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Papico97 @ Re[1]:アカウント乗っ取り(12/10) yanpa555さん >お父さん、よかったですね…
yanpa555 @ Re:アカウント乗っ取り(12/10) お父さん、よかったですね。鉄人ですか!…
Papico97 @ Re[1]:大手術(08/04) アジョシへ ありがとうございます。 ま…
yanpa555 @ Re:大手術(08/04) >生まれ変わった人みたい 実感としてわ…
Papico97 @ Re[1]:大手術(08/04) はんらさんへ ありがとうございます。 …

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2007.11.13
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カテゴリ: カテゴリ未分類
もうそろそろ時効ということにしてもいいだろうか。

そういうことにして、書いてしまおう。

9ヶ月からソウルの保育園に通っていた息子が3歳になったときのこと。Mr.クデギと話し合い、そろそろ自宅の電話番号を教えておこうということになった。

もちろん送迎はどちらかが必ずしていたし、子どもを独りにするということはあり得ないが、万が一迷子になったりしたとき、家の電話番号を知っていれば、何かの助けになるのではと考えていた。

「チルグーイーエ(792の) イーパルパルユク(2886)」

まるで呪文のように、息子に聞かせていた。時には3人で、踊りながら電話番号を唱えたりしていた。

「チルグーイーエ、イーパルパルユク!」

「チルグーイーエ、イーパルパルユク!」

「チルグーイーエ、イーパルパルユク!」

あ、あやしい・・・ぽっ

そのうち、息子は自然と番号をそらんじるようになっていた。

しかし・・・

まさか、それが本当に役立つ日が来るとは、思いも寄らなかった。



息子はときどきこちらの窓に向かって手を振りながら、遊具で遊び始めた。

それは、ほんの数分、私たち二人の注意が逸れたときに起こった。

ふと気がつくと、どこかから息子の泣き声がしている。しかし、姿は見えない。さっきまでいたはずの公園にいないのだ。一体何があったのだろう。窓から声をかける。「今すぐ行くからね。そこから動いちゃだめだよ」。

息子は公園と、ビラの間の道路で泣いているようだった。

Mr.クデギと二人ですっ飛んで外へ出る。

しかし、ものの1分も経っていないはずなのに、さっき泣いて立っていたはずの場所に、息子の姿はなかった。

声も聞こえない。


血の気が引いた。


それからMr.クデギと私は、3~40分の間、大声で息子の名前を呼びながら、周辺を探し回った。しかし、どこを何回探し回っても、息子の姿はなかったのだ。


どうしよう。


外は日が傾き始め、周囲はだんだん暗くなる。警察に通報すべきだろうか。


Mr.クデギが、とりあえず二人で手分けして探していてもお互いに連絡が取れないし、息子が家に帰ってる可能性もあるから・・・と言い、自分は外を探すから、一旦家で待っていてくれと言った。ひょっとしたら、誰か近所の知り合いが見つけて連れてきてくれるかもしれない。



知らない女性からだった。

「あの、男の子が迷子になっているようだったので話しかけたら、この電話番号を教えてくれたので」

とのことだった。

彼女に建物の場所を知らせると、その場所は分かるという。

彼女は「今から連れて行ってあげますから待っていてくださいね」と言い、私は受話器を持ったまま何度も頭を下げてお礼を言って、電話を切った。


慌てて外に出る。



Mr.クデギは言った。

「それで、その人の電話番号と名前は控えたのか?」


ギックッ!!


なんてバカだったんだろう。私は何て大バカ者なんだろう。こんなバカ親がこの世にいるだろうか。

気が動転していたからか。あるいは息子を保護しているという電話をもらい、全身脱力状態だったからか。私はなんと、相手のことを何も聞かずに電話を切ってしまっていたのだ。

10分くらい待っても、息子も女性も現れない。何と長い10分だったことか。

ビラがある路地は行き止まりになっているので、誰かが来るとしたら、大通りから入ってくるはずだ。しかし、待てど暮らせど来ない。

ひょっとして・・・念のため・・・もう一度家に帰ってみよう。そう思い、Mr.クデギを大通りに残したまま、家に戻る。


すると・・・


なんということか。


息子はビラ内の階段の踊り場に独りでぽつんと立っていた。


女性の姿はない。


その後のことは、私は何も覚えてない。


公園から姿を消したあと、1時間ほどの間、息子がどこで何をしていたのか、誰といたのか、それをMr.クデギも私も知らない。


一歩間違えば、息子は一生帰ってこなかったかもしれない。

こんな頼りないバカ親だから、息子は覚えていた電話番号を近くの大人に伝え、帰って来た。3歳の子どもが。自力で帰って来たようなものだ。


いろんな悲惨な事故や事件のニュースを耳にするたびに、私はあのときのことを思い出し、背筋が寒くなる。





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Last updated  2007.11.13 11:24:13
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