カルチャー・クラブ(CULTURE CLUB)であるが、当時は若干怪しい雰囲気こそ確かにあったものの、まさかボーイ・ジョージ(Boy George)とジョン・モス(Jon Moss)がリアルに恋人同士だったとは全く思いもよらなかった。ましてやジョージの作った数々の歌詞がジョンに向けて書かれたものだったとは! しかしたとえゲイであろうとバイセクシャルであろうとそれは個人の自由であり、楽曲の評価に何ら影響を与えるものではないのである。 現にカルチャー・クラブは80年代を代表するバンドであり、彼等の音楽は多くの人々に愛されている。特に83年にリリースされた彼等の2ndアルバム「COLOUR BY NUMBERSマイケル・ジャクソン(Michael Jackson)のお化けアルバム「THRILLER」である。発売時期が悪かった~(><) このアルバムからシングルカットされた“Karma Chameleon(カーマは気まぐれ)”のサビ部分、「♪カ~マカマカマカマ…」はオカマが歌うカマの歌として日本でもすっかりお馴染みのフレーズになった。 またこの頃はジョージの一人日本ブームが絶頂期(かどうか知らんが)だったこともあり、他のシングル曲“Church of the Poison Mind”や“Miss Me Blind”、“It's a Miracle”のPVにはいずれも妙な日本人が登場。おまけにアルバムジャケットにはカタカナで「ボーイ」の文字が…。但し縦書きなので、一見「ボ/イ()」に見えなくもない、というかどう見てもイ分のボだけど
「COLOUR BY NUMBERS」Culture Club- My Fave Albums of the 80's. Vol.15