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2005年06月08日
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ビオラ


カリマンタン幻想

太平洋戦争末期

ミッドウェー沖海戦、

カダルカナル沖海戦の敗戦から

日本軍はボルネオ島守備軍の

再編成に着手した

25000人規模の作戦軍にするためだった

独立混成第5連隊、独立歩兵第371大隊は

英・豪軍人捕虜約1600名を梯団護送すると

言う任務についた

捕虜護送部隊は9班に分かれ

サンダカン―ラナウの300kmの道なき道を

歩きとおした

サンダカンから9マイルを超え

3―4マイルすぎると湿地帯だった

1時間に300mしか行軍できなかった



日本軍将兵は背のう、小銃、弾薬、帯剣、

鉄帽、防毒マスク、小スコップ、

飯ごう、天幕、毛布、下着、米、乾パン

英・豪捕虜は半ズボンに背のう、

サンダル履き、靴や

はだしもいた

武器、食料を持たず脱走することは

ジャングルの中では死を意味した

悪条件の中での行軍

極度の疲労で

マラリヤ、アメーバ赤痢に犯され

取り残される将兵、英・豪捕虜

時折降ってくるスコールを

鉄帽に受け少量の米と乾パンを

入れてお粥にした

日本軍将兵と捕虜に差別なく

分け与えた

キナパル山の麓を行軍していると

スコールになった

鉄砲水が一行を

襲った

日本軍将校が流された

誰もが助からないと思った

その時

すぐに助けに行く人がいた

捕虜の一人だった





ジャングルの中で

取り残されている日本軍将兵がいた

高熱でうなされていた

原住民の子どもが来た

毎日食事を運んでくれた

話が出来るようになった

将兵は子どもに

死ぬ前にエビをたくさん食べたいと

地面に絵を描いた

少年は次の日やってこなかった

将兵はあきらめていた

その次の日

あの少年が来た

ザル一杯にエビを載せて

一緒に食べあう将兵と少年

その後食べ物があわずお腹をいためる将兵

それで高熱の原因の毒素まで

外部に出てしまった












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最終更新日  2005年06月08日 13時55分46秒


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