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鹿児島地方気象台は、5月23日11時に「九州南部は梅雨入りしたと見られる」と発表し、鹿児島市ではその後ずっと曇りときどき雨といった感じの天候が続いています。 そんななかで、去年の5月頃に近所の店で買った鉢植えの柏葉紫陽花が今年もまた元気に白い花を咲かせました。5月中旬頃からちらほら咲き出したツツジも花数が次第に多くなりましたので、柏葉紫陽花と一緒にカメラに撮りました。梅雨入り以降、我が家の庭の樹木の葉の茂りが増し、春から夏景色へと大きく変化を遂げようとしています。
2011年05月27日
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最近のことてすが、職場のある会議に出席したとき、配布された用紙のなかに「ICT」という見慣れない言葉が載っていました。会議のテーマから判断して情報技術関連のことだろうと推測はつくのですが、その言葉についての説明もなく会議は進行し、私自身は会議の間中ずっとこの正体不明の言葉が心に引っ掛かり続けながら、会議の他の参加者にとっては常識的な言葉なのだろうと思って質問することがはばかられ、会議終了後に慌ててインターネットの「IT用語辞典」でこの言葉の意味を調べました。 「IT用語辞典」に拠ると、「ICT」とは「情報(information)や通信(communication)に関する技術の総称。日本では同様の言葉としてIT(Information Technology:情報技術)の方が普及しているが、国際的にはICTの方が通りがよい。総務省の『IT政策大綱』が2004年から『ICT政策大綱』に名称を変更するなど、日本でも定着しつつある」とのことですが、しかし私が用語の意味を調べるためにインターネットで利用した辞典の名前が「IT用語辞典」で「ICT用語辞典」ではないのですから、日本ですっかり定着した言葉とはまだ言えないのかもしれませんね。 ただ、知らない言葉の意味をその場で質問せず、後でこっそりインターネットで調べている私自身の姿を顧みますと、まさにこれは落語世界の「転失気」の和尚さんだなと苦笑いしてしまいました。落語の「転失気」の和尚さんもお医者さんから「てんしきがおありかな」と聞かれて、その言葉の意味が分からず、後で小坊主の珍念を使ってその言葉の意味を調べさせていますからね。この和尚さん、いまの時代に生きていたらきっとインターネットで「てんしき」の言葉の意味を陰に隠れてそっと調べたに違いありませんね。 それで改めて落語の「転失気」が聴きたくなったのですが、手許にこの噺が録音されているCDがありません。それでインターネットで調べましたら、 iTunesから有料で「三田落語会~これぞ本寸法!~ その29柳家喬太郎」でお目当ての「転失気」をダウンロードして聴くことができるようです。私は柳家喬太郎師匠の大ファンで、喬太郎師匠の話を録音したCDを何枚か持っていますし、今年の2月26日に鹿児島市の南日本新聞会館みなみホールで開かれた柳家喬太郎独演会にも聴きに出かけていますから、この喬太郎師匠の「転失気」もiTunesからダウンロードして聴くことにしました。 この喬太郎師匠の「転失気」は、三田落語会の方では「これぞ本寸法」(昭和に名人と評された噺家たちの語り方や話の内容をできるだけ忠実に再現、真似したものという意味なのかな)の落語として聴いてもらおうとしたようですが、喬太郎師匠がそれを承知でより濃厚に喬太郎色に染め上げているようです。 あるお寺の住職の和尚さん、立場上知ったかぶりをすることが多いのですが、診てもらったお医者様から「だいぶ良くなられましたね。近頃てんしきがおありになりますかな」と訊かれたとき、「てんしき」の言葉が分からないのに思わず「なかったと思います」と言ってしまいます。しかし気になった和尚さんは、お医者様が帰った後、小僧の珍念を呼び出し、厳かな調子で「てんしきを知っているかな。てんしきという言葉を前に教えたはずだが、忘れたら和尚にまた訊けばいいというのでは心に油断が生じる。自分で調べて自分の目で見てはじめて腑に落ちる」などともっともらしいことを言い、近くの花屋や石屋に訊きに行って借りて来なさいと命じます。渋る珍念に対して和尚さんは突然切れ出し、大声で「喝!」とどなって本性丸出しでヒステリックに叱りつけたりするのですが、その落差がとっても滑稽で独特の喬太郎色に仕上げられています。 また小僧の珍念から質問された花屋も石屋も相手が子どもなのに知らないとは言えないと知ったかぶりをして、「床の間の置物にしていたが、田舎からやって来た親類があんまり褒めるものだから土産に持たせた」とか「一つは鼠が落として壊れてしまい、もう一つは味噌汁にして喰ってしまった」などと出鱈目を言うのですが、石屋の嫁さんなどは「てんしき」と聞いて即座に「荻野式」「劇団四季」を思い浮かべたりしており、石屋の主人に「今回の落語会は本寸法をコンセプトにしているのに大丈夫かい」などと心配させています。本格本寸法の落語会「三田会」の趣旨を逆手にとってのくすぐりですが、こういう言葉遊びも楽しいですね。 小僧の珍念から花屋や石屋の話を聞いてますます謎が深まった和尚さんは、珍念にお医者様のところに薬を貰いに行き、そのときに「てんしき」の意味も訊くようにと命じます。珍念はお医者さんから「てんしき」の意味を教えてもらいますが、聞いた内容をそのまま正確に和尚さんに伝えるのは面白くないと思い、和尚さんを試すつもりで「てんしき」とは「盃(さかずき)のことだと教わりました」と伝えます。それを真に受けた和尚さんは、再び診察に訪れたお医者さんとの間で「てんしき」を巡ってトンチンカンな会話を交わし、そのために噺の聴き手の爆笑をつぎつぎと誘うことになります。 さて「てんしき」とはどんな意味なのでしょうかね。博学多識なみな様のことですからきっとご存知のことと思いますが、もし知っておられないなら、間違っても周囲の人に訊くようなことだけはおやめになった方がいいと思いますよ。相手を戸惑わせたりして、いろいろ精神的負担をかけることになってもいけませんからね。ご存知ないときはぜひインターネットでそっと独りでお調べください。
2011年05月24日
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今日(5月22日)午後2時から鹿児島市の宝山ホールで桂歌丸、三遊亭円楽、林家たい平というテレビの笑点でお馴染の三人の噺家による特選落語名人会が開かれ、私は妻と一緒に大いにこの落語会を楽しみました。I 会場の宝山ホールは全席約1,500席もありますが、今日の落語会の開始直前にはほぼ満席状態でした。なお、最初に幕が開くと桂歌丸、三遊亭円楽、林家たい平の三師匠が顔を揃えており、歌丸師匠の芸歴60周年を祝っての三人のトークの司会役をつとめた円楽師匠が開口一番「今日の客席は二つだけが空いていますね。なにかの事情で遅れて来られるのかもしれませんが、そのときはみなさんで拍手しましょう」と言ったものですから、会場が爆笑の渦に包まれたものです。 さて、今日の落語会は、まず林家たい平師匠がお馴染の「湯屋番」を語り、道楽が過ぎて家を追い出された若旦那が風呂屋の番台に上がってあれこれ勝手な妄想を繰り広げる滑稽噺に会場は爆笑に次ぐ爆笑でした。 つぎに円楽師匠が「そば清」を語りましたが、この噺の主人公は蕎麦の大食いの清兵衛さん、通称「そば清」さんで、蕎麦の賭けで家を2件も建てたと言われた人物ですが、蕎麦50枚食べられたら1両もらえるという賭けに勝つため、信州で偶然目にしたうわばみが猟師を丸呑みした後で付近に生えていた赤い草を食べてお腹をすっきりさせていることにヒントを得て、この赤い草を蕎麦の賭けに利用することになるのですが……。意外な結末に会場は大笑いとなります。 最後が歌丸師匠の「ねずみ」ですが、これは日光東照宮の眠り猫で有名な左甚五郎の名人芸を題材にした噺の一つです。甚五郎が江戸から奥州見物に旅立ったとき、仙台で生活に窮した親子が営む「鼠屋」というみすぼらしい旅籠に泊まり、彼ら親子の悲しい身の上に同情して甚五郎は木彫りの小さな鼠を作ります。この木の鼠がチョロチョロと動くことから世間の評判を呼び、「鼠屋」は大繁盛するようになりますが、これを妬んだ斜め向かいの旅籠「虎屋」の主人が飯田丹下(甚五郎のライバル)に虎の木彫を頼み、この虎が完成すると甚五郎が彫った木の鼠がピタッと動かなくなります。甚五郎が不思議に思い、木の鼠に「心を込めておまえを彫ったのになぜ動かなくなったんだ。あんな虎が恐いのかい?」と問いかけたとき、鼠の返事があまりにも意外なものですから、どっと客席の笑いを誘います。 私は歌丸さんが語るこの噺をウォークマンに録音したものを以前に5、6回すでに聞いていたのですが、それでも今回とても新鮮に聞くことができました。妻が「ゆっくりとした語りでとても聞きやすくて流石だと思ったわ」と感心していました。ただ、1か所だけ全く同じフレーズが2回繰り返された場面があり、そのときちょっと心配になった」と言っていました。まあ「猿も木から落ちる、弘法も筆の誤り」ということで、こういうのもライブならでは楽しみの一つかもしれませんね。
2011年05月22日
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先週から我が家の庭のフェンスに蔓を伸ばして絡まっていたスイカズラの花の白くて小さな細長い蕾が膨らみ始め、昨日(5月8日)から開花し始めました。 スイカズラは別名をニンドウ、キンギンカ(金銀花)ともいい、その花は咲きはじめは白い色をしていますが次第に黄色みを帯びてきます。野山の樹木や路傍のフェンスに蔓を絡ませて自生していますが、その花が咲き始めると辺りにさわやかな甘い芳香を漂わせます。 約10年前のことですが、私が家の近くの山を犬と散歩していたとき、このスイカズラの芳香からその存在に気付き、小さな蔓を伸ばし始めているものをスコップで採取して我が家の庭に移植しました。それが次第に庭に繁茂するようになり、上に掲載した写真のようにフェンスに蔓を無数に絡みつかせて白い花を咲かせるようになりました。
2011年05月09日
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3月12日に鹿児島中央駅前で九州新幹線全線開業を祝うイベントがいろいろ企画されていましたが、前日の午後3時半ごろに国内観測史上最大のM9.0の東北関東大地震が起こり東北・関東地方に甚大な被害をもたらしました。そのため、12日当日に鹿児島中央駅前で予定されていた九州新幹線全線開業を祝う中孝介と元ちとせのユニット「お中元」のミニコンサートが中止されました。 しかし、その中孝介と元ちとせのユニット「お中元」のミニコンサートが今日5月4日(みどりの日)午後1時からゴールデンウィークで賑わう鹿児島中央駅大階段下のステージで開催され、中孝介は「花」、元ちとせは「語り継ぐこと」を歌った後、二人で「なごり雪」「春の行人」を熱唱し、多数の聴衆がその歌声を楽しみました。なお、最後に二人が歌った「春の行人」は九州新幹線全線開業記念キャンペーンソングです。このミニコンサートの様子をビデオで撮影しましたので興味がございましたらご覧ください。 ↓ http://yamamomo02.web.fc2.com/siden/cityview5.htm#otyugen
2011年05月04日
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今年の2月下旬に花を満開に咲かせていた我が家の庭のサクランボが今月から青い実を膨らませ始め、昨日(4月25日)から赤く色づいた実もちらほら見えるようになりました。 しかし、赤く熟したサクランボの実を楽しみにしているのは家の住人だけではありません。野鳥さんたちも楽しみにしており、美味しそうに熟したと判断したらどっと飛来してきて食べつくしてしまいます。それで、野鳥さんに食べつくされない前に、やっと赤く熟し始めた実を数個収穫し、カメラに撮ってこのブログにアップすることにしました。
2011年04月26日
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昨年、我が家の庭に植えてあるクロガネモチの木の下から緑色の大きな葉っぱを茂らせた三、四本の蔓がニョキニョキと伸びだし、隣のムクゲの木に絡みつき始めました。なんの蔓かも分かりませんでしたが、これまで見たこともない珍しい蔓なので切らずに茂らせていましたら、我が家を訪れた知人がこの蔓の葉を見て、「かからん団子に使うかからん葉ですね」と教えてくれました。インターネットで調べますと、学名は「サルトリイバラ」という植物で、「かからん葉」という呼び名は鹿児島の方言だそうです。鹿児島の郷土菓子にこの葉で包んだ「かからん団子」があります。 今年の春もまたかからん葉の蔓が出てきて、元気に葉を茂らせ始めましたので写真に撮り、鹿児島市の国道3号沿いの護国神社前バス停近くにある菓子店「もとやま」で購入した「かからん団子」と一緒にこのブログにアップすることにしました。
2011年04月22日
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今朝、妻が「家の裏(北側)に白い花が咲いているわよ」と伝えてくれました。我が家の北側には日陰に強い草木を植えているのですが、後ろ隣りの隣人の家を覗きに行くような感じがして、この間あまり裏の庭木を見ることはありませんでした。それでも妻の話を聞いて、どんな花が咲いているのか気になって見に行きましたら、確かに白い花が美しく咲いていました。しかし、しばらくその花の名前が出てこず、後でインターネットで調べてガマヅミだと分かりました。主が存在を忘れていても春を忘れずに可憐な白い花を咲かせるガマヅミに御免ねとあやまりたい気持ちで写真に撮りました。 ついでに前庭に行って小さな黄色い花をたくさん咲かせているモッコウバラも撮影しましたので、これも紹介しておきます。
2011年04月20日
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旧島津氏玉里邸庭園は、島津家第27代藩主島津斉興が天保6年(1835年)に造園されたとのことですが、島津玉里邸といえば幕末薩摩藩の実権者であった島津久光の晩年の住まいとしても知られていますね。 芳即正の『島津久光と明治維新』(新人物往来社、2002年12月)に拠りますと、島津久光は重富島津家の当主でしたが、薩摩藩主斉彬の死後に久光の子どもの忠義が藩主に就任したことから彼自身の運命も大きく変わります。藩主忠義の藩政補佐役をしていた島津斉興が安政6年9月12日(1859年10月7日)に死去した後、文久元年2月18日(1861年3月28日)に江戸幕府より久光を藩主参勤留守中の補佐役とする通達が出され、久光はこのときに名実ともに薩摩藩の実権を握り、藩主の忠義からも「国父」と称されることになります。島津久光は文久2年2月24日(1862年3月24日)に重富邸から鶴丸城二の丸邸に移り、明治維新後も二の丸に住んでいましたが、1877年の西南戦争のとき、二の丸が政府軍よって焼かれたために桜島に避難し、西南戦争終了には指宿に移り住んでいました。玉里別邸も同じく西南戦争のときに焼失しましたが、西南戦争終了後、久光の住居として再建され、明治11年(1878年)11月17日に同邸に入り、明治20年(1887年)に死去するまでこの玉里邸を住居としていました。 玉里庭園は1951年に鹿児島市が取得し、1959年には開校した鹿児島女子高の敷地となり、同校の生徒や職員の努力により良好な状態が維持されて来ました。 この旧島津氏玉里邸庭園が2011年4月12日から一般公開されることになりましたので、昨日(4月15日)に妻と一緒に見学に出かけました。同庭園の黒門入口には「国指定名勝 旧島津氏玉里邸庭園」と題したパンフレットが置かれており、つぎのような紹介文が載っていました。 「旧島津氏玉里邸庭園は,『上御庭(うえおにわ)』と『下御庭(したおにわ)』という二つの庭園からなり、江戸時代末期の庭園の様子がうかがえます。また、庭園内のさまざまなところに、南九州独特の趣向をこらしたり、材料を用いるなどの特徴もみられます。 このように,景観にすぐれ、歴史的にも貴重なものであることから、平成19年7月26日に、国の名勝に指定されました。」 ビデオで同庭園の様子を撮影し、YouTubeにアップしましたのでご覧ください。 ↓ http://yamamomo02.web.fc2.com/siden/atuhime.htm#tamazato
2011年04月16日
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私の長男が友人の結婚披露宴と彼の従兄弟の大学入学祝いに参加するために一昨日(4月8日)に1年ぶりに鹿児島に帰ってきました。今日(4月10日)夕方には鹿児島中央駅から九州新幹線の「さくら」に乗って帰りましたので、私たち夫婦は彼を見送りに出かけました。 鹿児島中央駅前では昨日から東日本大震災の被災者支援のために144の企業が鹿児島特産品のチャリティ物産展を開催しており、売り上げ全額を被災地支援の義援金にするとのことでした。それで私たち夫婦も何品かをそこで購入しました。 九州新幹線のプラットホームでは、長男が乗る新大阪駅行きの「さくら580号」の出発まで時間がたっぷりありましたので、同車両の外観だけでなく、さらに車内に入って指定席と自由席も写すことがきました。
2011年04月10日
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大震災の被害を受けた東北地方にまだ暖かい春はやって来ていないようですが、しかし春は間違いなく必ず訪れることと思います。 私の住む南国の街・鹿児島市にも春は到来し、我が家の庭の桜にも花が咲き始めました。また半月ほど前からつぼみを膨らませ始めていたバラも一輪だけですが真紅の美しい花が咲きました。さらにヤマモモの木の下に植えているツツジにもいつのまにか花が少し開き始めていました。きっと桜が散り終わる頃には、前庭のブロックに沿えて植えた沢山のツツジの花が艶やかに庭を彩ることと思います。 我が家の庭に咲いた桜をビデオカメラで撮影しYouTubeにアップしましたので興味がございましたらご覧ください。 ↓ http://yamamomo02.web.fc2.com/garden/garden.html#myhomecherry
2011年04月03日
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2011年3月12日に九州新幹線全線が開業し、鹿児島中央駅から博多駅まで最短1時間19分、新大阪駅まで3時間45分で到着することが可能となりました。 3月12日当日には鹿児島中央駅前で九州新幹線全線開業を祝うイベントがいろいろ企画されていましたが、前日の午後3時半ごろに国内観測史上最大のM8.8(後にM9.0に訂正)の東北地方太平洋沖地震が起こり東北・関東地方に甚大な被害をもたらしました。 そのため、12日当日に鹿児島中央駅前で予定されていた九州新幹線全線開業を祝うステージイベントは中止されましたが、九州新幹線沿線府県の物産展やかごしま特産品コーナー等は予定通り開催され、買い物客で賑わっていました。 なお、当日の鹿児島中央駅前の様子をビデオカメラに撮影し、BGMに「Senses Circuit」から「雪解け」「夜明け」の2曲をダウンロード゛して編集してYouTubeにアップしましたので、興味がございましたらご覧ください。 ↓ http://yamamomo02.web.fc2.com/siden/cityview5.htm#kyusin
2011年03月13日
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昨日(2011年3月5)から鹿児島市交通局では「観光電車」の運行が開始されました。観光電車は低床のユートラムIIを使用し、鹿児島中央駅前から鹿児島駅前、交通局前、郡元を経て70分かけ中央駅前に戻り、料金は大人320円で1日乗車券も使えるとのことです。土曜・休日に1日4便。乗車は中央駅前のみで、鹿児島駅前折り返し後は各電停で降車可能とのことで、第4便は午後2時40分からとのことで、私もビデオカメラ持参で鹿児島中央駅前電停に出かけ、実際には遅れて午後3時に発車した観光電車に乗車し、ボランティアガイドが車窓を流れる風景に添って語る街の歴史を楽しみ、またビデオ撮影して来ました。撮影したビデオ画像をYoutubeにアップしましたので、もし興味がございましたらご覧ください。 ↓ http://yamamomo02.web.fc2.com/siden/randomnote3.html#cityview
2011年03月06日
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2月も下旬に入ると、鹿児島に春の陽気が到来し、我が家の庭のサクランボの花も満開となりました。 春の暖かな陽気に誘われてビデオカメラ持参で鹿児島中央駅前電停に出かけ、同電停から市電に乗り込み、郡元経由で天文館通りまでビデオで撮影して来ました。市電の車窓からつぎつぎと通過する外の街の風景を撮影するのは初めての体験で、あまり上手に撮れてはいませんが、私なりに編集してYouTubeにアップしましたので、興味がございましたらご覧ください。 ↓ 鹿児島中央駅前電停から郡元電停へ http://yamamomo02.web.fc2.com/siden/cityviewtop.htm#central 郡元電停から天文館通電停へ http://yamamomo02.web.fc2.com/siden/cityviewtop.htm#korimoto
2011年02月27日
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今日(2月26日)の午後3時半から南日本新聞会館みなみホールで柳家喬太郎独演会が開かれました。 第13回(1998年)NHK新人演芸大賞の落語部門で、柳家喬太郎師匠は新作落語「午後の保健室」で大賞を受賞していますが、私は偶然この噺をテレビで聞き、登場人物たちの声音や話の内容と年齢、職業との意外なギャップに大笑いさせられ、それ以来の喬太郎ファンとなりました。そんな師匠の独演会が鹿児島では初めて開かれるということで、私は妻と一緒にこの独演会に出掛けました。 この独演会では、最初に柳家さん喬師匠の弟子の柳家小太郎さんが古典落語としてよく知られている「ときそば」を語り、つぎに喬太郎師匠も三席続けて古典落語を語りました。演目は「たらちね」「蒟蒻問答」「抜け雀」でした。 最初の「たらちね」ではまくらもほとんどなく、すぐに演目の内容に入り、あまりくすぐりもなくポンポンとスピーディな語り口にちょっと意外な感じを受けました。 次の「蒟蒻問答」は、にわか住職になった蒟蒻屋の六兵衛親分と旅僧との無言の手真似仕草でのトンチンカンな禅問答が笑いを誘うのですが、これはCDなど耳だけで聞いていても面白さは分からず、師匠のジェスチャー入りの噺で大笑いさせられました。 中入り後に「抜け雀」が最後に語られましたが、師匠の語りにようやく熱が入ってきたようで、くすぐりもたっぷり入ってとても楽しい一席になりました。
2011年02月26日
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Apple社では昨年(2010年)の11月11日からiTunesStoreから日本でも映画の配信を開始し、洋画のみならず邦画も購入とレンタルが可能となりました。HD映画のレンタル価格は、旧作が300円から、新作が500円、SD映画は旧作が200円から、新作が400円とのことです。 最近は洋画の過去の名作DVDがとても安く購入できるので、結構多数の洋画作品は購入して楽しんでいましたが、邦画作品の値段はまだまだ高いものが多いですね。それで、iPadを使ってiTunesStoreから前から視聴したかった邦画作品をレンタルすることにし、映画のタイトル、監督名、出演者名等から検索して選び出し、ダウンロードして楽しむようになりました。 これまでにiTunesStoreからレンタルした邦画作品としては、木下恵介監督の「カルメン故郷に帰る」「二十四の瞳」「笛吹川」、川島雄三監督の「洲崎パラダイス赤信号」「しとやかな獣」、大林宣彦監督の「時をかける少女」「異人たちとの夏」、山田洋次監督の「ダウンタウンヒーローズ」「故郷」「霧の旗」等があり、主としてリビングルームにiPadを持ち込んでこれらの邦画作品を楽しんでいます。 なお、Youtubeに「iTunesSから映画をレンタル」をアップしましたので、興味がおありでしたらご覧ください。 ↓ http://yamamomo02.web.fc2.com/ipad/index.html#ipadkiri
2011年02月13日
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2011年もよろしくお願いします。 昨日(12月31日)、鹿児島市では朝から雪が降り続き、鹿児島地方気象台によると12月としては史上最高の降雪の深さ25センチを観測したそうです。 我が家では夜中に屋根に降り積もった雪が庭にドサッ、ドサッと落ちる音がしきりに起こり、元旦に家のドアを開けると外は銀世界、新聞を取りに行くにも深く積もった雪に足を取られて一苦労させられました。それで、朝食後に家のドアから外の道路まで安全に通れるようにスコップを使って除雪作業を行いました。
2011年01月01日
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11月下旬ともなると、鹿児島の我が家でも庭の落葉樹の木々もすっかり葉を落とし、なんとも寂しげな晩秋のたたずまいなのですが、そんななかで唯一元気に咲いているのがつわぶき(石蕗)の花で、その黄色い色が目立ちます。 つわぶきは「艶葉蕗」とも書かれ、蕗(ふき)とよく似た葉の形をしていますが、蕗よりも葉が厚くて艶があることから「つやぶき→つわぶき」と言われるようになったと聞いていますが、蕗と同様に汁に入れたり玉子とじにして食べることもできます。しかし、私はこの艶やかな緑の葉の色が好きで、日陰にも強いことからヤマモモ、桜、柿等の樹木の下に植えて観賞用として楽しんでいます。 なお、つわぶきは開花後に白色の小さな茶筅のような綿毛のついた種子ができるのですが、風が吹くとタンポポのように自然と周囲に散らばり、条件がいいとすぐ発芽してきます。私の庭いじりの楽しみの一つは、意外な場所に発芽している小さなつわぶきの若葉を見つけ出して、樹木の下に移植して育てることです。もっとも、「育てる」と言っても「自然に元気に丈夫に育つもの」しか庭には植えないことをモットーとしている私のことですから、つわぶきの若葉も移植した直後に数日間水やりを続けることぐらいしかしないんですけどね。
2010年11月27日
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今日(11月21日)、鹿児島県歴史資料センター黎明館2階講堂で午後2時に開演される「第9回 林家彦いち独演会」に出かけました。 林家彦いち師匠は高校で柔道、大学で極真空手をやっていたということから「落語界の武闘派」と呼ばれているそうですが、落語家となった師匠が空手家の先輩と久しぶりに会って住む世界が全く異なる者同士のトンチンカンな会話に大笑いし、それから私は師匠のファンになり、今日の独演会も大いに楽しみにしていました。 さて、今日はまず林家久蔵師匠の「勘定板」があり、その後で彦いち師匠が「初天神」を語り、中入り後に三遊亭丈二師匠の「1パーミルの恋人」(血液型がAB型の青年が恋人の父親でAB型大嫌いの人物と滑稽な会話を繰り広げる新作落語)の後、最後に彦いち師匠の「お菊の皿」で今日の落語寄席はお開きとなりました。 今日の彦いち師匠の演目は「初天神」「お菊の皿」とお馴染の古典落語で、それはそれでとても面白かったですが、師匠お得意の体育会系の人間とのトンチンカンな会話をネタにした新作落語も聴けるのではないかと期待していたので、それがなかったのはちょっと残念でした。
2010年11月21日
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鹿児島市立美術館で「田中一村 新たなる全貌」展が2010年10月5日~11月7日開催されました。今回の展示会は、まず千葉市美術館で2010年8月21日~9月26日開催され、続いて鹿児島市立美術館で開催され、最後に奄美市の田中一村記念美術館で11月14日~12月14日開催されるとのことです。 私は10月31日にこの展示会を見るために鹿児島市立美術館まで出かけました。今回の田中一村の絵画の展示会には、初公開の資料や作品を含んで約250点も並んでおり、一村ファンとして大いに満足させられましたが、特に嬉しかったのはこれまで2回訪れた奄美の田中一村記念美術館でも見られず、また2004年6月に鹿児島市の山形屋文化ホールでも見られなかった「水辺にめだかと枯蓮と蕗の董」、「白い花」、そして「自吾作古 空群雄」と刻された遊印を実際に見ることができたことでした。 まず、「水辺にめだかと枯蓮と蕗の董」ですが、これは一村が23歳のときに新しい傾向の絵として支持者に見せたが、全く賛同を得られなかったものだそうです。この絵は、彼が従来描いてきた中国の南画風の筆遣いと絵柄柄ではなく、ありふれた風景をそのまま素直にスケッチしたものでした。また、この絵には特に目新しい絵画的な構図や技巧が凝らされているようにも思えません。 早春の河原の土手に小さな蕗の薹が一個だけポツンと顔を出し、川ではメダカも泳ぎ出している。しかし、蓮の葉や茎はまだ枯れたままで、その姿がなんともわびしげである。一村はそんなありふれた風景の中に新と旧、生と死、活力と衰退といった自然の摂理を深く感じ取ったのかもしれない。自分自身が強く心に感じたものを自分ならでは表現方法で描き出したいと思ったのでしょう。 つぎに「白い花」の絵ですが、初めてこの「白い花」いう絵の実物を私は見たのですが、近くに寄ってよく見ると緑の葉がとても厚くこってりと塗られていることに意外な感じを受けました。しかし、かなり離れて見ると、朝の光を浴びたやまぼうしの葉とその白い花がとても爽やかに感じられます。画家としてのアイデンティの確立を目指して新たな模索を始めた一村が、数えで不惑の歳を迎えた1947年にこの「白い花」を描き、柳が青々と生い繁り花が鮮やかに咲き誇る豊かな村里へと通じる「本道」をやっと見出したものと思います。 しかし、一村が本道と信じる道を歩いて目的の場所にたどり着くまでにさらに10年以上の歳月が必要だったようです。一村は、50歳のとき住みなれた千葉から奄美大島に渡り、これまでとはまったく異なる自然と対峙して新たな美を創造することになるのです。 さて、最後に「自吾作古 空群雄」と刻された遊印のことです。この遊印の存在を私が初めて知ったのは、 田辺周一さんが運営しておられる「ニライカナイ・田中一村」(現在名は「Syuich Tanabe Homepage」)のHPでその写真を見たことからです。なお、私はこの遊印の考察結果をすでに拙HP「田中一村の遊印」 にまとめています。この遊印は奄美の一村終焉の有屋の住居に遺されていたもので、一村他界後、処分場に廃棄されていた遺品中から笹倉慶久が記念として収拾、所有者は笹倉氏で、友人の田辺周一さんがいま保管されていると思います。私は、田辺周一さんのご好意でこの遊印が押印された画像を拝見することができ、そこからこの遊印には「自吾作古 空群雄」という言葉が刻されていること、さらにこの言葉が呉昌碩の漢詩から由来していることを知ることができました。
2010年11月12日
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拙宅の玄関前に敷設されている雨水を流す筒状の懸樋(かけひ)にツルを巻いて伸びているガーリックパイン(ノウゼンカズラ科、原産地は熱帯アメリカ)に薄紫色の花が朝の光を浴びて美しく咲いていましたので、記念に写真とビデオに撮りました。 このガーリックパインは10年以上前から鉢植えにして育てているのですが、今年の夏に新たにツルが一本すくすくと伸びだし、秋になったら久しぶりに花が元気に咲くのではないかと期待していたのですが、10月になってたくさんのつぼみがつき始め、今朝になって満開の花を見ることができました。なお、この木の葉っぱを1枚取って鼻に近づけますとかすかにニンニクによく似た匂いがしました。 ビデオに撮ったこの花の映像はYouTubeにアップしましたので、興味がございましたらご覧ください。 ↓ http://yamamomo02.web.fc2.com/garden/garden.html#garicpain
2010年11月06日
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今日(11月3日)は文化の日ですが、鹿児島市ではおはら祭の本祭が賑やかに開かれました。このおはら祭は1949年(昭和24年)に鹿児島市制60周年を記念して始まり、毎年11月の2、3日に行われ、2万人程度の踊り連が参加し、高見馬場電停から市電軌道に沿って天文館通り電停、いづろ通り電停、朝日通り電停、市役所前まで練り歩き、「おはら節」、「鹿児島ハンヤ節」、「渋谷音頭」などの踊りが賑やかに披露されています。 それで、私もビデオカメラ持参で今日の午後1時頃からおはら祭の見物に出かけました。天文館に到着したときは、ちょうどマーチングバンドのパレードが始まっており、その後、珍しい中山町下の民俗芸能「虚無僧踊り」が披露され、続いて「鹿児島ハンヤ節」、「おはら節」、「渋谷音頭」の踊りが賑やかに繰り広げられました。 今年のおはら祭には西上太鼓踊りと中山町下虚無僧踊りが初出場し、残念ながら西上太鼓踊りは見られませんでしたが、デパート山形屋近くで演じられた中山町虚無僧踊りは幸いにして近くでじっくりと見ることができ、また持参したビデオカメラでも撮影することができました。 なお、「中山町下虚無僧踊り」とは、「鹿児島県」のサイトによると、「中山の虚無僧踊りは、豊臣氏滅亡にあたり、有水善右衛門重政が主家の再興を図って農兵をおこそうとして教えたとする説と、王政復古の頃に、虚無僧に扮した幕府の密使が無礼な振る舞いをしたため、農民たちが持ち合わせていた天秤棒でこれをうち果たしたということから始まったとする説があります。/この踊りは棒踊りの一種ですが、棒・小太刀・扇子と三種の持ち物を扱い、体型や踊りにリズミカルな変化を持たせ、勇壮活発に踊るところ等、この種の踊りの中では異色なものです」とあり、「1963(昭和38)年に鹿児島県の無形民俗文化財に指定されています」とのことです。 3時頃におはらおごじょ太鼓の競演が始まり、私はその太鼓の音を聞きながら帰宅の途につきました。ビデオカメラに撮影したおはら祭の様子はYouTubeにアップしましたので、興味がございましたらご覧ください。 ↓ http://yamamomo02.web.fc2.com/siden/cityview2.htm#oharamaturi
2010年11月03日
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昨日(10月31日)、鹿児島市の春日町にある鹿児島県民教育文化研究所に行って来ました。この県民教育文化研究所は重富島津家の上屋敷跡に建てられたものだそうです。そんな同研究所の石垣は市の景観重要建造物に指定されています。 なお、重富島津家は島津家の一門四家(重富、加治木、垂水、今和泉)の一つで、もし島津家藩主に嗣子がいないときはこの四家から藩主が選ばれることになっていました。 重富島津家の上屋敷は大龍寺の東隣りにあり、NHKの大河ドラマで有名になったあの篤姫の生まれた今和泉島津家の上屋敷は大龍寺の西隣りにありました。昨日は同研究所内の建物や庭が公開されるとのことで、重富島津家という名家の上屋敷の面影がいまも色濃く残っているのではないかと期待してビデオカメラ持参で出かけることにしました。 撮ったビデオ映像はyoutubeにアップしましたので、興味ある方はご覧いただきたいと思います。 ↓http://yamamomo02.web.fc2.com/siden/atuhime.htm#sigetomi
2010年11月01日
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私の好きな噺家の一人が十代目金原亭馬生師匠(1928年1月~1982年9月)です。父親が五代目古今亭志ん生、弟が三代目古今亭志ん朝、長女が女優の池波志乃ですね。 この金原亭馬生師匠のなんとも渋くて味わい深い声と語り口が大好きなんですが、なかでもCD版「ベスト落語 十代目金原亭馬生」の「笠碁」(1974年2月16日に紀伊国屋ホールで収録)は何度聴いてもいいんですね。 この「笠碁」という噺には碁が大好きな大店の旦那が二人登場します。この二人が碁で「待った」「待たない」ということから喧嘩別れになるんですが、「碁がたきは憎さも憎し懐かしし」という川柳がありますように、二、三日もすると自然と和解するというお噺なんです。馬生師匠の噺のなかで二人の旦那の名前は出てこないので、仮りに「待ったの旦那」と「待たないの旦那」ということにして、噺のストーリーを紹介しておきます。 碁は好きだけれどお世辞にも上手とは言えない二人の大店の旦那の一方が、碁の腕前を上げるには待ったなしでやらないと駄目だなどと言いだし、止せばいいのに待ったなしと取り決めて碁の勝負を始めます。しかし、待ったなしでやろうと言いだした旦那の方が形勢不利となって「待った」と言ってしまいます。しかし相手の旦那は待ったなしと取り決めたのだから「待てません」と断ります。 困った「待ったの旦那」は、なんと五年前に「待たないの旦那」にお金を貸したことや、返せないときに待ってやったことを持ち出し、碁ぐらい待ってくれたっていいだろうと言いだします。これには「待たないの旦那」が憤慨し、お金を借りたことは覚えているし感謝もしているが、碁にそんな話を持ち出すなんて納得できないと言って、待ったを断固断ります。こうして「待った」「待たない」ということから二人は険悪な関係になり、「へぼな相手としていられない」「へぼとはなんだ、帰れ帰れ」と喧嘩になってしまい、「待たないの旦那」は「二度と来ない」と言って立ち去ってしまいます。 喧嘩別れした二人ですが、二、三日もすると相手とまた碁がしたくなり、「待たないの旦那」は雨の中を笠をかぶって「待ったの旦那」のお店に出かけます。「待ったの旦那」も相手が来るのが待ち遠しく仕方がありません。「待たないの旦那」が喧嘩別れの日に忘れていった煙草入れを「やつが来るための唯一手がかりだ。蔵の一番大事なところに鍵を掛けて仕舞っておきなさい」などと言って首を長くして待っていましたから、お店の前を躊躇しながら行き来する「待たないの旦那」を見て大喜びし、お店の奉公人に「相手が入りやすいようにみんな引っ込みなさい」、「お茶を出しなさい」「お菓子を出しなさい」「碁盤を持って来なさい」と指示します。そして、「待たないの旦那」がようよう店に入って来て「へぼな相手と碁をやりに来たのではない、煙草入れを取りにに来ただけだ」と憎まれ口をきくのに対し、「へぼかへぼでないか一番やろう」と返し、「やろう、やろう」と自然と二人は和解することになります。 このお噺、馬生師匠は「人間の友情」と言うのか「人は人を求めるものだ」という人間の情を笑いに託して見事に語っており、聴き終わってしんみりとさせられました。 ところで、立川志らく師匠も馬生師匠が大好きだったそうで、『雨ン中のらくだ』(太田出版、2009年2月)で馬生師匠のことを「好きでした。高座姿が綺麗で、まるで水墨画のようで。水墨画なんて見たって何のこっちゃかわからないのですが、馬生師匠は面白い。水墨画を見てゲラゲラ笑えるなんて凄いことです」とに書いています。また同書で、当時まだ日大芸術学部の学生だった立川志らく師匠が寄席で馬生師匠最後の高座にぶつかる話もつぎのように書いています。 「寄席通いの最中、運命だったのでしょうな、馬生師匠最後の高座にぶつかるのです。 渋谷で毎月おこなわれていた東横落語会。 ナカトリで馬生師匠が登場したのですが、実は馬生師匠はこのとき、食道癌に冒されていたのでした。だから高座まで歩いて来られず、板付きといって、幕が上がると馬生師匠はすでに高座に座っておりました。 落語は 『船徳』 まったく声が出ておらず、私は一番前に座っていたのですが、ほとんど噺を聴きとることができませんでした。 やがて噺につまり、喉に痰(たん)がからんだらしく、ちり紙を懐から取り出して、痰を吐き捨てました。『すみません。高座でこんなことをしたのは初めてで』と馬生師匠は詫びました。何とか噺は最後まで辿り着きましたが、『船徳』でなじみの竹屋のおじさんも登場せず、客は水を打ったように静まり返っていました。 しかし、後の立川志らくには伝わるものがあったのですね。馬生師匠が『あとは頼むぞ』と私に言っている気がして、その気迫の、いや気迫だけの高座に、涙が止まりませんでした。私はこの日を境に落語家になろうと、大学を卒業したら馬生師匠の弟子になろうと決心をしたのです。」 しかし、その十日後に馬生師匠は亡くなり、若き日の立川志らく師匠は目標をアクターズ・スタジオ入学から馬生一門への人門に変えることとなりました。そして馬生師匠の弔いに行った帰り道、ふらっと立ち寄った池袋演芸場で立川談志師匠が登場し、落語に入ろうとはせずにただ馬生師匠の思い出だけを語り続ける姿を目にすることになったそうです。
2010年10月02日
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2ヶ月以上前の7月25日、このブログに「立川志らく独演会を楽しむ」と題して立川志らく独演会のことを書きましたが、そこに立川志らく師匠関連のことで書き忘れていたことがありましたので今夜追加させてもらいます。 私は、2008年4月から約1ヶ月半に渡って入院したのですが、退院以降なぜか落語が無性に聴きたくなり、落語関連のラジオ・テレビ番組、CD、インターネットの動画サイト等を見たり聴いたりするようになりました。立川志らく師匠のことはインターネットの某動画サイトで最初にその噺を聴いてすっかりファンになったのですが、そこで聴いた師匠の噺の一つが「松竹梅」でした。 この「松竹梅」のお噺の冒頭部分は、出入り先のお店のお嬢さまの婚礼祝いに招かれた松さん、竹さん、梅さんが近所のご隠居さんの家を訪れて、お目出たい祝の席でどんな余興をしたらいいのだろうかと相談します。そのときに松さんが以前やったこととして、真っ裸になってお尻にローソクを突っ込み、そこに火をともし、真っ暗にした部屋の中を「ホタル、ホタル」と言いながら歩き回ったことを自慢げに語るものですから、ご隠居さんを呆れさせてしまうのですが、私はこの「ホタル」の部分を聴いて、私が幼いころにラジオで聴いたこの噺とそのときの我が家の寝室の懐かしい情景がパーッと浮かび上がってきました。 私がまだ小学校に上がる前のことだと思うのですが、幼い私はそのとき両親と一緒に川の字になって寝ていました。枕の近くに箪笥が壁に沿って立てかけられてあり、その箪笥の上に置かれたラジオからこの「ホタル」の話が流れ出てきたとき、両親も私も大笑いしたものです。この落語の「ホタル」が幼い私にとって最初に記憶された落語体験のような気がします。 私は団塊の世代で、子どもの頃はラジオでよく落語番組を聴いていました。戦後、NHKに加えて民間のラジオ放送局が発足し、浪花節、講談、落語はラジオに適合した娯楽だったため、ラジオ番組でさかんに放送されています。特に落語は大変な人気で、三遊亭円生、三遊亭金馬、古今亭志ん生、桂文楽などの名人の楽しい噺をみんなお茶の間で楽しんでいました。 では、私が子どもの頃、実際にラジオでどのような噺家のどんな演目が放送されていたのでしょうか。幸い私の書棚に朝日新聞社編『朝日新聞に見る日本の歩み』(昭和28年-29年)がありましたので、同書に載っている朝日新聞縮刷版からラジオ番組欄を探し出し、落語番組をピックアップしてみることにしました。 春風亭柳橋「甚五郎の大黒」、春風亭柳枝「野ざらし」、橘家円蔵「源平」、柳家小さん「意地くらべ」、柳家小さん「道かん」 桂文楽「す豆腐」、柳家小さん「長屋の花見」、桂右女助「女中志願」、春風亭柳好「穴どろ」、三遊亭円生「寝床」、桂文楽「品川心中」、桂右女助「妻の釣り」、桂枝太郎「競馬狂時代」、春風亭柳橋「青菜」「鹿政談」 なお、『朝日新聞に見る日本の歩み』という本は、大きな話題となった記事の縮刷版のみが載っており、実際にはこの頃もっとたくさんの噺家のいろいろな演目がラジオ放送されとていたと思います。例えば、古今亭今輔師匠のおばあさんシリーズなどはとても人気があり、私も大好きでよく聴いたものです。
2010年09月29日
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今日は9月22日、旧暦で8月15日ですね。ようやく秋の気配が深まり、我が家の庭の萩の花も咲き誇り、夜になると空に中秋(八月)の十五夜の名月が輝いていました。
2010年09月22日
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昨日(9月19日)、鹿児島出身の噺家たちによる「鹿児島特選落語名人会」が宝山ホールで開催され、私は妻と一緒に聴きに出かけました。 なお、この「鹿児島特選落語名人会」は鹿児島市内の秋の恒例行事としてすっかりお馴染になっているようですが、私たち夫婦は昨年の9月22日に初めて参加し、春風亭柳之助師匠「時蕎麦」、三遊亭歌之介師匠「移動動物園」、桃月庵白酒師匠「佐々木政談」、桂竹丸師匠「石田三成」、林家彦いち師匠「青菜」の5席を大いに楽しませてもらいました。 さて、今回の「鹿児島特選落語名人会」では、吹上出身の林家彦いち師匠の「権助魚」、大根占出身の三遊亭歌之介師匠の「勘定板」、鹿屋出身の桂竹丸師匠の「村橋久成」(鹿児島出身でサッポロビールの生みの親として知られています)、大口出身の春風亭柳之助師匠の「井戸の茶碗」の4席が語られ、最後には高座から4人の師匠方が客席に手ぬぐいを投げ入れるサービスもありました。
2010年09月20日
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明日(9月19日)放映のNHK大河ドラマ『竜馬伝』第38回目「霧島の誓い」は、寺田屋事件で傷を負った龍馬(福山雅治)がお龍(真木よう子)と一緒に鹿児島に向かい、傷の療養のために霧島山に登るようですね。 大河ドラマでは、今回初めて鹿児島を訪れたように描かれていますが、瀬野富吉著『幻の宰相 小松帯刀伝』』(小松帯刀顕彰会、1985年7月)で調べてみますと、竜馬は2回鹿児島を訪れているようです。 1回目は慶応元年(1865年)のことで、元治元年10月21日(1864年11月20日)、勝海舟が幕府の軍艦奉行を罷免され、神戸の海軍操練所が閉鎖されたとき、西郷隆盛が勝海舟に依頼されて塾頭の坂本龍馬以下塾生約30名の身柄を大坂の薩摩屋敷に引き取り、さらに小松帯刀が慶応元年5月1日(1865年5月25日)に坂本龍馬等を連れて鹿児島に帰り、同年5月16日(1865年6月9日)まで原良の小松別邸に住まわせています。 その翌年の慶応2年(1866年)にも、薩長同盟成立後、小松帯刀は伏見町奉行配下に襲われて手傷を負った坂本龍馬とその妻のお龍さんを伴って京から鹿児島に帰り、同年3月10日(1866年4月24日)に原良の小松別邸に宿泊させています。なお、その後、龍馬夫妻は霧島栄之尾温泉へ行って保養していますが、これが日本最初の新婚旅行と言われているものですね。 鹿児島市の天保山公園に「坂本龍馬新婚の旅碑」がありますが、それはこの地から龍馬とお龍が桜島丸に乗船して薩摩を後にしたことに由来しているそうです。なお鹿児島市はNHK大河ドラマ「龍馬伝」の19日放送に合わせて龍馬夫妻の銅像を新たにいづろ交差点のブラザー鹿児島ビル前(同市大黒町)に設置するそうです。
2010年09月18日
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今日(9月16日)、初めてマクドナルドのお店に入りました。「えーっ!? うそーっ!! もしかしてやまももさんの住んでいる鹿児島市では、最近になってマクドナルドのお店ができたの???」 ご、誤解しないでください、鹿児島市にも昔からマクドナルドがありましたよ。幕末に書かれた古文書に鹿児島城下で若き西郷隆盛、大久保利通、小松帯刀、篤姫たちが「麦當勞ニテ漢堡包ヲ食ス」と記録されています、と言うのは真っ赤な嘘ですが、少なくとも私が30数年前に鹿児島市に来たころにはおそらくマクドナルドのお店もあったと思います、きっと。 私はマクドナルドなどのファストフードのお店をほとんど利用することないのですが、最近になってiPadに添付されていた「SoftBank Wi-Fiスポット ご利用にあたって」の封筒を開いて説明書を読んだところ、2011年4月30日まで無料でBBモバイルポイントで公衆無線LANが使えるとのことで、そのSoftBank Wi-Fiスポットの一つが鹿児島中央駅隣のアミュプラザ地下1階のマクドナルド店にあることが分かったのです。それで携帯電話で必要な登録をまず済ませた後に、アミュプラザ地下1階のマクドナルド店に出かけることにしたのです。 妻から、「マクドナルドのお店では、カウンターでまず注文したら、テーブルに座って待つのではなく、カウンターに注文した品が出てくるのを待って、それからそれをテーブルに自分で持っていくのよ」と教えてもらい、初めてお使いに出かける幼い子どものように胸をどきどきさせながらマクドナルドのお店に入り、なんとかハンバーガーを注文し、そして無事に食べることもできました。 その後、おもむろにiPadをカバンから取り出し、「SoftBank Wi-Fiスポット ご利用にあたって」の封筒に入っている説明書通りに操作を行い、ログインID等の必要な文字をつぎつぎと入力しますと、お店で嬉しいことにiPadでインターネットが使えるようになりました。念のため、iPadの電源スイッチを切り、お店の外に置いてある椅子にiPadを置き直して電源を入れましたら、今度はすぐにインターネットに自動的に接続して使えました。それを記念のために写真に撮ったのが上の写真です。
2010年09月16日
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昨夜(9月14日)、鹿児島市民文化ホールで「柳家小三治独演会」がありましたので妻と一緒に聴きに出かけました。 私が小三治師匠の噺を初めて聴いたのは、CD「昭和の名人 古典落語名演集」に入っている「湯屋番」「ろくろ首」で、師匠の地味ですがとても滋味のある語り口に魅了されました。特に、ろくろ首(1978年6月27日に安田生命ホールで収録)の噺は私にとても強い印象を残しました。 この「ろくろ首」という噺の主人公は松公で、朝夕の挨拶もろくすっぽできないような頭のネジが一本抜けた人物です。腕に職を持つ兄貴はとっくに妻子がいるというのに、松公は25才になってもまだ無職でおっかさんと二人だけのわびしい暮らしを送っています。そんな彼がおじさんに相談にやって来て、「あたいも25だから...、兄貴に負けない気になって...、およ、およ、およー、およー」と言いよどみ、おじさんからはっきりいえよと言われ、意を決したように「お嫁さんがもらいたい! お嫁さん! お嫁さん!」と絶叫しだすのですが、それがなんとも滑稽でまたとても哀しいんですね。松公のこの心の叫びは私の耳と心にずっと残ったものです。 さて昨夜の「柳家小三治独演会」では、最初に小三治師匠のお弟子さんの柳亭燕路師匠が「悋気の独楽」を一席やり、その後、小三治師匠が「できごころ」と「小言念仏」を二席続けて語りましたが、会場を一番沸かせたの小三治師匠が噺の本題前にふるマクラでの鹿児島の地元ネタ部分でした。師匠は鹿児島には久しぶりだとのことで、前にはよく泊まっていた林田ホテルがいまは駐車場になっており、タクシーの運転手さんの話では林田ホテルの経営者がゴルフ場に手を出して失敗したためらしいとか、鹿児島で一番美味しいラーメンと評判で東京にもお店を出している○○○○○は「そんなに美味しいですかね」と疑問を呈したときにはお客さんは大笑い。自然と拍手も起きました。その他に師匠が血糖値が高くなって食生活に注意し、毎日ランニングするようになって10キロも痩せたという話など、結構長時間に渡ってマクラ(世間話?)を語り続けましたので、師匠が二席目に語った「小言念仏」は10分程度で終わりました。 でも、小三治師匠のマクラは長くて面白いことで有名ですから、それを初めから期待して来ていたお客さんも多かったのではないでしょうか。ですから、今回の鹿児島の地元ネタに大いに満足したことと思います。
2010年09月15日
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前にこのブログで、鹿児島の市電の電停には乗降位置を示す白枠などが画かれていないと書いたことがあります。ラッシュ時にはどうしているのだろうか、主要な電停に係員を配置して混雑を整理しているのだろうか等々の疑問がわきました。それで私は普段は通勤に市電を利用しないのですが、今日(9月9日)、職場の帰りに「実事求是」(じつじきゅうぜ:事実に基づいて、物事の真実を確認)の精神でJRに乗って鹿児島中央駅まで行き、ラッシュ時の鹿児島中央駅前電停の様子を確認することにしました。 時間は午後6時を過ぎており、まさにラッシュ時でしたから、市電を利用する人たちが電停に多数並んでいました。しかし、係員らしい人はどこにもいないようです。それでも市電が到着しますと、乗客は整然と列を作ってスムーズに乗車していきました。 鹿児島市電を通勤等に利用する乗客たちは、電停に係員や乗降位置を示す白枠などなくても自然と列を作って混乱なく乗車しており、そのマナーのよさに大いに感心させられました。
2010年09月09日
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8月28日に拙ブログに「iPadがオフラインでもWebサイト閲覧可能なアプリ『WebOffline』」と題して WebOffline のことを紹介しましたが、「ただし、ビデオ画像は表示できないようです」とも書きました。 それで、 オフラインでもYouTube等の動画が閲覧できるアプリを探していましたら、 株式会社三才ムックから『iPad最強マスターガイド 』という本が出されており、そこに「YouTubeの動画をダウンロードして保存」することのできる「TagDisk HD」というアプリのことが詳しい解説文入りで紹介されていました。iPadのApp Storeで検索してみましたら、アプリとしては少し高めの700円とのことでしたが、オフラインでYouTubeの動画が閲覧できるなら安いものです。このアプリをダウンロードして使うことにしました。 TagDisk HDの使用方法はつぎのようにします。 (1)TagDisk HDのアイコンをタップして起動し、画面の下の「Browser」をタップする。 (2)検索エンジンから閲覧したいyoutubeの動画を表示し、画面下部の下向き矢印マークをタップする。 (3)動画ファイルのURLを入力してOKをタップする。 私が自分で撮影しYouTubeにアップしたトロッコ自転車のビデオ画像http://www.youtube.com/watch?v=VUbUaJqEsyA等をTagDisk HDを使ってオフラインで閲覧してみましたが、ちゃんと見ることができました。なかなか便利なアプリです。
2010年09月04日
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7月13日の拙ブログに「Dropbox」というアプリの便利さを紹介するとともに、iPad上ではHTMLファイル(拙ホームページ「やまももの部屋」のトップ画面)の画像部分は全て表示されなかったことも明らかにしました。 私は、屋外でインターネットに接続できないオフラインの状況でもiPadに保存したホームページ画面をちゃんと表示させたいと思っていましたので、Webサイトをオフラインの状態で表示することのできるような別のアプリがないものかとインターネットで探すことにしました。 そうしましたら、「情報考学 passion for the future」というサイトに「Webサイトを丸ごとダウンロードして、ネットのつながらない場所でも、閲覧可能にする」というアプリのことが紹介されてました。そのアプリの名前は「WebOffline」とのこと。それでiPadのApp Storeで検索してみましたら、この「WebOffline」は有料アプリですが、値段はわずか115円だということが分かり、それでは物は試しとダウンロードして使ってみることにしました。 「WebOffline」から拙ホームページ「やまももの部屋」など3つのWebサイトをダウンロードし、オフラインの状況で閲覧してみましたが、写真画像もちゃんと表示できました(ただし、ビデオ画像は表示できないようです)。これなら、屋外にiPadを携帯して、私自身が見たいものや他人にプレゼンしたいものをオフラインの状態で閲覧することが可能なようです。iPadを屋外に持参するときは(滅多にないと思いますが)、この便利なアプリを活用したいと思います。
2010年08月28日
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iPadを私が入手したのが7月5日ですから、それから約1ケ月経ちました。入手してから3週間ほどは、毎日いつもiPadをいろいろ操作し、その可能性を大いに試したものです。それはまるで珍しいオモチャを手に入れた子どもがその遊びに没頭しているような感じでした。 では、iPadは拙宅で実際にはどのような使われ方をしているのでしょうか。仕事にバリバリ使っている? いえいえそんな使い方はしていません。職場でのプレゼンテーションに活用? これまで職場に持ち込んだこともありません。ワープロ、表計算、ホームページやブログにアップするためのファイルや文章作成、デジタルビデオの編集等々のことはいままで通りWindowsパソコンで行っています。やはり使い慣れたソフトが一番いいですからね。コンピュータゲームには全く興味がないので、iPadでもゲームをしたことはありません。 iPadは専らインターネット閲覧用に使われてます。私の妻が一番気に入っているのが地図の検索です。それから、私が撮ったビデオ映像や拙ブログ「ポンコツ山のタヌキの便り」もときどき見てくれます。これは居間にiPadを持ち込むことが可能になったからです。少しは夫婦の会話がはずむことには役立っているようですよ。 さて、この1ケ月間、拙ブログにiPadについていろいろ書いてきましたが、それらをまとめて「WindoesおやじのiPadフレッシュ体験」というタイトルでホームページにアップしました。興味がございましたらどうかご覧ください。 ↓ http://yamamomo02.web.fc2.com/ipad/
2010年08月04日
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今日(8月1日)は日曜日、iPadでゆっくりとNHKオンデマンドのテレビドラマを視聴しょうと思ったのですが、実際にNHKオンデマンドにアクセスしてそれがiPadでは不可能なことが判明しました。iPadではAdobe の Flash Player が使えないことは前から知っていましたが、NHKオンデマンドでもテレビ映像を視聴するためにAdobe Flash Player が必要だったのです。アップル社の企業戦略からiPadでもAdobe の Flash Player が使えないようにしているようですが、私のような一般のiPadユーザーにとっては大変不便なことであり、なんとも腹立たしい限りです。 ところで、今日は拙宅で iPad を使っている様子を妻に手伝ってもらってビデオカメラに撮影し、それをYouTubeにアップしました。 ↓ http://yamamomo02.web.fc2.com/ipad/index.html#yamamomoipad
2010年08月01日
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7月24日の拙文「iPadとYouTube」で、私の職場の劣悪なインターネット環境下でも「噴火する桜島と鹿児島の市電」のビデオ画像が15秒ほどで動き出したことを紹介し、「これからは私自身が撮影したビデオ画像はYouTubeに公開することにしました」と書きました。 では、インターネット上でなぜ YouTube のビデオ画像再生は速いのでしょうか。YouTube初心者の私にはよく分からず、それで書店で八木重和著『最新版 You Tube かんたん使いこなしハンドブック』(秀和システム、2010年7月)を購入して調べてみました。 同書の解説によりますと、インターネットで動画を配信する方法として「ダウンロード配信」と「ストリーミング配信」の2つの方法があるとのことで、YouTubeは「ストリーミング配信」だそうです。「ダウンロード配信」は、動画ファイルをパソコンにダウンロードし、保存したファイルを開いて再生する方法なんですが、YouTubeで使われている「ストリーミンク配信」では、ファイルをダウンロードせず、動画のデータを少しずつ受信しながら再生する仕組みになっており、そのためダウンロードを待つことなくすぐに再生されるとのことです。うーん、納得。 なお、YouTubeの画像再生速度が速いといっても、お使いのインターネット回線の速度が遅いと、再生途中で何度も停止したり途切れたりするかもしれません。そのような場合には、YouTube画面の右下の「画質」ボタンを使って画質を落としてご覧になったらいいと思います。えっ、「そんなことみんな常識だ」ですって。そうですね、YouTube初心者の余計なお世話だったかもしれませんね。
2010年07月30日
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今日(7月25日)午後3時半から南日本新聞会館「みなみホール」で「立川志らく 独演会」が開かれましたので参加してきました。私は、志らく師匠のとてもスピーディな語りの落語が好きで、CD版「志らくのピン」(1)、「志らくのピン」(2)、DVD版「シネマ落語 E.T. 」を購入して楽しんでいます。 また、師匠には次のような沢山の著作があり、これらも購入して愛読しています。 『シネマ徒然草』(キネマ旬報社, 2000年2月)、『全身落語家読本』(新潮社。2000年9月)、『らくご小僧』(新潮社、2004年6月) 、『現代映画聖書』(講談社。2005年6月)、『雨ン中の、らくだ』(太田出版、2009年2月)、『シネマ落語』(河出書房新社。2009年11月)。 なかでも『現代映画聖書』からは多大の影響を受け、同書でアルフレッド・ヒッチコック、フランク・キャプラ、アンリ=ジョルジュ・クルーゾー等の名監督の映画のことを知り、これらの監督が撮った作品のDVD版を入手してその面白さ、楽しさも知ることができました。 さて、鹿児島のみならず九州に来たのは初めてというを立川志らく師匠の今日の独演会は、初めにお弟子さんの立川らく兵さんが「出来心(できごころ)を噺し、泥棒の被害者が盗品全てを「裏が花色木綿」と語る馬鹿馬鹿しさに大笑いさせられました。その後、立川志らく師匠が3つの演目(「あくび指南」、「三枚起請」、そしてこの「三枚起請」の後日談として作られたシネマ落語「エデンの東」)を連続して語り、300人ほどでほぼ満席の会場は爆笑の渦に包まれました。
2010年07月25日
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昨夜(7月23日)、このブログに「噴火する桜島と鹿児島の市電」と題してビデオ画像ファイルを3つの形式でインターネットにアップしました。どの形式も自宅のWindowsパソコン(OSはVISTAと7) では問題なく見えるのですが、我が家では光ファイバーを使っていることもあり、異なるパソコンやインターネット環境では問題が生じているのではないかと不安を感じていました。 それで、今日は私の職場で試してみることにしました。劣悪なインターネット環境の中で中古のパソコン(約8年前に販売されたNECのMate PC-MY30VCZEDCBF)を使うと3つの形式のビデオ画像がどう表示されどう動くのか試験してみたのです。結果はつぎのようなものでした。(1)YouTubeに非公開でアップ (http://www.youtube.com/watch?v=5h8vQLzCQEA) 「Sign to You Tube」の表示が出て、ビデオ画像は見られず(当然ですね)。(2)YouTubeに公開でアップ (http://www.youtube.com/watch?v=Y4392uqwPEM) 15秒ほどしてビデオ画像が動き出しました。ただ、放映途中で3回ストップを繰り返す。(3)拙ホームページに同一画像をアップ (http://ootaweb.web.fc2.com/ipadvideo/index.html#sakuratram) なお、前回(7月15日)に職場でビデオ画像を試したときににQuickTimeをダウンロード。今回は「Q」という文字の表示後1分半ほどしてやっとビデオ画像が動き出す。 職場での劣悪な環境でも第2の形式ならなんとかぎりぎり許せる範囲ですかね。それで、これからは私自身が撮影したビデオ画像はYouTubeに公開することにしました。それで、あらためてYouTubeに公開された「iPadで見る鹿児島市の天文館前を走る市電のビデオ映像」と「 噴火する桜島と鹿児島の市電」をご覧いただきたいと思います。 iPadで見る鹿児島市の天文館前を走る市電のビデオ映像 http://www.youtube.com/watch?v=1FL6VqwcFzo 噴火する桜島と鹿児島の市電 http://www.youtube.com/watch?v=Y4392uqwPEM ところで、iPadとYouTubeとはとても相性がいいようで、YouTubeにビデオ画像をアップした後、iPadのホーム画面の「YouTube」アイコンをタップしますと、「マイ動画」としてそれらのビデオ画像が表示されており、それらを動画として閲覧することができるのにはちょっと驚かされました。
2010年07月24日
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一昨日(7月20日)の朝、出勤途中に噴火する桜島とそんな風景をバックにして通過する過去島の市電をビデオ撮影できましたので、それをYouTubeにアップすることにしました。私にとっては初めてのYouTube登録です。興味がおありでしたらどうかご覧ください。 ↓ (YouTube公開) http://www.youtube.com/watch?v=Y4392uqwPEM
2010年07月22日
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今日(7月17日)、iPadのことで分からないことを質問するため、私は妻の運転する自動車で鹿児島市宇宿の商業施設オプシアミスミ内のアップル専門店Apple Premium ResellerまでiPadを持参して行って来ました。 Apple Premium Resellerで質問したことはつぎの3点でした。(1)Windowsパソコン内の「Dropbox」にドロップさせた拙ホームページ「やまももの部屋」のトップ画面ファイル(index.html)をiPadの「Dropbox」で開いて見ても、文字部分は表示されても画像部分は全て表示されないこと。(2)ビデオ映像編集のiPadアプリ「ReelDirector 3.0」の使い方。(3)iPadのホーム画面の「メール」アイコンの設定方法。 私はiPadをビッグカメラで購入しており、Apple Premium Resellerにとって私は縁もゆかりもない突然の進入者でしかないのですが、同店の人はそんな私の質問にとても親切に対応してくれました。特に第3点のiPadの「メール」アイコンについては私が持参したiPadを事務所内に持ち込んでちゃんと正しく設定してくれました。ただ、前の2点については分かりかねるとのことでした。 ところで、私がApple Premium Resellerでの質問を終えた後のことですが、同店近くのベンチに座り、オプシアミスミ内の別のお店でショッピングをしている妻を待っている間、手持無沙汰なのでiPadに電源を入れていろいろ操作を始めたのですが、な、なんとインターネットが使えるのです。勿論、自宅なら無線LANルータを使っていますから別に驚かないのですが、ソフトバンク等の電話会社とも契約せず、Wi-Fiルータも購入していないのですから、屋外で私のiPadでインターネットがスイスイと使えることに驚いたのです。しかし、Apple Premium Resellerから離れた場所で再度試してみましたら、全くインターネットが使えません。どうやら、Apple Premium Resellerから強力な電波が出されていて、それで私のiPadもその恩恵を受けることができたようなんですね。でも、初めてiPadを屋外に持ち出しての面白い体験でした。
2010年07月17日
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昨日(7月12日)、このブログに「iPadアプリ『Dropbox』使用方法」とのタイトルで記事をアップしましたが、このとても便利なアプリ「Dropbox」を実際にいろいろ使用するなかで昨日のタイトルがあまり正確とは言えないことに気がつきました。では、どこが正確とは言えないのでしようか。「Dropbox」のことを「iPadアプリ」と書いてしまったことです。「iPadアプリ」なんて限定するのではなく、iPad以外の他のパソコンでも大いに活用することのできるアプリだからです。 そのことを実感したのは、今日(7月13日)、職場で私の使っているWindowsパソコンに「Dropbox」をインストールして使用したときでした。昨日、自宅のWindowsパソコンにドロップしておいた各種ファイルが問題なく使えるのです。それで今度は職場のWindowsパソコンの「Dropbox」にテキストファイル、WORDファイル、EXCELファイル、PDFファイル、HTMLファイル、JPEG等の各種画像ファイル、そしてさらにはデジタルビデオ用のMODファイルまでもドロップしてみました。帰宅後、家のWindowsパソコンの「Dropbox」を開いて、職場から送ったそれら各種ファイルが実際に使えるか試してみましたが、どれも全く問題なく表示されて使用できるのです。ですから、これからは余程のことがない限りUSBメモリーなどに保存せず、「Dropbox」を活用することにします。また、世間で一番多いと思われますWindowsパソコンのユーザーの方にはぜひこの「Dropbox」を活用していただきたいと思います。 では、肝心のiPadでの使い心地はどうでしょうか。Windowsパソコンの「Dropbox」にドロップした各種ファイルのうち、iPadの「Dropbox」を開いてほとんどのファイルは表示することはできましたが、デジタルビデオ用のMODファイルは表示できず、HTMLファイル(拙ホームページ「やまももの部屋」のトップ画面)は下の画像の右側のようになっていました。画像部分が全て表示されないのです。私は、屋外でインターネットに接続できないオフの状況でもiPadに保存したHTMLファイルをちゃんと表示させたいと思っていましたので、これは非常に残念です。なんとかならないのでしょうかね。
2010年07月13日
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今日(7月12日)、アミュプラザ鹿児島4Fの紀伊国屋書店でインフォレスト社発行の『iPad PERFECT』というムックが目に入り、表紙に「超厳選した必須アプリ25本を完全解説!」とあり、私が使用方法が分からないで困っていた「Dropbox」というアプリの解説も載っていましたので、購入することにしました。「Dropbox」はOSや機器の壁を越えて自在にファイルのやりとりをすることができる便利なアプリですが、同書の解説に従って以下のような方法で使用することにいたしました。(1)Windowsパソコンから「Dropbox」のパソコン専用ソフトをダウンロードし、デスクトップに表示された「Dropbox」アイコンを実行。(2)アカウント登録を行う。なお、2GBまでの容量だと同アプリを無料で利用可能とのこと。登録が終了すると、ドキュメント内に「Dropbox」のアイコンが表示される。そこにiPadでも活用したい画像ファイルや文書ファイル等をドロップ。(3)つぎにiPadを起動し、すでにダウンロードしていた「Dropbox」のアイコンをタップすると、先ほどWindowsパソコンからドロップしたファイルを見ることが出来るようになっている。うーん、これは便利です。これから大いに活用したいと思います。
2010年07月12日
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Windowsパソコンでディスプレイに表示されている画像をハードコピー(画面キャプチャ)するときは、キーボード中にある「PrtSc/SysRq」というキーを押しますよね。では、iPadではどうすればいいのでしょうか。iPadによる画面キャプチャの方法は、iPad本体の右上の電源ボタンと本体真下のホームボタンを同時に押すとカシャッって音がしてキャプチャが実行されるようです。 それで、WindowsパソコンとiPadとをDockコネクタUSBケーブルで繋いでiTunesで同期させている写真をデジタルカメラで撮影し、その画像をメールの添付ファイルとして送信し、iPadからダウンロードしてみました。ところが、撮影した画像は表示されるのですが、それがどこに保存されているのかよく分かりません。 それで、iPadのディスプレイ画面に表示された問題の写真を画面キャプチャしてから、またWindowsパソコンとiPadとをDockコネクタUSBケーブルで繋いでiTunesで同期させ、Windowsパソコン中の「コンピュータ」アイコンを覗いてみますと、「yamamomoのiPad」というフォルダがあり、そのフォルダ内に「IMG 0027.PNG」というファイル名で先ほど画面キャプチャした写真が保存されていることが分かりました。なお拡張子のPNGとは、JPEGやGIFなどと同じ画像フォーマットの一つだそうです。iPadで画面キャプチャした画像はPNG形式で保存されるようですね。
2010年07月11日
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今週の月曜日(7月5日)にビッグカメラ鹿児島中央駅店でiPadのWi-Fiモデル64Gを購入してから今日(7月10日)まで6日間が経過し、かなり使い方に慣れてきました。私がこれまで使って来たWindowsパソコンではiGoogle( Google の各種サービスやツール、ニュースや天気予報などを表示でき、便利な各種ガジェットも利用できる )をホームページ化していたのですが、iPadでもそのホーム画面にこのiGoogleをアイコン化して置いて活用しています。 また、ホーム画面の「App store」から「i文庫HD」「Wikipanion」等の便利なアプリをダウンロードして使うようになりました。ただ、Windowsパソコンではフォルダ作成機能を使ってそこに各種ファイルを保存することをこれまで当たり前のように行っていたのですが、iPadではまだ現在のところそれが上手くできません。「Dropbox」というアプリなどはそのようなことができそうだと思ってダウンロードしたのですが、残念ながら使用方法がさっぱり分からず途方に暮れています。iPadでフォルダを作成してそこに各種ファイルを保存する方法をご存知の方がおられましたら、どうか教えていただきたいと思います。
2010年07月10日
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先週の土曜日(7月3日)、ビッグカメラ鹿児島中央駅店からiPadのWi-Fiモデル64Gが入荷したとの電話連絡があり、昨日(7月5日)に同店へ受け取りに出掛けました。iPadの初期設定は同店で行ってくれましたので、帰宅してからまず最初に苦労させられたのは、iPadと無線LANルータ(CG-WLR300NM)を接続させてインターネットが活用できるようにすることでした。 指で「設定」アイコンを押して全く反応せず、さらにiPadのホーム画面の他のアイコンを押しまくっても無反応なため、これはヤバイとかなり焦り出しました。しかし、試行錯誤の末にiPad本体の下に付いているホームボタンを押してみますとアイコンも反応することが判明し、それからはスムーズにソフトキーボードを使っての文字入力、iPadと無線LANルータとの接続、Safariを使ってのインターネット検索、iPadアプリ(Wikpedia簡単検索に使用するWikipanion等)のダウンロード等が出来るようになりました。 私が購入したiPadのWi-Fiモデル64Gは、重さが680グラムと軽量でUSB電源アダプターで充電後は10時間も駆動できますから、家の中を手軽に携帯し活用することが出来そうです。まだいろいろ分からないこともありますが、iPadならではの便利な活用方法を見つけ出しましたら報告したいと思います。
2010年07月06日
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私は、アップル社のiPadの購入予約を行い、現在その入荷を楽しみにしているのですが、アップル社と言えばMacintosh ですよね。実は私はそのアップル社のMacintoshを使っていたことがあるんですよ。 いまでこそWindowsパソコンでマウスを使ってアイコンやポインティング動作によって操作を行うGUI(グラフィカルユーザーインターフェース)は当たり前のことですが、Windowsパソコンが普及する前は、味もそっけもない真っ黒な画面にもっぱらテキスト表示によって操作を行うMS-DOS機が一般的でした。その頃にアップル社のMacintoshのマウスを使ってのGUI操作はとても魅力的なものでしたが、その価格は非常に高く、私のような人間にはちょっと手が出せませんでした。しかし、1993年になってMacintosh Centris 650 が低価格(と言っても335,000円もしたのですが)で販売されましたので、私はすぐにそれを購入してMS-DOS機では味わえないスムーズな操作性を大いに満喫したものです。 しかし、1993年には日本語版Windows 3.1が発売され、それをOSとするパソコンが急速に社会で普及し、私の勤務先でも世間の動向にあわせてWindowsパソコンを使用するようになりました。そうなりますと、我が家ではMacintosh、職場ではWindowsパソコンというのがなにかと不便になり、いつのまにか我が家のMacintoshはほとんど使われずに埃をかぶるようになってしまいました。 さて、アップル社のiPadは前に私がMacintosh Centris 650を初めて使った時のような驚きと喜びをまた与えてくれるのでしょうか。入手しましたら、その操作感をこのブログでお伝えしたいと思います。
2010年06月27日
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アップル社のiPadが5月28日から日本でも発売され、TVのニュースでも大々的に報道されましたね。私も以前から手軽に携帯できて、バッテリ駆動で長時間使用できる軽量パソコンを購入したいと思っており、iPad発売のニュースには大いに興味を持ちました。 ただ、私は現在、OSがWindowのパソコンを使用しており、もしアップル社のiPadに匹敵するような軽量で長時間使用のWindowパソコンが近日中(今年の6、7月頃という意味です)に発売されるなら、それを待って購入してもいいと考えていました。しかし、インターネットで情報をいろいろ集めてみましたが、近日中にiPadに匹敵するようなWindowパソコンが発売されることはないようでした。それで、今週の月曜日(6月21日)に鹿児島市内でiPadを販売している家電量販店のビッグカメラで予約を申し込んできました。 予約を申し込んだのはiPadのWi-Fiモデル64Gでした。初めはiPadのWi-Fi+3Gモデルの購入も考えたのですが、私のような人間がiPadを屋外に携帯してインターネットを頻繁に利用するなどということはほとんどないだろうと冷静に判断し,Wi-Fiモデル64Gを選択することにしたのです。 なお、自宅内ではiPadを常に携帯してインターネットを大いに利用したいと思いましたので、コレガの無線LANルータ(CG-WLR300NM)を購入し、現在はノートパソコン(dynabook PX/63G)に接続して使っています。我が家でのインターネット使用は、いつもは二階の部屋に置いてあるデスクトップパソコンで行っているのですか、今夜のこのブログの文章入力と送信は一階のノートパソコンから行いました。 予約したiPadが入手できるのは1週間から1ヶ月とのことで、クリスマスイブにサンタクロースさんから贈られるプレゼントを胸をワクワクさせながら楽しみにしている子どものような気持で待っています。
2010年06月25日
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今日(5月9日)に鹿児島市の宝山ホールで六代目三遊亭円楽の襲名披露公演がありました。私は一昨年の夏に大病し、それから以降、なぜか落語が大好きになり、鹿児島で落語の公演があるとよく聴きに出かけるようになりました。○立川談春独演会(2009年2月23日、南日本新聞会館みなみホール)「鼠穴」「六尺棒」○春風亭小朝独演会(2009年6月16日、鹿児島民文化ホール)「お札はがし」○「鹿児島特選落語名人会」(2009年9月22日、宝山ホール)春風亭柳之助師匠「時蕎麦」、三遊亭歌之介師匠「移動動物園」、桃月庵白酒師匠「佐々木政談」、桂竹丸師匠「石田三成」、林家彦いち師匠「青菜」○笑福亭鶴瓶JAPAN TOUR (2010年2月21日、鹿児島市民文化ホール)林家彦いち「反対俥」「長島の満月+にらみ合い」、笑福亭鶴瓶「転宅」「子はかすがい」○立川志の輔独演会(2010年03月18日、鹿児島市民文化ホール)立川志の春「垂乳根」、松永鉄九郎 長唄三味線、立川志の輔「猿後家」、「紺屋高尾」 以上が最近聴きに出かけた落語の公演です。今回の公演も三遊亭兼好、林家三平、三遊亭歌之介、春風亭小朝、そして楽太郎改め六代目三遊亭円楽と賑やかな顔ぶれが揃っており、大いに楽しめるだろうと妻と二人で噺を聴きに出かけ、5人の咄家さん達それぞれの個性豊かな噺に心から楽しく大笑いさせてもらいました。 三遊亭兼好師匠は「高砂や」、林家三平師匠は「ガマの油」、春風亭小朝師匠は「こうもり」、三遊亭歌之介師匠は「手水廻し」、そくて六代目円楽師匠は「浜野矩随(のりゆき)」でトリを務めました。
2010年05月09日
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今日5月4日は、篤姫の実家・島津今和泉家の別邸跡を妻と二人だけでJRの普通列車に乗って訪れました。私はこの場所を再訪することになるのですが、妻は初めて訪れることになります。実は他の場所もいろいろ考えたのですが、連休中だけにほとんどの場所が家族連れで賑わっており、2年前にNHK大河ドラマで放映された「篤姫」ゆかりの今和泉の別邸跡ならいまは訪れる人も少ないだろうということで、朝からJRの普通列車に乗って1時間ほどかけて薩摩今和泉駅までのんびりと出かけ、今和泉家の墓、豊玉媛神社、隼人松原と今和泉家の別邸跡地などをてくてくと歩いて見学してきました。 NHK大河ドラマ「篤姫」が放映されていた2008年末には今和泉地区を案内する市民ボランティアの「篤姫観光ガイド」の利用者たちが10万人を突破したことが地元の新聞に載っていましたが、さすがにいまは見学者も少なくなり、私たち夫婦が今和泉地区を散歩している間に行き違った「篤姫観光ガイド」さん引率の見学者グループはわずかに4組だけでした。でも、それだけにゆっくりと楽しくいろいろ見学して廻ることができました。
2010年05月04日
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http://yamamomo02.web.fc2.com/poro.htm#porovideo 愛犬ポロが元気に動いているビデオ画像が嬉しいことにUSBメモリーのなかに保存されていることを発見し、その動画ファイルをホームページにアップすることにしました。私にはとても懐かしいポロの映像です。
2010年05月02日
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