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きららここちゃんさん日本では幽霊は古くは生前の姿で現れることになっていた [ 。歌謡などの中
1785-87に書かれた 横井也有 の『鶉衣(うずらごろも)』には、腰から下のあるものもないものもある、と書かれている
墓地や川べりの柳の下などの場所に現れるとすることが多く、丑三つ時(午前2時ごろ)といった特定の時刻に出現するともいわれている。古くは物の怪の類は真夜中ではなく、日暮れ時( 逢魔時 、昼と夜の境界)によく現れ、場所も町はずれの辻(町と荒野の境界)など「境界」を意味する領域で現れるとされていたが、江戸期を通じて現代にまで及ぶステレオタイプが形成されたと思われる。
『乱れ髪に天冠(三角頭巾)、死装束の足がない女性』という、芝居やお化け屋敷などでもおなじみの定型化した姿は(いわば「日本型幽霊」)は、演劇や文芸の影響が大きいと言われている [ 。河出書房から出版された『渡る世間は「間違い」だらけ』によると、歌舞伎の舞台」の演出で幽霊の足を隠して登場したものがルーツだとしている。江戸期に 浮世絵 の題材として描かれてから定着したものである、とも言う。『 番町皿屋敷 』の影響もあるともいう [ 円山応挙 (1733-1795)の 幽霊画 の影響もあった、とされる。応挙の幽霊画は江戸時代から有名であったらしく、その後多くの画家に影響を与えたといわれている。
ただし、「足のない幽霊を最初に書いたのは 円山応挙 」とまで言ってしまう説については、俗説あるいは不正確な説、と指摘されており、実際には、応挙誕生以前の 1673年 に描かれた「花山院きさきあらそひ」という 浄瑠璃 本の挿絵に、足のない幽霊の絵が描かれている。この時代にはすでに「幽霊=足がない」という概念があったようである。
この定型と対比する形で「海外の幽霊は足があるものが多い」と言うこともある。 幽霊の中でも「 牡丹灯篭 」のお露のように、下駄の音を響かせて現れる者もいるが、これは明治期になって中国の怪異譚を参考に創作されたものである。近年も死者の霊が登場する 都市伝説 が多く語られているが、外見上生きている人間と区別がつかない幽霊も多く、「死装束を着た足のない幽霊」が「出現」することはほとんどない。
最近の日本の スピリチュアリスト の中には、性質別に「 守護霊 ・ 背後霊 ・ 自然霊 ・ 動物霊 ・ 浮遊霊 ・ 地縛霊 」などの用語で説明している人もおり、幽霊を、特定の場所に現れる"地縛霊(じばくれい)"と、そうではない浮遊霊に分けて説明していることがあり同様の用語を使う人も増えてはいる。
西洋の原語では、英語では ghost ゴースト あるいは phantom ファントム 、フランス語では fantôme ファントーム などと言う。
幽霊の現れる時の姿は、生前の姿のままや、殺された時の姿、あるいは骸骨、首なし、透明な幻、あるいは白い服を着た姿で現れる。また火の玉や動物の姿でも現れるとされる。
現れる場所としては、 墓場 、殺された場所、 刑場 、 城館 の跡、 教会堂 、街の 四つ辻 、 橋 などが多い
現れる時刻は、基本的には真夜中の0時から1時あたりが多く、この時間帯が幽霊時などと呼ばれるくらいであり [ 夜明けを告げる 鶏 が鳴くと姿を消すとされる。