クロニクル 「二十四の瞳」封切り
1954
(昭和 29
)年9月 14
日
67
年前になるのですね。この日、壺井栄の小説『二十四の瞳』を原作に、木下恵介監督が自ら脚本も手がけた松竹映画、『二十四の瞳』が封切られました。
主演の大石先生に高峰秀子、男先生に笠智衆、他に渋い脇役陣を揃えていましたが、 12
人の分教場の生徒達が、生き生きとして見事な準主役振りを発揮していました。
封切り直後から人気が高く、同年製作の『七人の侍』を抑えて、各映画賞を総なめにしました。
映画の舞台は壺井栄の故郷小豆島。撮影も夏や春など学校の休暇を中心に、岬の分教場を借用して行なわれました。
私自身は、 1978
年に当時はそのまま保存されていた分教場を訪ね、実際に撮影に使われた教室に座ってみたことがあります。学校からすぐの砂浜からは、子ども達が歩いて渡った湾が続いていましたが、海がきれいだったことが忘れられません。
87
年にリメイク版が製作され、その時のセットを活用して、「二十四の瞳映画村」が小豆島に設けられていると聞きますから、分教場も補強されながら維持されているのでしょうね。もう一度行ってみたい所の一つです。
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