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Dec 24, 2007
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 今夜はクリスマスイブ、明日はクリスマス。

前にも、ご紹介しましたが、まだ読んだことがない人に、
そしてまた読んでみたい人に贈ります。

 このお話自体はイエスの「パンと魚の奇跡」として聖書の4つの福音書すべてに書かれています。

 このお話は、その物語を 飛鳥さんが直感イメージとして受けて書き起こされたものです。
あなたはこのお話で、イエスさまからどんな愛を贈られるのでしょうか?




【イエス、5000人にパンを分ける】




 イエスのパワーと言葉に感動した人々が、
彼と彼の弟子たちに従い、大きな群衆を形づくっていた。


 彼らは一様にイエスの説く真理に感銘を受けていたが、
心の一部には疑念が残っていた。

 なぜならば、イエスの説く真理は、あまりにも革新的であり、
現在のところ信じられている教義に対してはあまりにも挑戦的だったからだ。


 そこで彼らは、
イエスによる「証」をもっと見たいという一念で、集まっていたのだった。


 もっとも素直に感動していたのは女性、子供たちだった。
彼女等の心は燃えていた。

 だが身体には、疲労と空腹感が次第に大きくのしかかってきていた。



 弟子たちが心配そうにたずねた。
「主よ、食事をしなければなりませんが、
この者たちはいかがしたら良いでしょうか」

 弟子たちが携えていた食料はわずかであり、
まずイエスに与えた後、



 だが、周囲の群衆には、明らかに一片のパンも持たない者たちがいる。

 その前で、自分たちが食事をしたら、どう思われるだろうか、
わずかな自分たちのパンさえも取り上げられてしまうのではないか。
取り上げられなくとも、
「口では立派なことを言いながら、
われわれにパンの一切れも与えてくれないのか」
という批判を浴びることは間違いない。

 そうならないためには、
この群衆と離れ、誰もいないところでイエスを取り囲んで、
ささやかな夕食をすますべきではないか。

 弟子たちは、こうした現実主義の考えに陥っていた。

 イエスは迷いのない澄んだ眼を上げて弟子たちに答えた。

「この人々は、私の言葉を聞き、真実の神に目覚めようとしている。
いま、ともに神を体験しようではないか」

 弟子たちは、
そのあまりに屈託のないイエスの言葉に、即座に反応することはできなかった。


「いま食物は、どれくらいあるのか」

「・・・・」

 周りの、疲れ切った女性たちの耳を気にして、
弟子たちは答えることができない。

「何を考えている。正直に言いなさい」

「はい、パンが五つと、魚が二匹です」

「では、それを捧げ、私についてきなさい」

 イエスは、こう言って丘のいちばん高いところに昇っていった。


 イエスが群衆の方にふり向くと、
その全身が夕日に照らされて、黄金色に輝いて見えた。

かすかな風がイエスの衣をなびかせ、髭をくすぐっていった。

 その姿を見ただけで、
両手を組合せ、嗚咽しながら、伏して拝む人も少なくなかった。


 いったい何を語ろうとしているのか、
人々の胸には期待と緊張がみなぎった。


 イエスは指を開いた両手を高くかざし、
ゆっくりと人々の頭の上をなでるように腕を動かした。

 天のエネルギーと大地のエネルギーを集め、人々に分け与えたのだった。

 目には見えなかったが、神の愛のベール、愛の波動が
イエスの手を通じて、人々を温かく包んでいった。


「あなた方は神の言葉を聞こうとしている。

 それは、あなた方にとって幸いである。
いま私たちは、神のもとに出会い、
ともに神の栄光をあらわそうとしているのだ。

 神は、私たちに、
あらゆる苦しみ、あらゆる困難から解放される道を教え給うた。
神の言葉を信ずる者に幸いあれ」


 イエスの言葉は前方の200人位にしか届かなかった。
しかし、その波動は5000人とも数えられる、すべての人々に届いていた。

 後の方にいた人々は、
イエスが何を語り始めたか、その発声音は聞き取れなかったが、
イエスが限りなく尊い真理を語り始めたことを、はっきりと認識した。

「私はいま、神の大いなる祝福のもとに、
皆とともに夕べの食事をしようと思う。

ここに五つのパンと二匹の魚がある。

これは天からの授かりものであり、神の祝福である。

この授かりものに対して、天に感謝し、大地に感謝したとき、
大いなる力をいただくことができるのである」


「よくよく聞きなさい。
空腹感は、単なる肉体の感覚でしかない。

 飢えを満たすことは肉体を喜ばすに過ぎないことである。


   それよりも、心の渇きを癒すことを第一にしなさい。


 神と一つになることを祈りなさい。
隣人を愛すること、互いに分け合うこと、
このことを食事の時に、いつも心がけなさい。


 私がいま、皆に示してみせよう。
私と私の弟子は、ここにパンと魚を持っていた。

 これを神に感謝し、女たちと子供たちに分け与える。
与えることによって、私と弟子たちの肉体は飢えたままであるが、
心が潤うのである。
この潤いが私たちの食事である。


「いま、ここには一片のパンを持たない多くの隣人がいる。
この隣人たちを見捨てて、
自分たちの欲にかられて、自分の持てるパンを誰にも分け与えず、
隣人に愛の手を差し伸べなかったならば、
肉体は満足しても、その瞬間に魂は死ぬのである。


   あなた方は、肉体のみを喜ばせ、魂が死ぬことを望むのか。
  それとも、神の御心のままに、魂の永遠を望むのか。
  あなたの内なる魂によくよく聞きなさい」


 イエスは、こう語ると一つひとつのパンと魚を、
恭しく夕日に向かって捧げ、感謝の祈りを捧げた後、
パンを割き、魚を割いて、
近くにいた、とりわけ疲れた様子の女性と子供たちに与えていった。

誰もみじろぎもしなかった。


 イエスからパンを差し伸べられ、号泣する女たちが相次いだ。


「主よ、あなたのパンを奪ったら、私は煉獄に行かなければなりません」
 一人の女性が、両頬を涙に濡らしながらイエスに言った。

 イエスはにっこりと微笑んだ。


  「大丈夫。あなたのその純粋な心は神に聞きとどけられた。
  私の供え物を受け取り、私の愛の行為を成就させるのです」


 イエスが女性の眼を見た。

 女性は、イエスの瞳のなかに永遠の真理を発見し、パンを受け取った。
そして、それをさらに小さく割いては、周囲の人々に分け与えた。

 人々の輪をかきわけて、一人の大きな男がころがるように出てくると、
イエスの前に跪(ひざまず)いた。



「主よ、私はパンを懐に隠し持っていました。
誰にも知られないように一人で食べようと思っていました。
私の罪をお許し下さい。
この、・・・このパンを皆の人に分け与えて下さい!」

 おおっというどよめきが起こった。


イエスは男の肩に手を置いて言った。

「ありがとう。あなたはいま神を見、神の言葉を聞いた。
真実の道を発見したのだ」

「主よ、お許し下さいますか」


 「私が許すのではない。あなたはすでに永遠の昔から許されている」

 男の歓喜の叫びが丘にこだました。


 あとは堰を切った大河の流れようなものだった。

イエスの前に次々とパンや干肉や葡萄酒が差し出されてきた。

 はじめ、一人ひとりに言葉をかけ、
夕日に向かって感謝を捧げていたイエスは、
次々と押し寄せる人々の波で、その祈りを中断した。

「あなた方の気持ちはよくわかった。
この祝福は誰でもが行なうことができる。
ここは弟子たちにまかせ、私は後の人たちに、同じ道を説いてこようと思う」

 群衆は道を開けた。

 後の集団に対しては、もっと説明が簡単だった。
前方から感動の嵐が、すばらしい速さで伝播していたからである。

「与えよ、さらば与えられん!」
「みんな兄弟だ!」

 イエスの教訓を叫ぶ声が、方々でこだました。


 数千の人々の心から、自我欲がふきとんだ。

 数千の人々が神の愛を実感した。


 みんなが十分に食べることができた。
感動があまりにも強く、肉体の欲求も最小限に抑えられていたので、
皆、少量でも満たされた気持ちになっていた。

 パンは残った。そのパンの篭を数えると十二あった。


                   飛鳥守



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最終更新日  Dec 24, 2007 01:15:03 PM
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