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2019.07.01
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カテゴリ: カテゴリ未分類
今日のウォーキングは雨のため中止した。
午後から認知機能検査を高槻教習所で受けたが、記憶力のテストが悲惨だった。何とも落ち込んでしまった。覚えておかねばならない絵を半分強しか思い出せなかった。

***

日経のアナリシスだ。3回に分けて識者が解説している。

そも、アベノミクスの「3本の矢」というのは何であったか。
1 機動的な財政政策 (デフレと円高からの脱却、名目経済成長3%以上)
2大胆な金融政策 (インフレターゲットを2%)
3民間投資を喚起する成長戦略(イノベーション基盤の強化や法人税の引き下げ)

ある程度評価している者も居る。景気拡大が続き、雇用は著しく改善したといい、成長率1%をおおむね上回っているし、インフレ率も1%を少し下回っているがプラス側にあるとしている。経済のことはよく分からないが、インフレ率ターゲットは確か2%超えではなかったか。



大目標は、デフレスパイラルから脱出し、インフレを適度な達成して、サラリーマンに還元され、その結果財布の紐が緩くなって、消費が高まり、そして好景気が循環するというシナリオではなかったか。
まぁ経済音痴が云う事だから、的を射ていないかも知れないが。所得増などと云ったことはあまり感じられないのだ。

評価している人は、どの辺りに目を付けているのだろうか、それとも安倍に賛辞を送ることで生活を保っている人なのだろうか。ともかく、この年になって、正しい(とか、そうと思わす)ことは複数ある事にやっと気づいたのだが、これもそういった類いなのだろうか。

工学系で暮らしていると、是は是、非は非とはっきりでてくるので、こう言った中途半端な意見など通る余地がないのだ。

然し、ほんの少し言い訳はしている。インフレ目標は達成できていないとは云っている。株価も高値圏だが、継続的な上昇ではないという。後はぐじぐじ云っているが、よく分からない。プライマリーバランス(要は国家の家計簿)は均衡を保っていないと表現している。何で、赤字で大変だとは云わないのだろうか。学者は不思議だ。

色々解説しているが、アベノミクス下では需要が供給を上回っている割りにはインフレ率が低いのだ。そこでイギリスのように2%と固定するのではなく±1%と許容幅を持たせるべきと云う。ちゃんちゃらおかしい、そんなことが初めから分かっているならそうすれば良いではないか、アベノミクスでは確実に2%を達成できるとふんぞり返っていたのではなかったか。

そして最早7年も経っていて、達成できていないことを、基準のせいに戻すなどとは、何でもありのちゃらんぽらんと云っても良い。

それを米中の貿易戦争のせいにしている。要は、自らが立てた目標は、世界が巧く協調(言いなりになってくれれば)達成できるが、そうで無ければ・・・、ということなのか。そんな計画なら誰でも出来るし、そうならなければ失敗したと云う事なのだ。

地銀の話が出ているが、スルガ銀行のいい加減さを初めとして、まともな銀行は数えるくらいだ。経営のやり方が何とも情けない。放ってきた金融庁も同罪だ。貸し出しを伸ばした銀行にはマイナス金利で日銀から融資するという提案だが、いい加減な銀行に金をつぎ込むのはそれこそ無駄だ。

当たり前のことをまことしやかに述べているのは生産性の向上を図れと云う事だ。誰でも云えることで、そうなれば、賃金は上昇し、消費を刺激すると云っているそんなの誰でも分かることだ。

方法は、労働者のスキルアップであり、そのためには労働流動性を高めよという。そして企業は生産性に見合った対価(賃金)を払えという。それが成されていないから問題なのだ。企業は儲けを内部に貯め込んで、労働者に還元していない実情が問題なのではないか。



だぶだぶにお金をつぎ込んでも物価は上がらないのは一体何故なのだろうか。担当の金融大臣までもが、そんな2%に拘っていてはといった発言を堂々としているわけだ。何を以て公約とし、何に向かってきたのかと問いたい。この男が、先に総理大臣としてこの国を引っ張ってきていたのかと思うと、情けない。

自分に都合の良いデータなら受け取るが、都合が悪ければ、正式な手続きを踏んでいないからと受取を拒否する。そんなご都合主義は、2%のインフレ率を軽視することと共通していて、甚だ不細工である。書類の廃棄、改ざん、受領拒否、 、一体節操というものがあるのか。

他に策がないから消費増税を2回に亘って延期し続けてきた。消費税のアップは、我々庶民にはありがたくないことだが、これは、インフレターゲットと同じ事で、増税で福祉が良くなると云うことであれば、まだ理解できる。高齢者の負担を少なくするとか云うなら分かるが、税は上げたものの、そのお金は、高額な戦闘機代に消え、トランプを喜ばすだけに使われるなら、まっぴらだ。

経済学に、全要素生産性(TFP)という言葉がある、生産性を格好良く言い直した言葉のようだが、要は生産活動に対する生産要素(労働・資本など)の寄与度のことだ。
もっと平たく言えば、新たな価値(付加価値)を生み出す時の効率の程度のことだ。



掲げた出生率の向上といった言葉(言葉だけだが)は低下し続け目標にほど遠い。待機児童は数の上では僅かに減少しているが、子供の数の減少との割合からそれは目標に近くなっているのだろうか。

また、老齢化が進み、介護を要する人が増え、その結果、働かなければならない人がやむを得ず介護離職しなければならなくなっている。その数は10年前の約2倍だとか。何の施策も感じられない、要は少子高齢化という現実が、着々とそのまま社会現象として表面化しているだけで、そこにアベノミクスの何も関与していないと云う事だ。

人口減で、人手不足になることに対する対策は殆ど取られていなく、行く行くは外国人受け入れしかないだろうと単純に考えている、何に付けても狼煙は上げるが、一向に実が生じないのだ。

何かにつけて標語を作るのが好きだし、新しいスローガンを策定して、その度に焦点ははぐらかされ続けている。働き方改革のことでも、単に残業時間を減らすことでのしわ寄せを中小企業に押して受けて事が済むと云った表層的なことでしかない。

女性や高齢者を働かせれば、人手は何とか充足するなどと言ったことも実のない表層的なことでしかない。何でも言うだけ番長の現在の安倍では、アベノミクスがどうこうよりも、何故か萎縮した官僚の忖度と野党の不甲斐なさによってのみ支えられていることを知らなければならない。おっとそれは国民の側に言うべき事であった。

【古今和歌集】

788.つれもなくなり行く人の言の葉ぞ 秋よりさきのもみぢなりける (源宗于朝臣)

つれなくなってゆくあなたの言葉こそが、秋より先に色の変わる紅葉だったのですね





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Last updated  2019.07.03 07:47:05
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