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葉酸が妊娠との関係の中で、注目を浴びている理由はきわめて妊娠初期に葉酸が不足すると、神経系の障害を持つ子供が生まれるリスクが高まるといわれているからです。
2000年からは母子健康手帳にも 胎児奇形の発生予防のための葉酸の必要性が記載される ようになりました。
とはいえ、日本での葉酸の必要性や認知度は海外に比べてまだまだ低く、葉酸摂取を推奨されている妊婦さんでさえ葉酸不足を指摘されている現状です。
横浜市立大学などのグループが行った調査では、厚生労働省公表の摂取量の目安よりも多く摂取している妊婦は7.5%で、90%以上の妊婦が摂取不足であるという結果を出しています。
妊娠初期というのは人間の成長においてもっとも 細胞分裂が盛んな時期
といえます。
だいたい 受胎してから 2~4週間 ぐらいまでが細胞分裂の非常に活発な胎児期 なのです。
この細胞分裂が活発な胎児期に葉酸が不足すると、 無脳症 や 神経管閉鎖障害 による病気がおこるリスクが高くなるといわれています。
厚生労働省の「日本人の食事摂取基準2005年版」では成人で1日240μgを推奨量として提示しています。さらに妊婦では440μg、授乳時で340μgの摂取を推奨量としています。
追記文として 「妊娠を計画している女性、または妊娠の可能性がある女性は神経管閉鎖障害のリスク低減のために 400μg/日 の摂取が望まれる」 と記載されています。
| からし菜 | 310μg |
|---|---|
| みずかけ菜 | 240μg |
| ほうれん草 | 210μg |
| ブロッコリー | 210μg |
| グリーンアスパラガス | 190μg |
| いちご | 90μg |
| マンゴー | 84μg |
| 鶏レバー | 1300μg |
|---|---|
| 牛レバー | 1000μg |
| 豚レバー | 810μg |

厚生労働省の基準によれば 葉酸摂取の上限は 1000μg/日 とされています。
しかし調理による栄養損失や吸収がよくないことを考えると通常の食事に サプリメント を利用したとしても上限を超えることはあまり考えられないでしょう。
また 葉酸は ビタミンB群 のひとつで水溶性のビタミン です。過剰分は尿の中に排出されてしまうので過剰摂取に対して敏感になる必要性はないようです。
e-妊娠 より添付
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