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2019.01.02
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カテゴリ: カテゴリ未分類
今日のセミウォーキングは高浜堤から淀川河口32.0km点で折りかえし、シャルマンを経由して帰宅した。

家族全員で初詣した。久しぶりに全員揃った初詣は知恩院から八坂神社を回った。帰りは松のやでとんかつを頂いた。

***

今年は、アメリカと中国の覇権争いが継続する感じだ。昨年の貿易戦争がどのようになるかはまだ予断を許さないところだ。その中でもハイテクに関する事は焦眉の急であり、アメリカは5Gの問題については中国の動向を最も注視しているところだ。

暮れに先端技術研究の記事が出ていたが、30あるテーマで、中国が8割(23)で首位を行くことが書かれている。これに対して、アメリカは僅かに7つで首位に立っているだけだ。トランプのイライラする気分も分からないではない。

調査の基本は論文の発表数やその引用度(注目度)などを纏めたもののようだ。テーマは約10万に細分化した要素技術的なもので、様々な分野にかかわる人工知能(AI)のようなテーマは含まれていない。

調査対象とした論文総数は約1720万件で内訳は中国が約290万件、アメリカ約390万件、日本約77万件だ。以下は新聞記事の転記だが、世界の技術の動向(注目点)がよく分かる。

最も注目度が高いのは「ペロブスカイト」という次世代の太陽電池材料だ。現在主流の電池材料であるシリコン半導体に比べて、高効率で安価になる可能性があり世界中で研究開発が活発だ。
ペブロスカイトは不明にして初めて聞く名前だった。



なるほど、常日頃から、電池の持ちが良ければどれ程良いかなどと感じていたことが世界的にも注目されている技術なのだ。電池は携帯機器(スマートフォン)などでは最も神経を使うところで、容量がアップできたら今の世界が大きく変わるような気がする。

次いで多かったのは医療・バイオテクノロジーだ。遺伝子を自由に切り貼りして動植物の品種改良につながる「ゲノム編集」(7位)、ノーベル生理学・医学賞を受賞した本庶佑京都大学特別教授が貢献した「免疫療法」(10位)などが注目されている。ゲノム編集では、中国がゲノム編集で女児を誕生させたことで話題になったが、向かう先はどうなることやら。倫理的などと云いながら、秘密裏に行われて世界が変になることも想像できなくはない。

免疫療法で、がんが治る時代になれば、iPS細胞の活用と共に人類の生存年数を飛躍的に増大させることにもなるだろう。

「光触媒」(12位)や「核酸を標的にしたがん治療」(14位)についても中国の研究の活発さは群を抜いている。(全世界の7割超)。一方、アメリカは「ジカウイルスによる感染症」(5位)と「ゲノム編集」(7位)、「免疫療法」(10位)など7テーマで首位だった。

日本は米中に次いで3位の項目もあったが、国別で1~2位になったテーマは1つもなかった。
こんな所に科学立国などと云いながら研究開発費に予算を割かない日本の現状が見られる。「中国製造2025」というハイテク産業の育成策がアメリカの驚異の的となっていることは窺い知れる。

2016年の中国の研究費は45兆円と10年前の3.4倍に達しているというから、その勢いに、たじたじとなる感じだ。アメリカは51兆円だが、その伸びと選択投資は驚異的でもある。昔中国と云えば粗製濫造や品質が劣ると云ったことがついて回ったが、そんな過去の言葉をそのまま信じているととんでもないことになるようだ。

どうしてこうなったのだろうか、人口が多い分頭の良い者も多いわけで、しかも貧富のさなどお構いなしで、独裁者の鶴の一声で予算も何でも決まってしまう体勢は、民主主義では計り知れない結果をもたらすようだ。

中国の論文はこれまで「粗製乱造」と皮肉られてきたが、最近は質も高まってきた。
之までも全てのことが中国の成果は右肩上がりの傾向となっていて、アメリカに追従してきた事実を見てきたが、やがて中国がアメリカを抜き去ることになるかも知れないという実感が湧いてくるような気分になる。トランプはそれを感じているのだろう。

翻って、日本はお粗末に過ぎる。今の政治家や官僚、マスコミなどはかつての日本の良かったイメージを引きずって、全てに渡って、過去の栄光にすがった怠惰な道を歩んでいるのかも知れない。



【古今和歌集】

633.忍ぶれど恋しき時は あしひきの山より月の いでてこそくれ (つらゆき)

逢いたいという気持ちを抑えていても、どうしても恋しい時は、山から月が出るように出てきてしまう





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Last updated  2019.01.03 18:01:10
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