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Apr 21, 2007
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カテゴリ: 幸せになろう
 ある人がいいました。

>と思っていたことをしなくてもいいんだ
>と思えてとても楽になったのです。
>今までの人生はそういうもので埋め尽くされていたのか
>今まで感じたことがないくらい自分は今のままでもよいんだ
>と思えて安心感に包まれました。
>私はそういう生活を続けてきたからか
>自分のしたいことが何かわからないのです、



そして、気の荒いアフリカ象の比べて
アジア象は、とてもおとなしいのですよ。

 こんなエピソードがあります。
 ■ 戦争とぞう物語




 次は、私が書いた自由と幸せを求めるある象のお話です。

■ サーカスの象

 ある日、キマグレ大サーカスにアジア象の子供が仲間入りしました。

『ボク、なんでこんなところにいるんだろう?
こんなところ、イヤだ!
お母さんはどこ?
元いた草原に戻りたい』


 しかし、サーカスの人は、小象を檻に閉じ込めていてとても逃げられません。
サーカスのキャラバンが草原にキャンプするときは、
小象が草を食べられるように草地に出しますが、
そのときは太い杭にしっかり鎖で縛り付けるのでした。

 広い草原を見た小象は故郷を思い出して、

5メートル走ると、ガクンっと首に繋がった鎖が小象を引っ張ります。
小象は必死に逃げようと引っ張りますが、
その鎖は小象にとっては充分に強く切ることができません。
杭は小象にとっては充分に太く折ることができません。
そしてその杭は、小象にとっては充分に深く埋め込まれていて抜くこともできません。

小象は何度も逃げようとしますが、
鎖を切ることも、杭を折ることも抜くこともできません。

 仕方なく小象は、鎖が届く範囲の半径5メートルの円の中の草を食べてすごしました。

 サーカスのキャラバンが草原にキャンプするたびに
小象は逃げ出そうとしますが、
小象にとっては鎖は充分に強く切ることができません。
小象にとっては杭は充分に太く折ることができません。
小象にとっては杭は充分に深く埋め込まれていて抜くことができません。

 いつしか、小象は逃げ出すことを忘れてしまいました。

 草原に打ち込まれた杭に鎖で繋がれると
その鎖の届く範囲の草を食べることだけをするようになりました。
最初は、鎖の長さが分らずに
5メートルより遠くの草を食べようとして、
グイっと首を鎖で引っ張られることがよくありました。
でも、それもそのうち慣れてきて、
首を引っ張られるギリギリが分るようになり、首を引っ張られることもなくました。
草を食べ終え、調教師さんが来るまでの時間は
暖かい日差しで身体を温めてすごしました。

 小象は、いろいろな芸を覚えました。
芸を覚えるたびにサーカスの人は喜んでくれました。
ご褒美においしいリンゴをくれました。
覚えた芸をサーカスで演じるとお客様も大喜びして
たくさんの拍手をくれました。
そんな日の夕食には大好物がいっぱい出るので、
小象はそれが楽しみになっていきました。

 調教師さんが喜んでくれること、
お客様が喜んでくれること、
そしておいしい食べ物、
暖かな寝床。

 だんだんそんな毎日に満足するようになっていきました。

 いつしか、小象はサーカスの人気者になりました。
そして、もう小象ではなく、一人前の大きな象になりました。
身体も大きくなり、
丸太だって踏みつけて折ることができるほどです。
力も強くなり、車と綱引きをするとロープや鎖が切れることもあります。

 そんな象のもうひとつの楽しみは、
草原でキャンプするときに草原に出してもらって草を食べることです。

 もちろん相変わらず杭に繋がれた鎖をつけられます。

 でも、その杭は、小象のときのままで、
この間折った丸太より細く、
鎖も車と綱引きをするときよりもうんと細いものです。

 でも、象は逃げようとしません。

 もう逃げられるかどうか考えることもしなくなったのです。
それまでずっと生きていたパータンのまま、
同じことを繰り返しているのです。

 相変わらず
鎖が届く範囲の半径5メートルの円の中の草を食べてすごしています。

 あるとき、しっかり止めていなかった鎖が杭から外れました。
しかし、象はいつもの範囲の半径5メートルの円の中の草を食べ終えると
調教師さんが来るまでそこで日向ぼっこをしていたのでした。

 本当にしたいこと、
その気持ちは相変わらず心の中にありました。

でも何度も挫折を繰り返しあきらめてしまうと
その気持ちすら湧いてこないのです。

 まるでその気持ちが心の中から消えてしまったかのようです。
でも、心の奥底にはしっかり残っています。

 サーカスの演技もなんとくイヤイヤやっている気持ちがありました。
調教師さんやお客様の喜ぶ顔が見たいからやっている、
ご褒美が楽しみだからやっている、
そんなところがありました。
ですから、
毎日の生活に満足しているようで
どこか心から喜べないのです。

 そんなある日、
サーカスのチンパンジーが調教師がカギを掛け忘れた檻から逃げ出してきました。
「象さん、ボクはキャラバンで来るときに向こうにリンゴの実がいっぱいなっていたのを見つけたんだ。
一緒に食べに行かないか?」
「ダメだよ、ほら、このとおり、ボクは鎖で杭に繋がれているもの」
「象さんなら、そんな杭を引き抜くのは簡単だろ?鎖だって簡単にちぎれるんじゃないか?」
「ボクは何度も試したけどダメだったんだよ」
「それはいつの話?子供のときはダメだったかもしれないけれど、
一人前になった今なら、簡単にできるはずだよ。サーカスの中で車と綱引きとかして、鎖を切ったりしてるじゃないか」
「えっ!」
『そうだ、今のボクは太い丸太も折れるし、これより太い鎖を切ることもできるし、大きな車を引っ張る力もあるんだ』
象は、小象のとき一所懸命に引っ張ったのを思い出しながら、
勇気を出して杭をもう一度思い切り引っ張ってみました。
すぽんっ!
杭はあっけなく抜けました。
「おっとっとっと」
あまりにも簡単に抜けたので、象は勢いあまって転びそうになってしまいました。
「あっ、抜けた!」
次に象は、杭を踏みつけて首をグイと引っ張ってみました。
すると今度はガチャっと鎖も切れたのです。

 そうです。
小象のときは、確かに杭や鎖は象を縛り付け束縛するものでした。
 しかし、今、大きく一人前になった象を縛り付け、束縛していたのは、
象自身の
『ムリだ』
『ダメだ』
『ボクにはできないんだ』
という考えだったのです。

 自分自身の思いが自分を縛り付ける鎖であり、閉じ込める檻になっていたのです。

 杭と鎖から解放された象は、
同時にその思いからも解き放たれたました。

「ボクは自由だ!これで自分の好きなことができるんだ!」
「じゃあ、リンゴを食べに行こうよ」
「うん、行こう!」

 象は、チンパンジーくんとリンゴの木に向かってずんずんと歩き出しました。

 その足取りはとても軽やかでした。
心が晴れ晴れとしていて、こんなに気持ちいいのは初めてでした。

 いえ、そうではありません。
子供の頃、草原で自由に遊んでいたとき以来です。

『本当にしたいことをするってすっごく気持ちいい!!』

 リンゴの木にたどり着き、リンゴを食べました。
そのリンゴは、まだ熟していなくて、
調教師さんがくれるものより味は悪かったのですが、
『自分がしたいようにしているのだ』
という気持ちで食べていると、
そんなリンゴもとてもおいしく感じたのでした。

「おいしい、幸せだあ~」

 二人はおなかいっぱいリンゴを食べました。
象は、心から幸せを感じました。

 おなかいっぱい食べたチンパンジーが言いました。
「サーカスの人間が探しに来る前にここから逃げようぜっ」
でも、本当の幸せを感じた象は言いました。
「ボクは、こんなに身体が大きいから、
たぶん、逃げ出してもまたすぐに捕まってしまうよ。
それにボクはサーカスが好きだって気づいたんだ。
ボクは戻るよ」
「オレは、逃げるぞ」

 二人は、それぞれ別の方向に歩き出しました。
チンパンジーはサーカスと反対方向に、
象はサーカスに向かって。

 サーカスに向かいながらも、
象の心は晴れ晴れとしていました。

 よく日には、チンパンジーも捕まってサーカスに戻されてしまいました。

 それから、また二人はサーカスで演技をする前と同じ暮らしに戻ったのです。

 チンパンジーは、いつも不平を言っていました。
象は、今は毎日を幸せに感じていました。

 同じことをしていても、
以前はやらされていると思いながらやっていましたが、
今は自分で選んでやっていると思いながらやっていたのです。

 たったそれだけの違いでした。

 象は嫌ならいつでも逃げ出せることを知っています。
でも、逃げ出さずに今の生活を選んでいるのです。

 象は本当の自由ということを知りました。
『自由って、どこからか逃げ出すことじゃないんだ。
自分の思ったことをすることなんだ、自分に由ることなんだ!
何をするかじゃなくって、自分が選んでしている
ってこと自体が幸せなんだ!
自由って、すばらしい!!』



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最終更新日  Apr 21, 2007 11:13:40 AM
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