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子どもたちに捧げる
合唱のための五つの組詩
その3・明日を待つ少年
第4章・草笛を吹く少年
矢田部誠子
ニックネーム・天才!せいこう時計を まいてる人 作詩
川面をひゅるひゅるひゅるひゅる
渡ってゆく草笛の 音・ね を聞きながら
少年は吹く。
玉蜀黍・とうもろこし 音・おと に
吸われてゆきそうな
その音色に少年は
頬ふくらませて吹く。
友達と吹きくらべをしても
今では、もう一番だ。
風が泪をこぼしてくれる位
上手になるんだ。
日が、とろんと傾くまで
少年は草笛を吹き続ける。