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2009.12.11
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カテゴリ: カテゴリ未分類
地球温暖化の話が世界中を巻き込んで議論されている。

現在、第15回の気候変動枠組条約締約国会議がデンマークのコペンハーゲンで行われている最中である。略称をCOPと言い、Conference of Partiesの頭文字を取っている。
従って今回の会議はCOP15と言うことになる。

と言うことで過去に14回地球環境、特に温暖化について世界で議論されていることになる。
第1回のCOPは1995年にドイツのベルリンで開かれているが、その準備期間として、1992年にアメリカのニューヨークで国連気候変動枠組条約(UNFCCC)が採択され、2000年までに1990年レベルに温暖化ガスを削減する、と言うところから始まっている。

我々に馴染みが深いものになったのは、COP3、すなわち1997年12月11日に京都の国立京都国際会館で開かれた第3回の所謂、地球温暖化防止京都会議からである。

そこでは、地球温暖化の原因となる、温室効果ガスである二酸化炭素 (CO2)など6種類のガスを削減し、削減率を1990年を基準として2008年から2012年までの期間中にこれらガスの合計排出量を少なくとも 5%削減することを目標に各国別に値を定めて達成することが決められた。

ところが、各国の事情もあり、削減するという目標が逆に増えるというノルウェー、オーストラリア、アイスランド等の国も現れ、中でも、世界最大のCO2排出国であるアメリカは、この議定書自体を批准せずに離脱するという有様であった。

時のアメリカ副大統領アル・ゴアは批准を推進し、この功績で、ノーベル平和賞まで受賞したにも拘わらず、クリントン、ブッシュ両大統領とも国内産業界からの反対を受け結局アメリカは批准せず、京都議定書を拒絶したのである。最近ようやくその政策に変化が出始めたようであるが、アメリカの横暴は、こういったところにも歴然としている。



排出ガスはすなわちCO2削減という風に単純化され、CO2削減がその元凶のように言われ始めている。何でもかでもCO2を削減すれば事はなるという方向で世界中のベクトルは動いているようである。

ところが、少数意見ではあるが、武田邦彦氏の「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」とか、槌田敦氏の「CO2温暖仮説は間違っている」などの、真っ向から温暖化の原因がCO2にあるとの考えを否定する向きもある。武田邦彦氏等は、良くテレビにも出演しているので、馴染みの顔になってしまった。

CO2温暖化に疑義を持つ人たちは、これらの人たちだけではない。勿論これらの人たちの考えは間違っていると反論し、「地球温暖化問題懐疑論へのコメント」と題して、CO2温暖化説を正当づけるの反論(正論?)も又存在すると言った具合で、素人の我々には五里霧中と言うことになる。

昨日の日経新聞に、「温暖化データ改ざん疑惑」というコラム記事が掲載されていた。地球温暖化の研究で有名なイギリスの大学で、気温データが改ざんされていたというのである。疑惑というのは、アメリカの教授が、1999年の国連世界気象機関の報告書に掲載した過去1000年の気温グラフを一部改ざんし、気温は下降していたこともあるのに、上昇を続けていると発表していたのである。

元々は、イギリスの古気候学者のマイケル・マン教授が木の年輪から過去千年以上の気温変化を見積もった結果、気温変化が19世紀以降の急激な上昇カーブを示していたグラフを発表した事に始まる。このデータは人為的な操作が行われたのではないかとの、議論を呼び、この「ホッケースティック曲線」と呼ばれる曲線への疑義として「ホッケースティック論争」が起こったのである。

この「ホッケースティック曲線」が呼び水になり、19世紀以降の地球温暖化は、すなわち人間活動の結果に起因すると言うことを強く印象づけ、ベースはこれから始まったのだと言うのである。
この結果、CO2が悪者になるわけだが、果たしてそうなのかという疑問が再び提起されたことになる。

この、「改ざん」は、アメリカのフィル・ジョ-ンズ教授が、「気温低下を隠すトリック(策略)を終えた」という委員宛のメールがコンピュータから流出した事で発覚し、アメリカのウォーターゲート事件になぞらえて、「クライメート(気候)ゲート事件」という新語も生まれている。

気候変動に関する政府間パネル(IPCC)では今も、「近年の気温上昇の原因の大半は人間活動によるもの」と結論づけてはいるが、CO2が増えているにも拘わらず、ここ10年の気温上昇は止まっているなど新たな知見も出ていると言うことで、今後ともさらなる論争が起こることが示唆されている。

今年の2月には、地球の気候は当面「寒冷化」に向かっているという記事もあった。2005年から0.2℃程度低下しているグラフが添えられていた。その図には、IPCCが予想した温度では、0.2℃程度上昇し、それは、2025年には0.5℃は上昇するとある。ここで、2000年のCO2排出基準をキープできれば、2025年でも0.1℃程度の上昇に抑えられると書かれている。

また別の日の記事では、東大などで計算したスーパーコンピューターの結果によると、2025年には、気温は0.3~0.4℃の上昇だとある。


一方では、全球(地球)凍結は、億年の単位で起こるとも言われているので、そんなとき排出ガスを如何に規制しても何の役にも立たないわけであり、経済変動でも、いろいろな波があるのと同様、どんなきっかけで、上昇経済が恐慌になるか分からない時代である。

そんなことが分かっているのか、今回のCOP15で温暖化ガスの削減目標を日本や欧州では1990年比で2020年には25%減としているのに、アメリカ、カナダ、等はわずか3%減だと言うし、オーストラリアなどでは、13%増もありうるということである。クジラに血道を上げて抗議するくらいならCO2を何とかしろと言いたいところだ。

また今日のテレビでは、タイのバンコク近くの海岸の都市が、海水の水位が上昇したために、食品を売る店が膝上まで水に浸かると言った状態なのだそうである。
これと同じ現象が、南太平洋やインド洋、カリブ海などに浮かぶ発展途上の島嶼(とうしょ)国にも起こっており、近年ツバルなどの国は消滅する危険があると聞くと、ますます混乱してくるのである。





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Last updated  2009.12.14 07:23:35
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