てた父が次の日に帰宅したとか（避難しちゃったので音信不通）。父は別に何も悪いことしてないのに、可愛そうに　(^^;。
その火事はボヤ程度で終わり、事なきを得たらしいが、窓の向こう側が真っ赤に燃えているヴィジョンだけは、今でも私の脳裏に文字通り“焼き付いて”いる。火事は怖い。

剣道を習っていたときに、道場（小学校の体育館）の前の家が火事になった。先生方は即座に体育館から出ることを禁じ子供達の家族に連絡。家族が迎えに来るまで帰れなくなった。連絡がなくても来る父（体育館まで直線距離で１００ｍなんだけどね）は、先生方の対応の早さ＆的確さに感心していた。
父の話では、野次馬って実はかなり危険なことらしい。火事があると野次馬が集まってくるが、まず小さな子供の誘拐が多い。火事に夢中になって我が子の手を離してはいけない。それから、空けてきた家の空き巣も多いとか。「火事場泥棒」ってのは、火事場の近辺とは限らないらしい。

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この機会に買いだめしました（笑。