Pastime Paradise

Pastime Paradise

2013.02.19
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カテゴリ: Queer as Folk
 04年4月~7月の日曜に全米で放送されていた「 Queer as Folk 」4thシーズンについて軽く御紹介したい。
 00年12月に始まったこのドラマも既にこの時分で3年半が経過、今回は特に大きな出来事が幾つかあった。

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 まずはテッドの再就職。ブライアン&ジャスティンのことばかり取り上げて今迄スルーしてきたが、実は彼、色々と厄介なことが重なってドラッグに溺れてしまい、前シーズンでドラッグ・リハビリテーション・センターに入ってようよう立ち直ったのであった。で、胡散臭いイタリアンレストランのオペラウェイターとして働くことになったが…。
 続いてジャスティンが“Pink Posse”なる自警団に入団し、坊主頭に!自警団を率いる コーディ (Cody Bell)に感化され、どんどん暴力的になっていくジャスティン。でもって彼の若気の至りを心配するブライアン。コーディに唆されたジャスティンは銃を手に、以前自分に重傷を負わせたクリスの家へ向かう―。
 一方、ブライアンは広告会社『Kinnetik』を起ち上げ、テッドを雇う。ちなみに会社名はジャスティンが命名。そういえば、ブライアンの息子・ガスの名付け親もジャスティンだったっけ。
 ヴィックはデビーの家を出て、パートナーである ロドニー (Rodney)と一緒に暮らし始めるが幸せも束の間、その後TVの前で眠るように亡くなっていた。


 だが数日後、ブライアンがシャワー中に電話が鳴り、「術後の治療法について電話して欲しい」という留守番メッセージをジャスティンが聞いてしまう。
 翌朝、病院に電話してブライアンが癌手術を受けたと知ったジャスティンは、マイケルが知っていて隠していると思い彼に詰め寄るものの、初めて知ったマイケルはビックリ!二人はブライアンの意思を尊重し、黙っておこうと約束する。
 ジャスティンは辛い思いを必死で耐えていたが、マイケルがとうとう泣きながらブライアンに喋ってしまう。ジャスティンが知りながら黙っていることも…。
 そうだと知ったブライアンはいきなりジャスティンを怒鳴って追い出し、以後一切の関わりを拒絶。突然のことに困惑するばかりのジャスティンは、マイケルに苛立ちをぶつける。
 放射線治療を開始したブライアンは看護婦の忠告を無視して出社するも途中で具合が悪くなり、テッドに病気を打ち明け、事後を託して退社。家で寝ているとマイケルがやって来た。
 マイケルはブライアンがジャスティンにした仕打ちのことを責めるが、ブライアンは事を簡単にしたまでだと言う。何故ならば「He would've left sooner or later anyway. Might as well be sooner.」遅かれ早かれ離れて行くのならば、早い方がいい―と。完璧ではなくなった自分に愛想を尽かされ、そのうち去って行かれるのならば、いっそ今のうちに自ら身を引いた方がいいと考えたのだ。鳴呼、いくら病気で弱気になっているとはいえ、あの自分勝手で傲慢なブライアンがそんな風に思っていたなんて…(T T)
 ブライアンの心中を察したマイケルは、ジャスティンに彼の元に戻ってやるようアドバイス。体調不良でまたも途中で帰宅したブライアンは、家でスープを作って待っていたジャスティンを再び追い出そうとするが、ジャスティンの叱咤に返す言葉もなく、彼の愛情を素直に受け入れるのであった。

 ハンターが女の子と仲良くなるもHIVポジティヴのために踏み切れなかったり、リンジーが仕事で親しくなった画家の男性とつい肉体関係を持ってしまったためにメラニーとの間がギクシャクしたり、と色々なことがあって…。

 カナダ・トロントからピッツバーグまでを自転車で走る「 Liberty Ride 」なるチャリティイベントが開催されることになり、皆も参加することに。癌治療が一段落したブライアンも参加を決意するが、病み上がりで体力が衰えて練習についていけない。
 夜な夜なベッドを密かに抜け出して出掛けて行くブライアンを不審に思ったジャスティンは、或る夜こっそり後を付けていく。すると負けず嫌いのブライアンが一人でトレーニングしていた。
Rage 」が大ヒットし、この度映画化の話が持ち上がったためだ。
 ジャスティンと、出産を間近に控えたメラニー&リンジーを除いた一同はトロントへ。このシリーズが始まる前年、03年6月に同性婚が合法化されたトロントで遂にマイケルとベンが結婚
 「Liberty Ride」がスタートし、参加者は一斉にピッツバーグに向けて自転車を漕いで行く。米国との国境で入国手続きの際にマイケルが結婚したことを申告するも、米国では同性婚が認められず落胆する。
 途中、ブライアンがふざけて転倒し鎖骨を骨折。それでも持ち前の根性と気力でゴールを目指す。そんなブライアンに付き添うマイケル。その頃、ジャスティンはピッツバーグに戻ってゴール地点に駆け付けるが、そこでブライアンが怪我をしていることを知る。関係者は既に引き上げ、誰もいなくなった夜のゴールでじっと二人を待ち続けるジャスティン、デビー、ベン、ハンター。そこへフラフラになりながらブライアンとマイケルがやって来る。ゴール直前で諦めかけるブライアン。だがゴールの向こうにいるジャスティンの姿を目で捉えたブライアンは再び自転車を漕ぎ出し、二人はやっとのことでゴール!そこでマイケルはメラニーが無事に女児を出産したことを知らされる。

 「Liberty Ride」を何とか完走したブライアン、ジャスティンに一緒に暮らさないか?と提案(もうとっくに一緒に住んでるのかと思いきや)。それってひょっとしてプロポーズ!? とジャスティンは喜ぶものの、以前から結婚を毛嫌いしていたブライアンはあっさり否定。ちょっぴり複雑な心境のジャスティンなのであった。





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Last updated  2013.03.12 17:29:04コメント(0) | コメントを書く


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