ゆうさんのほのぼの日記

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2020.10.18
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カテゴリ: 株式投資
NTTは9月30日から1株3900円でTOB中だ
NTTが実施中のNTTドコモへのTOB(株式公開買い付け)の締め切りまで1カ月を切った。ドコモの株主は25万人いる。応募には手続きがいるが、保有している証券会社や口座によっては時間がかかることもある。少額投資非課税制度(NISA)で保有する場合は税金についての考慮も必要で、早めの判断が求められている。
NTTは9月30日から1株3900円でTOB中だ。発表前日の9月28日終値(2775円)に4割強のプレミアムを乗せた。価格に納得し応募すれば、保有分を買い取ってもらえる。応募期限は11月16日午後4時だ。
応募する場合は事前に指定された「公開買い付け代理人」と呼ばれる証券会社に口座が必要だ。今回のTOBでは三菱UFJモルガン・スタンレー証券が代理人で、三菱UFJモルガンで取引している人と、それ以外の人では手続きが異なる。
野村証券やSBI証券といった三菱UFJモルガン以外の口座でドコモ株を保有し、TOBに応募する際は、三菱UFJモルガンに口座を作る必要がある。
三菱UFJモルガンはインターネットでは22日まで、店舗では11月6日までに申し込むように求めている。通常の証券総合口座のほか、今回だけの公開買い付け専用口座を選ぶこともできる。
口座を開設したら、そこにドコモ株を移すことになる。もともと持つ証券会社から口座振替申請書類を取り寄せるなど必要な手続きは多く、余裕を持った準備がいる。大手証券では振替手数料をとらないところが多いが、確認が必要だ。
NISA口座で保有している場合も三菱UFJモルガンとその他の証券会社で違いがある。
三菱UFJモルガンのNISA口座なら非課税で売却できるが、他社の場合は三菱UFJモルガンの一般口座などに移さないといけない。TOBでの売却は課税扱いになる。NISA枠内での非課税取引にしたい時は、TOBに申し込まずに市場で売却する。NISAの投資枠は年間120万円に限定されているが、売却代金をNISAで再投資する場合も、新たな枠を使うことになる点には注意が必要だ。



TOB応募分の売却代金は決済開始日の11月24日に三菱UFJモルガンのマネー・リザーブ・ファンド(MRF)に入金される。公開買い付け専用口座の開設時に振込先を指定していれば、預金口座に直接送金される。
三菱UFJモルガンの特定口座(源泉徴収あり)ならば、TOBで得た利益は同一年に同口座内で生じた上場株式などの売却損と通算できる。他社の特定口座で生じた売却損と通算するには確定申告が必要だ。
TOBに応募せずに、市場でドコモ株を売却する選択肢もある。煩雑な手続きをせずに現金化できるが、TOBに応募した場合は売却手数料がかからないのに対し、通常の取引では一定の手数料がかかることが多い。株価は日々変動(16日終値は3881円)しており、TOB価格より低くなる可能性もある。
TOB期間が過ぎても、上場廃止になるまでドコモ株は市場で売買することができる。応募せず保有し続けることもできるが、NTTはドコモの完全子会社化を目指している。TOB後に株主総会などの手続きを経て、全株が強制買い取り(スクイーズアウト)になる可能性が高い。





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Last updated  2020.10.18 09:07:50
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