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推理小説というものを一言で表そうとするのなら、僕の考えでは「収斂」です。沢山ある謎だの事柄が、探偵役によって収斂されるお話なのだと思うのです。太平洋戦争末期、壊滅的な戦場で、榎木津は一人の兵士を助けます。そのすぐあと、近くで照明弾が爆発し、榎木津は左目を負傷・・・彼の左目は視力をほとんど失いましたが・・・代わりに他人の記憶が見えるようになったのです。戦後、榎木津は探偵事務所を開業します。その彼に失踪した少女の捜索の依頼が来ました。依頼したのは柚木陽子。元女優です。失踪した少女は彼女の娘、加菜子。実は柴田財閥の遺産相続人でした・・・・その頃、東京では、美少女バラバラ連続殺人事件が世間を騒がせていました。カストリ雑誌の鳥口は新興宗教「深秘御筥教」の信者リストを入手し、バラバラ事件との関連性に気付きます。作家の関口、若手記者の中禅寺敦子と鳥口は教団本部へ潜入取材を敢行することなります・・・・謹慎中の刑事、木場は映画館でずっと映画を観ていました。彼は引退した女優、美波絹子の大ファンでした。連続殺人を捜査してる青木刑事は先輩である木場の協力を求めに来たのですが、木場は興味を持ちません。その帰り、青木刑事乗った電車が事故で急停車します。人身事故でした・・・・そして、榎木津の一高時代の後輩で、関口の一高時代の同級生で、中禅寺敦子の兄、京極堂こと中禅寺秋彦の元に、皆が集まるのです・・・・ご存知、京極夏彦の京極堂シリーズの映画化第二弾です。前作より、格段に良い出来だと思います。監督が代わったこと、関口役が永瀬から椎名桔平に代わったことがプラスだったと思います。原作と幾つか設定が違うところがありますが、かなり原作の雰囲気を表現できてるような気がします。これなら、映画単体でも十分に楽しめると思います。堤真一の京極堂も、すっかり板についてきました。個人的には、敦子役の麗奈ちゃんがとても良かったです。ストーリーの紹介部では触れていないのですが、美馬坂教授の存在がポイントです。原作を読むと、美馬坂教授というのは、なんとなく男前のような気がしていました。映画では柄本明です。なんだかイメージが違います。しかし、観ていると、あまり気になりませんでした。役者というのは、すごいなぁ、と思いました。簡単にイメージをひっくり返してくれます。監督:原田眞人出演:堤真一 阿部寛 椎名桔平 黒木瞳 柄本明 田中麗奈 他
2007.12.31
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本年の映画の観納めに行ってきました。今帰宅したところです。『魍魎の匣』を観てきました。新年早々、魍魎は縁起悪いかと思った次第です(^○^)アハハですが、もう遅いので、報告は明日にします。
2007.12.30
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今日は年賀状を印刷しました。明日は掃除をする予定です。これで、一応、今年の日程は終了。で、今、ボクが検討しているのは、元旦の日にどの映画を観るかということです。候補は次の三つです。『アイ・アム・レジェンド』『ナショナル・トレジャー2』『魍魎の匣』一日で3本観るのは辛いので、どれか1本は、明日のレイトショーにしようかなぁ・・・・
2007.12.29
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残り少なくなってきました。本日も遅くなってしまいましたので、お休みいたします。m(_ _)m外出先から戻ってきたら、うがい、手洗い、必ずしましょう。風邪もこわいですが、ノロウィルスも怖いです。
2007.12.27
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今年は、ちゃんともみの木をツリーにしました。どうやら、鉢の土の中に、何等かの虫が潜んでいたらしいです。暖かい部屋においていたので、出てきた模様。そんなことがあるとはなぁ・・・・まあ、もみの木は今年の役目を終えたので、家の中から撤去されました (^○^)アハハ来年は使えるかなぁ・・・・
2007.12.26
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以前取り上げたことがある『スプラッシュ』という映画の中の場面に、ちょっと印象深いものがあります。(7月25日参照)人魚の国へ行こうと決心した主人公がこう言うのです。「僕も行くよ! クリスマスには戻ってくればいいんだ」そのあと、人魚のマディソンに、「それはできないの」と言われ一瞬躊躇するのです。アメリカ人(ひいては西洋人=クリスチャン)にとって、クリスマスはとても重要なのだなぁと、つくづく思いました。クリスマスが終われば、せわしない年末、そしてめでたいお正月。風邪などひかずに、元気に過ごしたいものです。
2007.12.25
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Merry Christmas !ワーイ \(^▽^\) (/^▽^)/ ワーイ人それぞれ、いろんなものを抱えてたり、何かが不足していたり。でも、今日、明日は、そんなの関係な~い (^○^)ノ愉快に過ごしましょう♪
2007.12.24
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年賀状の印刷は、毎年僕が担当です。今日は半分くらいやりました。で、失敗したのが、なんと6枚 (^O^;裏面を印刷した後、宛名を印刷するときに間違えてセットしてたため、ねずみが印刷されていた裏面に「○○様」と印字されました。なんだか、とても情けなくなって、止めてしまいました。続きは、いつやろうかなぁ・・・・・連休も、あと1日です。
2007.12.23
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今日は出かけるつもりでしたが、寒いし雨模様だし、結局出かけませんでした。自宅で『ダイ・ハード4.0』のDVDを観ていました。DVDといえば、先日、『パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド』を買いました。それもコレクターズ・セットの方。自分で買ったクリスマス・プレゼントのようなものです、これだけの値段だと。でも、まだ、開けていないのです (^○^)アハハDVDは、観たことがあるものを買うことが多いです。どうせなら、観たことがないものを買えばいいのに、と、いつも思いますが、そうしないのです。おかしなものです。
2007.12.22
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すっかり遅くなってしまいました。今日はお休みします。今年はクリスマス・ホリデーになりましたね。良い連休をお過ごしください。
2007.12.21
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公開から一ヶ月もたずに打ち切られる映画ですので、ガラガラでした。水曜日でなければ、もっとひどかったかもしれません。ウォルターは動物管理局に勤めています。妻のアガサはケーキ屋さんを経営し、思春期の息子ロビンと幸せに暮らしていました、彼の誕生日である2月3日までは・・・・ウォルターはその日、ゴミ捨て場を漁る犬の捕獲に失敗し、左腕を噛まれました。そのため、妻との待ち合わせ時間に遅刻します。その間、アガサは古本屋に入り、一冊の本を見つけます。「ナンバー23」というタイトルの本でした。それをウォルターにプレゼントしました。その本の主人公は、なぜかウォルターにそっくりでした。そして、主人公が「23」という数字に翻弄されていくのと同じように、ウォルターもまた、「23」という数字に執着し始めるのです・・・・実をいうと、僕は勘違いしていました。23にまつわる数々の不思議な話を解明していく映画だと思い込んでいたのです。大きな間違いでした。「23」という数字に偏執した男の話だったのです。おそらく、多くはない上映劇場のほとんどが、明日が最終日のはずです。それでも、ネタバレは書かないようにしますが・・・ジム・キャリーを主役に添えた意味があまりないような感じの映画です。今では笑いがなくても十分やっていけるジムですが、今回は失敗ではないかと思えました。偶然に掴んだ幸せは、偶然のきっかけで壊れていく・・・・監督:ジョエル・シューマッカー出演:ジム・キャリー ヴァージニア・マドセン ローガン・ラーマン ダニー・ヒューストン 他
2007.12.20
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観にいくつもりで買った映画の前売り券が1枚残っています。どうやら、人気がなく、一ヶ月弱で早々と上映終了のようです。時折、こういうことがあります。最後は上映回数が減り、とんでもない時間だったり、行ける時間はレイトショーぐらいだけとか。ちなみに、レイトショーだと、前売り券より安いです (^_^;仕方なく、前売り券でレイトショーを観たこともあります。ということで、明日は観に行ってきます。たぶん、ブログは休むことになるでしょう。御容赦くださいませm(_ _ )m
2007.12.18
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東京でも、オリオン座くらいは見えます。その左肩ベテルギウスとこいぬ座のブロキオン、おおいぬ座のシリウスとで構成するのが、冬の大三角形。このシリウスが、太陽を例外として、地球上でもっとも明るく見える恒星です。ところが、なんだか、もっと明るく感じる星が見えるのです。シリウスが青白いのに対し、その星は赤みを帯びています。双子座のポルックスなのかもしれませんが・・・よくわかりません。僕は、昼間、よく空を見上げますが、あまり夜の空を見ることはありません。でも、たまには夜空を見るのも良いものです。運がよければ、流れ星が見えるかもしれません。実は、見ました♪
2007.12.17
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クリスマスといえば、トナカイくん。サンタのおじさんを乗せたソリを引っ張って駆け巡るのです。ということで、クリスマスグッズの動物としては不滅の地位を築いています。一方、我等の愛するぶたさんといえば・・・・・かなり少ないです。残念です。そんな中、お気に入りの一つが、これです♪
2007.12.16
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昨日は忘年会でした。水炊きのお店です。最後は、とってもとっても太いウドン。なかなか美味しかったです。実は、偶然ですが、ボクが学生時代、よく飲んでいた街にあるお店でした。もっとも、学生時代はお金がないので、安い居酒屋ばかりでした。ちなみにボクがよく行ったお店たちは、今ではありません。先輩達に飲まされて、とてつもなくツブれた嫌な記憶のあるお店はまだありましたが・・・・思うに、さんざん、あまり美味しくない居酒屋で飲んだからでしょう。社会人になると、居酒屋が嫌いになりました。あの雰囲気も、あまり好きではないのです。それに、自分が酒飲みではなくて、食いしん坊だということに気付いてしまったし。ボクがよく行った懐かしい街で、なんだか、感慨深いものを感じました。街も、ボクも、昔と違います。同じものも残っています。ボクは、紆余曲折を経て、今のボクになってます。街もそうなのでしょう。なお、写真は、まったく関係がありません (^o^;
2007.12.15
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忘年会の季節です。今日は忘年会ではありませんが、飲みに行きました。今、帰宅したところです。 で、実は、明日が忘年会です (^o^; 今日はこれから、お風呂に入って、明日に備えます。申し訳ありません。
2007.12.13
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僕は、人の好意をムダにできないタイプです。よくランチを食べに行くお店で、今日、サービスとして、ライスコロッケを付けてくれました・・・・実は、ライスコロッケは苦手です (^△^;)我慢して、ちゃんと食べました。僕ったら、本当に律儀な男だと、自分を褒めてしまった12月12日です (^-^;
2007.12.12
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用事があって、今日は帰宅が遅くなりました。ということで、本日はお休みします。
2007.12.11
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「その為に旅行をする価値がある卓越した料理」が、ミシュラン・ガイドの三ツ星の意味だそうです。先月発売されたミシュラン・ガイド 東京版は、すぐに売れ切れたとか。私は、よくお昼を食べに行くお店で、少し読みました。ちなみに、あの本に載ってたお店で、ボクが行ったことがあるお店は・・・・一つ星のお店ですが、一軒だけありました。そして、それほど、美味しいとは思いませんでした。たとえ権威ある評価だとしても、僕には関係ないようです。僕は僕の好みで、好き嫌いを判断します。でも、一つ言えます。一人で食べるより、誰かと食べた方が、きっと美味しいです♪
2007.12.10
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この週末は、いまいち体調がよくありませんでした。そんなわけで、映画を観にいくつもりでしたが、断念して自宅にて静養していました。なんとなく、インフルエンザの予防接種の影響のような気がします。今は、だいぶ落ち着いたように思えます。この週末はイルミネーションの撮影もなく、映画もなく、地味なものになってしまいました。でも、来週は・・・・(*^▽^*)でいきたいです。
2007.12.09
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この冬の愛用品。ワンコの足跡柄で可愛いし、何より、暖かいです。一ヶ月前に買い換えた携帯電話をあまり活用していないので今日はそれで撮ってみました。まだまだ、使い方がよくわかりません。メールを打つのも一苦労です。
2007.12.08
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少年は成長期に声変わりするものですが、わんこもするものなのでしょうか?最近、うちのわんこの吠える声がとてもハスキーです。歌いすぎのわけもないしなぁ 何でしょうね。 (゚▽゚)
2007.12.07
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映画のプロモーションに来ていたウィル・スミス。記者会見で、うっかり結末をバラしてしまったそうな。(^O^;そういうこともあるのだなぁ。失言で大臣を罷免されたりする政治家は沢山いるしミストークで立場を失うことは、一般にもあること。その点、今の若い人って、この先どうなのだろう。ボキャブラリーが少ない分、大きな失敗はないのかもしれないような気もするけど。かわいい、おいしい、ピンチ、エトセトラ・・・・何でも「ヤバイ」で済ましてしまうのでしょ?失言で、ざんざんひどい目にあったので、慎重に話すように、僕は、なりました。
2007.12.06
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この花、咲いているのを、最近よく見かけますでも、これは、ツバキなのか、サザンカなのか・・・・なんとなく、サザンカのような気がします。なぜなら、花びらが数枚、落ちていたから。ツバキは、首ごと、ごそっと落ちるそうな。植物って、似たようなものがけっこうあるような気がします。ただでさえ、花の名前を知らない僕としては、困ってしまいます(^-^;
2007.12.05
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秋の風物といえば、もみじ狩り。そのノリで、冬には、イルミーション狩りを積極的に心がけるつもりでいます。ちなみに、クリスマス・ツリーは飾りました♪電飾、つけてません。え、まず、自分のツリーにチカチカつけろって?(゚∀゚)アハハ
2007.12.04
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いい色です。もみじのプライドを感じさせます。異常気象で色が悪いかもしれない、そう言われた今年のもみじですがよくぞ、頑張ってくれました♪ありがとう (*・▽・)ノ
2007.12.03
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古ぼけた社殿の中で9人の若い侍たちが密談していました。藩の幹部が汚職をしているのを正したいと思っているのです。しかし、彼らは正義感はあるけれど、知恵も腕も足りないようです。本当の悪を見抜けずに、無邪気に気勢を上げています。と、社殿の中で寝ていた浪人が突然、ニヤニヤしながら姿を現わしました。気色ばむ若侍たちに、「岡目八目、関係ない俺の方がよく見える」と諭します。彼等が頼みにしていた大目付の菊井こそ悪党の一人だったのです。菊井の配下に、社殿はびっしりと取り囲まれてしまいました。この浪人の機転で、この場をしのぐものの、自分達の愚かさに落ち込む若侍たち。それでも、やはり藩に巣食う悪党たちと戦うことを決意します。「生きるも死ぬも9人一緒だ!」それを聞いていたその浪人は、つい言ってしまうのです。「10人だっ! おめえたちは、どうもあぶなっかしくていけねえ」こうして、滅法腕は立つが得たいの知れない浪人と、正義感はあっても知恵と腕の足りない若侍たちは城下へと乗り込むのですが、情勢はまったく不利でした。城代家老は汚職の罪をなすりつけられて捕らえられており、すっかり悪党たちが藩政を掌握していたのです・・・・その昔、世界のクロサワとミフネのコンビで撮られた名作のリメイクです。脚本もそのまま使用したらしいです。不覚ながら、僕はオリジナルを観ていません。ただ、椿三十郎という名前は、この浪人が城代家老の奥方から名前を問われたときに、今が盛りと咲きまくっている椿の花を見て、咄嗟に「椿三十郎。もうそろそろ四十郎ですが」というのは知っていました。ですから、この場面をとても楽しみにしていました。織田“三十郎”、個人的には、けっこう良かったと思います。邦画は滅多に観ないし、ドラマも観ないので、俳優としての織田裕二は、今回が初めてかもしれません。陸上オタクとしての彼はよーく知ってますが (^○^)アハハ作品全体としては、コミカル度が若干多めかもしれません。それ自体はよいのですが、藩の悪党どもが、少し貧弱すぎだったように思います。オリジナルを観ていないので比較はできません。しかし、きっと、多くの人が、クロサワとミフネを讃えると思うので織田裕二は、きっと損をすると思います。彼のセリフはミフネを容易に想起させました。これでは・・・ある意味では、気の毒です。この物語は、我が国の一般庶民にとって、とてもカタルシスを感じさせるものだと思います。悪を懲らしめ、その為に多くの命を奪った英雄は、平和と秩序を残して立ち去るのです。逆をいえば、そういう英雄が居残ることを快く思わない雰囲気が我が国にはあるように思えます。世界のクロサワは、そのことを知っていたのでしょう。(原作は山本周五郎の作品ですが、黒沢監督がストーリーを書き直し たものがこの作品です。)冒頭、助けた若侍に、三十郎は、礼はいいから飯代をよこせと言うと、軽蔑されます。本当に一回分の飯代程度だけを受け取ったにもかかわらず、鼻白まれるです。(貧乏な浪人ですから、腹をすかせているのは当然のはずです・・・)たぶん、根は同じものだと思います。椿三十郎という男は、たぶん、物語の中であっても、より非現実性をもたされて登場したのかもしれません。そんな気がしました。監督:森田芳光出演:織田裕二 豊川悦司 松山ケンイチ 他
2007.12.02
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舞台は6世紀のデンマーク。フロスガール王は宮殿完成を祝って、毎晩のように飲めや歌えやの大騒ぎをしていました。彼の領内の、とある洞窟に住む怪物グレンデルにはその騒ぎ声が聞こえ、うるさくて気が狂いそうになります。ついに宮殿を襲撃し、人々を虐殺します。この話を伝え聞いたイェーアト族の勇士・ベオウルフが腹心と精鋭の戦士を引き連れて退治にやってきます。グレンデルをおびき出す為に、惨劇のあった宮殿で宴会を開いてもらいます。「対等に戦う」と称して衣服を全て脱いで待つベオウルフ。計画通り、グレンデルが襲撃してきますが、悪戦苦闘の末、グレンデルの片腕をもぎ取ることに成功します。グレンデルは棲家の洞窟へ逃げ込みますが、彼の母が見守る中、死にました。彼の母親は復讐を近って宮殿を襲撃し、ベオウルフの戦士達を皆殺しにします。フロースガール王は、グレンデルの母親の仕業だと断言します。そこで、ベオウルフは彼女が潜んでいる洞窟へと向かい、退治しようとするのですが・・・・原作は英国最古の叙事詩だそうです。原作は二部構成になっていて、一部で英雄ベオウルフが巨人グレンデル(あるいは竜)と戦う話、二部は王となって年をとったベオウルフが火を吐く竜と死闘を繰り広げるという話。この映画も、やはり、二部構成になっていますが、細かいところは書き換えられています。この映画のウリの一つはその映像。なんと全編CGなのです。俳優はカメラの前で演技をし、それをコンピューターに取り込んだようです。大変実写に近いですが・・・・表情は、どこか不自然な感じがしないでもありません。ボクはデジタル3-Dシネマで観ました。石ころがこちらに飛んでくるは、放たれた矢が飛んでくるはで、確かに迫力がありました。しかし、結果としては、何だか映画を観たというより、3Dゲームをしてたような感覚です。僕を含めて、しょせん、男というのは、だらしないもののようです。それは、英雄といえども例外ではないようです。但し、ベオウルフは責任の取り方を知っており、またそれが実行できる男でした。なるほど、語り継がれる男というのは、何かを持っているようです。監督:ロバート・ゼメキス出演:レイ・ウィンストン アンソニー・ホプキンス アンジェリーナ・ジョリー クリスピン・グローヴァー ロビン・ライト・ペン ジョン・マルコビッチ 他
2007.12.01
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