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2018.09.07
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カテゴリ: カテゴリ未分類
今日のウォーキングは雨のため中止した。
連れ合いは、学習ボランティアの仲間さんと、昼食会をし、私は、小学校の学習会に参加した。
結構意欲的な子供ばかりだが、少し歩みの遅い子も居た。図形の問題が宿題に出ていたようだ。又、漢字の筆順は、全く顧みられていないようで、正確に書ける子は殆ど居ないようだ。

***

台風21号が甚大な被害を残して、まだその傷の癒えない間に、昨日の早朝に北海道・胆振地方中東部で地震が発生した。地震発生当初は、震度6強との事だったが、その後、震度は7に変更された。
とにかくひどい地震だ。

住宅が数軒倒壊したといった当初の発表が、徐々に(刻々)シリアスなものに塗り替えられていった。直ちにJR北海道は全面運休だ。札幌の地下鉄もマヒした。そして、原発の様子が言及される。泊原発の外部電源が喪失し、非常用自家発電で電力を供給(6台で10日間はもつ)しているとか。取りあえず、放射線量に異常はないという。震源地から110km以上離れている場所でも先ず原発は安全かとのことになる。日本中の原発はそういった地域にあるのだとの恐れをいつも感じさせる。

そして次に起こったのが、苫小牧市内全域が停電したとのことだ。ここは震源から直線距離で20km程度なので、影響は大きそうだ。信号が消えた事による交通の混乱が伝えられる。そして続いて伝えられたのは、道内すべての火力発電所(全6基)が停止し、全域295万戸が停電したとのことだ。どうやら全道の電力の約半分を賄う主力の苫東厚真火力発電所が地震の揺れで停止し、4号機はタービンから出火し、1、2号機も水蒸気が漏れ、施設が損傷したとみられる。

そのため道内の電力需給のバランスが大きく崩れ、別の道内3カ所の火力発電所も停止(一部では、全道で稼働していた火力発電所6基との記述もある)したとのことだ。一斉に緊急停止したというが、何故そんなたいそうなことになるのだろうかと訝った。



新千歳空港も閉鎖になった。ここは震源に10kmと近いので、当然とも思える。たまたまの旅行者や観光の外国人は、右往左往するばかりだ。北海道独特の問題としては、酪農家の搾乳が、電気が来ないために機械での搾乳が出来ず、又、搾乳しても保管のための冷蔵システムが使えないので、操業を停止したとのことだ。

続いて、道内16市町の2239戸で断水となった。ここまでの被害は、程度の差こそあれ、当然起こりうる結果だ。然し、之に続いて発表された大規模な土砂崩れは、その写真を見て絶句するほどだ。緑の山が地滑りで茶色に変わっている。

山の斜面が広範囲に崩れて山肌がむき出しになり、その土砂や樹木で、住宅などの建物が押しつぶされているのだ。

それでも、歩いて職場などへ向かう人の姿が多く見られたというから、何となくちぐはぐだ。
停電だから食事を作れない。そこでコンビニへ向かうが、売り切れて何もない。メールも充電が切れると最早使えない。全くの原始生活になっているようだ。

道路が極端にでこぼこした状態になっているところは、昔、沢があり埋め立てたところだとのことだ。また、辺り一面が液状化現象で、泥沼になっているビデオが流されたが、足を取られた人は、自力では抜け出せないほどだ。

そして、おもむろに防災科研が今回の地震の加速度1504ガル(gal)だと発表した。つい最近の大阪府北部の地震では、高槻市で806ガル、阪神淡路大震災では891ガル、釧路沖地震が922ガル、中越地震が1019ガル、そして、熊本地震1362ガルだと云う事からも、相当に巨大であることが分かる。(因みに重力の加速度は980ガルで、加速度が800ガル以上で、かつ地面が動く速度が毎秒100センチ以上になると、建物に大きな被害を及ぼすとされている)

気象庁は陸のプレートの地殻内で断層面がずれ動いて起きたと発表(逆断層型?)した。震源から西に約10km離れた場所には主要活断層帯の「石狩低地東縁断層帯」が南北に走っている。しかし、震源の深さ約37kmと活断層の地震としては異例の深さで、気象庁は「断層帯との関連は不明」としている。

この地震は、活断層で起こる地震としては震源が深すぎるとの意見もあるし、一方では、今確認されている断層ではない隠れ断層によるものだとする意見もあるようで、要は、分からないというのが本音のようだ。

原発の立地で、活断層の有無が議論されたことがこれまでもあったが、名の通った断層が200とか、全部合わせたら2000とか、隠れている断層もあるからそれ以上とか、全く以て判然としない。そんな、分かってもいない断層の上に原発を造るなどと言うことは、全くナンセンスなのだが、どうやら現実はこういった事を深く考えていないようだ。

昨年12月に北海道東部での超巨大地震の発生確率が30年以内に、7~40%だとの記事があった。


今回の地震はこの想定図からは離れた、しかも断層型の地震である。調査委は、超弩級の地震だけを扱っているわけではないだろう。今回の地震も予報していて当たり前と思われるが、その時点で、調査委は一回り小さい巨大地震も30年以内に発生する確率も同時に発表している。それも少し場所が違うのだが、十勝沖ではM8~8.6程度が7%、根室沖ではM7.8~8.5程度が70%程度、色丹島および択捉島沖ではM7.7~8.5前後が60%程度としていた。

この時の公表の根拠は、過去6500年間に最高18回あり、平均間隔は340~380年と推定して、現在は最新の発生から約400年が経過していることからそう結論づけたとのことだ。全く根拠の無いことでは無いが、こう言った予測が実社会にどれ程の意義があるのかは、全く疑問に思えてくる。一体どういった計算方法が用いられているのか、素人には全くのブラックボックス故に、判断の基準すらない。

今回の地震は想定された地域ではないことから直ちに予測との整合性を見ることは出来ないとは思うが、折角予測するのなら、もっと時系列的により正しいものを提供して貰わないと、結局は、予想しなかったのと同じ結果になってしまうのだ。

今年の6月には、直下型地震については、メカニズムが複雑な故に予測するのは至難の事だと書かれていた。最近発生した大阪北部地震だが、日本のどこででも地震が起きるという事を証明して見せた。その時点で、今の科学では、地震がいつ、どれくらいの規模で起きるのか予測するのは不可能だと述べている。特に直下型地震は活断層が1000~数万年に一度動くとされ、過去の記録があまりに少ない。今回も強い揺れを引き起こした断層すら特定できず(大阪の時も同じだ)、地震予測の難しさが改めて浮き彫りになった。

結論的には、我々は、来るべくしてくる巨大地震をただただおびえながら待つだけの哀れな存在であると言うことだ。



538.うき草のうへはしげれるふちなれや ふかき心を知る人のなき (よみ人しらず)

私の心は浮草が水面に茂った深い淵だろうか、深い思いを知る人はいない





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Last updated  2018.09.08 10:15:25
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