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2008.11.11
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カテゴリ: カテゴリ未分類
友人に無料券を一枚もらっていたので、連れ合いと一緒に映画を観に出かけた。

「イーグルアイ」という題名しか分からず、これにしようと入った。
もし気持ちが悪かったら出てもいいなという軽い気持ちだった。

ところが始まってすぐに、アフガンとも思える村の葬儀の列にテロリストと覚しき人物が混じっているとアメリカのセキュリティーシステムが捕らえた所から物語は展開していく。

非常に発達したコンピューターのセキュリティーシステムが、葬儀に参加しているその凶悪?テロリストと覚しき人物を偵察小型機で追尾し、生体認識を開始する。

コンピューターは30%の確率から50%の確率までその人物を本人らしいと判断を下すが、この程度の曖昧さでは攻撃して村人を巻き込むことは避けるべきと判断を下す。

国防長官は、攻撃に消極的だったが、一部攻撃すべきとの声があり、最終的に判断を大統領に仰ぐと、この大統領は曖昧を承知でそのテロリストを野放しにする方がより被害が大きいと攻撃命令にゴーサインを出す。

この大統領、後から顔写真が出るが、セオドアルーズベルトに似た風貌であるが、私にはブッシュ大統領と写った。

そしてミサイルは発射され村人共々そのテロリストと覚しき人物は抹殺されるところから映画は始まった。



物語の落ちは、素晴らしい防衛システムも、それが下す判断を間違えると、国家を危うくする恐れのある分子(この場合、大統領以下10数名の閣僚)であろうとも抹殺すべしとそのシステムが、主人公たちを使って遠隔操作で抹殺させようとするというものであった。

如何なる者といえども、国を危うくするものは取り除かなければならないという趣旨のことがアメリカの憲法にあるらしい。

この映画の論点は、この憲法の趣旨に基づき作られた防衛システムにより、一大統領であっても間違いを犯すと殺されるという筋立てが現在のアメリカの裏側を象徴する政治面をも取り入れたことになっていることであろう。

もっとも勝手に踊らされた、ヒーローとヒロインがこれを未然に防ぎ、最後はハッピーエンドになるのだが、普通の人間なら、とっくの昔に死んでいるであろうアクション場面が幾度もあり、それでも生きているというのが漫画チックでおもしろさを倍増させていた。

そしてこの映画の制作者は、愚かしい人間の判断の誤りが罪もない人を巻き込んで殺戮する愚を犯すと言うことを警告したかったのではないだろうかと感じながら映画を観終えた。

久しぶりに眠気が来なかった映画だった。





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Last updated  2008.11.12 05:47:53
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