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yanpa555 @ Re:アカウント乗っ取り(12/10) お父さん、よかったですね。鉄人ですか!…
Papico97 @ Re[1]:大手術(08/04) アジョシへ ありがとうございます。 ま…
yanpa555 @ Re:大手術(08/04) >生まれ変わった人みたい 実感としてわ…
Papico97 @ Re[1]:大手術(08/04) はんらさんへ ありがとうございます。 …

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2007.11.19
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ま、「思わぬ」だから「盲点」なんだけど。





 【パリ=若水浩】オシム監督を日本に招くなど、深い関係を持つフランス在住の祖母井(うばがい)秀隆・グルノーブル(フランス2部リーグ)GMは16日、オシム監督が倒れた直後の様子を語った。

 15日午後6時(日本時間16日午前2時)ごろ、祖母井さんは(息子でJ1千葉の)アマル・オシム監督から「何人かに電話したがつかまらないので、そちらから救急車を呼んでくれないか」という電話を受けた。フランスからは日本の119番に通報できないため、祖母井さんは何人かの知人に電話をかけ、深夜に起きていた人から通報してもらったという。

 祖母井さんは「自分がジェフにいた時は、いつでも連絡が取れた。私が日本にいれば」と悔しがり、「ここ2日間ぐらいが危ないと聞いている。回復を祈るしかない」と語った。



この記事を読んで、悲しかった。息子さんのアマル・オシム監督は2004年から日本に暮らしている。どれほど日本の生活に適応できていたか分からないが、少なくとも、お父さんが持病を抱えていたことは分かっていただろうし、緊急時の病院の連絡先とか、救急か警察の番号くらいは分かっていなかったのだろうかと思ってしまうのだが、海外生活では、普段想定していなかった状況に陥ったとき、地元の人間であれば当たり前にできることができなかったり、当たり前に知っている情報が手に入らなかったりするものだ。

自分の父親が倒れただけでもパニック状態だっただろうに、病院の電話も分からない、救急車も呼べない、慌てて知人に片っ端から電話したが通じない。どれほど緊迫した状況だっただろう。

結局、フランス経由で救急車を呼ぶことになったらしいが、そのときすでに倒れてから1時間も経過していた。家を飛び出して隣人を起こすとか、後から冷静に考えればいろいろ思いつくだけに、息子さんもさぞ無念なことだろうと思う。

話は変わるが、Mr.クデギのかつての知人で、のちに私にソウルでの職を紹介してくれる恩人となったTさんという女性がいるのだが、彼女は韓国のアンジョンファン選手の専属通訳をしていた。

アンジョンファン1

アンジョンファン


彼女によると、サッカー選手の通訳でも、練習や試合中の通訳と、日常生活における通訳とは違うのだそうだ。特に、サッカーフィールド内に女性が入ることは禁じられているとのことで、専属通訳である彼女でも、フィールドに入って試合中の通訳を務めることはできない。

そこで、彼女はもっぱら「異文化適応のサポート」という役割を果たしているのだと言っていた。外国選手にとって、この「適応サポート」という役割は非常に大切だと思う。

オシム監督のニュースを見ながら、彼女の言葉を思い出していた。日本国内で活躍する外国人監督はたくさんいるが、選手と同じように、この「適応サポート」がきちんとついていたのだろうか。



私は、アメリカ留学という経験が功を奏したのか、韓国での生活も、それほど苦労はしなかったと思う。といっても、アメリカよりはずっと文化的に日本に似ているとタカをくくっていたら、実はアメリカ以上に「似ても似つかない文化と習慣と国民性」だったことに気づかされ、たいていの日本人は、一度や二度

完全ノックアウト状態

に陥るのは確かなのだが・・・いや、それが一度や二度じゃ済まないことも多々あるのだが・・・

それはそれとして。

でもまぁ、言葉も比較的早く覚えたし、仕事もほとんどブランクなしにやっていたし、学生として、また韓国人に嫁いだ女性として、あるいは社会人として、いろいろな場面に遭遇し、いろんな経験をしてきた。子どもも二人出産したし、コンピュータが壊れれば、韓国語でサポートセンターに連絡し、症状を説明し、「次はこれをクリックしてこれこれこうしてください」などの指示に従って直してしまえるし、日本に帰省するとなればチケットを予約するのは朝飯前だし、ネットであれこれイベント情報を検索しては、子どもを連れて遊びに行ったりもした。ハングル文字のタイピングも、仕事をしながら自然と覚えた。

あるとき、日韓カップルのサイトで、こんな相談が寄せられた。「初産で不安なので、日本の病院で出産しようかと考えている。夫は来られないので、出産前後2~3ヶ月、合計約半年くらいは日本にいようと考えているが、どうだろうか」という相談だった。

私は迷わず、

「出産は夫婦で経験するのが一番。大きいお腹の妻が飛行機で飛んで行ったきり、次に会うときは見知らぬ赤ん坊を抱いたスリムな妻になって登場したら、その人生最大の感動イベントをみすみす逃してしまうことになる。産む大変さも見ず、産まれたばかりの我が子の顔も見ず、新生児を育てる経験もしないというのは旦那さんにとっても本当にもったいない。韓国の病院はどこも施設は整っているし、まったく問題ないからこちらで出産してはどうだろうか?私も二人出産したが、何も問題なかった」

というような趣旨のことを書いた。(もちろん、実際はもっと丁寧に。)

すると、ある人からこんな指摘をされた。

「誰もがあなたみたいに異文化に適応できるわけじゃない。あなたにとって何でもないことでも、その一つ一つが大変なプロセスと感じる人だっているんですよ」と。

なるほど・・・そうかも知れない。



だから、適応するのには相当苦労する。その辺は、夫について海外赴任した駐在員妻と同じような状況だろう。

私もそれなりに苦労した。特に韓国の大学院に留学したころは、「包丁を持ってわめき散らしながら町内を走り回りたい」衝動に駆られるくらい、気がどうにかなりそうなほどカルチャーショックを起こし、ホームシックにかかったこともあった。(アンジョンファンの通訳だったTさんは、その表現にいたく共感してくれたものだ

で、そこから何とか「違いを受け容れ、自分なりにその異文化の中で機能する術を身につける」ことによって、その「ショック」を乗り越えていく。その繰り返しで、そのストレスが溜まると、数ヶ月に一度は激しく体調を崩して寝込む。そんな感じだった。(それをTさんは「韓国キライキライ病」と呼んでいた。)

でも、それを「乗り越える」プロセスに耐えられない人も、世の中にはたくさんいるのだ。



どんなに頑張っても異文化に適応できない人もいる。あるいは、その文化との「相性」というものもある。アメリカには適応できたが、韓国はどうも肌に合わないという人もいる。フランスは何とも住みやすかったが、イギリスはダメだったという人もいる。あるいは適応に何十年と時間がかかる人もいる。

激しく脱線した ぽっ

今朝、テレビを見ていたら、オシム監督の報道に関連して、在日外国人に「緊急電話番号を知っているか」と街頭インタビューしていた。ほとんどの外国人が、「110番」や「119番」を知らなかった。

というわけで、日本のスポーツ界において、外国人選手や監督を招致する場合の、「異文化サポート」という面について、今回のオシム監督の例を良い教訓にしていって欲しいと願わずにはいられない。






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Last updated  2007.11.20 10:38:24
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Re:思わぬ盲点(11/19)  
NEYAN  さん
ほんとに高いのは言葉の壁より文化の壁ですよねぇ。

また、言葉が分からない頃は文化の壁なんだか言葉の壁なんだか、実は区別がつきにくいものでごっちゃになってしまっていたりするんですよね。それもそれで後で思うと確かに大変だったんだけど、言葉がわかるようになってからぶつかった壁のほうが私はしんどく感じました。

きゃー起きた。起きたー。ひさびさにコメント書こうと思ったのに・・・。ではまたー。
(2007.11.19 17:30:10)

NEYANさん  
Papico97  さん
>また、言葉が分からない頃は文化の壁なんだか言葉の壁なんだか、実は区別がつきにくいものでごっちゃになってしまっていたりするんですよね。それもそれで後で思うと確かに大変だったんだけど、言葉がわかるようになってからぶつかった壁のほうが私はしんどく感じました。

そうですね。言葉を覚えて、一通りのことができたら、そこはまだスタート地点なんですよねぇ、実は。また海外生活と一口に行っても、仕事のために行くのか、勉強のためなのか、あるいは嫁いで家族を持つ「生活」そのもののために行くのかによっても、カルチャーショックの度合いが違うように思います。

>きゃー起きた。起きたー。ひさびさにコメント書こうと思ったのに・・・。ではまたー。

ありがとうー!!みのりさんによろしくね。

(2007.11.20 09:38:49)

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