薬師堂だより

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秩父武甲0231

秩父武甲0231

2024.02.13
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朝の日に染む残雪の武甲山

 武甲山に朝日が差して赤く輝いていました。 
 昭和47年(1972)当時の浩宮殿下が秩父を訪れられた際、山肌がむき出しになった武甲山の姿を危惧された感想文が新聞に掲載され、全国的な話題になりました。
 時を同じくして東京通産局が石灰石鉱山における緑化対策の研究委員会を発足、官民挙げての緑化研究が秩父、多摩地区において動き出しました。
 残壁の緑化は、ベンチカット採掘法で石灰石の採掘を行いつつ、階段状に形成した残壁の平坦部に土を盛り、樹木を植栽する方法が基本です(やさしいみんなの秩父学より)
 ただ北側なので、霜によると凍死、根の浮き上がり、種子の流出など困難を極めたようです。
 こちらから見る景色は北側になるので、日当たりが悪く先日の雪が解けずに残っています。
 雪が解けるとベンチカット方式の採掘跡が露わになってくるので、今の状態が一番美しい姿ですが、やはり醜い姿に正面から向き合っていかなければならないようです。





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Last updated  2024.02.13 17:08:56
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