世に棲む日々
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ネット世界は著作権の侵害が多いのですがその一方で表現の自由との兼ね合いも問題になっていることはご存じと思います。今日はそのことについての出来事をネタにしたいと思います。 「無断使用関係ねえ? 北京空港、広告看板に新幹線」 北京国際空港で、日本の新幹線の写真を無断で使用した 巨大な広告看板が掲示されていることが15日、分かった。 JR側の抗議に対し、北京市の広告会社は無許可使用を認め、 撤去も検討している。中国では違法コピーや海賊商品の販売など、 著作権や商標権の侵害が横行。五輪開催を前に国際化を急ぐ中国政府は、 あらためて問題を突きつけられた格好だ。 広告は、クライアント募集のために広告会社が自社をPRした 約10平方メートル大の写真看板。出発ゲート付近に掲示され、 東海道・山陽新幹線の車両が大きく写っている。 JR西日本が調査し問い合わせたところ、 広告会社は「昨年11月から掲示を始めた」と説明。 インターネット検索で見つけた新幹線の写真を無許可で使用、 看板にしたという。【2008年1月15日 産経新聞】中国は以前から同様の事件が多いのですが,例えばディズニーランドもどきの遊園地とかが一時期大きく取り上げられたことがありましたね。音楽CDとかも最近はだいぶ摘発されていますが例えば日本で発売された新譜が発売数日後にはコピーCDが大量に路上で売られていたりしましたね。映画のDVDなんかでもネットオークションなんかで見られるのもその類が多いような気がします…私もこの分野は余り詳しくはないのですが,私見を述べさせてもらうと商用目的でのコピーは問題なのは当然だと思います。しかし,文化・学術的な引用や創作のために必要な場合については考える必要があると思います。もちろん,その線引きは難しいとは思いますが本来「学ぶ」という行為は「まねる」ことから始まるものです。先人の行為や作り上げたものを真似して工夫を重ねることでさらにより良く多くの人々の利益に叶うものが作り上げられていく…最近の著作権などについての出来事を見ていると一部の大企業や国家の思惑(利益)が全面に出過ぎているような気がします。人類の「共有する財産としての知」という位置づけがあってもいいと思うのです。もちろん,企業や芸術家の方にとっては大きな問題ですしその権利は保護されなければいけないと思います。しかし,学校の活動においても杓子定規に当てはめることで子どもたちの自由な創造性が阻害されてはいないでしょうか?例えば演劇や合唱・ブラスバンド・放送部などで自分たちの表現手段として使いたい曲が非営利活動であっても自由に使えない(著作権使用料を払えば使えますが…)「角を矯めて牛を殺す」ような状況…具体的には書けませんが,数十万の使用料を請求された…という話は実は結構あります。まあ,作家の死後50年過ぎたものであれば大丈夫なんですが,それにしても,著作権にうるさいと言われるディズニー自体の有名キャラクターもミッキーマウスはオリジナルとしても白雪姫シリーズやシンデレラなど世界的な古典童話に素材を取ったものが多いのですが…これこそが模倣による新たな文化の創造と考えられないでしょうか?そう捉えたらディズニーが著作権侵害で騒ぐのも個人的には何だかなあ…と思います (^_^)vそうそう,私の記事も新聞記事などの引用が多いですが著作権法第10条2項では「事実の伝達にすぎない雑報及び時事の報道は、前項第1号に掲げる著作物に該当しない。」と規定されていますが,厳密に言えば引用の方法とかで問題はあるかもしれないと思っていますが,表現の自由の方を優先したいというのが私の考えです。←励みになりますのでクリックをお願いします
2008.01.15
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