『パンク野郎のX'mas』 ヨブス 「XMas II」The Yobs (91) ……による覆面グループ、ヨブスが全パンクスに贈る、真のパンキッシュ・クリスマス・アルバム!!
CD 1.飛んでるあの娘とクリスマス・イヴ- Senseless Lass サンタクロースなんていやしない- There's No Santa Claus 3.赤っ鼻のトナカイ- Rudolph The Red Nose Reindeer 4.今夜はパブでクリスマス・イヴ- Christmas Eve in The Boozer 5.イケ、イケ、クリスマス!- Come All Ye Faithful 6.クリスマス・グァンタナメラ- Xmas Guantanamera 7.監獄クリスマス- Christmas in Jail オイ!サンタ- Oy Santa 9.俺達ゃイカレポンチさ- We're Nutters 10.納屋で生まれて- Born in A Barn ベッドの中へ逃げ込んで- Away in A Normal Bed 12.トミーのクリスマス・ツリー- Tommy The Christmas Tree 13.パンク野郎のクリスマス・ラップ- Yob Rap 14.チョッとやばいクリスマス・プレゼント- While I Washed 76年に英国・ロンドンで結成されたパンクロック・バンド、ボーイズ(The Boys)。バンドは81年に解散したが、彼らはクリスマスになるとバンド名のBとYを入れ替えたヨブス(The Yobs)名義でクリスマスソングをリリースしていた。 ヨブスは79年にタイトルそのままのアルバム「クリスマス・アルバム(Christmas Album)」を出していたが、ボーイズ解散から10年後の91年に2nd「パンク野郎のX'mas(XMas II)」をリリースした。 左上画像は本国盤の青ジャケだが、翌92年に発売された日本盤はイラストが入った赤ジャケで曲順等も少しだけ変わっている。
ボーイズのオリジナルメンバーは、g兼voのマット・デンジャーフィールド(Matt Dangerfield)、keyのカジノ・スティール(Casino Steel)、gのオネスト・ジョン・プレイン(Honest John Plain)、bのダンカン・"キッド"・リード(Duncan "Kid" Reid)、そしてdsのジャック・ブラック(Jack Black)の5人。 そしてヨブスのメンバーはというと、ノディ・オールドフィールド(Noddy Oldfield)、エベネザー・ポラック(Ebenezer Polak)、HJ・ベッドウェッター(H. J. Bedwetter)、キッド・ヴィシャス(Kid Vicious)である。 99年夏、オリジナルメンバーのうち4人に、自身のバンドで多忙だったジャック・ブラックに代わり助っ人dsのスティーヴ・“ヴォム”・リッチー(Steve "Vom" Ritchie)が参加して日本でコンサートを行い、翌年にはスペインのフェスでも演奏した。06年には再結成ツアーを行い、25年ぶりにロンドンでステージに立ったりして現在も活動中とのこと。