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2009.04.28
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カテゴリ: カテゴリ未分類
メキシコを発信源とした豚インフルがついにWHOの警戒フェーズ4になった。

どうやら、豚を離れて、新型インフルになり、人から人への感染が懸念されるという段階に入ったと認定されたようだ。

政府や成田、関空など空港を有する地方では、声高に危機管理を叫んでいる一方、風評を恐れ混乱する事を、各大臣が個々に沈静化させようとしている。

この混乱振りは何なのだろうかと改めて思う。

農水大臣は自分の立場で、豚肉は大丈夫だといいたいのだろうし、消費者庁の長官は、個人消費家に豚肉は安全だから食べて良いのですよと言いたいのは分かる。

しかし、政府として首相自らが本部長となって、対策室を設置しておきながら、各大臣が勝手に鉄砲を撃つような事をしては、これで本当の危機管理かと疑ってしまう。

政府見解なりをまとめるのは、この対策本部か、厚労省ではないんだろうか。
昨日やっとWHOが警戒フェーズを4に挙げた段階で、厚労省が新型インフル発生宣言を出した。

万全の水際対策を取ると言って、アメリカやメキシコから帰国する航空機の機内検査を始めたようだ。しかし、多くの航空機が帰着する成田での機内検査は大変な時間を要している。


テレビに出ていた乗客の一人は、あんな程度の事はもっと簡単に出来るのにと、息巻いていた。

確かに、どんな検査をしているのか詳細は知らないが、サーモグラフィーを持って係官が、乗客の熱を計測していくというもののようだ。
その係官の数が極めて少ないので、一度に着陸する飛行機が多い時には、移動時間やその他で、実際の検査が追いつかないという事が実態のようだ。

ここで、パスしたとしても、潜伏期間があるために、国内に入って発症すると言うケースはおそらく検知し得ないだろうという事である。

豚インフルの風評が始まった数日前の時点でも、検疫係官が、航空機から降りてくる人にサーモグラフィーを当てて、発熱の疑いがあるものを詳細に調べるという手段を取っていたようだ。

その時、なにやら疑わしい外国女性がいたので、別室に連れて行って詳細を検査しようとした時、その外国人は「問題ない」と振り切って入国してしまったとの話をテレビで放映しているのを見た。

法的な拘束力はないのだろうか?もしあの女性が、豚インフルの感染者で発症手前の潜伏期間であったなら、これ以降の努力は何なんだろうと思う。

どうも、我が政府は、対応が後手後手になっている。これぞ危機管理と題目だけはまともなのだが、実際やっている事や、その内容は危機管理とはほど遠いものがある。

テレビでは、メキシコの豚は映らなかったが、エジプトの豚がどんなところで飼われているかが、何故か映し出されていた。9割がムスリムであるかの国で何故と思ったが、ムスリムでないキリスト教徒や海外向けに飼っているのだという。

その汚い事と言ったら、ゴミ箱で豚を飼っているかまたは豚のいるところにゴミを捨てたのかと言うほどの劣悪なものであった。
やせ細った豚も可哀想だが、あんな所の肉を食べるのを考えると、それだけで気持ちが悪くなる。



人に感染した豚は元々パンデミックを起こす媒体としては本命であるのだという。鳥型と、人型の両方のインフルエンザウィルスに感染すると言うからだ。

メキシコでは既に152人が死亡しているという。かの国では、新型ウィルスに効くと言われるワクチンの「タミフル」や「リレンザ」が不足しているという。幸いに日本では、これらワクチンの備蓄は3000万人分あるとかで、一応の安心材料ではあるが、どの段階で、どういう対応を取ればいいのかについては、何らの示唆はない。

とりあえずは、メキシコはもとより、アメリカ方面への渡航を自粛したり、取りやめたりする事で大童のようである。

旅行会社が、大痛手を食った反面、マスク製造会社などの株価が上昇しているのを見ると、複雑な気持ちになる。

何としてもパンデミックだけは回避したいものである。





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Last updated  2009.04.29 07:10:12
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