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2008.05.08

似ているようで大分違う！きゅうりとヨーグルトのディップサラダ、トルコ風「ジャジュク」とギリシャ風「ジャジキ」

テーマ：これ、美味しいから食べてみて！！(636)

カテゴリ：トルコ料理

生野菜にヨーグルトをかけたサラダってインド辺りでもよく食べますが、中東諸国のメニューとして「ジャジキ」とか「ジャジュク」って、時々聞きませんか？似たような名前だし、同じものだと思っちゃいますよね。私もそう思ってました。

でも。
先に トルコ料理として知った「ジャジュク」 は、スープみたいにサラッとスプーンで食べるものだったんです。そういうものとして認識していました。
なのに、 ギリシャ料理屋さんでオーダーした「ジャジキ」 は、全く違うものだったんです！水気が殆どなく、濃厚なペースト状。こちらはパンに塗って食べる、フレッシュチーズのような味わいでした。ショックでした。同じような材料なのにこんなに違う～～～！！！

そんな訳で、両方を作り比べてみました↓
いずれも材料は「ヨーグルト、きゅうり、おろしにんにく、塩、ミント」です。

ジャジュク（トルコ風）

この違いは水気の違いです。ギリシャ・トルコ辺りではヨーグルトってかなり濃厚な水気の少ないタイプが売られているそうですが、ギリシャはそれをそのまま、一方のトルコは水で薄めて作るようです。きゅうりに関しても、おろして塩を振るところまでは一緒ですが、前者は軽く水気を絞り、後者はそのまま。 「より水気が多い＝トルコ風、少ない＝ギリシャ風」 という感じのようです。
なので、日本のプレーンヨーグルトを使う場合は、トルコ風ならそのまま～水をちょっと足し、ギリシャ風の場合は水切りしてから使うことになります。

どちらが美味しいかは好き好きですが、我が家の場合、両方美味しいので、その日の気分や他のメニューに合わせて使い分けています。脂っこい肉料理ならトルコ風、あっさりした魚介の日ならギリシャ風が美味しく感じます。バランス的に良いですよね。

今回はトルコ風「ジャジュク」の作り方をご紹介。ギリシャ風「ジャジキ」は、ヨーグルトの水切りの仕方と共に、次回お送りしますのでお楽しみに！！

≪肉料理に合わせてスプーンでサラッと食べたい、トルコ風「ジャジュク」≫レシピ：１～２人分

　　　＜材料＞
　　　　　　　・プレーンヨーグルト　　　　　　　　　　　大さじ３～４
　　　　　　　・きゅうり　　　　　　　　　　　　　　　　　１/２本
　　　　　　　・にんにく　　　　　　　　　　　　　　　　　１/２かけ
　　　　　　　・塩　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　少々
　　　　　　　・（お好みで）ミント、唐辛子　　　　　　少々

１）　きゅうりは粗めのおろし器ですりおろすか、千切りにして軽く塩を振っておく。皮はお好みでむいてください（我が家はそのまま）。にんにくはすりおろす。

２）　１）とその他の材料をよく混ぜ、冷蔵庫で冷やせばできあがり！私はオイルなし、ミントと唐辛子はちょっとずつ振るのが好きです。ダンナさんは私よりもミント多めがお好みの模様。この辺りは食卓で調整するのも良いですね＾＾

★きゅうりの青臭さがあまり好きではない方は、皮をむいてから作った方がよいと思います。また、おろし器の粗さで出来上がりの感じが変わってくるので、穴が斜めについているような西洋式のをオススメします。

　　　↓この手の粗めにおろせるタイプ、もともとはハッシュド・ポテト用に買ったのですが、