天は人の上に人を造らず

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鳩ポッポ9098

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2007.11.04
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先日、「ガイアの夜明け」でGT-Rの研究開発ドキュメンタリーをやってました。

今回のGT-Rは、カタログスペック480psのモンスターマシンというか、スーパーカーというか…一部では、東京モーターショーの出品を見て、「若者層をターゲットにした」なんて頓珍漢な論評もされるのですが、このガソリン代の高い御時勢、貧乏な若者の玩具で、正味800万の代物が買えるかと(笑)スポーツカー=若者って図式はどうにかならないんでしょうか。バイクの世界では、ライダーの高齢化(80年代後半から90年代にかけての若者層)が言われていますが、車にしても同じ事です。バイクでビッグスクーターが増えたように、車も燃費と収容性を両立させた、ワンボックスやミニバンが流行り、スポーツカーやSUVは、どんなに頑張っても、買うのはバブルの頃にフェアレディやランクルを乗り回していたオヤジばかり。それは、車を相棒とか、自己の分身とか、あたかも戦闘機のパイロットのような美学の象徴としてではなく、便利な移動ツールにすぎないと、みなす人が増えているからでしょう。ま、ある意味では、合理主義的な美学だとは思いますけどね。

さて、今は、自動車雑誌の大半が手放しでGT-Rを誉めてますし、結果は、販売戦略次第の所もあるのですが、結果は「ポルシェ越え」をどこまでアピールできるか、これにかかってると思います。チープさを見せてしまったらいけない、という思いから、どちらかというと、日産の伝統であるポルシェ系のデザインから、フェラーリやコルベットライクなデザインにして、全体的に細身な印象かつケツをしぼったロングノーズにしたのは、官能的であり、ボクは好印象を持っています。ゴーン体制下の日産車は、どれもこれもズングリしたデザインで、不満を感じていたボクには、大満足。

ただ、これがホンダのS2000やNSXの二の舞にならないかは、非常に心配な所。フェアレディが、そこそこ売れたのに気をよくして、力んで作った感があるのですが、フェアレディは、正味400万ぐらいですから、中年オヤジには、まあまあ妥当な所でしょうが、維持費が異常に高いGT-Rを800万も出して買う、酔狂な人間がいるのか、いたとして、そんなエエカッコシィ(笑)は、外国製のスーパーカーを買うんじゃないの?

発売前は、「極限のスパルタンマシン」とか、「ゴーカートのようなコーナリング」と評されたS2000が、今や「乗り手無視、技術屋のオ○ニーマシン」なんて言われる始末ですからね。そういう声を意識してか、シャープだったS2000は、マイチェンを重ねるごとに、排気量アップ、低速域を太くする等の対策を取ってきましたが、元のスパルタンな味がどんどん損なわれていく結果になってしまいました。NAエンジンの車体で、低速域を太くしろなんて言う評論家も評論家だと思いますが、「NAエンジン、ツーシーター、シフトはマニュアルのみ、しかも、専用工場で受注生産という生産コンセプトを理解しない奴は、買うな」と言えないのも、S2000ファンとしては、実に残念。スポーツカーという高い買い物は、理性で選ぶのではなく、感性で選ぶべきなんです。価値が分かり、資力のある人間だけが、買えばいい。それが、プレミアを生むことで、ブランド価値が高まる。逆に、評価されない価値は、理屈の世界以上に、早く消えていくべき存在なのかもしれません。そういう意味では、芸能人的なものだと言えるでしょう。





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Last updated  2007.11.04 20:47:18
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夏の日の伯爵夫人@ Re:同期の桜(11/10) ちっとも、気持ち悪くありませんよ。 日本…
赤い月@ Re:犯罪を生む犯罪(05/19) T○Sの学校に行こうで放送されていたマザ…
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Raio@ とても参考になる記事です! 鳩ポッポ9098遊びにきました。 ため…

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