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2020.10.10
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カテゴリ: カテゴリ未分類
今日も雨、3日連続でウォーキングは中止だ。
替わりに連れ合いと夕方コープへ歩いて買物に出掛けた。

***

今年の北半球は「最も暑い夏」になったようだ。2019年も過去最高だとのことだったので、2年連続で「最も暑い夏」を記録した。またしても(いや連続して)地球温暖化が叫ばれることになる。
やや肌寒くなった今日から思えば、すでに暑さの肌感覚が消えてしまいそうだ。

日本でも猛暑日連続の東京都心や、浜松市で41.1℃と国内の最高気温タイを記録する事になった。

米海洋大気局(NOAA)と世界気象機関(WMO)は2020年6~8月の北半球の平均気温は過去140年間の平均気温を1.17℃上回ったという。海表面の平均気温も過去最高で平均より1.09℃高く、地表面は過去2番目に高かった。南半球を含めた地球全体の気温は平均より0.92℃高く、過去3番目に高かった。

こうした高温は、世界の各地で記録されている。香港ではデモの熱気の影響ではないだろうが、平均気温が29.6℃になり、史上最高になった。

平均気温との差を見ると、1940年頃までは平均気温に比べて低めの年が続き、1940年~1980年頃まではほぼ平年並みであったが、1980年以降今日までは平均気温の急激な上昇が見て取れる。



北半球で最高気温の更新が続くのは、温暖化の影響と太平洋の海水温が高まっていることが大きな要因だという。また、海面水温の高さも気温を押し上げる要因になる。海面水温が高いと暖気が大陸の上を覆いやすくなり、地表に降り注ぐ太陽のエネルギーを蓄えやすくなるのだという。

偏西風も気温の上昇に関係している。通常直線的に吹く偏西風が南北方向に蛇行することで、南の温暖な空気を北極付近まで運ぶことになり、ロシアの北極圏の町でも約38℃まで気温が上昇した。

北半球の気温上昇により自然災害が頻発している。特に米カリフォルニア州などで山火事は最悪の事態をもたらせているようで、長時間鎮火しないで燃え続けている。

豪雨や暴雨風被害は意外にこうした気温の上昇がもたらすことが多い。台風やハリケーン、サイクロンの強さは空気中の水蒸気の量に強く影響を受けるためだ。気温が上がると、海洋から蒸発する水蒸気量が増える上、空気中に存在できる水蒸気量も増える。

このため、降水量が増えて各地に甚大な降雨災害をもたらすことになるのだ。9月に九州や西日本を襲った台風9号や10号による豪雨災害は正にこうした地球温暖化が大きな原因となっていることは否めない。台風の勢力が強まったのも太平洋の海水温が平年に比べ高かったことが原因の1つだ。

今後も気温上昇は続くとみられていて、今後約80年間で想定される温暖化ガスの排出量が最悪のパターンだった場合、地球全体の平均気温は2.6~4.8℃上昇する可能性があるという。
之を基に、日本では、全国で3.4~5.4℃気温が上昇するという可能性があると見られている。

地球の温暖化が叫ばれて、もう久しくなるが、CO2の排出は依然として増え続けている。コロナ禍で、経済と感染症の折り合いを付けなければならないと言って、様々な経済活性化施策が採られているが、温暖化については、もっと長期に亘って、CO2の排出を下げる努力を、経済にブレーキを掛けないように続けなければならないのだ。

CO2が増えると、これらのガスが熱エネルギーをより多く吸収し、熱を宇宙空間に放出できなくなって気温が上がる。その結果が、異常気象となったり、北極や南極の氷が溶けて海面が上昇したりして、太平洋の島国や沿岸部が水没する恐れに繋がるのだ。イタリアのヴェネチアでも、水位の上昇は町の死活問題にもなっている。

2015年の「パリ協定」では産業革命以前からの気温上昇を2℃未満、可能なら1.5℃未満に抑えるとの目標を掲げているものに、新興国は経済発展のためにCO2の排出量を増やしており、米国でもトランプは協定から離脱するなど、切実感が希薄だ。

特にトランプは、コロナに感染しながらも、特に有効な手段を執り得ず、世界で断トツの感染者、死者を出すに至っている。温暖化で言えば、カリフォルニアの地獄絵図のような山火事さえも、自らのパリ協定離脱と結びつけて考える頭が無いようだ。



北極海は、世界の埋蔵量の13%に上る石油と30%の天然ガス地下資源と生物多様性のために、各国が開発に乗り出している。海氷の減少で航行が容易になり、北極海ルートは横浜港とドイツのハンブルク港の間の航行時間が40%短縮され、燃料消費量も20%削減されている。さらに、中東情勢に左右されず、海賊襲撃の恐れもないことから今や、東西交通の新たな海路となっている。

そして、このまま推移すれば、北極海の海氷が夏場に完全になくなるのは2054~58年のことであるとの見解がある。

北極海の海氷面積が記録史上最も小さい340万平方kmだった2012年には、北極海ルートを通行する船舶はわずか4隻だった2010年に比べ、46隻の船舶がこの新航路を使用したという。

2017年には2016年の世界の気温が観測史上最も高かったとする報告書が発表された。北極海の氷が解け、海氷面積は衛星観測が始まって以来の37年間で最小となり、地球の海面の水位は1993年に比べ約8cmも上昇し、最も高くなった。

さらには、太平洋赤道域東部の海面温度が上昇するエルニーニョ現象が強まり、世界の気温を押し上げたと分析している。こうして、日本での猛暑や台湾や米国での巨大な台風やハリケーン等の現象が起こった。さらに、温暖化で湖沼の水温が上昇すれば、水中の微生物の活動が活発化し、各地で水質悪化が進むとも危惧されている。



之までの研究ではグリーンランドの局所的なサンプルを使っての解析だったが、より高度な手法として、グリーンランド各地から採取した複数の氷床コアから得られた気温と降雪量のデータを、氷床モデルに組み込んで解析した。

これまで研究されてきた、グリーンランドの過去の再現モデルと、今世紀に融解する氷床の量の予測をつなぎ合わせる一貫したモデルを用いて、より高度な手法で完新世(1万2000年前~現在)のグリーンランドの氷床融解の研究を行ったところ、完新世の始まり以降に生じた他の融解より突出して速いペースであることがわかった。

過去の実績に加えて、化石燃料を無節制に燃やし続けて、大気中の炭素量が増え続ける事を加味すると、今世紀に約21兆tonの氷が融解する可能性がある事が分かった。これは、過去1万2000年で最も速かったときのおよそ4倍の速度と推定される。

こうした推定は、モデルが扱う範囲をグリーンランドの南西部に限定しているが、更に、次のステップで、モデルをグリーンランド全体に適用し、さらに、氷を解かしたり崩壊させたりするその他のプロセスも組み込んだより詳細な研究が予定されている。

之までの研究で云えることは、人類が針路を変えない限り、グリーンランドはおろか地球全体の気候が劇的に変わってしまうということだ。





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Last updated  2020.10.11 08:21:26
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